JPH0581764U - 車両検出装置 - Google Patents

車両検出装置

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Publication number
JPH0581764U
JPH0581764U JP1947292U JP1947292U JPH0581764U JP H0581764 U JPH0581764 U JP H0581764U JP 1947292 U JP1947292 U JP 1947292U JP 1947292 U JP1947292 U JP 1947292U JP H0581764 U JPH0581764 U JP H0581764U
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JP
Japan
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sample
antenna
vehicle
hold
switch
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Pending
Application number
JP1947292U
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English (en)
Inventor
英登 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1947292U priority Critical patent/JPH0581764U/ja
Publication of JPH0581764U publication Critical patent/JPH0581764U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路上を走行する車両の存在と速度をマイク
ロ波を用いて同時に検出する場合、どちらかの検出精度
を犠牲にすることなく、両者共に検出精度を高めること
のできる車両検出装置を得る。 【構成】 送受器17にスイッチ5を接続し、スイッチ
5に第1のアンテナと第2のアンテナを接続する。ま
た、送受器17に第1の増幅部11と第2の増幅部15
と第1のタイミング発生部18を接続し、第1の増幅部
11には速度測定部12を接続し、第2の増幅部15に
は車両感知部16を接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、道路上に設置し走行する車両の存在と速度をマイクロ波を用いて 検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4、図5、図6、図7を用いて従来の車両検出装置を説明する。図4は従来 の車両検出装置の構成を示すブロック図、図5、図6、図7、は図4の動作説明 図である。図に於いて、1はマイクロ波を発生する発信器、2は発信器1の出力 をパルス状に振幅変調する変調器、3は変調器2の出力のマイクロ波電力を分配 する第1のカプラ、4は送信と受信を分離するサーキュレータ、8は受信電力を 分配する第2のカプラ、9は送信電力と、受信電力を混合してドップラー信号を 得るミキサ、10はミキサ9の出力をサンプルホールドする第1のサンプルホー ルド部、11は第1のサンプルホールド部10の出力を平滑し増幅する第1の増 幅部、12は第1の増幅部11の出力であるドップラー信号より速度を計算する 速度測定部、13は受信電力を検波する検波器、14は検波器13の出力をサン プルホールドする第2のサンプルホールド部、15は第2のサンプルホールド部 の出力を増幅する第2の増幅部、16は第2の増幅部の出力から車両の存在を感 知する車両感知部、17は発信器1と変調器2と第1のカプラ3とサーキュレー タ4と第2のカプラ8とミキサ9と第1のサンプルホールド部10と検波器13 と第2のサンプルホールド部14とから構成される送受器、20は第3のアンテ ナ、21は変調器2と第1のサンプルホールド部と第2のサンプルホールド部と につながる第2のタイミング発生部である。
【0003】 つぎに動作について説明する。図4において発信器1で生成されたマイクロ波 は変調器2でパルス変調され送受器17の出力波形は図5(a)のようになる。 このパルス変調波が第3のアンテナ20から放射され走行車両によって反射され 受信した波形は図5(b)のようになる。図5(b)においてT0 は式(1)で あたえられる遅延時間である。ただしRは第3のアンテナ20と車両までの距離 、単位はメートルである。 T0 =R/150(マイクロ秒) ・・・・・(1)
【0004】 図5(b)で示される受信波形は、検波器13で検波されるが、送信期間中は 送信電力の洩れがあるため図5(c)の様な波形となる。従って、車両の反射電 力に相当するのは時間T0 に相当する部分であり第2のタイミング発生部21か ら図5(d)のようなサンプルホールドパルスが発生し、図5(c)の波形は図 5(e)のようにサンプルホールドされる。図5(e)の波形は第2の増幅部1 5で増幅され車両感知部16にて、しきい値をこえると車両が感知される。
【0005】 一方、車両が動いていればミキサ9の出力にはドップラー周波数を生じるが、 マイクロ波がパルス変調されているため図6(a)のような波形となる。 第2のタイミング発生部21からは図6(b)のようなサンプルホールドパル スが発生し、図5(a)の波形は図5(c)のようにサンプルホールドされる。 図6(c)の波形は第1の増幅部11で平滑し増幅され、図6(d)のドップラ ー信号となる。速度測定部12において第1の増幅部11の出力であるドップラ ー信号より速度が計算される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
車両検出装置は道路上に車両を見下ろす様に設置されるため、アンテナビーム 方向の水平線から下向きの角度を図7のようにθとすると、屋根の平な車両の場 合、車両の前の部分では反射があり車両の存在を感知することができるが、図7 に示す状態まで車両が進入してくると、θが小さい場合、反射がアンテナに戻っ てこず、車両の全長にわたって車両の存在を感知できない。従って、車両の全長 にわたって車両の存在を感知することが必要な場合の、この様な車両感知精度を 良くしようとすれば、θを大きくする必要がある。 一方、アンテナが受信するドップラー周波数Fd は、車両19の速度をVとす れば、式(2)であたえられる。 Fd =(2V/λ)cosθ ・・・・・(2) ただし、λはマイクロ波の波長である。
【0007】 この式(2)よりアンテナを真下、すなわちθを90度にするとドップラー周 波数Fd は0となるので、真下に向けることはできないが、90度に近い値とな ると、θの1度当たりの変化に対するドップラー周波数Fd の変化が大きくなる ため、測定精度が悪くなる。従って速度測定精度をよくするためには、θを小さ くする必要がある。なお、速度測定は車両の前の部分から反射がある間に、完了 するので、車両の平な屋根で反射がないのは問題がない。 以上のように、従来の車両検出装置では、最適のθを設定することは困難であ り、車両の存在感知と速度測定の両者の精度を同時に向上できないという課題が あった。
【0008】 この考案は、かかる課題を解決するためになされたものであり、車両の存在感 知と速度測定の両者の精度を同時に向上できる車両検出装置を提供することを目 的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る車両検出装置は、パルス変調されたマイクロ波を2台のアンテ ナから時分割で送受信し、それぞれのアンテナから得られた信号をそれぞれ処理 し、車両の存在および速度を検出する。
【0010】
【作用】
この考案における車両検出装置においては、それぞれのアンテナの下向き角度 θは、車両の存在および速度の検出のために、それぞれを最も良い状態に設定で きるため、精度のよい車両の存在および速度の検出が可能となる。
【0011】
【実施例】
実施例1. 図1は、この考案による車両検出装置の一実施例を示すブロック図、図2、図 3は、その動作説明図であり、1〜4、8〜17は上記従来装置と同一である。 5はアンテナ切り替え用のスイッチ、6は第1のアンテナ、7は第2のアンテナ 、18は変調器2と第1のサンプルホールド部と第2のサンプルホールド部とス イッチ5とにつながりそれぞれのタイミングを制御する第1のタイミング発生部 である。
【0012】 上記の様に構成された車両検出装置においては、図2(a)に示す様な、第1 のタイミング発生部18からのスイッチ切り替え信号がスイッチ5に入力され、 レベルHではスイッチ5は第1のアンテナ6に接続され、レベルLではスイッチ 5は第2のアンテナ7に接続される。 従って、第1のアンテナ6の受信波形は図2(b)の様になり、第2のアンテ ナ7の受信波形は図2(c)の様になる。 また、第1のタイミング発生部18から第1のサンプルホールド部には図2( d)のようなタイミングでサンプルホールドパルスが入力され、第2のサンプル ホールド部には図2(e)のようなタイミングでサンプルホールドパルスが入力 される。 以降の動作は従来の装置と同様であるが、図2のタイミングより、第1のアン テナ6の受信波形から車両の速度が検出でき、第2のアンテナ7の受信波形から 車両の存在が検出できる。図3は、第1のアンテナ6および第2のアンテナ7か ら放射されたマイクロ波が車両の屋根に反射している場合を示し、速度測定を終 えた第1のアンテナ6に反射波は受信できないが、第2のアンテナ7には反射波 が受信でき、車両の検出ができることを示している。
【0013】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されている 様な効果を奏する。
【0014】 2台のアンテナからパルス変調されたマイクロ波を時分割で送受信し、それぞ れのアンテナに対応して信号処理をするため、車両の存在感知専用および速度測 定専用のアンテナを設けることができ、精度の高い車両検出装置を実現できる。 また、時分割処理をするため、装置を簡略にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この考案の実施例1の動作説明図である。
【図3】この考案の実施例1の動作説明図である。
【図4】従来の車両検出装置を示すブロック図である。
【図5】従来の車両検出装置の動作説明図である。
【図6】従来の車両検出装置の動作説明図である。
【図7】従来の車両検出装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 発信器 2 変調器 3 第1のカプラ 4 サーキュレータ 5 スイッチ 6 第1のアンテナ 7 第2のアンテナ 8 第2のカプラ 9 ミキサ 10 第1のサンプルホールド部 11 第1の増幅部 12 速度測定部 13 検波器 14 第2のサンプルホールド部 15 第2の増幅部 16 スイッチ 17 送受器 18 第1のタイミング発生部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信器と、上記発信器につながる変調器
    と、上記変調器につながる第1のカプラと、上記第1の
    カプラにつながるサーキュレータと、上記サーキュレー
    タにつながるスイッチと、上記スイッチにつながる第1
    のアンテナと、上記スイッチにつながる第2のアンテナ
    と、上記サーキュレータと上記第1のカプラにつながる
    第2のカプラと、上記第1のカプラにつながるミキサ
    と、上記ミキサにつながる第1のサンプルホールド部
    と、上記第1のサンプルホールド部につながる第1の増
    幅部と、上記第1の増幅部につながる速度測定部と、上
    記第2のカプラにつながる検波器と、上記検波器につな
    がる第2のサンプルホールド部と、上記第2のサンプル
    ホールド部につながる第2の増幅部と、上記第2の増幅
    部につながる車両感知部と、上記変調器と上記スイッチ
    と上記第1のサンプルホールド部と上記第2のサンプル
    ホールド部とにつながる第1のタイミング発生部とから
    構成されることを特徴とする車両検出装置。
JP1947292U 1992-04-01 1992-04-01 車両検出装置 Pending JPH0581764U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1947292U JPH0581764U (ja) 1992-04-01 1992-04-01 車両検出装置

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JP1947292U JPH0581764U (ja) 1992-04-01 1992-04-01 車両検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0581764U true JPH0581764U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12000275

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1947292U Pending JPH0581764U (ja) 1992-04-01 1992-04-01 車両検出装置

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JP (1) JPH0581764U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003198247A (ja) * 2001-10-19 2003-07-11 Ber Group Sa 平面アンテナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003198247A (ja) * 2001-10-19 2003-07-11 Ber Group Sa 平面アンテナ

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