JPH0582985A - 基板のフローテイング構造 - Google Patents

基板のフローテイング構造

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Publication number
JPH0582985A
JPH0582985A JP3238327A JP23832791A JPH0582985A JP H0582985 A JPH0582985 A JP H0582985A JP 3238327 A JP3238327 A JP 3238327A JP 23832791 A JP23832791 A JP 23832791A JP H0582985 A JPH0582985 A JP H0582985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
connection
substrate
floating structure
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3238327A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuninobu Yajima
邦信 矢島
Tetsuya Saito
哲也 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3238327A priority Critical patent/JPH0582985A/ja
Publication of JPH0582985A publication Critical patent/JPH0582985A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、接続用コネクタ同士の接続に支障
を生ずることなく、接続用コネクタとの間を接続するケ
ーブルを不要にすることができる、基板のフローティン
グ構造を提供することを目的とする。 【構成】 接続用コネクタ2を有する基板1において、
基板1を、接続用コネクタ2の差込み方向から見て上下
および左右の方向に、フローティングするように構成し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子情報機器等におけ
る接続用コネクタを有する基板のフローティング構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型のパーソナルコンピュー
タ(以下「パソコン」と略称する)等には、その能力を
拡張し又は性能を向上させるためのステーションが用意
されており、デスクワーク等の際に、パソコンをステー
ションにドッキングして使用するようになっている。こ
の場合、パソコンとステーションは、両者にそれぞれ設
けられた接続用コネクタによって電気的に接続される。
【0003】このような接続用コネクタ同士の接続で
は、両コネクタ間の相対的な位置が多少ずれたときで
も、そのコネクタピンの破損や摩耗を生ずることなく、
両コネクタ間を接続できるようにすることが必要であ
る。このような観点から、接続用コネクタを完全に固定
しないで多少変位できるようにした、いわゆるフローテ
ィング構造を有するものが、従来知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フローティング構造では、接続用コネクタのみがケース
に対してフローティングするように構成されているの
で、接続用コネクタは基板に対しても変位する。このた
め、この変位による影響を除去すべく、接続用コネクタ
と基板の間をケーブルによって接続することが必要にな
るとともに、ケーブルのまわりに電磁波が発生すること
によってデータの不良化等が生ずる場合があるという問
題があった。
【0005】本発明は、接続用コネクタ同士の接続に支
障を生ずることなく、接続用コネクタとの間を接続する
ケーブルを不要にすることができる、基板のフローティ
ング構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、接続用コネクタを有する基板において、基板
を、接続用コネクタの差込み方向から見て上下および左
右の方向に、微小移動可能に構成したことを特徴とす
る。
【0007】この場合、接続用コネクタの差込み方向の
基板の微小移動を規制する規制手段がさらに備えられて
いることが好ましい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、接続用コネクタを含む基板
全体が上下、左右方向に微小移動するので、接続用コネ
クタのフローティングが確保されるとともに、接続用コ
ネクタと基板との間の相対的変位がなくなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。
【0010】図1は、接続用コネクタを有する基板をベ
ースに取り付けた状態の斜視図である。
【0011】基板1は、接続用コネクタ2を有し、基板
固定用プレート3にねじ4でしっかりと固定されてい
る。基板固定用プレート3は、底板3aと、底板3aか
ら直立した側板3bを有する。底板3aは基板1と平行
であり、側板3bに形成された開口(図示せず)から接
続用コネクタ2が突出している。
【0012】基板固定用プレート3は、案内ねじ5によ
って、ベース6に取り付けられている。案内ねじ5は、
図2および図3に示すように、頭部5aと、頭部5aよ
りも径の小さな円筒部5bと、ねじ部5cとによって形
成されている。一方、基板固定用プレート3の底板3a
には、その左右端部の中央に、左右方向に延びるU字穴
3cがそれぞれ形成されている(1個のみ図示)。U字
穴3cの長さは案内ねじ5の円筒部5bよりも数ミリ程
度長く、幅は円筒部5bとほぼ等しくなるように設定さ
れている。
【0013】ベース6への基板固定用プレート3の取付
けは、図3に示すように、両者の間に環状の弾性体のク
ッション7を介在させ、U字穴3cとクッション7に案
内ねじ5の円筒部5bを通した後、ベース6にねじ部5
cをねじ込むことによって行われる。円筒部5bの長さ
は、基板固定用プレート3の厚さとクッション7の厚さ
の和よりも大きく設定されており、これにより、図3に
示すように、基板固定用プレート3と案内ねじ5の頭部
5aとの間に数ミリ程度の隙間8が形成されるようにな
っている。
【0014】以上のような構成では、基板固定用プレー
ト3は、U字穴3cに通されていることにより、U字穴
3cの長手方向、すなわち接続用コネクタ2の差込み方
向から見て左右両方向に対して数ミリ程度の自由度をも
つ一方、U字穴3cの短手方向、すなわち接続用コネク
タ2の差込み方向に対しては自由度をもたない。また、
基板固定用プレート3は、案内ねじ5の頭部5aとの間
に隙間8があることにより、下方に対して数ミリ程度の
自由度をもち、さらに、弾性体のクッション7が圧縮さ
れることにより、上方に対しても同等の自由度をもつ。
【0015】基板固定用プレート3に固定された基板1
も、上述した基板固定用プレート3の自由度と同一の自
由度をもつことになり、したがって、接続用コネクタ2
の差込み方向から見て上下および左右の方向にフローテ
ィングすることができる一方、接続用コネクタ2の差込
み方向へはフローティングできないようにすることがで
きる。この差込み方向へのフローティングの規制によ
り、接続用コネクタ2が前後に動いてその接続がしにく
くなるという事態を回避することができる。
【0016】図4は、第2実施例に係るフローティング
構造を部分的に示したものである。この実施例では、基
板固定用プレート3の側板3bの下端部中央に板状の係
合突起3dが形成され、これに対応してベース6に、係
合突起3dが嵌合する係合溝6aが形成されている。係
合溝6aの長さは、係合突起3dのそれよりもかなり大
きく、係合突起3dを両端に余裕をもって受け入れるよ
うになっている。他の構成は、前述した第1実施例と同
じである。この構成によれば、第1実施例の効果を得る
ことができるとともに、係合突起3dと係合溝6aの嵌
合により、接続用コネクタ2の差込み方向への基板1の
フローティングをより確実に防止することができる。
【0017】なお、上述した実施例のU字穴3cを長穴
に代えても、同様の効果が得られることはもちろんであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、接続用
コネクタを含む基板全体が、接続用コネクタの差込み方
向から見て上下および左右の方向にフローティングする
ので、接続用コネクタのフローティングが確保されるこ
とにより、接続用コネクタ同士の接続に支障を生ずるこ
とないとともに、接続用コネクタと基板との間の相対的
変位がなくなることにより、接続用コネクタとの間を接
続するケーブルを不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施して、接続用コネクタを有する基
板をベースに取り付けた状態の斜視図である。
【図2】案内ねじを示す斜視図である。
【図3】基板固定用プレートをベースに固定した状態を
示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の部分斜視図である。
【符号の説明】
1…基板、2…接続用コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続用コネクタを有する基板において、
    当該基板を、前記接続用コネクタの差込み方向から見て
    上下および左右の方向に、微小移動可能に構成したこと
    を特徴とする基板のフローティング構造。
  2. 【請求項2】 前記接続用コネクタの差込み方向の前記
    基板の微小移動を規制する規制手段がさらに備えられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の基板のフローテ
    ィング構造。
JP3238327A 1991-09-18 1991-09-18 基板のフローテイング構造 Pending JPH0582985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3238327A JPH0582985A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 基板のフローテイング構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3238327A JPH0582985A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 基板のフローテイング構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0582985A true JPH0582985A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17028563

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3238327A Pending JPH0582985A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 基板のフローテイング構造

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JP (1) JPH0582985A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006032288A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Fujitsu Ltd コネクタ付き電子機器
US11202379B2 (en) 2018-01-24 2021-12-14 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electronic apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006032288A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Fujitsu Ltd コネクタ付き電子機器
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