JPH058124U - 油圧回路構造 - Google Patents

油圧回路構造

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Publication number
JPH058124U
JPH058124U JP5390891U JP5390891U JPH058124U JP H058124 U JPH058124 U JP H058124U JP 5390891 U JP5390891 U JP 5390891U JP 5390891 U JP5390891 U JP 5390891U JP H058124 U JPH058124 U JP H058124U
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JP
Japan
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oil
cover
upper cover
hydraulic
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP5390891U
Other languages
English (en)
Inventor
喜康 内田
牧生 塚田
敏也 高石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Nishina Industrial Co Ltd
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Nishina Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp, Nishina Industrial Co Ltd filed Critical Toyota Industries Corp
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Publication of JPH058124U publication Critical patent/JPH058124U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】カバーに形成した油路の加工及び組付作業を簡
素化することを目的とする。 【構成】アッパーカバー3に溝部6,12を形成し、そ
の開口部を連結板7で塞ぎ油路6a,12aを形成し
た。そして、その油路6a,12aとトランスミッショ
ンフレーム5に形成されたオイル通路10とを連通させ
てクラッチ装置9へオイルを供給するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばオートマチックトランスミッションの油圧回路構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばフォークリフトに装着されているオートマチックトランスミッシ ョンは、トルクコンバータ、ミッション制御機構、油圧制御機構の3部から構成 され、前記トルクコンバータは、オイルタンクに貯溜されているオイルを利用し てエンジンの動力を伝達するとともに、トルクの増大を行うようになっている。
【0003】 また、ミッション制御機構は、入力軸と出力軸、そして、前進及び後進の動力 の断接を行うクラッチ装置等から構成されている。さらに、油圧制御機構は、エ ンジンの駆動にともなって駆動されるオイルポンプによって発生した油圧を一定 に調圧したり、各所に分配を行うコントロールバルブ等から構成されている。
【0004】 図2はバルブ収容ブロック30及びトランスミッションフレーム31の要部正 面図、また、図3はバルブ収容ブロック30及びトランスミッションフレーム3 1の平面図であって、両図に示すように、前記バルブ収容ブロック30は、アッ パーカバー32と、前記コントロールバルブ33及びボディ34とから形成され ている。そして、前記コントロールバルブ33はアッパーカバー32及びボディ 34との間に介在され、前記アッパーカバー32はトランスミッションフレーム 31に固設されている。
【0005】 前記トランスミッションフレーム31の右側壁には、例えばオイルポンプ35 と連結するオイルポンプ側流通通路36が透設され、また、トランスミッション フレーム31の左側壁には、例えばクラッチ装置37と連結するクラッチ側オイ ル流通通路38が透設されている。そして、前記アッパーカバー32にもトラン スミッションフレーム31に透設された各オイル流通通路36,38と連通する オイルを前記アッパーカバー32及びフレーム33に形成したオイル流通通路3 9,40が透設されている。
【0006】 そして、前記オイルポンプ35から圧送されたオイルが、トランスミッション フレーム31及びアッパーカバー32に透設されたオイルポンプ側オイル流通通 路36,39からアッパーカバー32の側面から長手方向に透設された連通通路 41aを通過し、コントロールバルブ33へと圧送される。さらに、コントロー ルバルブ33へと圧送されたオイルはコントロールバルブ33によって所定の圧 力に調圧され、連通通路41bからクラッチ装置37にその調圧されたオイルが クラッチ側オイル流通通路38,40を介してクラッチ装置37へと供給される 。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記アッパーカバー32に形成したオイルポンプ35とクラッ チ装置37間を連通する連通通路41a,41bは、アッパーカバー32の側面 に対して色々な角度から孔をくり抜いて形成しなければならず、加工が非常に難 しく高度な技術を必要としていた。また、通路形成後には盲栓42にてアッパー カバー32の側面開口部を閉じなければならず、そのための作業が増加して作業 効率の向上を図る上で問題があった。
【0008】 本考案は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的はカバ ーに形成した油路の加工及び組付作業を簡素化することができる油圧回路構造を 提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案では、バルブ収容ブロックのカバーに油圧バ ルブ本体を固設し、その油圧バルブ本体と前記バルブ収容ブロックとは別の箇所 に設けた他の油圧機器とを前記カバーに形成した油路を介して連結するようにし た油圧回路構造において、前記油路を、前記カバーに溝を形成するとともに、そ の溝の開口部を塞ぐ連結板を前記カバーと油圧バルブ本体との間に介在させて形 成した油圧回路構造をその要旨とする。
【0010】
【作用】
従って、本考案によると、バルブ収容ブロックのカバーに形成された溝の開口 部を連結板によって塞ぐことにより、前記カバーに固設された油圧バルブ本体と バルブ収容ブロックとを連結する油路が形成され、その油路からオイルがバルブ 収容ブロックとは別の箇所に設けられた油圧機器へ圧送される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案をフォークリフトのオートマチックトランスミッションの油圧制 御回路に具体化した一実施例を図1に基づいて説明する。
【0012】 バルブ収容ブロック1は従来同様、油圧バルブ本体としてのコントロールバル ブ1と同コントロールバルブ2を挟持するカバーとしてのアッパーカバー3及び ボディ4とから形成され、前記アッパーカバー3はトランスミッションフレーム 5に固設されている。
【0013】 前記アッパーカバー3は油路を形成する溝6が形成され、一端がボディ4に、 他端が前記トランスミッションフレーム5に当接する位置まで形成されている。 前記アッパーカバー3の裏面には同アッパーカバー3と前記ボディ4とで挟持さ れ、前記溝6の開口部を塞ぐ金属製の連結板7が配設され、バルブ収容ブロック 1の一部として前記トランスミッションフレーム5に連結固定されている。従っ て、前記溝6の開口部が連結板7に塞がれることにより、油路6aが形成された ことになる。前記連結板7のトランスミッションフレーム5と当接する位置には 連結孔8が透設されている。
【0014】 前記トランスミッションフレーム5には一端が前記連結板7につながり、他端 がクラッチ装置9につながるオイル通路10が形成されている。従って、コント ロールバルブ2は溝6、連通孔8及びオイル通路10を介してクラッチ装置9に 接続されることになり、オイルポンプ11から供給されるオイルを分配すること ができる。
【0015】 なお、コントロールバルブ2とオイルポンプ11とはコントロールバルブ2と クラッチ装置9と同様な方法で接続されており、アッパーカバー3にはそのため の溝12が形成されて油路12aを有している。
【0016】 以上詳述したように、本実施例の油圧制御機構によれば、アッパーカバー3の 下面に溝6,12を形成するとともに、アッパーカバー3とトランスミッション フレーム5との間に連結板7を介在させたことによって、従来技術の連通通路4 1a,41bに相当する油路6a,12aを形成できる。即ち、深い油路6a, 12aや複雑な形状の油路6a,12aを形成する場合においても、アッパーカ バー3の下面から溝6,12を加工することができるため、フライス加工や鋳造 等で簡単に形成することができる。さらに、前記溝6はアッパーカバー3の側面 には開口していないため、盲栓42による閉口を必要としない。従って、アッパ ーカバー3に形成される油路6a,12aの加工及び組付作業が簡素化され、確 実に製造コストの低減を図ることが可能となる。
【0017】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、オイル流通通路の加工及び組付作業を 簡素化することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した実施例のバルブ収容ブロッ
ク及びトランスミッションフレームの構造を示す要部正
断面図である。
【図2】従来のバルブ収容ブロック及びトランスミッシ
ョンフレームの構造を示す要部正断面図である。
【図3】従来のバルブ収容ブロック及びトランスミッシ
ョンフレームの平面図である。
【符号の説明】
1…バルブ収容ブロック、2…油圧バルブ本体としての
コントロールバルブ、3…カバーとしてのアッパーカバ
ー、6…溝、6a…油路、7…連結板、12…溝、12
a…油路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高石 敏也 長野市吉田3丁目22番41号 仁科工業 株 式会社内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 バルブ収容ブロックのカバーに油圧バル
    ブ本体を固設し、その油圧バルブ本体と前記バルブ収容
    ブロックとは別の箇所に設けた他の油圧機器とを前記カ
    バーに形成した油路を介して連結するようにした油圧回
    路構造において、 前記油路を、前記カバーに溝を形成するとともに、その
    溝の開口部を塞ぐ連結板を前記カバーと油圧バルブ本体
    との間に介在させて形成した油圧回路構造。
JP5390891U 1991-07-11 1991-07-11 油圧回路構造 Pending JPH058124U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5390891U JPH058124U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 油圧回路構造

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JP5390891U JPH058124U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 油圧回路構造

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Publication Number Publication Date
JPH058124U true JPH058124U (ja) 1993-02-05

Family

ID=12955818

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JP5390891U Pending JPH058124U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 油圧回路構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6252251A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 Kubota Ltd 作業車の変速用油圧操作構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6252251A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 Kubota Ltd 作業車の変速用油圧操作構造

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