JPH0583346A - 電話機の操作面可変構造 - Google Patents

電話機の操作面可変構造

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JPH0583346A
JPH0583346A JP3146395A JP14639591A JPH0583346A JP H0583346 A JPH0583346 A JP H0583346A JP 3146395 A JP3146395 A JP 3146395A JP 14639591 A JP14639591 A JP 14639591A JP H0583346 A JPH0583346 A JP H0583346A
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JP
Japan
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hollow
rubber tube
telephone
rubber
lower case
Prior art date
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Withdrawn
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JP3146395A
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English (en)
Inventor
Nobuo Inoue
伸夫 井上
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Fujitsu Ltd
Fujitsu ACS Co Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu ACS Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 卓上に設置する電話機の操作面可変構造に関
し、ダイヤルボタン等の操作性及び表示器の見易さを最
適にすることができる、電話機を提供することを目的と
する。 【構成】 電話機本体の下ケース5の内部に設けた、一
対の中空ボス50と、中空ボス50の中空部に挿着するゴム
管20と、下ケース5の下側からゴム管20の軸孔に圧入し
貫通させる一対の垂直部10B 、及び垂直部10B の下部を
連結する水平部10A よりなるU形脚10とを備え、U形脚
10で電話機本体1の後部を支持させ、垂直部10B のゴム
管20への嵌通量を変えることで、操作面の前傾角度を調
整する構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、卓上に設置する電話機
の操作面可変構造に関する。
【0002】
【従来の技術】卓上設置形の電話機は、図5に図示した
ように、電話機本体1と送話器と受話器とを収容したハ
ンドセット2とで構成され、電話機本体1に信号系装置
等を収容し、電話機本体1とハンドセット2とをコード
3を介して接続している。
【0003】そして、電話機本体1の上ケース6の右寄
りに操作面4を設け、操作面4にダイヤルボタンを始め
とする各種ボタンや、表示器を実装配列している。一
方、上ケース6の左寄りに、受話器用凹部と送話器用凹
部とを設け、非通話時には、ハンドセット2の受話器部
分を受話器用凹部に、送話器部分を送話器用凹部にそれ
ぞれ収容させることで、ハンドセット2を電話機本体1
に重架させている。
【0004】この際、操作面4が卓面に対して平行して
いると、ダイヤルボタン等の操作性が悪く、また表示器
の表示が見にくい。したがって、従来は図5に図示した
ように、フラットな上ケースと前傾した下ケース5とを
組み合わせることで、操作面4を前傾させていた。
【0005】或いはまた下ケース,上ケースともにフラ
ットな形状とし、下ケース5の後部に、高さが一定の脚
を装着することで、操作面を前傾させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように操作面の
傾斜角が一定の従来の電話機は卓上に設置した場合に、
電話機と操作者との距離,操作者の姿勢等に起因して、
ダイヤルボタン等の操作性及び表示器の見易さが、最適
にはならないという問題点があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、ダイヤルボタン等の操作性及び表示器の見易さ
を最適にすることができる、電話機を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、電話機本体の下
ケース5の内部に一対の中空ボス50を設け、中空ボス50
の中空部にゴム管20をそれぞれ挿着する。
【0009】一対の垂直部10B と垂直部10B の下部を連
結する水平部10A とよりなるU形脚10を設け、下ケース
5の下側から垂直部10B をゴム管20の軸孔に圧入し貫通
させ、U形脚10を電話機本体1に装着する。
【0010】そして、U形脚10で電話機本体1の後部を
支持させ、垂直部10B のゴム管20への嵌通量を変えるこ
とで、操作面の前傾角度を調整する構成とする。また図
2に例示したように、それぞれの軸孔の中央部に逃げ21
を有する複数のゴム管20-2を、下ケース5の内部に設け
た中空ボス50の中空部に重畳して挿入し、ゴム管20-2の
外周面を接着剤25により中空ボス50の中空部の内壁に、
接着した構成とする。
【0011】さらにまた、図3に例示したように、U形
脚10の垂直部10B が遊貫する孔56を底部に有する有底中
空ボス55を、下ケース5の内部に設け、この有底中空ボ
ス55の中空部に複数のゴム管20-2を重畳して挿着する。
【0012】そして上段に挿着されたゴム管20-2の上端
面が、上ケース6に設けた中空突起体61の下端面に当接
する構成とする。一方、図4に図示したように、ゴム管
20を挿着する中空ボス50-2を下ケース5の左右の両側の
外部に設けた構成とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、下ケースに設けた中空ボスに
ゴム管を挿着し、このゴム管の軸孔にU形脚の垂直部を
圧入貫通させることで、U形脚が電話機本体の後部支持
している。
【0014】この際U形脚の垂直部とゴム管との間に
は、相当に大きい摩擦力が作用している。したがって、
電話機の自重或いは電話機の操作時の押圧力で、電話機
の後部がずり落ちることがない。即ち、電話機の操作面
は所望の前傾角度を維持する。
【0015】一方、摩擦力以上に強い力で、U形脚を押
し込む或いは引っ張ると、垂直部のゴム管への嵌通量を
連続的に変えることができる。即ち、操作面の前傾角度
を所望の角度に、連続的に調整することができる。
【0016】一方、中空ボスを下ケースの外側に設ける
ことで、U形脚の垂直部の長さを十分に大きくしても、
その先端部が上ケースに衝突しなくなる。したがって操
作面の前傾角度の調整範囲がより広範囲となる。
【0017】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0018】図1は本発明の実施例の図で、(A) は斜視
図、(B) は断面図、図2は第2の発明の実施例の断面
図、図3は第3の発明の実施例の断面図、図4は第4の
発明の実施例の斜視図である。
【0019】図1において、5は、上方が開口する如く
にモールド成形された浅い箱形の、信号系装置等を収容
する電話機本体の下ケースである。下ケース5の後部の
内側に左右一対の中空ボス50を設け、この中空ボス50の
中空部にゴム管20を圧入している。
【0020】一方、10は、下ケース5の下側からゴム管
20の軸孔に圧入し貫通させる一対の垂直部10B と、垂直
部10B の下部を連結する水平部10A よりなる金属棒より
なるU形脚である。
【0021】また、U形脚10の水平部10A に、ゴム等よ
りなるチューブ状の滑り止め11を嵌めて、U形脚10が卓
上を滑ることがないようにしている。そして、垂直部10
B をゴム管20に圧入しU形脚10を下ケース5の後部に装
着して、電話機を卓上に載せ下ケース5の前底部とU形
脚10とで電話機を支持させている。
【0022】上述のように電話機本体の後部がU形脚10
により持ち上げられているので、電話機の操作面は前傾
している。この際、U形脚10の垂直部10B とゴム管20と
の摩擦力以上に強い力で、U形脚10を下ケース5側に押
し込む或いはU形脚10を引っ張ることで、垂直部10B の
ゴム管20への嵌通量が連続的に変わる。したがって、電
話機を卓上に設置した時の操作面の前傾角度を、所望の
角度に連続的に調整できる。
【0023】図2において、20-2は、軸孔の中央部に逃
げ21を有する長さが短いゴム管である。2個のゴム管20
-2を上下に重畳して、下ケース5の内部に設けた中空ボ
ス50に挿入し、それぞれのゴム管20-2の外周面を接着剤
25により中空ボス50の中空部の内壁に接着している。
【0024】一般に、ゴム管の長さが長くなると、外径
及び内径を均一の寸法に製造することが困難である。し
たがって長い寸法のゴム管を中空ボスに圧入することが
困難となるばかりでなく、ゴム管とU形脚の左右の垂直
部10B と摩擦力がアンバランスとなり、左右の垂直部を
等しい嵌通量で下ケース5に挿着することが困難とな
る。
【0025】しかし、図2のようにゴム管20-2の長さを
短くし、且つ軸孔の中央部に逃げ21を有する構造とする
ことで、前述のことが解消する。また接着剤25でゴム管
20-2を中空ボスに接着しているので、U形脚10をゴム管
20-2に圧入嵌通する際に、ゴム管20-2が中空ボス50から
抜け出ることがない。
【0026】図3において、55は、底部の中心にU形脚
10の垂直部10B の外径よりもわずかに大きい孔56を有す
る、下ケース5の内部に設けた有底中空ボスである。61
は、上ケース6に有底中空ボス55に対向する如くに設け
た中空突起体であって、その中空孔はU形脚10の外径よ
りも大きい。
【0027】この有底中空ボス55の中空部に2個のゴム
管20-2を重畳して挿着している。そして下ケース5に上
ケース6を嵌着した状態で、上段に挿着したゴム管20-2
の上端面が、中空突起体61の下端面に当接するようにし
ている。
【0028】このような構造は、ゴム管20-2を中空ボス
の中空部に遊挿して何ら支障がなくなるので、ゴム管の
中空ボスへの挿着作業がより容易となる。また、ごむの
弾性によるU形脚の傾きが防止される。そして本構造は
図1のゴム管20を適用するすることも可能である。
【0029】一方、図4に図示したように、ゴム管20を
挿着する中空ボス50-2を下ケース5の左右の両側の外部
に設けて、この中空ボス50-2にU形脚を挿着するように
している。
【0030】このように中空ボス50-2の上方が上ケース
6から外れた位置とすることで、U形脚10の垂直部10B
の長さを十分に大きくしても、その先端部が上ケース6
に衝突しなくなる。
【0031】したがって、操作面4の前傾角度の調整範
囲がより広範囲となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電話機の
下ケースに中空ボスを設け、この中空ボスにゴム管を挿
着し、ゴム管の軸孔にU形脚を圧入嵌通するようにした
ことにより、電話機を卓上に設置した場合に、電話機と
操作者との距離,操作者の姿勢等に合った操作面の前傾
角度とすることができ、ダイヤルボタン等の操作性及び
表示器の見易さが最適になるという、実用上で優れた効
果を有する。
【0033】また、短い長さのゴム管を重畳すること
で、ゴム管の挿着の作業性、及びU形脚の装着の作業性
が良好となる。さらにまた、中空ボスを下ケースの外側
に設けることで、操作面の前傾角度の調整範囲がより広
範囲となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の図で、 (A) は斜視図 (B) は断面図
【図2】 第2の発明の実施例の断面図
【図3】 第3の発明の実施例の断面図
【図4】 第4の発明の実施例の斜視図
【図5】 従来例の斜視図
【符号の説明】
1 電話機本体、 2 ハンド
セット、3 コード、 4 操作面、5 下ケース、
6 上ケース、10 U形脚、
10A 水平部、10B 垂直
部、 11滑り止め、20,20-
2 ゴム管、 21 逃げ、25 接着剤、
50,50-2 中空ボス、55 有底中空
ボス、 61 中空突起体、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機本体の下ケース(5) の内部に設け
    た、一対の中空ボス(50)と、 該中空ボス(50)の中空部に挿着するゴム管(20)と、 該下ケース(5) の下側から該ゴム管(20)の軸孔に圧入し
    貫通させる一対の垂直部(10B) 、及び該垂直部(10B) の
    下部を連結する水平部(10A) よりなるU形脚(10)とを備
    え、 該U形脚(10)で電話機本体(1) の後部を支持させ、該垂
    直部(10B) の該ゴム管(20)への嵌通量を変えることで、
    操作面の前傾角度を調整するようにしたことを特徴とす
    る電話機の操作面可変構造。
  2. 【請求項2】 それぞれの軸孔の中央部に逃げ(21)を有
    する複数のゴム管(20-2)が重畳して挿入され、該ゴム管
    (20-2)の外周面が接着剤(25)により中空ボス(50)の中空
    部の内壁に、接着されたことを特徴とする請求項1記載
    の電話機の操作面可変構造。
  3. 【請求項3】 U形脚(10)の垂直部(10B) が遊貫する孔
    (56)を底部に有する有底中空ボス(55)に、ゴム管(20-2)
    が挿着され、 挿着された該ゴム管(20-2)の上端面が、上ケース(6) に
    設けた中空突起体(61)の下端面に当接するよう、構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の電話機の操作面可
    変構造。
  4. 【請求項4】 電話機本体の下ケース(5) の左右の両側
    の外部に設けた、一対の中空ボス(50-2)と、 該中空ボス(50-2)の中空部に挿着するゴム管(20)と、 該下ケース(5) の下側から該ゴム管(20)の軸孔に圧入し
    貫通させる一対の垂直部、及び該垂直部の下部を連結す
    る水平部よりなるU形脚(10)とを備え、 該U形脚(10)で電話機本体(1) の後部を支持させ、該垂
    直部の該ゴム管(20)への嵌通量を変えることで、操作面
    の前傾角度を調整するようにしたことを特徴とする電話
    機の操作面可変構造。
JP3146395A 1991-06-19 1991-06-19 電話機の操作面可変構造 Withdrawn JPH0583346A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100459205B1 (ko) * 2002-02-25 2004-12-03 엘지전자 주식회사 평판형 영상표시장치의 받침대 어셈블리
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Effective date: 19980903