JPH05830Y2 - - Google Patents

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JPH05830Y2
JPH05830Y2 JP8239887U JP8239887U JPH05830Y2 JP H05830 Y2 JPH05830 Y2 JP H05830Y2 JP 8239887 U JP8239887 U JP 8239887U JP 8239887 U JP8239887 U JP 8239887U JP H05830 Y2 JPH05830 Y2 JP H05830Y2
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laser beam
laser
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amplifier
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、レーザ光線の出力検出装置に関す
る。
「従来の技術」 従来、レーザ装置として、レーザ発振器とレー
ザ増幅器とを備えるものが知られている。すなわ
ちこの種のレーザ装置は、混合ガスが供給された
チヤンバー内でレーザ光線を励起させてこのレー
ザ光線をフロントミラーとリアミラーとの間で発
振させ、かつ該レーザ光線を上記フロントミラー
を透過させて外部に放射するレーザ発振器と、混
合ガスが供給されたチヤンバー内をフロント透過
部材とリア透過部材とで密封し、かつ上記レーザ
発振器からのレーザ光線を上記リア透過部材から
フロント透過部材へ透過させるとともに該レーザ
光線を増幅するレーザ増幅器とを備えている。
ところで従来、レーザ光線の出力を検出するレ
ーザ光線の出力検出装置として、例えばレーザ発
振器のリアミラーをレーザ光線の一部が透過可能
なハーフミラーから構成するとともに、そのリア
ミラーの後部にレーザ光線の出力を検出する検出
器を配置し、リアミラーを透過してきたレーザ光
線の一部をその検出器で検出するようにしたもの
が知られている。
また、その他の手段として、上記レーザ増幅器
のフロント透過部材を透過したレーザ光線の光軸
上にビームスプリツターを配置し、レーザ光線の
一部をそのビームスプリツターから取出してこれ
を検出器で検出することも行なわれている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、前者および後者の手段において
は、それぞれエネルギーロスが大きいという欠点
があり、特に後者の手段においてはレーザ光線が
ビームスプリツターを透過する際に散乱現象を生
じさせてレーザ光線の質を低下させるという問題
点がある。
「問題点を解決するための手段」 本考案はそのような問題点に鑑み、上述したレ
ーザ発振器とレーザ増幅器とを備えたレーザ装置
において、上記レーザ増幅器のフロント透過部材
又はリア透過部材にレーザ光線の光軸に対して傾
斜した傾斜面を形成し、かつこの傾斜面によつて
反射されたレーザ光線を上記検出器で検出させる
ようにしたものである。
「作用」 上述した構成によれば、レーザ増幅器に本来必
要なフロント透過部材又はリア透過部材をレーザ
光線の出力検出装置として利用できるので、従来
のレーザ発振器のリアミラーをハーフミラーで構
成したものに比べてエネルギーロスが小さくな
り、しかもレーザ光線をビームスプリツターに透
過させる必要もないので、レーザ光線の質が低下
するという問題も生じることもなく、良好にレー
ザ光線の出力を検出することができる。
「実施例」 以下図示実施例について本考案を説明すると、
第1図において、TEレーザ発振器1はチヤンバ
ー2内に一対の電極3、フロントミラー4および
リアミラー5を備えており、上記フロントミラー
4はチヤンバー2に形成した開口2aを閉鎖して
そのチヤンバー2内を密封している。
上記TEレーザ発振器1は、上記チヤンバー2
内に混合ガスを供給した状態で一対の電極3間に
放電を生じさせることによりレーザ光線Lを励起
させるようになつており、この励起されたレーザ
光線Lはフロントミラー4とリアミラー5との間
で発振され、かつ上記フロントミラー4を透過し
て外部に放射されるようになつている。
上記レーザ発振器1には、このレーザ発振器1
から放射されたレーザ光線Lを増幅するレーザ増
幅器6を一体に設けてあり、このレーザ増幅器6
は、チヤンバー7内に設けた一対の電極8と、チ
ヤンバー7の右方に形成した開口7aを閉鎖し、
かつレーザ光線Lの透過を許容するフロント透過
部材9とを備えている。
上記チヤンバー7にはその左方にも開口7bを
形成してあり、この開口7bから他方の開口7a
へ向けて上記レーザ発振器1からのレーザ光線L
を通過させることができるようにしてある。そし
てこの開口7bは上記フロントミラー4で閉鎖し
てあり、それによつてチヤンバー7内を密封して
内部に供給した混合ガスが外部に漏洩しないよう
にしている。
然して、第2図に拡大して示すように、上記フ
ロント透過部材9は全体として円板形状に形成し
てあり、かつレーザ光線Lの光軸に対して所定の
角度だけ傾斜させて配置し、それによつてその表
裏面をレーザ光線Lの光軸に対して傾斜した傾斜
面としている。
そしてレーザ光線Lがフロント透過部材9を透
過する際に、傾斜面の表裏面間で往復反射された
レーザ光線L1の光軸上にその出力を検出する検
出器10を配設している。一例によれば、上記フ
ロント透過部材9は、これに入力してくるレーザ
光線の98.8%の透過を許容して残りの1.2%を反
射させるようになつている。
以上の構成において、上記レーザ発振器1で発
振されたレーザ光線Lがフロントミラー4を透過
してレーザ増幅器6内に導入されると、このレー
ザ増幅器6は上記レーザ発振器1と同期して作動
され、導入されたレーザ光線Lを増幅してフロン
ト透過部材9から外部に放射させる。
そしてこの際、レーザ増幅器6として本来的に
必要なフロント透過部材9をレーザ光線の出力検
出装置として利用し、そのフロント透過部材9の
傾斜面の表裏面間で往復反射させたレーザ光線
L1を上記検出器10に入力させるようにしてい
る。
したがつて、従来のレーザ発振器1のリアミラ
ー5をハーフミラーで構成したもののようにエネ
ルギーロスが大きいという問題点が改善され、し
かもレーザ光線Lをビームスプリツターに透過さ
せる必要がないので、レーザ光線の質が低下する
という問題も生じることがない。
加えて本実施例においては、レーザ発振器1の
フロントミラー4をレーザ増幅器6のリア透過部
材に兼用させているので、上記レーザ発振器1で
発振されてフロントミラー4を透過したレーザ光
線Lは、フロント透過部材9のみを透過してレー
ザ増幅器6から外部に放射されるようになり、し
たがつて従来のようにレーザ発振器1のフロント
ミラー4とは別個に上記開口7bを閉鎖するリア
透過部材を設け、レーザ光線Lをそのリア透過部
材と上記フロント透過部材9とに透過させる場合
に比較して、エネルギーロスを低減することがで
きるようになる。
なお必要に応じて、第1図の想像線で示すよう
に、上記開口7bをフロントミラー4とは別のリ
ア透過部材11で密封するようにしてもよく、リ
ア透過部材11を設ける場合には、フロント透過
部材9の代りにこれに傾斜面を形成し、その傾斜
面で反射されたレーザ光線を検出器10で検出さ
せるようにすることも可能である。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、レーザ光線L
の出力を検出するに当つて、エネルギーロスを最
少にできるとともに、レーザ光線の質の低下を防
止することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図、
第2図は第1図の要部の拡大図である。 1……TEレーザ発振器、2,7……チヤンバ
ー、2a,7a,7b……開口、3,8……電
極、4……フロントミラー、5……リアミラー、
6……レーザ増幅器、9……フロント透過部材、
10……検出器、11……リア透過部材、L,
L1……レーザ光線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 混合ガスが供給されたチヤンバー内でレーザ
    光線を励起させてこのレーザ光線をフロントミ
    ラーとリアミラーとの間で発振させ、かつ該レ
    ーザ光線を上記フロントミラーを透過させて外
    部に放射するレーザ発振器と、混合ガスが供給
    されたチヤンバー内をフロント透過部材とリア
    透過部材とで密封し、かつ上記レーザ発振器か
    らのレーザ光線を上記リア透過部材からフロン
    ト透過部材へ透過させるとともに該レーザ光線
    を増幅するレーザ増幅器と、さらに上記レーザ
    光線の出力を検出する検出器とを備えたレーザ
    装置において、 上記レーザ増幅器のフロント透過部材又はリ
    ア透過部材にレーザ光線の光軸に対して傾斜し
    た傾斜面を形成し、かつこの傾斜面によつて反
    射されたレーザ光線を上記検出器で検出させる
    ことを特徴とするレーザ光線の出力検出装置。 (2) 上記傾斜面がフロント透過部材に形成され、
    かつレーザ発振器のフロントミラーがレーザ増
    幅器のリア透過部材を兼用していることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    レーザ光線の出力検出装置。
JP8239887U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH05830Y2 (ja)

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JP8239887U JPH05830Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63190936U JPS63190936U (ja) 1988-12-08
JPH05830Y2 true JPH05830Y2 (ja) 1993-01-11

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