JPH058184A - 釘抜き機 - Google Patents

釘抜き機

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Publication number
JPH058184A
JPH058184A JP16319191A JP16319191A JPH058184A JP H058184 A JPH058184 A JP H058184A JP 16319191 A JP16319191 A JP 16319191A JP 16319191 A JP16319191 A JP 16319191A JP H058184 A JPH058184 A JP H058184A
Authority
JP
Japan
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nail
claw
crow
cylinder
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP16319191A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Arata
憲 荒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanematsu NNK Corp
Original Assignee
Kanematsu NNK Corp
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Publication date
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Publication of JPH058184A publication Critical patent/JPH058184A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動力式釘抜き機で引抜いた釘をクロウから除
去するのを容易にする装置を提供する。 【構成】 釘抜き機1は、円筒状の本体2にシリンダ3
が形成され、このシリンダ3にピストン4が往復動自在
に配置され、本体から手持ち用のハンドル5が延びてお
り、ピストンロッド6は本体2からノーズ7を通って延
び出ていて、その先端には釘抜き用のクロウ8が設けら
れており、ハンドル5に設けられたトリガ10を引くこ
とによって、シリンダ3へ加圧空気が導入されて、ピス
トンロッド先端のクロウ8が本体側に引込まれ、クロウ
8に係止した釘24が引抜かれる。そして、クロウ8の
先端部には、係止した釘24を押出すピストン28のロ
ッド27がシリンダ29への加圧空気の供給によって、
クロウが引込んで引抜いた釘を係止しているとき、クロ
ウ8の釘係止部9に延びて釘24をクロウから外す作動
位置に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木材等に打込まれた釘
を抜く動力式釘抜き機に関し、特に、その引抜いた釘を
クロウから除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、木材等に打込まれた釘を抜くに
は、バール等の鉤爪が先端部に形成された手工具を用い
て行っているが、面倒な作業であり、また、足場の悪い
場合には危険を伴うこともある。従って、この釘抜き作
業が動力式釘抜き機によって行えれば作業が楽になり、
安全性も向上する。
【0003】動力式釘抜き機としては、木材に打込まれ
た釘を打込みによって除去するものが提案されている。
この動力式釘抜き機は、木材から飛び出た釘の先端を逆
方向に打込んでその釘を木材から打出すものであり、釘
抜きの手作業が不要になるので、便利である。しかし、
この動力式釘抜き機は釘の先端を釘打機と同様に打出す
もので、釘を急激に飛び出させるので、作業者やその回
りにいる人間に危害を及ぼす惧れがある。また、木材か
ら釘の先端が出ていなければ、釘の打出しができない不
便もある。更に、釘の先端を確実に掴まえなければ、釘
の打出しが良好にできないこともあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、打込まれた釘
を、釘頭部に係止してその釘を抜く動力式釘抜き機を提
案した。しかし、この釘抜き機において、引抜いた釘を
クロウの釘係止部から除去する点について、まだ改良の
余地があった。
【0005】従って、本発明の目的は、動力式釘抜き機
で引抜いた釘をクロウから除去するのを容易にする装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明によれば、円筒状の本体にシリンダが形成さ
れ、このシリンダにピストンが往復動自在に配置され、
本体から手持ち用のハンドルが延びており、ピストンロ
ッドは本体からノーズを通って延び出ていて、その先端
には釘抜き用のクロウが設けられており、ハンドルに設
けられたトリガを引くことによって、シリンダへ加圧空
気が導入されて、ピストンロッド先端のクロウが本体側
に引込まれ、クロウに係止した釘が引抜かれる構成の釘
抜き機であって、クロウの先端部には係止した釘を押出
す手段が設けられ、この押出し手段は、クロウがノーズ
先端側にあって釘係止部に釘を係止させるときには、ク
ロウの釘係止部から外れた引込み位置にあり、クロウが
引込んで引抜いた釘を係止しているとき、クロウの釘係
止部に延びて釘をクロウから外す作動位置にあることを
特徴とする釘抜き機が提供され、クロウからの釘の除去
を容易にした。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。先ず、本発明に係る釘抜き機のクロ
ウから釘を除去する装置について説明する前に、釘抜き
機そのものの説明をする。図1には、代表的な釘抜き機
の1例が示されている。この釘抜き機1は、円筒状の本
体2を有し、この本体2にはその内部にシリンダ3が形
成され、このシリンダ3にピストン4が往復動自在に配
置されている。本体2からは手持ち用のハンドル5が延
びており、ピストン4のロッド6は本体2から、その一
端のノーズ7を通って延び出ていて、そのロッド先端に
は釘抜き用のクロウ8が設けられている。シリンダ3に
はニップル9を通して加圧空気が供給されている。この
加圧空気のシリンダ2への供給及び停止は、ハンドル5
に設けられたトリガ10によって制御される。すなわ
ち、ハンドル5のトリガ10を引くと、シリンダ3にノ
ーズ7の側の端部から加圧空気が導入されて、ピストン
4が図1の上方に移動させられて、ロッド6の先端のク
ロウ8が本体側に引込まれる。クロウ8の引込みによっ
て、該クロウの釘係止部9に頭部が係止した釘がその頭
部の側から引抜かれる。
【0008】図1の釘抜き機において、従来の釘打機と
同様に、シリンダ3にはノーズ7の反対側にメインバル
ブ12が設けられ、ハンドル5にはトリガ10にメイン
バルブ12を制御するトリガバルブ13が設けられてい
る。ハンドル5の加圧空気はトリガ10を引かない状態
すなわち静止状態では、メインバルブ12を押してシリ
ンダ3とメインバルブ12との間に隙間15を作る。ま
た、本体2内の加圧空気はシリンダ3のノーズ側端部の
連通穴16を通ってシリンダ3内には常時加圧空気が供
給される。このピストン4の両面の加圧空気は、該ピス
トンの受圧面積がメインバルブ側に比較するとノーズ側
がロッド6の分だけ少ないので、ピストン4への加圧空
気による力の総量はメインバルブ側が大きく、これによ
って、図示のようにピストン3はノーズ7の側に片寄せ
られ、静止状態を維持する。
【0009】次に、図2に示すように、トリガ10を引
いてトリガバルブ13を作動させると、加圧空気がトリ
ガバルブを通って通路17に送られ、通路17から送ら
れた加圧空気が、メインバルブ12をシリンダ3の側に
押付けるように移動させ、これにより、図1の隙間15
が閉じてシリンダ3への加圧空気の供給を停止する。一
方、シリンダ3のノーズ側端部の連通穴16からは加圧
空気が常時供給されているので、この加圧空気がピスト
ン4をメインバルブ側に移動させる。このピストン4の
移動によって、ロッド6に設けられたクロウ8がノーズ
7内を本体側に引込められる。これにより、釘頭部に係
止したクロウ8の引込みによって、木材等に打込まれた
釘が引抜かれる。
【0010】釘の引抜き後トリガ10を釈放すると、ト
リガバルブ13から加圧空気が通路17及びトリガバル
ブ13を通って大気へ逃がされ、再び、図1の状態に戻
ってメインバルブ12とシリンダ3との間に隙間15が
作られ、加圧空気がこの隙間からも供給され、ピストン
37は受圧面積の差によって図1の位置に復帰する。
【0011】釘抜き機には、クロウ8によって引抜かれ
た釘を収容する収集容器19が設けられている。これに
よって、釘を安全に収集できる。また、釘抜き機には、
使用時以外にはトリガの動作を無効にする安全機構(ソ
レノイド等)20を設けることができる。これにより、
誤ったトリガ動作を防止できる。更に、図3に図示のよ
うに、クロウ8等を先端の鉤状部材22と棒状部材23
との2部材で作って、釘24に対して金槌等によってス
ライドして係止できるようにしてもよい。
【0012】本発明においては、釘抜き機1のクロウ8
の釘係止部9には係止した釘を押出す手段が設けられて
いる。この押出し手段は、クロウ8がノーズ先端側にあ
って釘係止部9に釘を係止させるときには、釘係止部9
から外れた位置にあり、クロウ8がノーズ先端側から本
体側へ引込んで引抜いた釘24を釘係止部9に係止して
いるとき、釘係止部9に延びて釘24をクロウ8から外
す作動位置にある。更に詳しくは、図1において、この
押出し手段26は、クロウ8の釘係止部9に延びるロッ
ド27と、このロッド27の端部に設けられたピストン
28を収容するようにクロウ8に形成されたシリンダ2
9とを有する。なお、シリンダ29のピストン背面側の
端部は開放している。そして、図1の静止位置では、ロ
ッド27はクロウ8の釘係止部9には達しない引込み位
置にある。
【0013】図2のように、クロウ8がノーズ7の先端
側から本体2の側に引込んで釘係止部9に引抜いた釘2
4を係止している作動位置では、クロウ8に形成された
シリンダ29も上方に移動してピストン背面側の開放端
部が、ノーズ側面に形成された加圧空気供給路31の出
口32に整列する。加圧空気供給路31は、ノーズ7の
側面を本体2の側に延びていて本体2とノーズ7との境
界部においてピストンロッド6が通る穴を介して本体2
の内側のシリンダ3に連通しており、ここにハンドル5
へ供給された加圧空気が与えられている。従って、出口
32に整列したシリンダ29にはピストン28の背面側
に加圧空気が供給されてピストン28及びロッド27を
クロウ8の釘係止部9の側に移動させ、釘係止部9にあ
る釘24を図示のように外す。外された釘24はそのま
ま、収集容器19に収容される。なお、釘の除去後トリ
ガ10を釈放すれば、クロウ8は前記のように図1の位
置に下がり、ピストン28の背面への加圧空気の供給は
なくなって、ピストンロッド27を次の引抜くべき釘と
ともに釘係止部9から押込めだけで、図1の位置に戻
る。
【0014】図4の(A)及び(B)は、本発明に係る
クロウの釘押出し手段の第2の実施例示している。この
押出し手段は、クロウ8の釘係止部9に対して、クロウ
8がノーズ先端側にある静止位置では、クロウ8の釘係
止部9にまでは延びない細長い板状部材34で構成され
ている。この板状部材34は、クロウ8がノーズ先端側
から本体2の側に引込んだ作動位置(図4の(B)参
照)においては釘係止部9に達して、係止している釘2
4を外す。なお、板状部材34は、クロウ8が上昇して
きたときには、その先端が釘係止部9にまでスライドす
るように、ノーズ7に固定するのが簡単であるが、作動
位置において先端が釘係止部9に延びる限り任意の方法
で取付けてよい。
【0015】図5の(A)及び(B)は、本発明に係る
クロウの釘押出し手段の第3の実施例示している。この
押出し手段は、第2の実施例と違って、クロウ8の背面
側から釘係止部9の下面側に延びる細長い板状部材35
で構成されている。クロウ8の釘係止部9に対して、ク
ロウ8がノーズ先端側にある静止位置では、この板状部
材35釘係止部9にまでは達しない。しかし、クロウ8
がノーズ先端側から本体2の側に引込んだ作動位置(図
5の(B)参照)では釘係止部9に達し、係止している
釘24を外す。なお、板状部材35は、クロウ8が上昇
してきたときには、ノーズの通路穴の径の狭まりによっ
て、その先端が釘係止部9にまでスライドするように、
クロウ8またはロッド6に固定するのが簡単である。し
かし、作動位置において先端が釘係止部9に延びるので
あれば、他の任意の方法で取付けることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の釘抜き機によれば、クロウに設
けられた係止釘の押出し手段がクロウが引込んで引抜い
た釘を係止しているときにはクロウの釘係止部に延びて
釘をクロウから外す作動位置にあるという極めて簡単な
構成で係止した釘を除去できるので、釘の除去作業が極
めて確実に且つスムーズに行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る釘抜き機の、静止状
態に状態を破断して示す正面図である。
【図2】図1の釘抜き機の動作状態を示す破断正面図で
ある。
【図3】クロウ部分の変形例を示す図である。
【図4】本発明の釘抜き機の釘押出し手段の第2実施例
を示す図である。
【図5】本発明の釘抜き機の釘押出し手段の第3実施例
を示す図である。
【符号の説明】
1 釘抜き機 2 本体 3 シリンダ 4 ピストン 5 ハンドル 6 ピストンロッド 7 ノーズ 8 クロウ 9 釘係止部 10 トリガ 12 メインバルブ 13 トリガバルブ 19 収集容器 24 釘 26 釘押出し手段 27 ロッド 28 ピストン 29 シリンダ 31 加圧空気供給路 34、35 板状部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の本体にシリンダが形成され、こ
    のシリンダにピストンが往復動自在に配置され、本体か
    ら手持ち用のハンドルが延びており、ピストンロッドは
    本体からノーズを通って延び出ていて、その先端には釘
    抜き用のクロウが設けられており、ハンドルに設けられ
    たトリガを引くことによって、シリンダへ加圧空気が導
    入されて、ピストンロッド先端のクロウが本体側に引込
    まれ、クロウに係止した釘が引抜かれる構成の釘抜き機
    において、 クロウの先端部には係止した釘を押出す手段が設けら
    れ、この押出し手段は、クロウがノーズ先端側にあって
    釘係止部に釘を係止させるときには、クロウの釘係止部
    から外れた引込み位置にあり、クロウが引込んで引抜い
    た釘を係止しているとき、クロウの釘係止部に延びて釘
    をクロウから外す作動位置にあることを特徴とする釘抜
    き機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の釘抜き機において、前
    記押出し手段は、クロウの釘係止部に延びるロッドと、
    このロッドの端部に設けられたピストンを収容するシリ
    ンダと、前記作動位置において前記シリンダに加圧空気
    を供給して前記ロッドをクロウの釘係止部に延ばす構成
    にされていることを特徴とする釘抜き機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の釘抜き機において、前
    記押出し手段は、ノーズ内を本体の側からクロウの釘係
    止部に向けて先端の側に延びた細長い板状部材で成り、
    この板状部材は、クロウの釘係止部に釘を係止させると
    きにはその釘係止部に届かず、クロウが引込んだ前記作
    動位置においては前記釘係止部に達していることを特徴
    とする釘抜き機。
JP16319191A 1991-07-04 1991-07-04 釘抜き機 Pending JPH058184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16319191A JPH058184A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 釘抜き機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16319191A JPH058184A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 釘抜き機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058184A true JPH058184A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15769001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16319191A Pending JPH058184A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 釘抜き機

Country Status (1)

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JP (1) JPH058184A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140264204A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Jason W. Kittell Exposed headed-element pulling apparatus
US9839999B2 (en) 2011-08-01 2017-12-12 Happiness Tool Co., Inc. Embedded element pulling apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9839999B2 (en) 2011-08-01 2017-12-12 Happiness Tool Co., Inc. Embedded element pulling apparatus
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