JPH0583287A - コネクシヨンレス通信トラヒツクの輻輳制御方式 - Google Patents

コネクシヨンレス通信トラヒツクの輻輳制御方式

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JPH0583287A
JPH0583287A JP24001391A JP24001391A JPH0583287A JP H0583287 A JPH0583287 A JP H0583287A JP 24001391 A JP24001391 A JP 24001391A JP 24001391 A JP24001391 A JP 24001391A JP H0583287 A JPH0583287 A JP H0583287A
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congestion
traffic
unit
input
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JP24001391A
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Kazuo Sakakawa
和男 坂川
Hisanaga Nakamura
央永 中村
Ichiro Iida
一朗 飯田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクションレス通信サービスを提供する非
同期転送モード交換網における通信トラヒックの輻輳制
御方式に関し、CLSF間リンクが輻輳した場合の負荷
分散制御を実現することにより、網内におけるリンク輻
輳時のセル廃棄を回避するようにしたコネクションレス
通信トラヒックの輻輳制御方式を提供する。 【構成】 網内にCL端末プロトコルを終端するCLS
F8を設置し、TAとの間をPVCで接続し、各CLS
Fではメッセージ内のルーチング情報を参照し、CLS
F間に設定されたPVCによりセルを宛先TAに転送す
るコネクションレス通信サービスを提供するATM交換
網において、CLSF8に接続される交換機の伝送路収
容部103に輻輳検出手段11を設ける。この輻輳検出
手段11の検出出力はCLSF8を介して端末収容部1
02と伝送路収容部103の各入力規制バッファ手段2
1,13に通知され、輻輳要因トラヒックのみスイッチ
101への入力を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクションレス通信ト
ラヒックの輻輳制御方式に係り、特にコネクションレス
通信サービスを提供する非同期転送モード交換網におけ
るコネクションレス通信トラヒックの輻輳制御方式に関
する。
【0002】音声、動画像、高速データ通信等を一元的
に収容可能なネットワークとして、非同期転送モード
(ATM)交換網が研究開発されている。これは、実際
の通信に先立って呼制御を行ない、この呼制御によって
確立された経路固定の論理的通信チャネル(コネクショ
ン)によりデータ通信を行なう、いわばコネクション型
通信サービスを提供するものである。
【0003】これに対し、コネクションレス型通信サー
ビスでは通信環境は実際の通信の開始前に合意されてお
り、通信相手との論理的通信チャネルの概念を用いず、
1回の完結した操作で通信環境を含めたデータ転送を行
なう。前記したATM交換網において、テレメータリン
グやトランザクション処理のような単一メッセージ形式
で通信を行なう、上記のコネクションレス型通信サービ
スを提供する場合、網スループットを低下させることな
く、輻輳制御することが必要とされる。
【0004】
【従来の技術】図7は従来のコネクションレス通信サー
ビスを提供するATM交換網の一例を示す。同図中、A
TM交換網1とコネクションレス(CL)端末2との間
に、CL端末プロトコルを終端するターミナルアダプタ
(TA)3が配置されている。また、TA3間にはパー
マネント・バーチャル・サーキット(PVC)4を設定
する。この場合、ATM交換網1はトランスペアレント
なパスを提供する。
【0005】図8は従来のコネクションレス通信サービ
スを提供するATM交換網の他の例を示す。同図中、図
7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。図8において、TA3はCL端末2からのメッセ
ージ毎にATM交換網5に呼設定の要求を出す。する
と、ATM交換網5はメッセージ毎にバーチャルチャネ
ル(VC)の設定/開放を行なう。
【0006】図9は従来のコネクションレス通信サービ
スを提供するATM交換網の更に他の例を示す。同図
中、図7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。図9において、ATM交換網7内には、C
L端末プロトコルを終端するコネクションレス・サービ
ス・ファンクション(CLSF)8が設置され、CLS
F8とTA3との間をPVC9で接続する。また、各C
LSF8は交換機10に接続されている。
【0007】各CLSF8では、CL端末2からTA3
を経由して入力されたメッセージ内のルーチング情報を
参照し、各CLSF8間に設定されたPVC9によりセ
ルを宛先のTAに転送する。なお、ATM網7内にはC
LSF8が接続されていない交換機も存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図7のAT
M交換網1では、通信の有無に関係なく、各TA3間の
間に予め固定的に通信路であるPVC4が設定されてい
るため、通信がなされていなくてもPVC4が設定され
ていることとなり、網内の使用効率が極端に低下してし
まう。
【0009】また図8に示したATM交換網5では、メ
ッセージ毎にVCの設定/開放を行なうため、上記AT
M交換網1に比し、網内の使用効率を向上することがで
きるが、その反面、VC設定に時間がかかるためメッセ
ージを短時間で転送することができず、網スループット
が低下する。また、網内の呼制御機能に膨大な負荷がか
かってしまう。
【0010】また、図9に示したATM交換網7では、
CL端末トラヒックを多重化してCLSF8間で転送す
るため、図7のATM交換網7に比し使用効率は向上す
るが、CLSF間リンクで輻輳が発生する危険性があ
る。また、ATM交換網7において輻輳制御を行なう場
合、単に隣接ノード(交換機10)や端末に対して一斉
入力規制を行なうと、無意味に網スループットを低下さ
せたり、網内でロックアップ現象を引き起こすという問
題がある。
【0011】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
前記ATM交換網7において、CLSF間リンクが輻輳
した場合の負荷分散制御を実現することにより、網内に
おけるリンク輻輳時のセル廃棄を回避するようにしたコ
ネクションレス通信トラヒックの輻輳制御方式を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。本発明は網内の所要の交換機10にコネクシ
ョンレス端末プロトコルを終端する網設備8を設置し、
該網設備8と端末装置との間を交換機10の端末収容部
の受信部102R及びスイッチ101を介してパーマネ
ント・バーチャル・サーキットで接続し、網設備8の各
々ではメッセージ内のルーチング情報を参照し、網設備
8間に設定されたパーマネント・バーチャル・サーキッ
トにより、一の交換機の端末収容部の受信部102Rを
介して受信したセルを交換機のスイッチ101及び伝送
路収容部の送信部103Sを通して伝送部へ送出し、更
に別の交換機の伝送路収容部の受信部103R,スイッ
チ101及び端末収容部の送信部102Sを通して宛先
の端末装置に転送する交換網において、端末収容部10
2,伝送路収容部103及び網設備8を夫々所定の構成
としたものである。
【0013】すなわち、交換機10の各々の伝送路収容
部の送信部103Sには、リンク輻輳を検出して前記網
設備8に通知する輻輳検出手段11と、転送規制情報に
従って伝送路へのセル出力を停止させるセル送信制御手
段12を設ける。また、伝送路収容部の受信部103R
及び前記端末収容部の受信部102Rの夫々には網設備
8から通知された輻輳要因トラヒックのみ前記セルのス
イッチ101への入力を規制する入力規制バッファ手段
13,21と、入力規制バッファ手段13,21による
入力規制時に転送規制情報を伝送路又は端末装置へ送出
する転送規制通知手段14,22とを設ける。
【0014】更に、網設備8には前記輻輳検出手段11
からの検出情報をもとに輻輳要因トラヒックの分析を行
なう輻輳トラヒック分析手段81と、輻輳トラヒック分
析手段81よりの分析結果に基づく輻輳要因トラヒック
を伝送路収容部の受信部103R及び端末収容部の受信
部102Rの各入力規制バッファ手段13,15へ夫々
通知する輻輳通知手段82とを設ける。
【0015】
【作用】各伝送路収容部103の送信部103Sには、
スイッチ101から到着したセルを順次伝送路に出力す
るための送信バッファがあり、後述するように隣接する
交換機(以下、ノードともいう)からの転送規制通知が
なければセル送信制御手段12により伝送路へセル出力
を行なう。ここで、スイッチ101からのセルがバース
ト到着したり、隣接ノードからの転送規制により出力バ
ッファが輻輳した場合には、輻輳検出手段11がこれを
検出して、網設備8に対して輻輳通知を行う。
【0016】網設備8はある伝送路収容部103から上
記の輻輳通知を受信すると、輻輳トラヒック分析手段8
1において、該伝送路収容部103の輻輳を回避するた
めにはどのトラヒックを規制すべきかを分析する。
【0017】これにより規制すべきトラヒックが明らか
になると、網設備8はこの情報を輻輳通知手段82によ
り、交換機内の各伝送路収容部103や各端末収容部1
02に対して通知する。
【0018】交換機内の各伝送路収容部102や端末収
容部102の受信部103R,102Rでは、通常、伝
送路や端末から受信したセルを入力規制バッファ手段1
3,21を介してスイッチ101に転送しているが、上
記の動作により輻輳通知手段82から規制情報通知を受
信すると、入力規制バッファ手段21において、通知さ
れた規制トラヒックに該当しないセルのみをスイッチ1
01に転送し、規制トラヒックに該当するセルは、規制
解除通知を受けるまでここで待避させる。
【0019】各伝送路収容部や端末収容部の受信部10
3R,102Rにおいて、上記の規制動作が長時間継続
し、入力規制バッファ手段13,21が規制該当セルで
一杯になりオーバーフローの危険が生じた場合には、転
送規制通知手段14,22により、隣接ノードや端末に
対して転送規制情報を発行する。
【0020】隣接ノードの伝送路収容部の送信部や、図
示せぬ端末の送信部では、上記規制情報を検出すると、
セル送信制御手段においてセル出力を停止させる。
【0021】以上の動作により輻輳伝送路収容部103
に対する輻輳要因トラヒックの入力が規制され、これに
より輻輳伝送路収容部103が輻輳状態から正常状態に
変化すると、上記と同様な動作により規制解除を行な
う。
【0022】
【実施例】以下、図1に示した本発明の原理構成図の各
部の実施例について説明する。図2は本発明に適用され
るメッセージの転送フォーマットを示す。コネクション
レス(CL)端末からのメッセージは図2に示す如く、
CLメッセージIにルーチング情報(RA)IIが付加さ
れたフォーマットとされている。このCLメッセージI
及びRAIIの各々はセルに分割されて網に入力される。
このセルは図2に示す如く、セル情報III とそのセル情
報III の先頭にATMヘッダIVが付加された固定長のフ
ォーマットとされている。セル情報III はセグメントタ
イプSTとシーケンスナンバーSNとメッセージID
(MID)とCLメッセージI又はRAIIの一部の一定
長のデータよりなる固定長のデータである。またATM
ヘッダIVは図2に示す如くバーチャルパス識別子VP
I,バーチャルチャネル識別子VCI,ペイロードタイ
プPT,リザーブRES,セルロスプライオリティCL
P及びヘッダエラーコントロールHECとからなる。
【0023】上記フォーマットのセル情報のうち先頭セ
ルのSTはBOMであることを示す特定パターンとされ
(以下、この先頭セルをBOMセルという)、また最終
セルのSTはEOMであることを示す特定パターンとさ
れ(以下、この最終セルをEOMセルという)、更にB
OMセル及びEOMセル以外の中間セルのSTは中間で
あることを示すCOMの特定パターン(以下、これをC
OMセルという)とされる。また、各セルのメッセージ
ID(MID)には全て同一の値が付与される。これは
CLSFにおけるルーチング制御を次のようにセル単位
に行なうためである。
【0024】網内におけるルーチング情報RAは図2に
示すようにBOMセルにのみ含まれるため、CLSFで
は到着したセルがBOMセルであれば、情報部に含まれ
るRAを検出し、ルーチングテーブルを参照して転送す
べき伝送路を選択する。
【0025】この時、ここで選択した伝送路番号とBO
Mセルの持つMIDとの対応関係を保持する。これによ
り、到着したセルがEOMセルやCOMセルの場合に
は、MIDを基にこの対応関係を調べ、BOMと同一の
伝送路に転送することができる。
【0026】図3は伝送路収容部103の一実施例の構
成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号
を付してある。図3において、網設備8に相当するコネ
クションレス・サービス・ファンクション(CLSF)
よりスイッチ(図1の101)を介して伝送路収容部1
03に到着したセルは、送信部内の送信バッファ15に
入力され、ここで一時蓄積される。
【0027】送信バッファ15から取り出されたセルは
セル転送制御回路31及びRESビット制御回路32を
通して伝送路へ送信される。RESビット制御回路32
は後述の入力規制バッファ手段13内の受信バッファの
蓄積量がオーバーフローしそうになると、入力規制バッ
ファ手段13から送られてくる転送規制指示に基づい
て、逆方向トラヒックのセルのATMヘッダ内の図2に
示したRESビットをオンにする。
【0028】一方、伝送路収容部103の送信部103
S内のRESビットチェック回路33では、受信するセ
ルのATMヘッダ内のRESビットを監視しており、こ
れがオンされていればセル転送制御回路31により送信
バッファ15からの輻輳ノードへのセル出力を停止す
る。
【0029】また、蓄積状態監視回路34は前記輻輳検
出手段11を構成しており、送信バッファ15のリード
ポインタとライトポインタとの差から送信バッファ15
のセル蓄積量を監視しており、セル蓄積量が第1の閾値
を越えるとCLSFに対して伝送路が輻輳したことを、
通知制御線の信号レベルを「0」から「1」へ変更する
ことで通知する。また、上記送信バッファ15のセル蓄
積量が第2の閾値以下になると、輻輳状態から正常状態
に回復したことを蓄積状態監視回路34がCLSFへの
通知制御線の信号レベルを「1」から「0」へ変更する
ことで通知する。
【0030】CLSFは図4に示す如き構成とされてい
る。CLSF8は監視レジスタ811,制御部812,
規制トラヒック分析テーブル813及び通知回路821
を有している。監視レジスタ811,制御部812及び
規制トラヒック分析テーブル813は前記した輻輳トラ
ヒック分析手段81を構成している。通知回路821は
輻輳通知手段82を構成している。監視レジスタ811
はn個の伝送路収容部103の各蓄積状態監視回路34
からの通知制御線35の信号レベルを監視する。
【0031】規制トラヒック分析テーブル813は、ラ
ンダム・アクセス・メモリ(RAM)に格納されたテー
ブルで、伝送路番号と当該伝送路が輻輳した場合の輻輳
要因トラヒック(規制ルーチングアドレス)との対応関
係が、構成されるネットワークトポロジーに応じて予め
登録されているテーブルである。
【0032】これにより、監視レジスタ811がn本の
通知制御線35のうち、どれか1本の通知制御線の信号
レベルから伝送路収容部の輻輳を検出すると、制御部8
12が予め規制トラヒック分析テーブル813に登録さ
れた入力規制パターンを調べ、それを通知回路821を
介して伝送路収容部103と端末収容部102の入力規
制バッファ手段13,21へ通知する。
【0033】図5は入力規制バッファ手段13,21の
一実施例の構成図を示す。同図中、制御部51はCLS
Fからの入力規制パターン通知を受信すると規制パター
ンテーブルを作成する。規制パターンテーブル52はル
ーチング情報RAと規制フラグとの対応関係を示すテー
ブルであり、予めRAM内に登録されている。MIDテ
ーブル53はメッセージIDであるMIDと規制フラグ
との関係を示すテーブル、規制用MIDテーブル54は
新MIDと使用状態か否かを示す状態との対応関係を示
すテーブルで、いずれもRAMに登録される。
【0034】伝送路を介して到着したセルは単一の受信
バッファ55で一旦保持された後転送可否判定回路56
へ供給される。転送可否判定回路56は入力されたセル
中のATMヘッダのSTを調べ、入力セルがBOMセル
の場合は更に情報部に含まれるRAを検出し、このRA
で規制パターンテーブル52を検索する。
【0035】ここで、規制パターンテーブル52で検索
された規制フラグが「0」の場合はこのBOMセルをス
イッチ(図1の101)へ転送し、規制フラグが「1」
の場合はこのBOMセルをMID変換回路57を介して
再び受信バッファ55にフィードバック入力する。ま
た、この時BOMセルの持つMIDと検索した規制フラ
グの値との対応関係をMIDテーブル53に登録する。
【0036】これにより、その後到着したセルがCOM
セルやEOMセルの場合には、セルの持つMIDを基に
MIDテーブル53を調べ、規制フラグが「0」ならば
BOMセルと同様にスイッチ(図1の101)へ転送
し、規制フラグが「1」ならばBOMセルと同様にMI
D変換回路57を介して再び受信バッファ55に入力す
る。これにより、一つのCLメッセージに関する一連の
セル(BOMからEOMまで)の扱いを同一にしてい
る。
【0037】なお、MID変換回路57と規制用MID
テーブル54とは、フィードバックした入力規制セルの
MIDが、後着するメッセージに関するセルのMIDと
重複することを防止するために設けられている。すなわ
ち、図6(A)に示す如くMID変換回路57及び規制
用MIDテーブル54を設けない場合は、転送可否判定
回路56より単一の受信バッファ55へ直接フィードバ
ックされた第1のメッセージ(RAがx,MIDがk)
のセルが、受信バッファ55に後着する同じMIDを持
つ第2のメッセージのセルとが受信バッファ55内で混
合してしまい、転送されるメッセージが転送時のものと
異なってしまう。
【0038】これに対して、本実施例の如くMID変換
回路57と規制用MIDテーブル54とを設けた場合
は、図6(B)に示す如く、例えば“900”〜“102
4”のMIDは規制トラヒック用に割り当てておき、転
送可否判定回路56から受信バッファ55へフィードバ
ックされる入力規制セルのMIDがkであったとして
も、MID変換回路57が規制用MIDテーブル54を
調べて空きのある新MIDを上記入力規制セルのMID
として更新し、それを受信バッファ55へ入力する。な
お、このとき使用した新MIDは使用中であることを規
制用MIDテーブル54に書き込む。
【0039】従って、その後に受信バッファ55へ入力
される別のメッセージのセルのうちkの値のMIDを持
つセルがあっても、受信バッファ55内で前記した入力
規制セルのMIDと混合してしまうことを防止できるの
である。
【0040】なお、図5の制御部51は受信バッファ5
5のセル蓄積量を監視しており、受信バッファがオーバ
ーフローしそうになると、前記したRESビット制御回
路32へ転送規制指示を出す。
【0041】このようにして輻輳伝送路収容部に対する
輻輳要因トラヒックの入力が規制される。このとき、ノ
ード間及び端末とノード間の規制情報通知がATMヘッ
ダ内のRESビットで行なわれるので、特別な制御プロ
トコルや通知用セルを用いる必要がなく、高速で高効率
な規制通知ができる。
【0042】また、入力規制バッファ手段内の受信バッ
ファ55は単一とし、かつ、転送可否回路56とMID
変換回路57とテーブル54とによって規制トラヒック
のみMIDを更新して受信バッファ55に待避できるよ
うにしたため、単純なハードウェア構成でトラヒック規
制ができる。
【0043】なお、輻輳伝送路収容部が輻輳状態から正
常状態に変化すると、以上の説明と同様の動作によって
規制解除が行なわれる。
【0044】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ATM交換網においてセル廃棄のない高品質なコネ
クションレス通信サービスを実現することができ、また
請求項2記載の発明では輻輳トラヒック分析手段をテー
ブルで実現したため、輻輳制御を高速にでき、また請求
項3記載の発明によれば、入力規制トラヒックのメッセ
ージIDを更新して単一の受信バッファにフィードバッ
ク入力するようにしたため、簡単なハードウェア構成で
選択的トラヒック規制を実現することができ、更に請求
項4記載の発明によればヘッダ内の所定ビットで規制情
報通知を行なうようにしたため、高速でかつ高効率な規
制通知を実現できる等の数々の特長を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】メッセージの転送フォーマットを示す図であ
る。
【図3】伝送路収容部の一実施例の構成図である。
【図4】CLSFの一実施例の構成図である。
【図5】入力規制バッファ手段の一実施例の構成図であ
る。
【図6】フィードバックによるセル混合対策の説明図で
ある。
【図7】従来のコネクションレス通信サービスを提供す
るATM交換網の一例を示す図である。
【図8】従来のコネクションレス通信サービスを提供す
るATM交換網の他の例を示す図である。
【図9】従来のコネクションレス通信サービスを提供す
るATM交換網の更に他の例を示す図である。
【符号の説明】
8 網設備 11 輻輳検出手段 12 セル送信制御手段 13,21 入力規制バッファ手段 14,22 転送規制通知手段 15 送信バッファ 81 輻輳トラヒック分析手段 82 輻輳通知手段 101 スイッチ 102 端末収容部 103 伝送路収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9076−5K H04Q 11/04 R

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網内の所要の交換機(10)にコネクシ
    ョンレス端末プロトコルを終端する網設備(8)を設置
    し、該網設備(8)と端末装置(3)との間を該交換機
    (10)の端末収容部の受信部(102R)及びスイッ
    チ(101)を介してパーマネント・バーチャル・サー
    キットで接続し、該網設備(8)の各々ではメッセージ
    内のルーチング情報を参照し、該網設備(8)間に設定
    されたパーマネント・バーチャル・サーキットにより、
    一の交換機の端末収容部の受信部(102R)を介して
    受信したセルを該交換機のスイッチ(101)及び伝送
    路収容部の送信部(103S)を通して伝送路へ送出
    し、更に別の交換機の伝送路収容部の受信部(103
    R),スイッチ(101)及び端末収容部の送信部(1
    02S)を通して宛先の端末装置(3)に転送する交換
    網において、 前記交換機(10)の各々の伝送路収容部の送信部(1
    03S)には、リンク輻輳を検出して前記網設備(8)
    に通知する輻輳検出手段(11)と、転送規制情報に従
    って伝送路へのセル出力を停止させるセル送信制御手段
    (12)とを設け、 前記伝送路収容部の受信部(103R)及び前記端末収
    容部の受信部(102R)の夫々には前記網設備(8)
    から通知された輻輳要因トラヒックのみ前記セルの前記
    スイッチ(101)への入力を規制する入力規制バッフ
    ァ手段(13,21)と、該入力規制バッファ手段(1
    3,21)による入力規制時に転送規制情報を伝送路又
    は端末装置(3)に送出する転送規制通知手段(14,
    22)とを設け、 前記網設備(8)には前記輻輳検出手段(11)からの
    検出情報をもとに輻輳要因トラヒックの分析を行なう輻
    輳トラヒック分析手段(81)と、該輻輳トラヒック分
    析手段(81)よりの分析結果に基づく輻輳要因トラヒ
    ックを前記伝送路収容部の受信部(103R)及び前記
    端末収容部の受信部(102R)の各入力規制バッファ
    手段(13,21)へ夫々通知する輻輳通知手段(8
    2)とを設けたことを特徴とするコネクションレス通信
    トラヒックの輻輳制御方式。
  2. 【請求項2】前記輻輳トラヒック分析手段(81)は、
    各伝送路に割当てた伝送路番号と当該伝送路が輻輳した
    場合の輻輳要因トラヒックとの対応関係が、構成される
    ネットワークトポロジーに応じて予め登録されたテーブ
    ルを用いて分析することを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクションレス通信トラヒックの輻輳制御方式。
  3. 【請求項3】 前記入力規制バッファ手段(13,2
    1)の各々は、セルを一時蓄積する単一の受信バッファ
    (55)と、該受信バッファ(55)からのセルが入力
    規制対象となるコネクションレス型通信セルか否か判定
    し、該入力規制対象でないセルのときは該セルを前記ス
    イッチ(101)へ転送する転送可否判定回路(56)
    と、該転送可否判定回路(56)で入力規制対象として
    判定されたコネクションレス型通信セルに、メッセージ
    IDを付加して前記単一の受信バッファ(55)へフィ
    ードバックするMID変換回路(57)とを有すること
    を特徴とする請求項1記載のコネクションレス通信トラ
    ヒックの輻輳制御方式。
  4. 【請求項4】 前記転送規制通知手段(14)は、前記
    入力規制バッファ手段(13)内の受信バッファが輻輳
    したときに、逆方向トラヒックのセルのヘッダの所定ビ
    ットをオンとし、 前記セル送信制御手段(12)は、逆方向トラヒックの
    セルのヘッダの前記所定ビットがオンのときには、コネ
    クションレス型通信セルの出力を停止し、該所定ビット
    がオフのときに該コネクションレス型通信セルを出力す
    ることを特徴とする請求項1記載のコネクションレス通
    信トラヒックの輻輳制御方式。
JP24001391A 1991-05-07 1991-09-19 コネクシヨンレス通信トラヒツクの輻輳制御方式 Withdrawn JPH0583287A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5680396A (en) * 1994-03-07 1997-10-21 Fujitsu Limited Communication method, transmission apparatus, reception apparatus, and transmission line bandwidth control apparatus for PVC connection type switched network
US5822322A (en) * 1996-04-18 1998-10-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha ATM protocol processing method and ATM protocol processing apparatus

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