JPH058339Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH058339Y2 JPH058339Y2 JP1987008150U JP815087U JPH058339Y2 JP H058339 Y2 JPH058339 Y2 JP H058339Y2 JP 1987008150 U JP1987008150 U JP 1987008150U JP 815087 U JP815087 U JP 815087U JP H058339 Y2 JPH058339 Y2 JP H058339Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball joint
- ball
- press
- socket
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、車両等に用いられるボールジヨイン
トに関する。
トに関する。
（従来の技術）
従来のボールジヨイントとしては、例えば第２
図に示すようなものが知られている。
図に示すようなものが知られている。
第２図において、１はナツクルアームの軸着部
であり、この軸着部１内にはボールジヨイントソ
ケツト２が圧入されている。ボールジヨイントソ
ケツト２内にはボールスタツド３の球部４をベア
リング部材であるベアリングシート５で包着した
状態で組込み所定の作動トルクを得るようにして
いる。
であり、この軸着部１内にはボールジヨイントソ
ケツト２が圧入されている。ボールジヨイントソ
ケツト２内にはボールスタツド３の球部４をベア
リング部材であるベアリングシート５で包着した
状態で組込み所定の作動トルクを得るようにして
いる。
（この考案が解決しようとする問題点）
しかしながら、このような従来のボールジヨイ
ントにおいては、ナツクルアームの軸着部のボー
ルジヨイントソケツトの収納孔はその長手方向の
寸法が大きいため、ボールジヨイントソケツト内
に大きな空間が画成され、取付強度が劣化すると
いう問題点があつた。また、ソケツト自体が肉厚
となるという欠点もあつた。
ントにおいては、ナツクルアームの軸着部のボー
ルジヨイントソケツトの収納孔はその長手方向の
寸法が大きいため、ボールジヨイントソケツト内
に大きな空間が画成され、取付強度が劣化すると
いう問題点があつた。また、ソケツト自体が肉厚
となるという欠点もあつた。
（問題点を解決するための手段）
この考案は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたものであつて、ボールジヨイントソケツ
ト内の空間を有効に利用して取付強度が高く、ソ
ケツトの肉厚を薄くしたボールジヨイントを提供
することを目的としている。
なされたものであつて、ボールジヨイントソケツ
ト内の空間を有効に利用して取付強度が高く、ソ
ケツトの肉厚を薄くしたボールジヨイントを提供
することを目的としている。
この目的を達成するために、この考案は、円筒
状のソケツト部材内にベアリング部材を介してボ
ールスタツドの球部を摺動自在に組込んで、ナツ
クルアームとタイロツドとの連結を行うボールジ
ヨイントにおいて、前記ソケツト部材に空間部に
カツプ状のエンドカバーを前記ベアリング部材を
押圧する状態に圧入してその外側鍔部を前記ソケ
ツト部材にカシメ固定している。
状のソケツト部材内にベアリング部材を介してボ
ールスタツドの球部を摺動自在に組込んで、ナツ
クルアームとタイロツドとの連結を行うボールジ
ヨイントにおいて、前記ソケツト部材に空間部に
カツプ状のエンドカバーを前記ベアリング部材を
押圧する状態に圧入してその外側鍔部を前記ソケ
ツト部材にカシメ固定している。
（作用）
この考案においては、ソケツト部材内に画成さ
れた空間部を利用して、この空間部内にカツプ状
のエンドカバーをベアリング部材を押圧する状態
に圧入してその鍔部をソケツト部材にカシメ固定
するようにしたため、充分な取付強度を確保する
ことができる。また、ソケツト部材内に圧入され
るエンドカバーの圧入部分を大きくすることがで
きるので、ソケツト部材自体を肉薄に形成するこ
とが可能となる。
れた空間部を利用して、この空間部内にカツプ状
のエンドカバーをベアリング部材を押圧する状態
に圧入してその鍔部をソケツト部材にカシメ固定
するようにしたため、充分な取付強度を確保する
ことができる。また、ソケツト部材内に圧入され
るエンドカバーの圧入部分を大きくすることがで
きるので、ソケツト部材自体を肉薄に形成するこ
とが可能となる。
（実施例）
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図はこの考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第１図において、１
１はナツクルアームであり、ナツクルアーム１１
の端部には円筒状の軸着部１２が形成されてい
る。１３はタイロツドであり、タイロツド１３の
一端はボールスタツド１４のスタツド軸１５に連
結されている。
１はナツクルアームであり、ナツクルアーム１１
の端部には円筒状の軸着部１２が形成されてい
る。１３はタイロツドであり、タイロツド１３の
一端はボールスタツド１４のスタツド軸１５に連
結されている。
ナツクルアーム１１の軸着部１２には収納孔１
６が形成され、収納孔１６内には円筒状のボール
ジヨイントソケツト（ソケツト部材）１７が圧入
されている。ボールジヨイントソケツト１７内に
はボールスタツド１４の球部１８がベアリング部
材であるベアリングシート１９により包着された
状態で組込まれている。
６が形成され、収納孔１６内には円筒状のボール
ジヨイントソケツト（ソケツト部材）１７が圧入
されている。ボールジヨイントソケツト１７内に
はボールスタツド１４の球部１８がベアリング部
材であるベアリングシート１９により包着された
状態で組込まれている。
ボールジヨイントソケツト１７の空間部２０に
はカツプ状に形成されたエンドカバー２１が圧入
され、このエンドカバー２１によりベアリングシ
ート１９を図中上方へ押圧するようにしている。
エンドカバー２１の外周には鍔部２２が形成され
ており、この鍔部２２をボールジヨイントソケツ
ト１７の内周に形成した溝２３に挿入してカシメ
加工によりエンドカバー２１をボールジヨイント
ソケツト１７に固定している。なお、２５はダス
トカバーであり、ダストカバー２５はボールジヨ
イントソケツト１７とスタツド軸１５との間に装
着されている。
はカツプ状に形成されたエンドカバー２１が圧入
され、このエンドカバー２１によりベアリングシ
ート１９を図中上方へ押圧するようにしている。
エンドカバー２１の外周には鍔部２２が形成され
ており、この鍔部２２をボールジヨイントソケツ
ト１７の内周に形成した溝２３に挿入してカシメ
加工によりエンドカバー２１をボールジヨイント
ソケツト１７に固定している。なお、２５はダス
トカバーであり、ダストカバー２５はボールジヨ
イントソケツト１７とスタツド軸１５との間に装
着されている。
次に、作用を説明する。
この実施例においては、ボールジヨイントソケ
ツト１７のベアリングシート１９の底部側の空間
部２０を有効に利用して、空間部２０内にカツプ
状のエンドカバー２１をベアリングシート１９を
押圧する状態に圧入したため、充分な取付強度を
確保することができる。また、エンドカバー２１
の圧入部分が大きいので、ボールジヨイントソケ
ツト１７自体を肉薄に形成することが可能とな
る。
ツト１７のベアリングシート１９の底部側の空間
部２０を有効に利用して、空間部２０内にカツプ
状のエンドカバー２１をベアリングシート１９を
押圧する状態に圧入したため、充分な取付強度を
確保することができる。また、エンドカバー２１
の圧入部分が大きいので、ボールジヨイントソケ
ツト１７自体を肉薄に形成することが可能とな
る。
（考案の効果）
以上説明してきたように、この考案によれば、
ボールジヨイントソケツトの空間部を利用して、
この空間部内にカツプ状のエンドカバーをベアリ
ングシートを押圧する状態に圧入してエンドカバ
ーの鍔部をボールジヨイントソケツトにカシメ固
定するようにしたため、充分な取付強度を確保す
ることができる。また、エンドカバーの空間部内
における圧入部分が大きいので、ボールジヨイン
トソケツト自体を肉薄に形成することが可能とな
る。
ボールジヨイントソケツトの空間部を利用して、
この空間部内にカツプ状のエンドカバーをベアリ
ングシートを押圧する状態に圧入してエンドカバ
ーの鍔部をボールジヨイントソケツトにカシメ固
定するようにしたため、充分な取付強度を確保す
ることができる。また、エンドカバーの空間部内
における圧入部分が大きいので、ボールジヨイン
トソケツト自体を肉薄に形成することが可能とな
る。
第１図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
２図は従来例を示す図である。 １１……ナツクルアーム、１３……タイロツ
ド、１４……ボールスタツド、１７……ボールジ
ヨイントソケツト（ソケツト部材）、１８……球
部、１９……ベアリングシート（ベアリング部
材）、２０……空間部、２２……鍔部。
２図は従来例を示す図である。 １１……ナツクルアーム、１３……タイロツ
ド、１４……ボールスタツド、１７……ボールジ
ヨイントソケツト（ソケツト部材）、１８……球
部、１９……ベアリングシート（ベアリング部
材）、２０……空間部、２２……鍔部。
Claims (1)
- 円筒状のソケツト部材内にベアリング部材を介
してボールスタツドの球部を摺動自在に組込ん
で、ナツクルアームとタイロツドとの連結を行う
ボールジヨイントにおいて、前記ソケツト部材の
空間部にカツプ状のエンドカバーを圧入嵌合して
その側壁部を２重とし、前記ベアリング部材を押
圧する状態に前記エンドカバーの外側鍔部を前記
ソケツト部材にカシメ固定したことを特徴とする
ボールジヨイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987008150U JPH058339Y2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987008150U JPH058339Y2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63115620U JPS63115620U (ja) | 1988-07-26 |
| JPH058339Y2 true JPH058339Y2 (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=30792263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987008150U Expired - Lifetime JPH058339Y2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058339Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4971670U (ja) * | 1972-10-12 | 1974-06-21 |
-
1987
- 1987-01-23 JP JP1987008150U patent/JPH058339Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63115620U (ja) | 1988-07-26 |
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