JPH0582448U - 磁気予防具 - Google Patents

磁気予防具

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JPH0582448U
JPH0582448U JP10110391U JP10110391U JPH0582448U JP H0582448 U JPH0582448 U JP H0582448U JP 10110391 U JP10110391 U JP 10110391U JP 10110391 U JP10110391 U JP 10110391U JP H0582448 U JPH0582448 U JP H0582448U
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JP10110391U
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和田  茂
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和田 茂
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】脳血栓等の磁気予防具に関し、頸動脈の部分に
着脱自在に当接することができる磁気予防具を提供す
る。 【構成】不連続環状弾性部材の両端部に磁石2を取り付
けた弾性部材1の両端に取り付けた磁石2が開閉自在と
なり、人体の首に磁石2を着脱自在に当接でき、従っ
て、磁石2を頸動脈に当てがうと、血液の粘稠度を低下
させられ、脳血栓等を予防できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、磁気予防具、特に脳血栓などの予防に有効な磁気予防具に関する 。
【0002】
【従来の技術】
磁気が血液の粘稠度を下げることはよく知られており、これを利用した予防具 、治療具が種々市販されている。
【0003】 その典型的なものに、粘着剤を塗布したシートに小形の磁石を固定し、粘着剤 によって例えば肩に貼り付け、肩こりの治療に使用するものがある。
【0004】 しかし、その使用目的からして、磁石を小形化せざるを得ず、広範囲に治療効 果を及ぼすことができない。また使い捨てであって任意のときに任意のところで 着脱自在になっていない。
【0005】 特に、近年増加する脳血栓等の脳血液の循環不良を改善して、老人性痴呆症等 の予防をはかる方法が求められている。
【0006】
【考案の課題】
そこで、この考案の課題は、頸動脈の部分に着脱自在に当接することができる 磁気予防具を提供することである。
【0007】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するため、この考案においては、不連続環状弾性部材の両端 部に磁石を対向して取り付けた構成を採用したのである。
【0008】
【作用】 環状弾性部材の両端を開いて、人体の首の周囲に嵌合し、磁石を頸動脈の部分 に対応させて開いた両端を放すと、弾性部材の弾性によって、磁石が頸動脈の部 分に圧接し、その状態が保持される。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】 図1に示すように、この考案の磁気予防具Aは、不連続環状弾性部材1の両端 部に、1000〜5000ガウス程度の磁石2、2を対向して取り付けたもので ある。
【0011】 前記弾性部材1は、ばね鋼、弾性を有する合成樹脂等の板状体、棒状体より成 り、全体としてほぼ欠円状になっているが必ずしも真円である必要はなく、楕円 状等であってもよい。そして、環状部材1の大きさを調節可能にしておくのが好 ましい。その手段としては、例えば図2及び図3に示すように、合成樹脂より成 るバックル3の貫通孔4内に、板状弾性部材1、1を重ね合せて軽く圧入し、力 を加えると弾性部材1、1がバックル3に対してスライドするが、所定位置では 摩擦力によってその位置を保持することができるようになっている。なお、この 保持力を高めるため、図1に示すように、一対のバックル3、3を弾性部材1、 1の重ね合された端部に取り付けておくのが好ましい。
【0012】 また、弾性部材1が棒状ないしワイヤ状の場合は、図4に示すように、貫通孔 4の形状をそれに合せて形成すればよい。
【0013】 環状弾性部材1の大きさ調節手段は、上記のほか、例えば重ね合せた弾性部材 1に、それぞれ等間隔で孔を設けておき、その孔に止めねじを挿入して締結する ようにしてもよく、他の種々の手段を採用することができる。
【0014】 次に、前記磁石2を弾性部材1に取り付ける手段も種々選択することができる 。その一例を図5に示す。図示のように、半硬質合成樹脂から成る容器5の開口 部内周には、低い突起6が形成されており、容器5の弾性を利用して磁石2を圧 入すると前記突起6によって係止される。磁石2を取り出すには、容器5の周壁 が拡がるように、底壁9をへの字形にわん曲させればよい。
【0015】 前記容器5の底壁9には、凸部7が設けられており、この凸部7には、弾性部 材1を軽く圧入できる貫通孔8が設けられている。そして、力を加えると容器5 を弾性部材1に沿って移動させることができるが、任意個所で力を抜くと、摩擦 力によってその位置を保持できるようになっている。
【0016】 勿論、磁石の位置調節手段は、上記に限らない。例えば、弾性部材1の長さ方 向にスリットを設け、容器5の底壁9にねじ孔を設けて、前記スリットを通して 止めねじを前記ねじ孔にねじ込んで任意の個所で位置決めできるようにしておい てもよい。
【0017】 また、位置調節手段を設けず、磁石2を単に固定するだけでもよい。
【0018】
【効果】
この考案によれば、以上のように、環状弾性部材の両端部に磁石を取り付け、 人体の首に磁石を着脱自在に当接できるようにしたので、頸動脈の部分に当てが うと血液の粘稠度を低下させることができるため脳血栓等の予防に役立ち、かつ 任意の時間に任意の場所で使用できるので非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の予防具の一実施例を示す平面図
【図2】同上の環状弾性部材の大きさ調節部分を示す一
部拡大縦断面図
【図3】同上の横断面図
【図4】同上の他の例を示す横断面図
【図5】磁石の取り付け機構を示す縦断面図
【符号の説明】
A 磁気予防具 1 環状弾性部材 2 磁石 3 バックル 4 貫通孔 5 容器 6 突起 7 凸部 8 貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不連続環状弾性部材の両端部に磁石を対
    向して取り付けた磁気予防具。
JP1991101103U 1991-12-09 1991-12-09 磁気予防具 Expired - Lifetime JPH0626288Y2 (ja)

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JPH0582448U true JPH0582448U (ja) 1993-11-09
JPH0626288Y2 JPH0626288Y2 (ja) 1994-07-20

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JPS5424495U (ja) * 1977-07-18 1979-02-17

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