JPH0583245A - 情報転送経路設定方式 - Google Patents

情報転送経路設定方式

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JPH0583245A
JPH0583245A JP15123191A JP15123191A JPH0583245A JP H0583245 A JPH0583245 A JP H0583245A JP 15123191 A JP15123191 A JP 15123191A JP 15123191 A JP15123191 A JP 15123191A JP H0583245 A JPH0583245 A JP H0583245A
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JP
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JP15123191A
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English (en)
Inventor
Takatsugu Kurokawa
隆次 黒河
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Hokuriku Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Hokuriku Communication Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0583245A publication Critical patent/JPH0583245A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の通信装置を有する通信網における情報
転送経路設定方式に関し、各通信装置に複雑な機能を具
備させず、且つ輻輳状態を発生させずに情報を転送する
ことを目的とする。 【構成】 各通信装置100に、送信元から送信先へ情
報を転送する際に経由した通信装置を示す受信済フラグ
を情報に付加する経由装置情報付加手段101と、同一
送信元から送出され、複数の経路を経由して伝達された
同一情報の内、最も早期に到着した情報以外を廃棄する
最早情報転送手段102と、送信先が送信元から転送さ
れた情報に対する応答情報を送信元に返送する場合に、
最早到着情報の転送経路を逆行して伝達する如き経路情
報を応答情報に付加する経路情報付加手段103とを設
ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の通信装置を通信
路で相互に接続する通信網における情報転送経路設定方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は本発明の対象となる通信網の一例
を示す図である。図7においては、複数の伝送装置1
(個々の伝送装置をそれぞれ11 、12 、…、112と称
する、以下同様)に対応してそれぞれ監視装置2が設け
られており、それぞれ対応する伝送装置1の動作状態を
監視し、監視情報を収集している。
【0003】各監視装置2は、それぞれ通信回線3(監
視装置21 と22 とを接続する通信回線を312と称す
る、以下同様)により接続されて通信網を構成してお
り、各監視装置2が収集している対応する伝送装置1の
監視情報を、特定の監視装置2(例えば21 )において
集中的に収集することが可能とされている。
【0004】従来、特定の監視装置21 が各監視装置2
2 乃至212から監視情報を収集する場合に、特定の監視
装置21 と各監視装置22 乃至212との間の通信経路を
予め定めて置き、特定の監視装置21 が各通信経路を経
由して各監視装置22 乃至2 12に監視情報の収集を要求
し、該監視情報の収集要求を受信した各監視装置22
至212が各通信経路を経由して特定の監視装置21 に監
視情報を返送する方法が考慮される。
【0005】然しかかる方法を採用する為には、各監視
装置2が複雑な経路設定機能を具備する必要があると共
に、特定の監視装置2または通信回線3に障害が発生し
た場合に通信経路を設定変更する通信経路変更機能も具
備する必要も生ずる。
【0006】また、特定の監視装置21 が各監視装置2
2 乃至212から監視情報を収集する場合に、各監視装置
2に同報機能を具備せしめ、特定の監視装置21 から各
監視装置22 乃至212に対して監視情報の収集要求を同
報送信し、各監視装置22乃至212は受信した監視情報
の収集要求を他の監視装置2に同報転送すると共に、対
応する伝送装置1の監視情報を同報返送する方法が考慮
される。
【0007】然しかかる方法を採用すると、特定の監視
装置21 から送信された監視情報の収集要求と、各監視
装置22 乃至212から返送された監視情報とが、各監視
装置22 乃至212において同報される事により増加し、
通信網内で輻輳状態が発生することが考慮される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある通信網においては、各監視装置2間で
監視情報の収集要求および監視情報を転送する為の通信
経路を予め定めて置く第一の方法によると、各監視装置
2が複雑な通信経路設定機能、並びに障害発生の際に通
信経路を設定変更する通信経路変更機能が必要となる問
題があり、また各監視装置2が監視情報の収集要求並び
に監視情報を同報機能を利用して転送すると、通信網内
に輻輳状態が発生する問題があった。
【0009】本発明は、通信網を構成する各通信装置に
複雑な通信経路設定機能および通信経路変更機能を具備
せしめること無く、且つ通信網内に輻輳状態を発生させ
ること無く、各通信装置間で情報を転送可能とすること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は本発明の対象とな
る通信網を構成する通信装置である。
【0011】101は、本発明により各通信装置100
に設けられた経由装置情報付加手段である。102は、
本発明により各通信装置100に設けられた最早情報転
送手段である。
【0012】103は、本発明により各通信装置100
に設けられた経路情報付加手段である。
【0013】
【作用】経由装置情報付加手段101は、送信元通信装
置100から送信先通信装置100へ情報を転送する際
に経由した通信装置100を示す受信済フラグを情報に
付加する。
【0014】なお経由装置情報付加手段101は、通信
網を構成する総ての通信装置100に対応する受信済フ
ラグを情報に付加し、該情報が経由した通信装置100
に対応する受信済フラグを順次受信済状態に設定するこ
とが考慮される。
【0015】最早情報転送手段102は、同一送信元通
信装置100から送出された同一情報の内、最も早期に
到着した情報以外を廃棄する。なお最早情報転送手段1
02は、送信元の通信装置100において情報の送信時
刻を情報に付加して送信し、情報を受信した各通信装置
100は、通信網を構成する総ての通信装置100から
送信された最新の情報の送信時刻を保持し、受信した前
記情報に付加されている送信時刻と、保持している送信
時刻とを比較し、保持している送信時刻以前の送信時刻
を付加された情報を廃棄することが考慮される。
【0016】経路情報付加手段103は、送信先通信装
置100が、送信元通信装置100から転送された情報
に対する応答情報を送信元通信装置100に返送する場
合に、応答情報が、情報の経由した通信装置100を逆
に経由して送信元通信装置100に伝達される如く指定
する経路情報を付加する。
【0017】なお経路情報付加手段103は、応答情報
の元となる情報に付加されていた受信済フラグの内、受
信済状態に設定されている受信済フラグに対応する通信
装置100のみを経由して送信元通信装置100に返送
される如く経路設定することが考慮される。
【0018】従って、通信網を構成する各通信装置が、
同報機能を利用して情報および応答情報を転送する為、
各通信装置に複雑な通信経路設定機能、或いは通信経路
変更機能を具備させる必要が無くなり、また同報機能に
起因する同一情報の重複転送が最早情報転送手段および
経路情報付加手段により除去される為、通信網内に輻輳
状態が発生することも防止される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による監視装置を示す図で
あり、図3は本発明の一実施例によるフレーム形式を示
す図であり、図4は図3における送信時刻の一例を示す
図であり、図5は図2におけるフレーム送信処理の一例
を示す図であり、図6は図2におけるフレーム受信処理
の一例を示す図である。なお、全図を通じて同一符号は
同一対象物を示す。また対象とする通信網は図7に示さ
れる通りとする。
【0020】図2においては、図1における通信装置1
00として監視装置2が示され、また図1における経由
装置情報付加手段101および経路情報付加手段103
として受信済フラグ設定部211、反転部213および
受信済フラグ分析部221が設けられ、また図1におけ
る最早情報転送手段102として送信時刻設定部212
および送信時刻分析部222が設けられている。
【0021】各監視装置2相互間で情報(データ)DA
TAを転送する場合には、図3に示される如きフレーム
Fを構成する。図3において、DAは送信先装置アドレ
ス、SAは送信元装置アドレス、TTは送信時刻、RF
は受信済フラグ、DLはデータ長、DATAは送信対象
となる情報(データ)である。
【0022】なお受信済フラグRFは、通信網を構成す
る総ての監視装置21 乃至212に対応して1ビット宛設
けられており(それぞれRF1 乃至RF12と称する)、
フレームFが例えば監視装置21 で送信または受信され
ていない場合には監視装置2 1 に対応する受信済フラグ
RFは論理“0”に設定されており、フレームFが例え
ば監視装置21 で送信または受信された場合には監視装
置21 に対応する受信済フラグRFは論理“1”に設定
される。
【0023】また送信時刻TTは、図4に示される如く
年Y、月M、日D、時h、分m、秒sおよび秒以下uか
ら構成されており、フレームFが送信元監視装置2から
送信された時刻を示す。
【0024】一方最新フレーム時刻表223には、自監
視装置2以外の各監視装置2から転送されたフレームF
の内、最新のフレームFに付加されている送信時刻TT
が、各監視装置2の送信元装置アドレスSAに対応して
保持されている。
【0025】図2においては、各監視装置2の最新フレ
ーム時刻表223には、監視装置2 1 および24 に対応
する送信元装置アドレスSA(=21 および24 )に対
応する送信時刻TT10およびTT40として、それぞれY
=「1991」、月M=「02」、日D=「19」、時
h=「11」、分m=「10」、秒s=「30」、秒以
下u=「00」が保持されているものとする。
【0026】図2乃至図7において、特定の監視装置2
1 が監視装置24 に対して対応する伝送装置14 から収
集した監視情報の収集要求DC (=データDATA)を
伝達する場合に、監視装置21 内のフレーム送信部21
1 は、送信先装置アドレスDAとして監視装置24 のア
ドレスを、送信元装置アドレスSAとして自監視装置2
1 のアドレスを設定すると共に(図5ステップS1
1)、送信時刻設定部2121 を起動し、現時刻、即ち
年Y=「1991」、月M=「02」、日D=「1
9」、時h=「11」、分m=「10」、秒s=「3
0」、秒以下u=「01」を送信時刻TT11として設定
し(ステップS12)、更に受信済フラグ設定部211
1 を起動し、全監視装置21 乃至212に対応する受信済
フラグRFの内、自監視装置21 に対応する受信済フラ
グRF1 のみを受信済状態(例えば論理“1”)に設定
し、その他の監視装置22 乃至212に対応する受信済フ
ラグRF2 乃至RF12を総て未受信状態(例えば論理
“0”)に設定した後(ステップS13)、公知の方法
でデータ長DLおよびデータDATA(=DC )と共に
フレームF(DC )を構成し、同報機能により通信回線
12に送信する(ステップS14)。
【0027】なお監視装置21 は、監視装置22 に至る
通信回線312しか収容していない為、同報機能を利用し
ても通信回線312にしか送信されない。送信されたフレ
ームF(DC )は、通信回線312を経由して監視装置2
2 に転送される。
【0028】監視装置22 においては、フレーム受信部
222 が通信回線312から到着するフレームF(DC
を受信すると、受信済フラグ分析部2212 を起動し、
自監視装置22 に対応する受信済フラグRF2 の設定状
態を分析し(図6ステップS21)、未受信状態(論理
“0”)に設定されていることを検出すると(ステップ
S22)、次に最新フレーム時刻表2232 を参照し、
送信元装置アドレスSA(=監視装置21 のアドレス)
に対応して保持されている送信時刻TT10、即ちY=
「1991」、月M=「02」、日D=「19」、時h
=「11」、分m=「10」、秒s=「30」、秒以下
u=「00」と、フレームFに付加されている送信時刻
TT11、即ち年Y=「1991」、月M=「02」、日
D=「19」、時h=「11」、分m=「10」、秒s
=「30」、秒以下u=「01」とを比較する(ステッ
プS23)。
【0029】比較の結果、フレームF(DC )に付加さ
れている送信時刻TT11が、最新フレーム時刻表223
2 に送信元装置アドレスSA(=監視装置21 のアドレ
ス)に対応して保持されている送信時刻TT10より秒以
下u=「01」だけ新しい時刻を示すことを検出すると
(ステップS24)、送信時刻分析部2222 は最新フ
レーム時刻表2232 の、送信元装置アドレスSA(=
監視装置21 のアドレス)に対応する送信時刻TT
10を、フレームF(DC )に付加されている送信時刻T
11に更新する(ステップS25)。
【0030】次にフレーム受信部222 は、フレームF
(DC )に付加されている送信先装置アドレスDAを分
析し(ステップS26)、送信先装置アドレスDAが自
監視装置22 のアドレスでは無いことを検出すると(ス
テップS27)、受信済フラグ分析部2212 を起動
し、自監視装置22 に対応する受信済フラグRF2 を受
信済状態(論理“1”)に設定し(ステップS34)、
フレーム送信部212に伝達する。
【0031】フレーム送信部212 は、フレーム受信部
222 から伝達されたフレームF(DC )を、同報機能
によりフレームF(DC )が到着した通信回線312以外
の通信回線323に送信する(ステップS35)。
【0032】監視装置23 においては、フレーム受信部
223 が通信回線323から到着するフレームF(DC
を受信すると、監視装置22 におけると同様の過程によ
り、フレームF(DC )に付加されている自監視装置2
3 に対応する受信済フラグRF3 が未受信状態(論理
“0”)に設定されていることを検出し、更にフレーム
F(DC )に付加されている送信時刻TT11が最新フレ
ーム時刻表2233 に送信元装置アドレスSA(=監視
装置21 のアドレス)に対応して保持されている送信時
刻TT10より新しい時刻であることを検出し、更に送信
先装置アドレスDAが自監視装置23 のアドレスでは無
いことを検出すると、最新フレーム時刻表2233 に送
信元装置アドレスSA(=監視装置21 のアドレス)に
対応して保持されている送信時刻TT10を更新した後、
フレームF(DC )に付加されている自監視装置23
対応する受信済フラグRF3 を受信済状態(論理
“1”)設定した後、同報機能によりフレームFが到着
した通信回線323以外の通信回線3 34および3312 に送
信する。
【0033】通信回線334に送信されたフレームF(D
C )は、直接送信先装置アドレスDAに指定されている
監視装置24 に転送されるが、通信回線3312 に送信さ
れたフレームF(DC )は、監視装置212、211
10、29 、28 、27 、25 、並びに通信回線
1112、31011、3910 、389、378、357、345を経
由して送信先装置アドレスDAに指定されている監視装
置24 に転送される。
【0034】監視装置24 においては、フレーム受信部
224 が通信回線345から到着するフレームF(DC
を受信すると、監視装置22 等におけると同様の過程に
より、フレームF(DC )に付加されている自監視装置
4 に対応する受信済フラグRF4 が未受信状態(論理
“0”)に設定されていることを検出し(図6ステップ
S21、S22)、更にフレームF(DC )に付加され
ている送信時刻TT11が最新フレーム時刻表2234
送信元装置アドレスSA(=監視装置21 のアドレス)
に対応して保持されている送信時刻TT10より新しい時
刻であることを検出すると(ステップS23、S2
4)、最新フレーム時刻表2234 に送信元装置アドレ
スSA(=監視装置21 のアドレス)に対応して保持さ
れている送信時刻TT10をTT11に更新し(ステップS
25)、更に送信先装置アドレスDAが自監視装置24
のアドレスであることを検出すると(ステップS26、
S26)、フレームFに含まれるデータDATAを分析
し(ステップS28)、監視情報の収集要求DC である
ことを識別すると(ステップS29)、対応する伝送装
置14 から収集した監視情報DR をデータDATAとし
てフレーム送信部214 に伝達する。
【0035】フレーム送信部214 はフレーム受信部2
4 から伝達されたデータDATA(=監視情報DR
に、送信先装置アドレスDAとして監視装置21 のアド
レスを、送信元装置アドレスSAとして自監視装置24
のアドレスを設定すると共に(ステップS30)、送信
時刻設定部2124 を起動し、現時刻、即ち年Y=「1
991」、月M=「02」、日D=「19」、時h=
「11」、分m=「10」、秒s=「40」、秒以下u
=「01」を送信時刻TT41として設定した後(ステッ
プS31)、受信済フラグ設定部2114 および反転部
2134 を起動する。
【0036】起動された反転部2134 は、受信したフ
レームF(DC )に付加されていた全監視装置21 乃至
12に対応する受信済フラグRF1 乃至RF12の論理値
を総て反転し、監視情報DR を返送するフレームF(D
R )に付加する受信済フラグRFを生成する(ステップ
S32)。
【0037】その結果、受信したフレームF(DC )に
付加されている前記受信済フラグRFの内、受信済状態
(論理“1”)に設定されていた監視装置21 、22
よび23 に対応する受信済フラグRF1 、RF2 および
RF3 のみは未受信状態(論理“0”)に設定され、そ
の他の監視装置24 乃至212に対応する受信済フラグR
4 乃至RF12は受信済状態(論理“1”)に設定され
る。
【0038】起動された受信済フラグ設定部211
4 は、反転部2134 が反転して生成した全監視装置2
1 乃至212に対応する受信済フラグRFをフレームF
(DR )に付加し、同報機能により通信回線334および
45に送信する(ステップS33)。
【0039】更に監視装置24 においては、フレーム受
信部224 が通信回線334から到着するフレームF(D
C )を受信した後に、通信回線345から到着するフレー
ムF(DC )を受信すると、前述と同様の過程により、
フレームF(DC )に付加されている自監視装置24
対応する受信済フラグRF4が未受信状態(論理
“0”)に設定されていることを検出し(ステップS2
1、S22)、次に最新フレーム時刻表2234 を参照
し、送信元装置アドレスSA(=監視装置21 のアドレ
ス)に対応して保持されている送信時刻TT11、即ちY
=「1991」、月M=「02」、日D=「19」、時
h=「11」、分m=「10」、秒s=「30」、秒以
下u=「01」と、フレームF(DC )に付加されてい
る送信時刻TT 11、即ちY=「1991」、月M=「0
2」、日D=「19」、時h=「11」、分m=「1
0」、秒s=「30」、秒以下u=「01」とを比較し
(ステップS23)、フレームF(DC )に付加されて
いる送信時刻TT11が、最新フレーム時刻表2234
送信元装置アドレスSA(=監視装置21 のアドレス)
に対応して保持されている送信時刻TT11と同時刻を示
すことを検出すると(ステップS24)、通信回線345
から到着したフレームF(DC )を既に受信済と判定
し、廃棄する。
【0040】監視装置25 においては、フレーム受信部
225 が通信回線345から到着するフレームF(DR
を受信すると、前述と同様の過程により受信済フラグ分
析部2215 を起動し、自監視装置25 に対応する受信
済フラグRF5 の設定状態を分析し(図6ステップS2
1)、受信済状態(論理“1”)に設定されていること
を検出すると(ステップS22)、フレームF(DR
を廃棄する。
【0041】監視装置23 においては、フレーム受信部
223 が通信回線334から到着するフレームF(DR
を受信すると、前述と同様の過程により、フレームF
(DR )に付加されている自監視装置23 に対応する受
信済フラグRF3 が未受信状態(論理“0”)に設定さ
れていることを検出し(ステップS21、S22)、更
にフレームF(DR )に付加されている送信時刻TT41
が最新フレーム時刻表2233 に送信元装置アドレスS
A(=監視装置24 のアドレス)に対応して保持されて
いる送信時刻TT40より新しい時刻であることを検出す
ると(ステップS23、S24)、最新フレーム時刻表
2233 に送信元装置アドレスSA(=監視装置24
アドレス)に対応して保持されている送信時刻TT40
TT41に更新し(ステップS25)、更に送信先装置ア
ドレスDAが自監視装置23 のアドレスでは無いことを
検出すると(ステップS26、S27)、フレームF
(DR )に付加されている自監視装置23 に対応する受
信済フラグRF3 を受信済状態(論理“1”)設定した
後(ステップS34)、同報機能によりフレームF(D
R )が到着した通信回線334以外の通信回線323および
312 に送信する(ステップS35)。
【0042】監視装置212においては、フレーム受信部
2212が通信回線3312 から到着するフレームF
(DR )を受信すると、前述と同様の過程により受信済
フラグ分析部22112を起動し、自監視装置212に対応
する受信済フラグRF12の設定状態を分析し(ステップ
S21)、受信済状態(論理“1”)に設定されている
ことを検出すると(ステップS22)、フレームF(D
R )を廃棄する。
【0043】監視装置22 においては、フレーム受信部
222 が通信回線323から到着するフレームF(DR
を受信すると、前述と同様の過程により、フレームF
(DR )に付加されている自監視装置22 に対応する受
信済フラグRF2 が未受信状態(論理“0”)に設定さ
れていることを検出し(ステップS21、S22)、更
にフレームF(DR )に付加されている送信時刻TT41
が最新フレーム時刻表2232 に送信元装置アドレスS
A(=監視装置24 のアドレス)に対応して保持されて
いる送信時刻TT40より新しい時刻であることを検出す
ると(ステップS21、S22)、最新フレーム時刻表
2232 に送信元装置アドレスSA(=監視装置24
アドレス)に対応して保持されている送信時刻TT40
TT41に更新し(ステップS25)、更に送信先装置ア
ドレスDAが自監視装置22 のアドレスでは無いことを
検出すると(ステップS26、S27)、フレームF
(DR )に付加されている自監視装置22 に対応する受
信済フラグRF2 を受信済状態(論理“1”)設定した
後(ステップS34)、同報機能によりフレームF(D
R )が到着した通信回線323以外の通信回線312に送信
する(ステップS35)。
【0044】監視装置21 においては、フレーム受信部
221 が通信回線312から到着するフレームF(DR
を受信すると、前述と同様の過程により、フレームF
(DR )に付加されている自監視装置21 に対応する受
信済フラグRF1 が未受信状態(論理“0”)に設定さ
れていることを検出し(ステップS21、S22)、更
にフレームF(DR )に付加されている送信時刻TT41
が最新フレーム時刻表2231 に送信元装置アドレスS
A(=監視装置24 のアドレス)に対応して保持されて
いる送信時刻TT40より新しい時刻であることを検出す
ると(ステップS23、S24)、最新フレーム時刻表
2231 に送信元装置アドレスSA(=監視装置24
アドレス)に対応して保持されている送信時刻TT40
TT41に更新し(ステップS25)、更に送信先装置ア
ドレスDAが自監視装置21 のアドレスであることを検
出すると(ステップS26、S27)、フレームF(D
R )に含まれるデータDATAを分析し(ステップS2
8)、監視情報の収集要求D C に対して監視装置24
ら返送された監視情報DR であることを識別すると(ス
テップS29)、監視装置24 からの監視情報DR の収
集処理を完了する。
【0045】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、監視装置24 は監視情報の収集要求DC をデー
タDATAとして含むフレームF(DC )に付加されて
いる送信時刻TT11を分析することにより、同報機能を
利用して転送されるフレームF(DC )の内、最短経路
(即ち監視装置21 から監視装置22 、23 、並びに通
信回線312、323、334の経路)を経由して最も早期に
転送されたフレームF(DC )のみを採用し、より長い
経路(即ち監視装置21 から監視装置22 、2 3
12、211、210、29 、28 、27 、25 、並びに通
信回線312、323、31112、31011、3910 、389、3
78、357、345の経路)を経由して遅く転送されたフレ
ームF(DC)は廃棄し、採用したフレームF(DC
に対して返送する監視情報DR をデータDATAとして
含むフレームF(DR )は、監視情報の収集要求DC
データDATAとして含むフレームF(DC )と逆の最
短経路(即ち監視装置24 から監視装置23 、22 、並
びに通信回線334、323、312の経路)を経由して迅速
に監視装置21 に返送する為、通信網内に輻輳状態が発
生することは防止される。また各監視装置2は同報機能
を利用してフレームFを転送する為、送信先装置アドレ
スDAに対応して所定の通信経路を選択する複雑な通信
経路設定機能および通信経路変更機能を設ける必要も無
くなる。
【0046】なお、図2乃至図7はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば本発明の対象となる通信装置10
0は図示される監視装置2に限定されることは無く、他
に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の
効果は変わらない。また本発明の対象となる通信網は、
図示されるものに限定されぬことは言う迄も無い。
【0047】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記通信網にお
いて、通信網を構成する各通信装置が、同報機能を利用
して情報および応答情報を転送する為、各通信装置に複
雑な通信経路設定機能、或いは通信経路変更機能を具備
させる必要が無くなり、また同報機能に起因する同一情
報の重複転送が最早情報転送手段および経路情報付加手
段により除去される為、通信網内に輻輳状態が発生する
ことも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による監視装置を示す図
【図3】 本発明の一実施例によるフレーム形式を示す
【図4】 図3における送信時刻の一例を示す図
【図5】 図2におけるフレーム送信処理の一例を示す
【図6】 図2におけるフレーム受信処理の一例を示す
【図7】 本発明の対象となる通信網の一例を示す図
【符号の説明】
1 伝送装置 2 監視装置 3 通信回線 21 フレーム送信部 22 フレーム受信部 100 通信装置 101 経由装置情報付加手段 102 最早情報転送手段 103 経路情報付加手段 211 受信済フラグ設定部 212 送信時刻設定部 213 反転部 221 受信済フラグ分析部 222 送信時刻分析部 223 最新フレーム時刻表

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ同報機能を具備する複数の通信
    装置(100)を通信路で相互に接続する通信網におい
    て、 前記各通信装置(100)に、送信元通信装置(10
    0)から送信先通信装置(100)へ情報を転送する際
    に経由した通信装置(100)を示す受信済フラグを前
    記情報に付加する経由装置情報付加手段(101)と、 同一送信元通信装置(100)から送出され、前記各通
    信装置(100)の同報機能に基づき複数の経路を経由
    して伝達された同一情報の内、最も早期に到着した情報
    以外を廃棄する最早情報転送手段(102)と、 前記送信先通信装置(100)が、前記送信元通信装置
    (100)から転送された情報に対する応答情報を前記
    送信元通信装置(100)に返送する場合に、前記最も
    早期に到着した情報に付加されている前記受信済フラグ
    に基づき、該情報の転送経路を逆行して前記送信元通信
    装置(100)に伝達する如き経路情報を前記応答情報
    に付加する経路情報付加手段(103)とを設けること
    を特徴とする情報転送経路設定方式。
  2. 【請求項2】 前記経由装置情報付加手段(101)
    は、前記情報に付加されている前記通信網を構成する総
    ての通信装置(100)に対応する受信済フラグの内、
    該情報が経由した通信装置(100)に対応する受信済
    フラグを受信済状態に設定することを特徴とする請求項
    1記載の情報転送経路設定方式。
  3. 【請求項3】 前記最早情報転送手段(102)は、前
    記通信網を構成する総ての通信装置(100)から送信
    された最新の情報の送信時刻を保持し、受信した前記情
    報に付加されている送信時刻と前記保持している送信時
    刻とを比較し、前記保持している送信時刻以前の送信時
    刻を付加された情報を廃棄することを特徴とする請求項
    1記載の情報転送経路設定方式。
  4. 【請求項4】 前記経路情報付加手段(103)は、前
    記応答情報の元となる情報に付加されていた受信済フラ
    グの内、受信済状態に設定されている受信済フラグに対
    応する前記通信装置(100)のみを経由して前記送信
    元通信装置(100)に返送される如く経路設定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報転送経路設定方式。
JP15123191A 1991-06-24 1991-06-24 情報転送経路設定方式 Withdrawn JPH0583245A (ja)

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