JPH0582968U - 線条体のもつれ検出装置 - Google Patents

線条体のもつれ検出装置

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JPH0582968U
JPH0582968U JP3085792U JP3085792U JPH0582968U JP H0582968 U JPH0582968 U JP H0582968U JP 3085792 U JP3085792 U JP 3085792U JP 3085792 U JP3085792 U JP 3085792U JP H0582968 U JPH0582968 U JP H0582968U
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慶太 岩崎
昭之 山口
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菱星電装株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サプライスタンドから繰り出された線条体に
絡まり、もつれを固く締る前に早期に検出する。早期検
出によりもつれの修復が容易になり、修復時間が短縮で
きる。 【構成】 平行する二本の棒状体11を有し、繰り出し
直後の、もつれを検出すべき電線4が上記棒状体間を走
行する検知ランナー10をランナーガイド7の挿通溝8
内に挿通し、該溝8に取付けた位置調整ボルト・ナット
9により上方移動可能に支持する。検知ランナーの二本
の棒状体に電線のもつれ部が係合してランナー10が持
ち上げられたとき、これが検知スイッチ15の接触検出
杆16に接触してもつれが検出される。検知ランナーの
支持位置は位置調整用ボルト・ナット9により調整でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電線等の線条体のもつれを検出する装置に関するものである。
【0002】
【考案の目的】
例えば電線の自動切圧機で電線を所望長に自動切断するとともに切断した電線 端末に端子を圧着する際に、電線サプライスタンドから繰り出された電線に絡ま りやもつれが発生することがある。この絡まりやもつれは、自動切圧機に設けら れているテンション検知装置により検出し、自動切圧機の運転を停止させること ができるが、サプライスタンドからの繰り出し時に発生した絡まりやもつれがこ の検知装置に到達する迄にはかなりの距離を進行することになり、しかもこの間 にガイドローラその他のガイドを通過するために、テンション検知装置により検 出するに至る迄に絡まりやもつれがひどくなり、また、絡まりやもつれが固く締 まってしまうことが多い。
【0003】 固く締まってしまった絡まりやもつれを解きほぐし、修復するのは甚だ面倒で あり、時間のロスも大きい。また解きほぐす際に電線を傷つけ易い。
【0004】 本考案は、上記の点に鑑みて、電線等の線条体をサプライスタンド等から繰り 出すときに発生する絡まりやもつれを繰り出し後早期に検出することができるも つれ検出装置を提供することを目的とするものである。本考案のもつれ検出装置 を例えば電線のサプライスタンドに併設することにより、絡まり、もつれがひど くなる前に、また固く締まってしまう前に絡まり、もつれを早期に検出して、こ れを解きほぐし修復することを容易にし、修復に要する時間も短くでき、また電 線に生じる傷を最小限におさえることができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の線条体のもつれ検出装置は、平行する二本の棒状 体を有し、繰り出し直後のもつれを検出すべき線条体が上記の棒状体間を走行す る検知ランナーと、該検知ランナーを移動可能に支持するランナーガイドと、上 記検知ランナーの線条体もつれ部との係合による移動を検出する検知スイッチと 、上記ランナーガイドにおける検知ランナーの支持位置を調整するガイド調整装 置とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例及び作用】
以下に本考案の実施例を作用とともに図面に基づいて説明する。図1は電線の サプライスタンドに併設した本考案の装置の実施例を説明する斜視図であり、図 2は図1のもつれ検出装置の要部の分解斜視図である。
【0007】 図において、1は台座で、台座1上には電線束3を収めたサプライスタンド2 が設置されている。台座1の後端両側にそれぞれ立設されている支柱5、5の頂 部にはアーム6、6が前後方向に水平に延長している。該アーム6、6の前端側 にはランナーガイド7、7が上下鉛直方向に取付けられている。該ランナーガイ ドの上下鉛直方向に延長するランナー挿通溝8、8には位置調整ボルト・ナット 9、9すなわちガイド調整装置が取付けられ、ランナー挿通溝8、8に挿通され た検知ランナー10を上方移動可能に支持している。
【0008】 検知ランナー10は平行する二本の棒状体11、11を備えており、この棒状 体の間を上記サプライスタンド2から上方に引き出された電線4が走行するよう に配設されている。検知ランナーの二本の棒状体11、11間の間隔は、正常に 繰り出された電線は支障なく通過走行できるが、繰り出された電線に生じた絡ま りやもつれは通過できない間隔に設定されている。従って、検知ランナー10は 電線4の外径に応じて適宜に取替え使用する。検知ランナー10の二本の棒状体 11、11間を通過した電線4はガイド12、13及び14を通って自動切圧機 (図示せず)に供給される。
【0009】 水平なアーム6、6の後端寄りに検知スイッチ15が設置され、その接触検出 杆16はアーム6と平行に延長し、検知ランナー10が上方に移動したときに検 知ランナー10が接触検出杆16に接触するように配設されている。検知ランナ ー10が接触検出杆16に接触し、検知スイッチ15が作動すると自動切圧機の 運転は停止させられる。
【0010】 従って、サプライスタンド2の電線束3から繰り出された電線4が繰り出し時 に絡まり、もつれを生じた場合は、もつれ部が検知ランナー10の二本の平行な 棒状体11、11の間を通過できず、これに係合して検知ランナー10を上方に 持ち上げ、検知ランナーを検知スイッチ15の接触検出杆16に接触させるので 、電線4の繰り出し直後にもつれ部を検出できる。
【0011】 上記の場合において、電線4に発生した絡まりやもつれは、その発生直後に検 知ランナーの二本の棒状体11、11間に至るので、絡まり、もつれが軽微なと きはもつれ部が棒状体11、11を持ち上げながらも棒状体11、11に規制さ れて絡まり、もつれが解消することも少なくない。従ってランナーガイド7にお ける検知ランナー10の支持位置と検知スイッチ10の接触検出杆16との間の 距離が短く、検知ランナー10が少しでも持ち上げられると直ちに接触検出杆1 6に接触するという構成は望ましくなく、両者の間には或る程度の距離があるこ とが望まれる。
【0012】 他方、電線4の表面が滑り易い場合、また電線4の径が細い場合には、検知ラ ンナー10の支持位置と接触検出杆16との距離が長いと、絡まりやもつれが解 消しないままで二本の棒状体11、11の間をすり抜けてしまい、もつれ部が検 出されない場合が生じる。
【0013】 本考案においては、上記の点から、ランナーガイド7における検知ランナー1 0の支持位置を電線4の外径や表面状態等に応じて適宜に変更し、検知ランナー 10の支持位置と検知スイッチ15の接触検出杆16との距離を適当に調節でき るようにするために、例えばランナーガイド7の挿通溝8に位置調整ボルト・ナ ット9を調節自在に螺着させたガイド調整装置を設けている。
【0014】 以上、図1及び図2に基づいて実施例を説明したが、勿論、種々の変形が可能 である。図ではいわゆるかぶとに電線束を収めたサプライスタンドを示している が、リールフライヤー式等の他の型式のサプライスタンドから電線を繰り出す場 合にも本考案は同様に適用できる。また、検知スイッチも上記したような接触式 センサに限らず、例えば磁気近接センサ(ただし、この場合は検知ランナーを磁 性体により形成する)或いはフォトカプラ等の光学的非接触スイッチ等、種々の 検知装置を用いることができる。更に、ガイド調整装置も検知ランナーの支持位 置を上下に調整可能なものであればよく、図示した位置調整ボルト・ナットには 限られない。
【0015】
【考案の効果】
本考案の線条体のもつれ検出装置は、上記詳説した通りの構成、作用を有する から、サプライスタンドから繰り出された線条体の絡まり、もつれを早期に検出 できる。従って、絡まり、もつれが固く締ることがないので、これを解く修復作 業が容易になり、修復時間を短縮できるとともに、線条体を傷つけるおそれも少 ない。
【0016】 また、本考案においては、線条体の外径や表面状態等に応じて、ガイド調整装 置により検知ランナーの支持位置を適宜に調整できるので、検知ランナーの二本 の棒状体の間を通るときに解ける絡まり、もつれ迄をも検出して加工機を停止さ せるような不経済をなくすことができるとともに、絡まり、もつれのすり抜けを 防止してもつれ検出をより確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電線のサプライスタンドに併設した本考案の装
置の実施例を説明する斜視図。
【図2】図1のもつれ検出装置の要部の分解斜視図。
【符号の説明】
2 サプライスタンド 3 電線束 4 電線 7 ランナーガイド 9 位置調整ボルト 10 検知ランナー 11 棒状体 15 検知スイッチ 16 接触検出杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行する二本の棒状体を有し、繰り出し
    直後のもつれを検出すべき線条体が上記の棒状体間を走
    行する検知ランナーと、該検知ランナーを移動可能に支
    持するランナーガイドと、上記検知ランナーの線条体も
    つれ部との係合による移動を検出する検知スイッチと、
    上記ランナーガイドにおける検知ランナーの支持位置を
    調整するガイド調整装置とを備えたことを特徴とする線
    条体のもつれ検出装置。
JP1992030857U 1992-04-09 1992-04-09 線条体のもつれ検出装置 Expired - Fee Related JP2587527Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457227Y1 (ja) * 1967-04-20 1970-04-08
JPH0246779U (ja) * 1988-09-22 1990-03-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457227Y1 (ja) * 1967-04-20 1970-04-08
JPH0246779U (ja) * 1988-09-22 1990-03-30

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