JPH0581643U - 自動車用メータ - Google Patents

自動車用メータ

Info

Publication number
JPH0581643U
JPH0581643U JP020590U JP2059092U JPH0581643U JP H0581643 U JPH0581643 U JP H0581643U JP 020590 U JP020590 U JP 020590U JP 2059092 U JP2059092 U JP 2059092U JP H0581643 U JPH0581643 U JP H0581643U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pointer
meter
shape
dial
light guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP020590U
Other languages
English (en)
Inventor
伸二 奈良間
Original Assignee
矢崎総業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 矢崎総業株式会社 filed Critical 矢崎総業株式会社
Priority to JP020590U priority Critical patent/JPH0581643U/ja
Publication of JPH0581643U publication Critical patent/JPH0581643U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】指針形状を自由に形成することができ、視覚的
に変化があり、意匠上新規で美観を高めることのできる
自動車用メータを提供する。 【構成】指針アッシー16を磁気材料で所定形状に形成
すると共に、第1の導光板10と第2の導光板12との
間の空隙13に磁気検出液14を封入し、上記指針アッ
シー16の磁場により、その磁場形状に応じて上記磁気
検出液14の所定部分が透明になるようにした。そし
て、この磁場形状の透明部分を介して、上記第2の導光
板12の表面の指針色部分が所定形状の指針として視認
できるようになるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用メータに係り、特に自動車のインストルメントパネルに装着 され、この自動車の速度等の所定の計測量を表示するための自動車用メータに関 する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車のインストルメントパネルには、自動車の速度、エンジン回転 数等の所定の計測量を表示する速度計、回転計等が配設されたメータが配設され ている。
【0003】 図5及び図6はこのような従来の自動車用メータを示したもので、表面が開放 された図示しないメータケースの内部には、クロスコイル型指示計器等の内機1 が配設されており、上記メータケースの開放側内部には、見返し板2が取り付け られている。また、上記見返し板2の内側には、光透過性の目盛り、文字3等が 形成された文字板4が取り付けられており、上記内機1には、所定の計測量に応 じて回転駆動される回転軸5が上記文字板4の表面側に突出するように配設され ている。
【0004】 また、上記回転軸5の先端部には、指針6が装着されており、上記メータケー スの表面には、表ガラス7がメータケースの開放端面を閉塞するように装着され ている。さらに、上記文字板4の裏面には、一部がメータケースの底面側に曲成 された導光板8が取り付けられており、上記メータケースの底面には、図示しな い複数のランプが配設されている。
【0005】 このような従来の自動車用メータにおいては、自動車の速度等を計測し、その 計測量に基づいて上記内機1を動作させることにより、上記計測量に応じて回転 軸5を回転駆動させて上記指針6を文字板4上で回転させ、その指針6の指示位 置を読み取ることにより、自動車の速度等を視認するようになっている。
【0006】 この場合に、夜間等においては、上記ランプの点灯により上記文字板4が透過 照明されるようになっており、また、ランプの照射光が上記導光板8を介して上 記指針6に導かれることで、指針6そのものが発光するようになっている。 なお、上記指針6には、指針6に導かれる照射光が光漏れしないようにするた めの指針キャップ9が設けられている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の自動車用メータにおいては、文字板4上で回転駆動される 指針6を直接視認するものであり、また、指針6そのものが発光する形式なので 、例えば視覚的変化を狙って指針6を様々な形に形成するにしても、おのずと限 度があり、結果として意匠上新規な形状のメータとすることができないという不 都合を有している。
【0008】 本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、指針形状を自由に形成すること ができ、視覚的に変化があり、意匠上新規で美観を高めることのできる自動車用 メータを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案に係る自動車用メータは、メータケースの内部 に内機により所定の計測量に基づいて駆動される指針を配設すると共に、所定の 目盛り、文字等が形成された文字板を配設してなる自動車用メータにおいて、上 記指針を磁気材料からなる指針アッシーで形成すると共に、上記文字板内に磁気 検出液を封入し、この磁気検出液に近接して上記文字板の下面側に上記指針アッ シーを配設したことをその特徴とするものである。
【0010】
【作用】
本考案によれば、指針アッシーの磁場形状に応じて文字板内の磁気検出液の所 定部分を様々な形状の透明部にすることができる。そして、この透明部を介して 文字板の下面側を視認することで、所定形状の指針として視認することができる ものであり、これにより指針の多様化を図ることができるものである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図4を参照して説明する。 図1乃至図4は本考案に係る自動車用メータの一実施例を示したもので、表面 が開放された図示しないメータケースの内部には、クロスコイル型指示計器等の 内機1が配設されており、上記メータケースの開放側内部には、見返し板2が取 り付けられている。
【0012】 また、本実施例においては、上記見返し板2の内側には、一部がメータケース の底面側に曲成された第1の導光板10が取り付けられており、この導光板10 の裏面には、上記見返し板2の視認用開口2aに応じた大きさの凹部11が形成 されている。また、この凹部11には、第2の導光板12が嵌着されて、上記第 1の導光板10と第2の導光板12との間に密閉構造の空隙13が形成されるよ うになっており、この空隙13内には、磁気検出液14が封入されるようになっ ている。
【0013】 上記磁気検出液14としては、例えば酸化鉄の微粒子が分散したコロイド液で ある水性磁性コロイドが好ましく、この水性磁性コロイドは、磁場の有無に応じ て、磁場が無いときは分散した酸化鉄の微粒子により茶色に見え、磁場が有ると きは酸化鉄の微粒子が整列することにより無色透明に見える性質を有するもので ある。
【0014】 また、上記第1の導光板10の裏面のうち上記空隙13に応じた部分には、例 えば白色インキにより所定の目盛り、文字3が印刷形成されており、また、上記 第2の導光板12の表面のうち上記空隙13に応じた部分には、例えば白色イン キにより指針色15が印刷形成されている。さらに、上記第2の導光板12の下 面側には、上記空隙13に封入された磁気検出液14の近傍に位置するように、 磁気を帯びた材料で所定形状に形成された指針アッシー16が配設されており、 この指針アッシー16に上記内機1の回転軸5が接続されるようになっている。
【0015】 また、上記メータケースの底面には、図示しない複数のランプが配設されるよ うになっている。なお、符号16aは、指針アッシー16のバランス部、符号1 7は、内機1への指針アッシー16の磁気の影響を少なくするための遮蔽板であ る。
【0016】 次に、本実施例の作用について説明する。 本実施例においては、指針アッシー16が磁気材料で所定形状に形成されてお り、上記第1の導光板10と第2の導光板12との間の空隙13に封入された茶 色の磁気検出液14が、上記指針アッシー16の磁場によりその磁場形状に応じ て所定部分が透明になるものである。そして、この磁場形状の透明部分を介して 、図3に示したように、文字板4として機能する茶色の地色部分に指針6として 機能する白色の指針色15部分が所定形状で視認できるようになり、この指針色 15部分が磁気検出液14が封入された空隙13部分に形成された目盛り、文字 3を指示するようになっている。
【0017】 これにより、上記指針アッシー16を所定計測量に応じて回転させ、その指針 色15部分の指示位置を読み取ることにより、自動車の速度等を視認するように なっている。
【0018】 また、夜間等において、ランプの照射光を上記第1の導光板10内に導くこと により、文字板4として機能する磁気検出液14部分、目盛り、文字3部分及び 指針6として機能する指針色15部分で照射光が乱反射するようになり、茶色の 地色部分に白色の目盛り、文字3及び指針6が浮かび上がるようになっている。
【0019】 従って、本実施例においては、指針アッシー16を様々な形に形成することに より、その磁場形状に応じて磁気検出液14封入部分の所定部分を様々な形状の 透明部にすることができ、この透明部分を介して磁気検出液14封入部分の下面 に形成された指針色15を視認することで、所定形状の指針6として視認するこ とができるものであり、これにより、図4に示したように指針形状を極めて容易 に変形させることができる。
【0020】 また、従来のように文字板の表面側に配設された指針そのものを直接視認する 形式ではなく、しかも、上記したように指針形状を容易に変形できるので、指針 6の多様化を図ることができ、視覚的に変化があり、意匠上新規で美観を高める ことのできる自動車用メータとすることができる。
【0021】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、種々変更することがで きるものであり、上記第2の導光板12の表面に印刷形成された指針色15を適 宜変えることにより、指針6の色を様々に変化させることができるものである。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る自動車用メータは、内部に磁気検出液を封入し た文字板の下面側に、文字板に近接して磁気材料からなる指針アッシーを配設す ることにより、指針アッシーの磁場形状に応じて文字板内の磁気検出液の所定部 分を様々な形状の透明部にすることができ、この透明部を介して文字板の下面側 を視認することで、所定形状の指針として視認することができ、これにより指針 の多様化を図ることができ、視覚的に変化があり、意匠上新規で美観上極めて好 ましいメータを得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車用メータの一実施例を示す
断面図である。
【図2】図1のA部の拡大断面図である。
【図3】図1のメータの正面図である。
【図4】図4(A),(B)は指針形状のバリエーショ
ンを示すメータの一部正面図で、図4(A)は、指針の
中途部が切り欠かれた例、図4(B)は、指針の先端部
だけの例である。
【図5】従来の自動車用メータを示す断面図である。
【図6】従来のメータの正面図である。
【符号の説明】
1 内機 2 見返し板 3 目盛り、文字 4 文字板 6 指針 10 第1の導光板 12 第2の導光板 13 空隙 14 磁気検出液 15 指針色 16 指針アッシー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータケースの内部に内機により所定の
    計測量に基づいて駆動される指針を配設すると共に、所
    定の目盛り、文字等が形成された文字板を配設してなる
    自動車用メータにおいて、 上記指針を磁気材料からなる指針アッシーで形成すると
    共に、上記文字板内に磁気検出液を封入し、この磁気検
    出液に近接して上記文字板の下面側に上記指針アッシー
    を配設したことを特徴とする自動車用メータ。
JP020590U 1992-04-06 1992-04-06 自動車用メータ Withdrawn JPH0581643U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP020590U JPH0581643U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 自動車用メータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP020590U JPH0581643U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 自動車用メータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0581643U true JPH0581643U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12031461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP020590U Withdrawn JPH0581643U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 自動車用メータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0581643U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009087865A1 (ja) * 2008-01-10 2009-07-16 Nippon Seiki Co., Ltd. 指示計器装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009087865A1 (ja) * 2008-01-10 2009-07-16 Nippon Seiki Co., Ltd. 指示計器装置
JP2009162713A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Nippon Seiki Co Ltd 指示計器装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0742101Y2 (ja) 計 器
JP4977447B2 (ja) 車両用表示装置
JP4675746B2 (ja) 計器用文字盤
JP4650210B2 (ja) 車両用指針計器
JP4977403B2 (ja) 車両用表示装置
JPH0581643U (ja) 自動車用メータ
JP5045403B2 (ja) 指針計器
JP2003215142A (ja) 車両用計器
JPH0742099Y2 (ja) 指示計器
JP3897139B2 (ja) 車載用表示装置
JP2007132818A (ja) 車両用指針計器
JP3613426B2 (ja) 車両用計器装置の指針構造
JP4996208B2 (ja) 表示装置
JP4075843B2 (ja) 車両用指針計器
JPS60239605A (ja) 計器
CN206297415U (zh) 仪表装置及车辆仪表系统
JP2007064682A (ja) 車両用指針計器
JP2008116302A (ja) 車両用文字板及び車両用表示装置
JP3480081B2 (ja) 計 器
JP4319050B2 (ja) 計器照明構造
JP2004226363A (ja) 車両用計器
JP7245438B2 (ja) 指針式計器装置
JP2008196995A (ja) 車両用計器の表示装置
JP4655876B2 (ja) 車両用指針計器
KR100601592B1 (ko) 차량용 표시장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960801