JPH0581120U

JPH0581120U - キャリーワークの循環装置

Info

Publication number: JPH0581120U
Application number: JP3112492U
Authority: JP
Inventors: 崇林
Original assignee: 崇林
Priority date: 1992-03-28
Filing date: 1992-03-28
Publication date: 1993-11-02

Abstract

(57)【要約】【目的】チェインに付けた棒とキャリーワークの突起
部を使って，キャリーワークの交換をしやすくしたもの
です．【構成】上のチェイン（３）に付けた棒（４）で，キ
ャリーワーク（１）の突起部（２）をチェインの動きで
押し，キャリーワークを搬送する．ある所定の位置で上
のチェイン（３）より，下のチェイン（５）へ，キャリ
ーワーク（１）を移動させる．下のチェイン（５）に移
動してきたキャリーワーク（１）を下のチェイン（５）
に付けた棒（４）で，キャリーワーク（１）の突起部
（２）をチェインの動きで押し，上のチェイン（３）と
逆方向に搬送する．又，所定の位置で下のチェイン
（５）より，上のチェイン（３）へキャリーワーク
（１）を移動させる．

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

キャリーワークにカップ，ボトル，トレー，等をのせて，充填，ヒートシール，等をする所定の位置まで搬送することです．

【０００２】

【従来の技術】

キャリーワークをアタッチメント付チェインのアタッチメントに，ボルトで取り付てキャリーワークを循環させていたので，カップ，ボトル，トレー等の形状が変わった時の，キャリーワークの交換が大変である．

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

キャリーワークの交換をしやさくすることです．

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

解決する為の手段を図面を追いながら説明する．（イ）チェイン（１１）に棒（４）を取り付ける．（ロ）キャリーワーク（１）に突起部（２）を付ける．（ハ）キャリーワーク（１）を上のチェイン（３）から，下のチェイン（５）へ移動させる．（ニ）キャリーワーク（１）を下のチェイン（５）から，上のチェイン（３）へ移動させる．

【０００５】

【作用】

作用も図面を追いながら説明する．（イ）両端がスプロケット（６）で伝導している，棒（４）を付けた２本のチェイン（１１）がある，そのチェイン（１１）が伝導している上の方を上のチェイン（３），下の方を下のチェイン（５）と言う．（ロ）その２本のチェイン（１１）とチェイン（１１）の間に，キャリーワーク（１）を入れ，キャリーワーク（１）の突起部（２）をチェイン（１１）に付けた棒（４）と棒（４）の間に入れる．（ハ）チェイン（１１）の移動と同じに，チェイン（１１）に付けた棒（４）でキャリーワーク（１）の突起部（２）が押され，キャリーワーク（１）が搬送される．（ニ）所定の位置で上のチェイン（３）より，下のチェイン（５）の棒（４）と棒（４）の間にキャリーワーク（１）の突起部（２）が入るように移動させる．（ホ）下のチェイン（５）は，上のチェイン（３）の逆方向に進む．（ニ）所定の位置で下のチェイン（５）より，上のチェイン（３）の棒（４）と棒（４）の間にキャリーワーク（１）の突起部（２）が入るように移動させる．以上のように作用させて，キャリーワークを循環させる．

【０００６】

【実施例】

なお，本考案の実施にあたって，次の事ができる．（イ）チェイン（１１）のかわりに，歯付きベルト（１２）に棒（４）を付つけて，その棒（４）でキャリーワーク（１）の突起部（２）を押して搬送する．（ロ）キャリーワーク（１）の突起部（２）を，歯付きベルト（１２）の歯（１３）と歯（１３）の間にいれて搬送する．（ハ）キャリーワーク（１）の両面に突起部をつけて，チェイン（１１）のローラとローラの間にいれて搬送する．（ニ）チェイン（１１）や歯付きベルト（１２）に付けた棒は，どんな形状や，ものでもよいし，何個でもよい．（ホ）又，キャリーワーク（１）の突起部はどんな形状や，位置でもよいし，何個でもよい．

【０００７】

【考案の効果】

（イ）キャリーワークの突起部の形状が同じであれば，いろいろなキャリーワークを搬送できる．（ロ）キャリーワークをチェインにボルト等で固定していないので，キャリーワークの交換がしやすい．

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図

【図２】本考案の図１の正面図

【図３】本考案の実施例のキャリーワークとその突起
部，チェインとその棒の平面図

【図４】本考案の他の実施例の歯付きベルトとその棒の
斜視図

【図５】本考案の他の実施例の歯付きベルトと，キャリ
ーワークの突起部との使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１はキャリーワーク２は突起部３は上のチェイン４は棒５は下のチェイン６はスプロケット７はキャリーワークの下への移動板８はキャリーワークの上への移動板９は搬送方向１０はキャリーワークの受板１１はチェイン１２は歯付きベルト１３は歯

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）上のチェイン（３）につけた棒
（４）で，キャリーワーク（１）につけた突起部（２）
をチェインの動きで押し，キャリーワーク（１）を搬送
する．（ロ）所定の位置で上のチェイン（３）より，下のチ
ェイン（５）へキャリーワーク（１）を移動させる．（ハ）下のチェイン（５）に移動してきたキャリーワ
ーク（１）を，下のチェイン（５）につけた棒でキャリ
ーワーク（１）の突起部（２）をチェインの動きで押
し，上のチェイン（３）と逆方向へ搬送する．（ニ）所定の位置で下のチェイン（５）より上のチェ
イン（３）へキャリーワーク（１）を移動させる．以上の如く構成された，キャリーワークの循環装置．