JPH0582865A - エキシマレーザ発振器 - Google Patents

エキシマレーザ発振器

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JPH0582865A
JPH0582865A JP8788191A JP8788191A JPH0582865A JP H0582865 A JPH0582865 A JP H0582865A JP 8788191 A JP8788191 A JP 8788191A JP 8788191 A JP8788191 A JP 8788191A JP H0582865 A JPH0582865 A JP H0582865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror holder
block
mirror
holder
oscillator
Prior art date
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Pending
Application number
JP8788191A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Mizuno
潤 水野
Masaya Nozaki
真哉 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP8788191A priority Critical patent/JPH0582865A/ja
Publication of JPH0582865A publication Critical patent/JPH0582865A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール性を損なうことなく、ミラーホルダの
傾きを簡単に調整できるようにしたエキシマレーザ発振
器を提供することにある。 【構成】 発振器本体1に固着されたブロック3と、こ
のブロック3の球面状の凹部3aにシール部材5を挟ん
で嵌合された球面状の凸部6aを有するミラーホルダ6
と、このミラーホルダ6をブロック3に固着する傾き調
整ねじ機構7とを備えている。この傾き調整ねじ機構7
は、周方向に等間隔に配置された3本の調整ねじ17,
18を有し、これら調整ねじ17,18のそれぞれに
は、ミラーホルダ6をブロック3側に押込む押しばね2
1と、ミラーホルダ6をブロック3側から引離す戻し2
2ばねとが、交互に装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエキシマレーザ発振器に
係り、特にミラーホルダの傾きを容易に調整できるよう
にしたエキシマレーザ発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アノード、カソード間の放電に
より、レーザガスを励起させて、レーザ光を出力するよ
うにしたエキシマレーザ発振器は知られている。この種
の発振器は、発振器本体の両端にミラーを備え、これら
ミラー間でレーザ光を共振、増幅させて、出力するよう
に構成されている。
【0003】図5は従来のミラー支持構造を示してい
る。発振器本体51にはミラーホルダ52を介してミラ
ー53が支持されている。ミラーホルダ52には窪み部
54が形成され、この窪み部54にはOリング55を挟
んでミラー53が嵌め込まれている。このミラー53に
はスペーサ56が宛がわれ、その上には、止め具57が
螺合されている。止め具57の外周にはおねじが形成さ
れ、窪み部54の内周にはめねじが形成されている。
【0004】発振器本体51とミラーホルダ52との間
にはOリング58が介装され、ミラーホルダ52は、調
整ねじ59及び調整ばね60を介して発振器本体51に
螺着されている。61a〜61cはレーザ光の通る孔で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造では、調整ねじ59及び調整ばね60を用いて、ミ
ラーホルダ52全体の傾きを調整する際、Oリング58
の潰し代が場所によって変化するので、Oリング58の
シール性が損なわれるという問題がある。
【0006】又、ミラー53の平行度をアライメントす
る際には、上記の調整を常に行うので、シール性が損な
われると、その都度、Oリング58を交換しなければな
らないという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、シール性を損なうことな
く、ミラーホルダの傾きを簡単に調整できるようにした
エキシマレーザ発振器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、発振器本体と、この発振器本体に固着さ
れた球面状の凹部を有するブロックと、この球面状の凹
部にシール部材を挟んで嵌合された球面状の凸部を有す
るミラーホルダと、このミラーホルダをブロックに固着
する傾き調整ねじ機構とを備え、この傾き調整ねじ機構
は、周方向にほぼ等間隔に配置された少なくとも3本の
調整ねじを有し、これら調整ねじのそれぞれには、ミラ
ーホルダをブロック側に押込む押しばねと、ミラーホル
ダをブロック側から引離す戻しばねとが、交互に装着さ
れていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、ミラーホルダをブロック側に
押込む押しばねと、ミラーホルダをブロック側から引離
す戻しばねとを、調整ねじの1本、1本に交互に介装し
ているので、押し戻しの力のバランスが採られ、調整ね
じの締込み過ぎを防止することができ、よって、シール
部材の潰し代を均等に維持することができ、そのシール
性の低下を防止することができる。
【0010】又、ブロックとミラーホルダとは、球面状
の凹部と凸部とを介して嵌合されているので、調整に際
して角度変化が滑らかになり、仮に、調整ねじの締込み
過ぎが発生しても、従来のものに比べて、潰し代の部分
的な増大は抑えられ、これによってもシール部材のシー
ル性の低下を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明によるエキシマレーザ発振器の
一実施例を図1及び図2を参照して説明する。
【0012】図1において、1は発振器本体を示してい
る。この発振器本体1にはOリング2を挟んでブロック
3が宛がわれ、このブロック3は、図2に示すように、
4本のボルト4を介して発振器本体1に固定されてい
る。ブロック3には球面状の凹部3aが形成され、この
凹部3aにはOリング5を挟んで球面状の凸部6aを有
するミラーホルダ6が宛がわれ、このミラーホルダ6は
傾き調整ねじ機構7を介してブロック3に螺合されてい
る。
【0013】ミラーホルダ6には窪み部10が形成さ
れ、この窪み部10にはOリング11を挟んでミラー1
2が嵌め込まれている。このミラー12にはスペーサ1
3が宛がわれ、その上には、止め具14が螺合されてい
る。止め具14の外周にはおねじが形成され、窪み部1
0の内周にはめねじが形成されている。尚、16a〜1
6dはレーザ光の通る通し孔である。
【0014】傾き調整ねじ機構7は、図2に示すよう
に、周方向に等間隔に配置された3本の調整ねじ17,
18,19を備えている。調整ねじ17は一旦固定した
後は基準になる半固定式のねじであり、そのねじ軸に
は、図1に示すように、ミラーホルダ6をブロック3側
に押込む押しばね21が装着されている。
【0015】2本の調整ねじ18,19は同一の形状で
ある。これらはミラーホルダ6の傾きを調整する際に微
調整されるねじであり、そのねじ軸には、ミラーホルダ
6をブロック3側から引離す戻しばね22が装着されて
いる。又、調整ねじ18,19の端部には、図1に示す
ように、ノブ23が固着され、このノブ23には凸部2
3aが形成され、この凸部23aはミラーホルダ6に固
定されたノブ座25の凹部25aに嵌合されている。こ
のノブ座25を設けると、摩擦抵抗が減少するので、調
整ねじ18,19の調整が容易になる。
【0016】しかして、上記構成によれば、ミラーホル
ダ6の傾きを調整する場合、調整ねじ17はそのまゝに
して、即ち、これを基準にして、調整ねじ18,19を
締めたり緩めたりする。これを調整すればミラー12の
平行度が調整される。
【0017】この場合、本実施例によれば、調整ねじ1
7,18,19のそれぞれに押しばね21と戻しばね2
2とが1本おきに交互に装着されているので、押し戻し
の力のバランスが採られ、調整ねじ18,19の締込み
過ぎを防止することができる。従って、Oリング5の潰
し代が部分的に増大するようなことはなく、そのシール
性の低下を防止することができる。
【0018】又、ブロック3とミラーホルダ6とは、球
面状の凹部3aと凸部6aとを介して嵌合されているの
で、調整に際して角度変化が滑らかになり、仮に、調整
ねじ18,19の締込み過ぎが発生しても、従来のもの
に比べて、潰し代の部分的な増大は抑えられ、これによ
ってもOリング5のシール性の低下を防止することがで
きる。
【0019】図3は他の実施例を示している。傾き調整
ねじ機構7は、周方向に等間隔に配置された6本の調整
ねじ31〜36を備えている。調整ねじ31,33,3
5は一旦固定した後は基準になる半固定式のねじであ
り、そのねじ軸には上記と同様にミラーホルダをブロッ
ク側に押込む押しばね(図示せず)が装着されている。
又、調整ねじ32,34,36はミラーホルダの傾きを
調整する際に微調整されるねじであり、そのねじ軸には
上記と同様にミラーホルダをブロック側から引離す戻し
ばね(図示せず)が装着されている。
【0020】これによれば、調整ねじ31〜36の本数
が多いほど、ミラーホルダの傾きの調整が容易になる。
ただし、その分だけ構造が複雑になる欠点を有する。
【0021】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものではない。全反
射側のミラー12の裏面には、図4に示すように、10
0%のコーティング39を施すことが望ましい。これに
よれば、ミラー12の内面に金属や化合物の微粉末など
が付着しても、それが目立つので、内面のクリーニング
が容易になる。又、ミラーホルダ6は黒色にすることが
望ましい。これによれば、ミラーホルダ6を通しての放
熱が促進される。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ミラーホルダをブロック側に押込む押しばね
と、ミラーホルダをブロック側から引離す戻しばねと
を、調整ねじの1本、1本に交互に介装したので、押し
戻しの力のバランスが採られ、調整ねじの締込み過ぎを
防止することができる。従って、Oリングの潰し代を均
等に維持することができ、そのシール性の低下を防止す
ることができる。又、ブロックとミラーホルダとは、球
面状の凹部と凸部とを介して嵌合されているので、調整
に際して角度変化が滑らかになり、仮に、調整ねじの締
込み過ぎが発生しても、従来のものに比べ、潰し代の部
分的な増大は抑制されるので、これによってもOリング
のシール性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエキシマレーザ発振器の一実施例
を示す断面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】他の実施例を示す正面図である。
【図4】ミラーを示す側面図である。
【符号の説明】
1 発振器本体 3 ブロック 6 ミラーホルダ 7 傾き調整ねじ機構 12 ミラー 17〜19 調整ねじ 31〜36 調整ねじ 21 押しばね 22 戻しばね
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】 従来のミラー支持構造を示す断面図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振器本体と、この発振器本体に固着さ
    れた球面状の凹部を有するブロックと、この球面状の凹
    部にシール部材を挟んで嵌合された球面状の凸部を有す
    るミラーホルダと、このミラーホルダを前記ブロックに
    固着する傾き調整ねじ機構とを備え、この傾き調整ねじ
    機構は、周方向にほぼ等間隔に配置された少なくとも3
    本の調整ねじを有し、これら調整ねじのそれぞれには、
    前記ミラーホルダをブロック側に押込む押しばねと、前
    記ミラーホルダをブロック側から引離す戻しばねとが、
    交互に装着されていることを特徴とするエキシマレーザ
    発振器。
JP8788191A 1991-03-27 1991-03-27 エキシマレーザ発振器 Pending JPH0582865A (ja)

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JP8788191A JPH0582865A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 エキシマレーザ発振器

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JP8788191A JPH0582865A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 エキシマレーザ発振器

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JPH0582865A true JPH0582865A (ja) 1993-04-02

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JP8788191A Pending JPH0582865A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 エキシマレーザ発振器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6828030B2 (en) 2000-10-25 2004-12-07 Chugoku Marine Paints, Ltd. (poly)oxyalkylene block silyl ester copolymer, antifouling coating composition, antifouling coating formed from antifouling coating composition, antifouling method using antifouling coating composition and hull or underwater structure covered with antifouling coating
JP2013168473A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Gigaphoton Inc エキシマレーザおよびレーザ装置
CN111906437A (zh) * 2020-09-04 2020-11-10 华工法利莱切焊系统工程有限公司 用于对激光头进行快速拆装的连接装置、激光头及激光加工设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319807B2 (ja) * 1980-09-16 1988-04-25 Hitachi Ltd

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