JPH058147A - 工作機械 - Google Patents
工作機械Info
- Publication number
- JPH058147A JPH058147A JP18385191A JP18385191A JPH058147A JP H058147 A JPH058147 A JP H058147A JP 18385191 A JP18385191 A JP 18385191A JP 18385191 A JP18385191 A JP 18385191A JP H058147 A JPH058147 A JP H058147A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- main shaft
- shaft head
- spindle head
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/12—Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine
- B23Q11/126—Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine for cooling only
- B23Q11/127—Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine for cooling only for cooling motors or spindles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却ムラなく主軸頭を冷却し、加工精度を高
める。 【構成】 主軸頭を備えている工作機械において、主軸
頭４の壁面に細長い通路３０をジグザグ状に設け、通路
３０に沿って冷却媒体２２を流して主軸頭４を冷却する
構成にしたことを特徴とする工作機械。
める。 【構成】 主軸頭を備えている工作機械において、主軸
頭４の壁面に細長い通路３０をジグザグ状に設け、通路
３０に沿って冷却媒体２２を流して主軸頭４を冷却する
構成にしたことを特徴とする工作機械。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、主軸頭を備えている
工作機械に関するものである。
工作機械に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、工作機械の主軸は、加工効率を高
めるために高速化が図られている。
めるために高速化が図られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
すると、ベアリングやギア駆動部等からの発熱が大きく
なり、主軸および主軸を支持している主軸頭の熱変位が
生じ易くなる。このため、加工精度が低下することにな
る。
すると、ベアリングやギア駆動部等からの発熱が大きく
なり、主軸および主軸を支持している主軸頭の熱変位が
生じ易くなる。このため、加工精度が低下することにな
る。
【０００４】この不都合を解消するため、本発明者は特
願昭６３−１３６０８号において主軸頭を冷却媒体で冷
却する構成の工作機械を提案している。この工作機械
は、主軸頭の壁面全体を囲む形状の冷却媒体用空間を有
している。しかし、この媒体空間は主軸頭全体を囲む薄
肉幅広形状であるため、冷却媒体が空間内を流れる時に
流れの停滞や流れムラが発生し易く、これが冷却ムラに
つながっていた。
願昭６３−１３６０８号において主軸頭を冷却媒体で冷
却する構成の工作機械を提案している。この工作機械
は、主軸頭の壁面全体を囲む形状の冷却媒体用空間を有
している。しかし、この媒体空間は主軸頭全体を囲む薄
肉幅広形状であるため、冷却媒体が空間内を流れる時に
流れの停滞や流れムラが発生し易く、これが冷却ムラに
つながっていた。
【０００５】本発明はこの工作機械の改良を意図したも
のである。
のである。
【０００６】この発明は、主軸及び主軸頭の熱変位を抑
え加工精度を高めることができる工作機械を提供するこ
とを目的としている。
え加工精度を高めることができる工作機械を提供するこ
とを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、主軸頭
を備えている工作機械において、主軸頭４の壁面に細長
い通路３０をジグザグ状に設け、通路３０に沿って冷却
媒体２２を流して主軸頭４を冷却する構成にしたことを
特徴とする工作機械である。
を備えている工作機械において、主軸頭４の壁面に細長
い通路３０をジグザグ状に設け、通路３０に沿って冷却
媒体２２を流して主軸頭４を冷却する構成にしたことを
特徴とする工作機械である。
【０００８】
【作用】主軸１２を高速回転させても、ジグザグ状に設
けた通路３０に沿って冷却媒体２２を流すことにより主
軸頭４を冷却することができる。しかも、冷却媒体２２
がジグザグ状の細長い通路３０に沿って流れるので、冷
却効率が高く、流れの停滞や流れムラが生じない。従っ
て、主軸頭４をムラなく効果的に冷却できる。
けた通路３０に沿って冷却媒体２２を流すことにより主
軸頭４を冷却することができる。しかも、冷却媒体２２
がジグザグ状の細長い通路３０に沿って流れるので、冷
却効率が高く、流れの停滞や流れムラが生じない。従っ
て、主軸頭４をムラなく効果的に冷却できる。
【０００９】
【実施例】第１図を参照する。
【００１０】工作機械 工作機械は、ベッド１、テ―ブル２、コラム３、主軸
頭４を備えている。テ―ブル２は、ベッド１に設定され
ており、Ｘ方向にモ―タ５の駆動により移動できる。コ
ラム３はモ―タ６の駆動により矢印Ｙ１或いはＹ２の方
向に移動できる。主軸頭４は、コラム３の上下方向に沿
ってモ―タ７の駆動により矢印Ｚ１或いはＺ２の方向に
昇降できる。
頭４を備えている。テ―ブル２は、ベッド１に設定され
ており、Ｘ方向にモ―タ５の駆動により移動できる。コ
ラム３はモ―タ６の駆動により矢印Ｙ１或いはＹ２の方
向に移動できる。主軸頭４は、コラム３の上下方向に沿
ってモ―タ７の駆動により矢印Ｚ１或いはＺ２の方向に
昇降できる。
【００１１】主軸頭 主軸頭４は、主軸１２、モ―タ１１等を備えている。
【００１２】第２図を参照すると、主軸頭４は主軸１２
を回転可能に支持している。スピンドル１２のギア１３
は、ギア１４と噛み合っている。ギア１４とギア１５は
軸１６に固定されている。ギア１５はギア１７に噛み合
っている。ギア１７はモ―タ１１の出力軸１８に固定さ
れている。これにより、モ―タ１１の出力軸１８が回転
すると、ギア１７，１５，１４，１３を介してスピンド
ル１２を回転可能である。スピンドル１２の下端にはツ
―ルホルダ１０が着脱可能に取付けられている。ツ―ル
ホルダ―１０にはツ―ル１９が設定されている。
を回転可能に支持している。スピンドル１２のギア１３
は、ギア１４と噛み合っている。ギア１４とギア１５は
軸１６に固定されている。ギア１５はギア１７に噛み合
っている。ギア１７はモ―タ１１の出力軸１８に固定さ
れている。これにより、モ―タ１１の出力軸１８が回転
すると、ギア１７，１５，１４，１３を介してスピンド
ル１２を回転可能である。スピンドル１２の下端にはツ
―ルホルダ１０が着脱可能に取付けられている。ツ―ル
ホルダ―１０にはツ―ル１９が設定されている。
【００１３】主軸頭４の壁面には細長い通路３０がジグ
ザグ状に形成されている。通路３０は、図２と図３に示
すように、内壁２１とカバ３１，３２，３３，３４で形
成してある。通路３０はジグザグ状に何度も曲って主軸
頭４の側面全体を網羅するように配置されている。通路
３０には入口と出口が設けてある。これらの出入口はそ
れぞれライン２６，２７に接続されている。内壁２１
は、ギアボックス２３を構成している。冷却油２２は、
第１図で示すように冷却油収容部２５からライン２６を
介して供給され、外壁２０と内壁２１の間を通り、ライ
ン２７を介して収容部２５に戻るようになっている。
ザグ状に形成されている。通路３０は、図２と図３に示
すように、内壁２１とカバ３１，３２，３３，３４で形
成してある。通路３０はジグザグ状に何度も曲って主軸
頭４の側面全体を網羅するように配置されている。通路
３０には入口と出口が設けてある。これらの出入口はそ
れぞれライン２６，２７に接続されている。内壁２１
は、ギアボックス２３を構成している。冷却油２２は、
第１図で示すように冷却油収容部２５からライン２６を
介して供給され、外壁２０と内壁２１の間を通り、ライ
ン２７を介して収容部２５に戻るようになっている。
【００１４】第３図では、流路３０の形状が明確に示さ
れている。主軸頭４の各所には温度センサ（図示せず）
が設けてあり、検出された温度に応じて冷却媒体の温度
と流量を調整するようになっている。
れている。主軸頭４の各所には温度センサ（図示せず）
が設けてあり、検出された温度に応じて冷却媒体の温度
と流量を調整するようになっている。
【００１５】使用に際しては、第１図で説明すると、テ
―ブル２の位置を設定し、コラム３の移動を行い、更に
主軸頭４を下げて、ツ―ルによりテ―ブル２の上のワ―
クＷを加工する。この加工の際に、第２図の主軸１２は
高速回転をしている。この高速回転によりベアリング部
１３０やギア１３，１４，１５，１７の噛み合い部分等
で発熱が生じ、ギアボックス２３全体の温度が高まる。
このため、主軸頭４全体の熱変位を起こし易い。しか
し、冷却油２２が主軸頭４に流れているので、この発生
熱を吸収することができ、主軸頭或いはギアボックス２
３の変形を防ぐことができる。このため、ツ―ル１９に
より、ワ―クに対し高精度で加工を行うことができるの
である。
―ブル２の位置を設定し、コラム３の移動を行い、更に
主軸頭４を下げて、ツ―ルによりテ―ブル２の上のワ―
クＷを加工する。この加工の際に、第２図の主軸１２は
高速回転をしている。この高速回転によりベアリング部
１３０やギア１３，１４，１５，１７の噛み合い部分等
で発熱が生じ、ギアボックス２３全体の温度が高まる。
このため、主軸頭４全体の熱変位を起こし易い。しか
し、冷却油２２が主軸頭４に流れているので、この発生
熱を吸収することができ、主軸頭或いはギアボックス２
３の変形を防ぐことができる。このため、ツ―ル１９に
より、ワ―クに対し高精度で加工を行うことができるの
である。
【００１６】ところで、この発明は上述した実施例に限
定されるものではない。例えば、冷却油の代わりに冷却
用の気体、例えば窒素ガス等を用いるようにしてもよ
い。また図示例の工作機械は立型のマシニングセンタで
あるが、他の形式の工作機械においても、勿論、この発
明は適用できることはいうまでもない。更に、高速回転
をする木工機械等に適用することも可能である。
定されるものではない。例えば、冷却油の代わりに冷却
用の気体、例えば窒素ガス等を用いるようにしてもよ
い。また図示例の工作機械は立型のマシニングセンタで
あるが、他の形式の工作機械においても、勿論、この発
明は適用できることはいうまでもない。更に、高速回転
をする木工機械等に適用することも可能である。
【００１７】また、通路の形状は図示例の形状に限定さ
れない。らせん状に流路を形成してもよい。また、通路
の幅は一様でなくてもよい。通路は主軸頭の側面ばかり
でなく、上・下面の設置可能な領域に設けることができ
る。
れない。らせん状に流路を形成してもよい。また、通路
の幅は一様でなくてもよい。通路は主軸頭の側面ばかり
でなく、上・下面の設置可能な領域に設けることができ
る。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、主軸頭や主軸の熱
変位を抑え高精度で加工を行うことができる。このため
製品の精度を向上できる。特に、細長い通路をジグザグ
状に設けて、この通路に沿って冷却媒体を流すため、主
軸頭全体をムラなく効率よく冷却できるので加工精度を
いっそう向上できる。
変位を抑え高精度で加工を行うことができる。このため
製品の精度を向上できる。特に、細長い通路をジグザグ
状に設けて、この通路に沿って冷却媒体を流すため、主
軸頭全体をムラなく効率よく冷却できるので加工精度を
いっそう向上できる。
【図１】この発明の工作機械の実施例を示す側面図
【図２】図１の主軸頭を示す一部切欠き側面図
【図３】図２のＡ−Ａ断面図
４ 主軸頭 １２ 主軸 ２１ 内壁 ２２ 冷却油 ３０ 通路 ３１，３２，３３，３４ カバー ◆
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】主軸頭を備えている工作機械において、主
軸頭（４）の壁面に細長い通路（３０）をジグザグ状に
設け、通路（３０）に沿って冷却媒体（２２）を流して
主軸頭（４）を冷却する構成にしたことを特徴とする工
作機械。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18385191A JPH058147A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 工作機械 |
| PCT/JP1992/000788 WO1993000200A1 (en) | 1991-06-28 | 1992-06-19 | Machine tool |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18385191A JPH058147A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 工作機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058147A true JPH058147A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16142944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18385191A Pending JPH058147A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 工作機械 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058147A (ja) |
| WO (1) | WO1993000200A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011148062A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Mori Seiki Co Ltd | 工作機械 |
| JP2013169641A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | Toshiba Mach Co Ltd | 精密工作機械 |
| US20140010611A1 (en) * | 2012-07-05 | 2014-01-09 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Precision machine tool |
| JP2015213966A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-12-03 | 高松機械工業株式会社 | 主軸台座冷却槽 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6584560B2 (ja) * | 2018-03-20 | 2019-10-02 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械の主軸装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6342981Y2 (ja) * | 1980-08-26 | 1988-11-10 | ||
| JPS6278247U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-19 | ||
| JPH0525805Y2 (ja) * | 1987-12-02 | 1993-06-29 | ||
| JPH01193142A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-03 | Kitamura Mach Co Ltd | 工作機械 |
| JPH01143338U (ja) * | 1988-03-25 | 1989-10-02 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP18385191A patent/JPH058147A/ja active Pending
-
1992
- 1992-06-19 WO PCT/JP1992/000788 patent/WO1993000200A1/ja unknown
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011148062A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Mori Seiki Co Ltd | 工作機械 |
| JP2013169641A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | Toshiba Mach Co Ltd | 精密工作機械 |
| US20140010611A1 (en) * | 2012-07-05 | 2014-01-09 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Precision machine tool |
| CN103522075A (zh) * | 2012-07-05 | 2014-01-22 | 东芝机械株式会社 | 精密机床 |
| US9511465B2 (en) * | 2012-07-05 | 2016-12-06 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Precision machine tool |
| TWI566878B (zh) * | 2012-07-05 | 2017-01-21 | Toshiba Machine Co Ltd | Precision working machinery |
| US10252391B2 (en) | 2012-07-05 | 2019-04-09 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Precision machine tool |
| JP2015213966A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-12-03 | 高松機械工業株式会社 | 主軸台座冷却槽 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1993000200A1 (en) | 1993-01-07 |
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