JPH0582377U - 上面取付けフック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンス、棚、木箱、冷蔵庫等の上面に取付
け、ジャンパー、バッグ、額、掛時計、ハンガー等をか
ける上面取付けフックを提供する。 【構成】 フック本体（１）の上面に、面外にＳ字状に
のひ、その先端が物品のひっかけ部（３）になるツメ
（２）を、ツメ（２）取付け面よりもひっかけ部（３）
が下方になるように設けることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、タンス、柵、木箱、冷蔵庫等の上面に取付け、ジャンパー、バッ グ、額、掛時計、ハンガー等をかける上面取付けフックに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、タンス、棚、机、木箱、冷蔵庫等の前後、側面に取付けるフックがあっ た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）キッチン、木箱等の棚に、フックを取り付ける時、棚の板が薄い為に大変 むずかしかった。 （ロ）フックが不要になり、とり外すと跡が残ることがある。外観的に見苦しく なるので、フックの取付けをちゅうちょすることがあった。 （ハ）フックには、ホーキ、帽子等、軽い物品をえらんでかけていた。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

フック本体（１）の上面に、面外にＳ字状にのび、その先端が物品のひっかけ 部（３）になるツメ（２）を、ツメ（２）取付け面よりもひっかけ部（３）が下 方になるように設ける。本考案は、以上のような構成よりなる上面取付けフック である。

【０００５】

【作用】

タンス、棚、机、木箱、冷蔵庫、かもい等の上面に取付けて、フックのツメ（ ２）にジャンパー、バッグ、額、掛時計、ハンガー等をかけて使用する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 フック本体（１）の上面にフック本体（１）と一体になっているツメ（２）を 設ける。そのツメ（２）は面外にＳ字状にのび、その先端か物品のひっかけ部（ ３）になるツメ（２）を、ツメ（２）取付け面よりもひっかけ部（３）が下方に なるように設ける。 本案は以上のような構造で、これを使用する時は、タンス、棚、机、木箱、冷 蔵庫、かもい等の上面に粘着したり、接着剤で固定し、フックのツメ（２）に、 額、ジャンパー、バッグ、掛時計、ハンガー、カバン等をかけて使用する。 なお、ツメ（２）は本体（１）と一体でなくても、フック本体（１）と異なる 材質又は同じ材質でできたツメ（２）を、図２、図３、に示すようにさしこんだ り、ネジでとめたりして、ツメ（２）を保持できる構造であってもよい。又ツメ は図５、図４、に示すように棒状や、多角形でも、図６、に示すようにフックの 端から物品ひっかけ部（３）を設ける等、強度を保つ形状であればＳ字状でなく 、どんな形でもよい。

【０００７】

【考案の効果】

カバン、ジャンパー、額等の物品をフックにかけた時、凡そ、全重量が取付面 を押しつけるようにかかる為、従来のフックに比べ、何倍もの荷重に耐えること ができる。上面にフックを取付けるので、高いタンス等の場合は、取付け跡がめ だたない。又、キッチン、木箱などの棚の板が薄い所でも、棚の上面につけるの で簡単に取付けることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】ツメの取付けの実施例を示す斜視図である。

【図３】ツメの取付けの実施例を示す斜視図である。

【図４】ツメの形状の実施例を示す斜視図である。

【図５】ツメの形状の実施例を示す斜視図である。

【図６】ツメの形状の実施例を示す斜視図である。

【図７】本考案の使用中の斜視図である。

【符号の説明】

１ フック本体 ２ ツメ ３ ひっかけ部 ４ ツメさしこみ部 ５ ツメのネジ部 ６ 上面取付けフック ７ 棚 ８ 額

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 フック本体（１）の上面に、Ｓ字状のツ
   メ（２）を設けた上面取付けフック。