JPH0581872U - 取付スペーサとこれを用いた看板組立体 - Google Patents

取付スペーサとこれを用いた看板組立体

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Publication number
JPH0581872U
JPH0581872U JP028189U JP2818992U JPH0581872U JP H0581872 U JPH0581872 U JP H0581872U JP 028189 U JP028189 U JP 028189U JP 2818992 U JP2818992 U JP 2818992U JP H0581872 U JPH0581872 U JP H0581872U
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JP
Japan
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signboard
frame
mounting spacer
mounting
assembly
Prior art date
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Pending
Application number
JP028189U
Other languages
English (en)
Inventor
川 弘 早
Original Assignee
有限会社高崎保安機材
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 看板の後方からの風に対して看板が枠から外
れることのない看板取り付け部材を提供することであ
る。 【構成】 本考案の看板組立体は、コの字の形状をした
取付スペーサ10で枠1と看板2を挟持して、その後、
ボルト3でネジ止めして枠1と看板2を固定する。この
ように構成することにより、看板後面によりかかる力
は、取付スペーサ10にかかり、直接ボルト3にはかか
らず、ネジ山は破損せず枠1から看板2が外れることは
ない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路工事の標識等に使用される立て看板の取り付け部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の道路工事標識(例:「この先工事中」、「工事期間、時間などの明示」 )などに使用される看板組立体は、経済上の理由から、図1に示すように、4角 鋼(肉厚の薄い4角状の筒)またはコの字状の角鋼の枠1に、例えば「この先、 工事中」と書かれた看板2をボルト3で止めていた。即ち、図2を参照しながら 、その取り付け方法について説明すると、ボルト3が看板2の孔を貫通して、枠 1の予め設けられたネジ孔にネジ込み、看板2を枠1に固定するもので、特に、 枠1の反対側には、ナット等取り付け部材はない。このナットを取り付けないこ とにより、組立コストが下がるからである。別の方法として、枠1にタッピンネ ジでネジ切りをしながら、看板2を枠1に固定することも可能であるが、いずれ にしても枠1の反対側には、ナット等取り付け部材はない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
通常の店等に設置されている看板は、その背後は壁等でできており、風は看板 の前面からのみ当たっている。しかし、道路等に設置される看板は、看板の前後 両面からの風の影響を考えておく必要がある。即ち、看板組立体を道路上に配置 して看板2に風が当たると、風が看板2の前方(図2の右側)から当たる場合は 、看板2の前面にかかる力は、看板2をその側面で保持している枠1にかかり、 枠1から看板2が外れることはない。しかし、風が看板2の後方(図2の左側) から当たる場合は、看板2の後面からかかる力は、ボルト3にかかり、枠1のボ ルト3がネジ込まれているネジ山が破損すると、枠1から看板2が外れることに なる。従って、本考案の目的は、看板の後方からの風に対して看板が枠から外れ ることのない看板取付部材を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案では、コの字の形状をした取付スペーサ1 0で枠1と看板2を挟持して、その後、ボルト3でネジ止めして枠1と看板2を 固定する。このように構成することにより、看板の後面からかかる力は、取付ス ペーサ10にかかり、直接ボルト3にはかからず、ネジ山は破損せず枠1から看 板2が外れることはない。
【0005】
【実施例】
図3に本考案の取付スペーサ10を図示する。この取付スペーサ10は、全体 としてコの字状をしており、背中に相当する背板12とその端部から直角方向に 側板11と側板13とが伸びている。この側板13のほぼ中央に図1のボルト3 が貫通できるように孔14が開けられている。これらの素材は、プラスチックで も金属でかまわない。また、側板11、背板12、側板13の幅、厚さ等は、看 板組立体の大きさにより、任意に決定できる。
【0006】 次に、本考案の取付スペーサ10の取り付け状態を図4、5を参照しながら説 明する。まず、枠1と看板2とを重ね合わせる。この重ね合わせた状態で、枠1 と看板2を挟持するように取付スペーサ10を側面から差し込む。その後、枠1 のネジ孔(図示せず)と看板2の孔(図示せず)に孔14を合わせる。ボルト3 をこの孔14を貫通してを枠1のネジ孔にネジ込む。前記したように、このボル ト3の先端部にナットをネジ込む必要はない。しかし、ボルト3が簡単にとれな いように、ナットをネジ込むことも可能である。ナットの存否は本考案の構成要 件には関係はない。
【0007】 次に、本考案の取付スペーサ10を看板組立体に取り付け、風が看板に当たっ た状態における取付スペーサ10の作用効果について述べる。 図5において、看板2の前方から、即ち、右側から風が看板2に当たったとき は、看板2前面にかかる力は、看板2をその側面で保持している枠1にかかり、 枠1から看板2が外れることはない。
【0008】 風が看板2の後方(図2の左側)から当たる場合は、看板2の後面からかかる 力は、側板13を右側に移動させるようにかかる。しかし、側板13と一体に構 成されている側板11が枠1に係合している為、側板13に右側方向にかかる力 は、同様に、側板11にも右側方向にかかる力となり、この力は、最終的に枠1 にかかることになり、ボルト3にはかからず、ネジ山が破損してその結果看板2 が枠1から外れることはない。
【0009】 以上の実施例では、孔14は側板13に設けられていたが、背板12の面に開 けてもよい。孔14を背板12の面に開けることにより、枠1と取付スペーサ1 0との固定が実行され、枠1と看板2との固定手段は別に行う。孔14を側板1 3に設けていたのは、ボルト3一本で枠1と看板2と取付スペーサ10の固定が 同時できる利点がある為である。
【0010】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の組立スペーサは、看板の後方からの風に対して看板 が枠から外れることのない看板組立体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の組立スペーサが取り付けられるべき看
板組立体の斜視図である。
【図2】図1の2ー2線に沿って切断した部分断面図で
ある。
【図3】本考案の組立スペーサの斜視図である。
【図4】本考案の組立スペーサが取り付けられた看板組
立体の斜視図である。
【図5】図4の5ー5線に沿って切断した部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1 枠 2 看板 3 ボルト 10 組立スペーサ 11 側板 12 背板 13 側板 14 孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板(12)と、この背板(12)の対
    向する各端部からほぼ直角方向に伸びる側板(11)と
    側板(13)とからなることを特徴とする取付スペー
    サ。
  2. 【請求項2】 側板が孔(14)を有することを特徴と
    する請求項1の取付スペーサ。
  3. 【請求項3】 枠(1)と、看板(2)と、この枠
    (1)と看板(2)とを挟持する請求項1の取付スペー
    サ(10)とを取付部材(3)で一体に固定すことを特
    徴とする看板組立体。
JP028189U 1992-04-03 1992-04-03 取付スペーサとこれを用いた看板組立体 Pending JPH0581872U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP028189U JPH0581872U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 取付スペーサとこれを用いた看板組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP028189U JPH0581872U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 取付スペーサとこれを用いた看板組立体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0581872U true JPH0581872U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12241751

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP028189U Pending JPH0581872U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 取付スペーサとこれを用いた看板組立体

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622080B2 (ja) * 1983-04-08 1987-01-17 Nichiasu Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622080B2 (ja) * 1983-04-08 1987-01-17 Nichiasu Kk

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