JPH0583019A - アンテナポール支持構造 - Google Patents

アンテナポール支持構造

Info

Publication number
JPH0583019A
JPH0583019A JP27320691A JP27320691A JPH0583019A JP H0583019 A JPH0583019 A JP H0583019A JP 27320691 A JP27320691 A JP 27320691A JP 27320691 A JP27320691 A JP 27320691A JP H0583019 A JPH0583019 A JP H0583019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antenna pole
roof
pole
house
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27320691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Hagihira
潔 萩平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP27320691A priority Critical patent/JPH0583019A/ja
Publication of JPH0583019A publication Critical patent/JPH0583019A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 住宅の外観性を損なうことなくアンテナが設
置でき、かつ傾斜した屋根にもアンテナが設置可能とな
るアンテナポール支持構造の提供。 【構成】 アンテナポール11は、挿通部15を上下に
挿通するとともに、基端の雄ねじ部14を屋根に設けた
雌ねじ部13に螺合し鉛直立設させる。このアンテナポ
ール11は、挿通部15から下方に拡開する支持脚12
が鉛直保持する。各支持脚12は、第1脚部材12A,
第2脚部材12Bの相対位置を固定ボルト19で固定す
ることで、個々に長さ調節可能となる。 【効果】 アンテナ設置にあたって住宅の外観性を損な
うことがなく、かつ傾斜面等にもアンテナ設置が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナポール支持構
造に係り、特に住宅の外観性を損なうことがなく、かつ
屋根の傾斜面にもアンテナが設置可能なアンテナポール
支持構造に関する。
【0002】
【背景技術】近年、一般家庭へのテレビ普及度が増し、
住宅にはテレビ用アンテナの設置が不可欠とされてい
る。このアンテナは、テレビの受信状態を良好なものに
する関係上、なるべく高く設置することが望ましい。こ
のため、図5に示すように、住宅50の屋根51に通称
馬と呼ばれる支持台52を載置し、この支持台52によ
り鉛直立設するアンテナポール53の先端にアンテナ5
4を取付けることが多い。
【0003】支持台52は、前記アンテナポール53の
基端が挿入可能な支持部55と、この支持部55を起点
に下方に拡開する4本(図中3本のみ図示)の支持脚5
6とから構成されている。そして、図に示すような切り
妻形状の屋根51においては、稜線57から左右対称な
傾斜面58に各々2本の支持脚56を互いに水平状態で
接地させ、支持部55にアンテナポール53の基端を挿
入固定することで当該アンテナポール53を鉛直立設さ
せている。
【0004】このようなアンテナポール53は自立して
いるものの、この状態では住宅50に対して直接固定さ
れておらず、また当該アンテナポール53が比較的長尺
物である上にアンテナ54が先端に取付けられているた
め、重心が高く不安定なものである。このため、アンテ
ナポール53には当該アンテナポール53の所定位置か
ら支線59が複数張設され、これらにより鉛直保持され
ている。
【0005】これらの支線59は、図に示すように、各
々が等しい角度及び張力で張設されることでアンテナポ
ール53が鉛直保持されるとともに、当該アンテナポー
ル53を介して基端の支持台52が屋根51に押し付け
固定されている。
【0006】これらのような支線59は、比較的強度を
有する、例えば針金等が採用され、アンテナポール53
の鉛直安定性を得るために、当該アンテナポール53に
対して大きな角度となるように住宅50の四囲にまで張
設されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述ような
アンテナポール53の支持構造は、複数の支線59が張
設されることにより住宅50の外観性が損なわれるもの
であった。
【0008】特に、アンテナポール53が屋根51の略
中央部分に立設されると著しく目立ち、その外観性は一
層損なわれる。一方、アンテナポール53が屋根51の
略中央部分に配置されない場合には、各支線59が非対
称となって強度保持が不十分になる上、当該アンテナポ
ール53が鉛直となるように各支線59の角度及び張力
等を適宜調整する煩雑作業が必要となる。
【0009】特に、切り妻屋根や陸屋根等の各支持脚5
6が互いに水平となる屋根以外にはアンテナポール53
を鉛直立設することが難しく、例えば片流れ屋根等の傾
斜した屋根上にはアンテナが設置しにくいという問題が
あった。
【0010】また、支線59には経年劣化による伸びや
破断が生じやすく、長期間にわたってアンテナポール5
3を鉛直保持することが難しいという問題もあった。
【0011】本発明の目的は、住宅の外観性を損なうこ
とがなく、かつ当該住宅の屋根にアンテナ設置が確実か
つ簡単に行えるアンテナポール支持構造を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、住宅の屋根に
アンテナポールを設置するアンテナポール支持構造であ
って、前記アンテナポールは前記屋根に螺合立設されて
いるとともに複数の支持脚に鉛直保持され、前記支持脚
は個々に任意長さで固定可能とされていることを特徴と
する。
【0013】ここで、アンテナポールを螺合立設させる
ためには、当該アンテナポールの基端に雄ねじを形成す
るとともに、屋根の任意位置に雌ねじ部を設ければ良
い。この雌ねじ部としては、ユニット工法で建設される
ユニット住宅の場合には、例えば屋根ユニットに設けら
れたクレーンでの吊り込み用ボルトのねじ孔等を利用す
れば良い。また、支持脚には、入れ子状に連結された一
対のパイプの相対位置を、例えば蝶ボルト等で固定する
構造が利用できる。
【0014】
【作用】このような本発明においては、アンテナポール
は住宅に直接固定されて安定自立するため、複数の支線
を張設する必要がないことになる。また、このようなア
ンテナポールは、雌ねじ部を屋根の所定位置に軸線を鉛
直に設けることで任意位置に螺合立設できることにな
る。この際、アンテナポールは、複数の支持脚に鉛直保
持されて安定性が良好となることになり、更に各支持脚
は個々に任意長さで固定可能なため、例えば非対称な切
り妻屋根の稜線や傾斜面においても常にアンテナポール
を鉛直保持できることになる。従って、住宅の外観性を
損なうことなくアンテナが屋根に設置できることにな
り、かつ設置箇所が限定されることがなく、これらによ
り前記目的が達成される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本発明に係るアンテナポール支持構
造10が示されている。このアンテナポール支持構造1
0は、アンテナポール11がユニット住宅の屋根51の
稜線55に螺合立設されるとともに、複数の支持脚12
に鉛直保持されるものである。
【0016】アンテナポール11は、その先端(図中上
方)に図示しないアンテナが取付けられ、既存のアンテ
ナポールと略同様なものとされている。しかし、その基
端には、稜線55に設けられた雌ねじ部13に螺合可能
な雄ねじ部14が形成されている。雌ねじ部13は、ユ
ニット住宅の屋根ユニットをクレーンで吊り込む際に用
いられる吊り込みボルトが螺合される螺子孔とされ、そ
の軸線は鉛直とされている。
【0017】一方、支持脚12は、アンテナポール11
が上下方向に挿通可能な挿通部15を介して互いに連結
され、かつ下方に拡開可能とされている。挿通部15
は、アンテナポール11が挿入可能な略円筒形状とさ
れ、その側面に螺合された固定ボルト15Aにより前記
アンテナポール11が任意位置で固定可能とされてい
る。
【0018】挿通部15には、その側面に平面略90度
間隔で係合金具16が複数固設されている。これらの係
合金具16は、支軸17を介して各々支持脚12の基端
に設けられた係合部18を連結するこにより、当該支持
脚12が挿通部15に回動連結されている。
【0019】図2に示すように、係合部18は、支持脚
12が所定角度拡開すると挿通部15の側面に当接する
ような形状とされている。このため、係合部18を所定
形状に形成することにより、挿通部15に回動連結され
た支持脚12は任意角度まで拡開可能とされている。
【0020】支持脚12は、第1脚部材12Aの内径に
第2脚部材12Bが軸線方向に挿入される入れ子状とさ
れ、互いの相対位置の調整による任意長さが蝶ボルト1
9により固定されるものとなっている。
【0021】支持脚12の先端には、屋根材に当接する
当接部20が設けられている。当接部20は略円板形状
とされ、その下面に摩擦係数が高くかつ弾力性を有す
る、例えばゴム等の密着部材21が付設されているとと
もに、上面には第2脚部材12Bの先端に設けられた係
合部22に支軸23を介して回動連結されている。この
ような当接部20は、屋根材と密着部材21とが常に平
行に密着可能とされている。
【0022】このような本実施例においては、次のよう
な手順でアンテナ設置を行う。先ず、図3に示すよう
に、アンテナ54を左右対称な切り妻屋根51に設置す
る場合には、予めアンテナポール11の先端にアンテナ
54を取付けておく。次に、屋根51上において、アン
テナポール11を挿通部15に挿通させ、雄ねじ部14
を雌ねじ部14に螺合することで立設させる。そして、
固定ボルト15Aを締め込み、挿通部15をアンテナポ
ール11の所定位置に固定する。最後に、各支持脚12
を所定角度に拡開させ、当接部20が傾斜面58に平行
に当接するように任意長さで固定して作業を完了する。
【0023】また、図4に示すように、アンテナポール
11を左右に非対称な屋根51Aの稜線部分に鉛直立設
させる場合や(図中左方)、あるいは傾斜面58上に鉛
直立設させる場合には(図中右方)、個々の支持脚12
の長さを適宜調節し、当接部20が傾斜面58に平行当
接するように任意長さで固定するが、その他の手順は略
同様である。
【0024】前述のような本実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、アンテナポール11は屋根に
螺合立設されて安定自立するとともに支持脚12に鉛直
保持されるため、支線が不要となり住宅の外観性を損な
うことがない。また、複数の支線を張設する煩雑作業が
不要となるため、アンテナの設置作業が簡略化できると
ともに、複数のアンテナが設置可能となる。
【0025】更に、このようなアンテナポール11は、
雌ねじ部13を所定位置に設けることで、例えば非対称
な傾斜面を有する切り妻屋根や片流れ屋根等の任意位置
に螺合立設でき、アンテナ54の設置箇所が限定されな
い。この際、支持脚12は個々に任意長さで固定可能と
されているため、アンテナ54は、例えば4方向の異な
る傾斜面の頂部等にも設置可能である。
【0026】その上、このようなアンテナポール支持構
造10は、挿通部15が強固な構造なため従来の支線に
よる支持に比べて安定性が高い上、経年変化による劣化
等に影響されず、長期間アンテナポール11を安定保持
できる。
【0027】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、本発明を達成できる範囲での改良、変形
等は本発明に含まれるものである。
【0028】例えば、個々の支持脚12は挿通部15を
介して互いに連結され、アンテナポール11とは別体に
構成されていたが、アンテナポール11に係合金具を固
設して直接支持脚12を回動連結しても良い。また、支
持脚12は回動連結されていたが、当初から所定角度に
拡開状態で固設しておいても良い。しかし、本実施例の
ような構成とすれば、小さく折り畳むことができ運搬等
に支障がない。
【0029】更に、支持脚12を任意長さで固定する方
法は、他の構造であっても良く、例えば第1脚部材12
Aと第2脚部材12Bとの端部を各々雄ねじ、雌ねじと
し、相互の回転させることで長さ調節ができるものでも
良い。この際、雄ねじにはロックナットを設けておくの
が好ましい。
【0030】その他、当接部材20は本実施例以外の形
態、例えば単なるゴムキャップ等でも良く、また必ずし
も必要ではない。しかし、本実施例のような構成とすれ
ば、支持脚12の圧縮力で屋根材を損傷することなく密
着でき、アンテナポール11を安定して鉛直保持でき
る。
【0031】
【発明の効果】前述のような本発明によれば、住宅の外
観性を損なうことがなく屋根上にアンテナが設置でき、
かつ傾斜面にもアンテナが設置可能となるアンテナポー
ル支持構造を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】支持脚を示す一部断面図である。
【図3】実施例の作用を示す模式図である。
【図4】実施例の作用を示す模式図である。
【図5】従来例を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
10 アンテナポール支持構造 11 アンテナポール 12 支持脚 50 住宅 51 屋根

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の屋根にアンテナポールを設置する
    アンテナポール支持構造であって、前記アンテナポール
    は前記屋根に螺合立設されているとともに複数の支持脚
    に鉛直保持され、前記支持脚は個々に任意長さで固定可
    能とされていることを特徴とするアンテナポール支持構
    造。
JP27320691A 1991-09-24 1991-09-24 アンテナポール支持構造 Withdrawn JPH0583019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27320691A JPH0583019A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 アンテナポール支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27320691A JPH0583019A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 アンテナポール支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0583019A true JPH0583019A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17524579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27320691A Withdrawn JPH0583019A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 アンテナポール支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0583019A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100481632B1 (ko) * 2002-02-19 2005-04-08 엘지전자 주식회사 이동통신 기지국용 안테나 설치구조물
CN112196346A (zh) * 2020-09-28 2021-01-08 蔡志梁 一种方便调节的5g基站支架
JP2022526268A (ja) * 2019-03-18 2022-05-24 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド アンテナ用クランピング装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100481632B1 (ko) * 2002-02-19 2005-04-08 엘지전자 주식회사 이동통신 기지국용 안테나 설치구조물
JP2022526268A (ja) * 2019-03-18 2022-05-24 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド アンテナ用クランピング装置
CN112196346A (zh) * 2020-09-28 2021-01-08 蔡志梁 一种方便调节的5g基站支架
CN112196346B (zh) * 2020-09-28 2021-09-28 维也耐(南通)通讯科技有限公司 一种方便调节的5g基站支架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7928304B2 (en) Instrument support apparatus having non-horizontal tiers and vertical axis pivot capability
US20020118536A1 (en) Structure multi-cut type lamp pipe connector componentry
US11988248B2 (en) Bushing assembly for tubular structures and a system for mounting a tubular structure to a mounting structure incorporating the same
JPH0583019A (ja) アンテナポール支持構造
US7086762B2 (en) Collapsible chandelier
US11965637B2 (en) Lighting fixture pendants
CN210326144U (zh) 一种天线
US20110243363A1 (en) Speaker
US20060125711A1 (en) Adjustable antenna
KR200321389Y1 (ko) 지붕막 고정구조
US20040136775A1 (en) Tripod joint
WO2022110318A1 (zh) 一种帐篷
KR200321387Y1 (ko) 지붕막 고정구조
KR200216404Y1 (ko) 상품진열용 폴
JPH044409Y2 (ja)
JPS5921596Y2 (ja) マイクロホンスタンド用支柱
JPS6233355Y2 (ja)
JP3240545U (ja) テント張り用フレーム
CN211238470U (zh) 一种无人机侦测天线固定机构
JP2847486B2 (ja) 建築物の外装施工用のシート固定具
JPS6336726Y2 (ja)
JPS646569Y2 (ja)
JPH1019089A (ja) 弾性を有するタ−ンバックル
JPH0414580Y2 (ja)
JPH05164195A (ja) ワイヤ張り具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203