JPH0580807B2 - - Google Patents
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- JPH0580807B2 JPH0580807B2 JP60037786A JP3778685A JPH0580807B2 JP H0580807 B2 JPH0580807 B2 JP H0580807B2 JP 60037786 A JP60037786 A JP 60037786A JP 3778685 A JP3778685 A JP 3778685A JP H0580807 B2 JPH0580807 B2 JP H0580807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- switching
- tap
- resistance
- fixed tap
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
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- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/0005—Tap change devices
- H01H9/0016—Contact arrangements for tap changers
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、絶縁円筒の内壁に等間隔に装着さ
れた固定タツプ接触子と、絶縁円筒の中心に配設
され、段階的に回転可能な切換円管に導電接続さ
れた主切換接触ローラを含む主切換接触子ユニツ
トとを備え、一方の固定タツプ接触子から他方の
固定タツプ接触子に通電を切換える負荷時タツプ
切換変圧器用の負荷タツプ選択器に関する。
れた固定タツプ接触子と、絶縁円筒の中心に配設
され、段階的に回転可能な切換円管に導電接続さ
れた主切換接触ローラを含む主切換接触子ユニツ
トとを備え、一方の固定タツプ接触子から他方の
固定タツプ接触子に通電を切換える負荷時タツプ
切換変圧器用の負荷タツプ選択器に関する。
この種の負荷タツプ選択器は、例えば特開昭56
−76126号公報により公知である。この負荷タツ
プ選択器では、三つの接触ローラが回転可能な共
通の接触アーム上に固定されている。これ等の接
触ローラは、中間の主接触ローラと両側に配設さ
れた二つの補助接触ローラである。上記公報の第
５図から分かるように、一方の固定タツプ接触子
５から他方の固定タツプ接触子２５に切換が行わ
れる。上記接触ローラは順次転動する。先ず、補
助接触ローラ２１Ｄが固定タツプ接触子５から離
れ、次いで他の補助接触ローラ２１Ｇが上記固定
タツプ接触子５に達し、最後に主接触ローラ１０
が固定タツプ接触子５を離れる。隣合わせに配置
された三つの接触ローラは、切換が行われる時、
円筒の内壁の固定タツプ接触子上を転動する。
−76126号公報により公知である。この負荷タツ
プ選択器では、三つの接触ローラが回転可能な共
通の接触アーム上に固定されている。これ等の接
触ローラは、中間の主接触ローラと両側に配設さ
れた二つの補助接触ローラである。上記公報の第
５図から分かるように、一方の固定タツプ接触子
５から他方の固定タツプ接触子２５に切換が行わ
れる。上記接触ローラは順次転動する。先ず、補
助接触ローラ２１Ｄが固定タツプ接触子５から離
れ、次いで他の補助接触ローラ２１Ｇが上記固定
タツプ接触子５に達し、最後に主接触ローラ１０
が固定タツプ接触子５を離れる。隣合わせに配置
された三つの接触ローラは、切換が行われる時、
円筒の内壁の固定タツプ接触子上を転動する。
この負荷タツプ選択器には下記の難点がある。
即ち、切換が行われる時に接触ローラが上記公報
の第５Ｂ図や第５Ｅ図のような位置にあるため、
円筒内壁の固定タツプ接触子の相互間隔を比較的
大きくする必要がある。また、接触ローラが絶縁
上十分安全な位置を占めるには、主接触ローラと
補助接触ローラの間隔も同様に大きくする必要が
ある。
即ち、切換が行われる時に接触ローラが上記公報
の第５Ｂ図や第５Ｅ図のような位置にあるため、
円筒内壁の固定タツプ接触子の相互間隔を比較的
大きくする必要がある。また、接触ローラが絶縁
上十分安全な位置を占めるには、主接触ローラと
補助接触ローラの間隔も同様に大きくする必要が
ある。
〔発明の課題〕
この発明の課題は、固定タツプ接触子および可
動接触子の耐電圧特性や切換開閉能力および発火
空間に関して最適値となる、上に述べた種類の負
荷タツプ選択器を簡単な構造で形成することにあ
る。
動接触子の耐電圧特性や切換開閉能力および発火
空間に関して最適値となる、上に述べた種類の負
荷タツプ選択器を簡単な構造で形成することにあ
る。
上記の課題は、この発明により、冒頭に述べた
種類の負荷タツプ選択器にあつて、 前記固定タツプ接触子１，２，３に導電接続で
き、軸受ブロツク１７の軸受シヤフト１２の周り
に正三角形の頂点位置を保つて回転可能に保持さ
れた状態で、前記切換円管６に導電接続された三
つの抵抗切換接触ローラ１３，１４，１５を含む
抵抗切換接触子ユニツトを設け、 主切換接触ローラ１１が一方の固定タツプ接触
子２を離れ、未だ隣の固定タツプ接触子３に達し
ていない間、一つまたは二つの抵抗切換接触ロー
ラ１４，１５が初めの固定タツプ接触子２およ
び／または次の固定タツプ接触子３に接続するの
で、電流が対応する遷移抵抗７，７１を介して切
換円管６に流れ、 主切換接触ローラ１１が固定タツプ接触子２に
接触している間、抵抗切換接触ローラ１４も固定
タツプ接触子２に接触しているが、遷移抵抗７，
７１を経由する通電が遮断されていて、 前記抵抗切換接触ローラ１４，１６間の間隔が
隣合つた固定タツプ接触子２，３の間の間隔に等
しい、 ことによつて解決されている。
種類の負荷タツプ選択器にあつて、 前記固定タツプ接触子１，２，３に導電接続で
き、軸受ブロツク１７の軸受シヤフト１２の周り
に正三角形の頂点位置を保つて回転可能に保持さ
れた状態で、前記切換円管６に導電接続された三
つの抵抗切換接触ローラ１３，１４，１５を含む
抵抗切換接触子ユニツトを設け、 主切換接触ローラ１１が一方の固定タツプ接触
子２を離れ、未だ隣の固定タツプ接触子３に達し
ていない間、一つまたは二つの抵抗切換接触ロー
ラ１４，１５が初めの固定タツプ接触子２およ
び／または次の固定タツプ接触子３に接続するの
で、電流が対応する遷移抵抗７，７１を介して切
換円管６に流れ、 主切換接触ローラ１１が固定タツプ接触子２に
接触している間、抵抗切換接触ローラ１４も固定
タツプ接触子２に接触しているが、遷移抵抗７，
７１を経由する通電が遮断されていて、 前記抵抗切換接触ローラ１４，１６間の間隔が
隣合つた固定タツプ接触子２，３の間の間隔に等
しい、 ことによつて解決されている。
この発明による他の有利な構成は特許請求の範
囲の従属請求項に記載されている。
囲の従属請求項に記載されている。
この発明で得られる利点は以下の通りである。
即ち、固定タツプ接触子が極端に小さく形成され
るので、高い耐電圧特性が得れる。従つて、固定
タツプ接触子を担持する円筒が所定の直径を有
し、固定タツプ接触子も所定の数である場合、
個々の固定タツプ接触子の間の間隔が比較的大き
くなり、必然的に耐電圧特性が高くなる。主切換
接触子ユニツトでの切換過程は抵抗切換接触子ユ
ニツトでの切換過程とは異なる方向に行われるの
で開閉能力が向上する。主切換接触子ユニツトの
主切換接触ローラの切り離し方向はほぼ転動軌跡
に沿つて行われるが、抵抗切換接触子ユニツトの
抵抗切換接触ユニツトの切離は負荷タツプ選択器
の中心に向けて、つまり半径方向に行われる。従
つて、遮断過程では主切換接触ローラに後続する
抵抗切換接触ローラを、主切換接触ローラのアー
クによつて生じるガス流の中で切り換える可能性
が排除される。抵抗切換接触ローラのところで一
様な接触子の発火が生じる。何故なら、これ等の
抵抗切換接触ローラが切換機能でその切換ホルダ
の回転によつて吹き消されるからである。その場
合、一つの抵抗切換接触ローラだけで開閉切換機
能を果たすこと、つまり還流電流と負荷電流の切
換を実行する困難を避けることができる。
即ち、固定タツプ接触子が極端に小さく形成され
るので、高い耐電圧特性が得れる。従つて、固定
タツプ接触子を担持する円筒が所定の直径を有
し、固定タツプ接触子も所定の数である場合、
個々の固定タツプ接触子の間の間隔が比較的大き
くなり、必然的に耐電圧特性が高くなる。主切換
接触子ユニツトでの切換過程は抵抗切換接触子ユ
ニツトでの切換過程とは異なる方向に行われるの
で開閉能力が向上する。主切換接触子ユニツトの
主切換接触ローラの切り離し方向はほぼ転動軌跡
に沿つて行われるが、抵抗切換接触子ユニツトの
抵抗切換接触ユニツトの切離は負荷タツプ選択器
の中心に向けて、つまり半径方向に行われる。従
つて、遮断過程では主切換接触ローラに後続する
抵抗切換接触ローラを、主切換接触ローラのアー
クによつて生じるガス流の中で切り換える可能性
が排除される。抵抗切換接触ローラのところで一
様な接触子の発火が生じる。何故なら、これ等の
抵抗切換接触ローラが切換機能でその切換ホルダ
の回転によつて吹き消されるからである。その場
合、一つの抵抗切換接触ローラだけで開閉切換機
能を果たすこと、つまり還流電流と負荷電流の切
換を実行する困難を避けることができる。
原理的には、３個以上の切換接触ローラを設け
ることもできる。その場合、切換接触ローラの配
置は正三角形に合わせてではなく、正多角形に合
わせて行うこともできる。もちろん、このことは
大きな空間だけでなく、大きな機械的コストも必
要とする。
ることもできる。その場合、切換接触ローラの配
置は正三角形に合わせてではなく、正多角形に合
わせて行うこともできる。もちろん、このことは
大きな空間だけでなく、大きな機械的コストも必
要とする。
この発明の実施例を図面に示し、以下に詳しく
説明する。
説明する。
第１図と第２図から分かるように、負荷タツプ
選択器では多数の固定タツプ接触子１，２，３が
油容器の構成部材である絶縁円筒４によつて担持
されている。更に、この絶縁円筒４は接触リング
５として形成されているバイパス接触子も担持し
ている。絶縁円筒の内部には可動接触装置と二つ
の遷移抵抗７，７１のホルダである段階的に回転
する切換円管６が配設されている。接触子ホルダ
８１の支持ボルト８によつてバイパス接触ローラ
９が案内される。このバイパス接触ローラ９は接
触リング５に常に接触し、撚り線１０を介して主
切換接触子ユニツトの主接触ローラ１１に連結し
ている。主接触ローラ１１も接触子ホルダ８１の
支持ボルト８２によつて案内される。この主接触
ローラ１１は正規作動位置で固定タツプ接触子２
に接触している。この主接触ローラ１１の上部に
は、抵抗切換接触子ユニツトを形成する他の接触
ローラ、つまり抵抗切換接触ローラ１４がある。
この抵抗切換接触ローラ１４も正規作動位置では
同じように固定タツプ接触子２に接触している。
抵抗切換接触ローラ１４は特別な接触子ホルダ１
３によつて案内され、この接触子ホルダ１３は他
の二つの抵抗切換接触ローラ１５，１６も担持し
ている。その場合、上記抵抗切換接触ローラ１
４，１５，１６は正三角形の３つの頂点上に配設
されている。接触子ホルダ１３は軸受ブロツク１
７の軸受シヤフト１２によつて支承されている。
この軸受ブロツク１７は切換円管６に固定されて
いる２本の案内ボルト１８の上に載つていて、２
つの圧縮バネ２４によつて半径方向に外向きに押
圧されている。軸受ブロツク１７と接触子ホルダ
１３の間には、２つの摺動円弧片２０，２１を保
持する摺動リングホルダ１９もある。接触子ホル
ダ１３の位置に応じて、抵抗切換接触ローラ１
４，１５，１６は２つの接触ピン２２，２３によ
つて一方の摺動円弧片２０または他方の摺動円弧
片２１に接触し、摺動円弧片２０，２１に連結す
る遷移抵抗７，７１の電気接続が行われる。
選択器では多数の固定タツプ接触子１，２，３が
油容器の構成部材である絶縁円筒４によつて担持
されている。更に、この絶縁円筒４は接触リング
５として形成されているバイパス接触子も担持し
ている。絶縁円筒の内部には可動接触装置と二つ
の遷移抵抗７，７１のホルダである段階的に回転
する切換円管６が配設されている。接触子ホルダ
８１の支持ボルト８によつてバイパス接触ローラ
９が案内される。このバイパス接触ローラ９は接
触リング５に常に接触し、撚り線１０を介して主
切換接触子ユニツトの主接触ローラ１１に連結し
ている。主接触ローラ１１も接触子ホルダ８１の
支持ボルト８２によつて案内される。この主接触
ローラ１１は正規作動位置で固定タツプ接触子２
に接触している。この主接触ローラ１１の上部に
は、抵抗切換接触子ユニツトを形成する他の接触
ローラ、つまり抵抗切換接触ローラ１４がある。
この抵抗切換接触ローラ１４も正規作動位置では
同じように固定タツプ接触子２に接触している。
抵抗切換接触ローラ１４は特別な接触子ホルダ１
３によつて案内され、この接触子ホルダ１３は他
の二つの抵抗切換接触ローラ１５，１６も担持し
ている。その場合、上記抵抗切換接触ローラ１
４，１５，１６は正三角形の３つの頂点上に配設
されている。接触子ホルダ１３は軸受ブロツク１
７の軸受シヤフト１２によつて支承されている。
この軸受ブロツク１７は切換円管６に固定されて
いる２本の案内ボルト１８の上に載つていて、２
つの圧縮バネ２４によつて半径方向に外向きに押
圧されている。軸受ブロツク１７と接触子ホルダ
１３の間には、２つの摺動円弧片２０，２１を保
持する摺動リングホルダ１９もある。接触子ホル
ダ１３の位置に応じて、抵抗切換接触ローラ１
４，１５，１６は２つの接触ピン２２，２３によ
つて一方の摺動円弧片２０または他方の摺動円弧
片２１に接触し、摺動円弧片２０，２１に連結す
る遷移抵抗７，７１の電気接続が行われる。
以下では、第５ａ〜ｄ図および第６ａ〜ｅ図を
参照してこの発明の負荷タツプ選択器の機能を更
に詳しく説明する。
参照してこの発明の負荷タツプ選択器の機能を更
に詳しく説明する。
主切換接触子ユニツトの主切換接触ローラ１１
と抵抗切換接触子ユニツトの抵抗切換接触ローラ
１４とが固定タツプ接触子２に接続している第２
図に示す作動位置から出発して、タツプ接触子３
への切換過程が行われる。これには、切換円管６
が時計方向に一切換ステツプほど回転する。その
結果、主切換接触子ユニツトが先ず主切換接触ロ
ーラ１１と共に固定タツプ接触子２を離れる。こ
の場合、主切換接触子ユニツトは固定タツプ接触
子２からの分離過程を容易にする特別な切換リン
ク体２６上を摺動する。固定タツプ接触子２と主
切換接触ローラ１１の間の分離は絶縁円筒４の曲
率半径にほぼ沿つて行われる。第５ａ図と第６ｂ
図で固定タツプ接触子２と主切換接触ローラ１１
との間に生じるアークに矢印が付けてある。次の
運動過程では、接触子ホルダ１３が回転する。何
故なら、最初に接触していた抵抗切換接触ローラ
１４が他の切換リンク体２７によつて保持される
からである。接触ピン２３を介して抵抗切換接触
ローラ１４が摺動円弧片２０に接触するため、遷
移抵抗７が接続される（第６ｂ図）。接触子ホル
ダ１３は更に回転する。この場合、接触子ホルダ
１３の軸受ブロツク１７は圧縮バネ２４によつて
半径方向に外向きに移動する。こうして、抵抗切
換接触ローラ１６と固定タツプ接触子３が接触す
る。同時に、抵抗切換接触ローラ１６は付属する
接触ピンを介して摺動円弧片２１と接触するの
で、第二の遷移抵抗７１が作動する（第５ｂ図と
第６ｃ図）。今度は、抵抗切換接触ローラ１６が
切換リンク体２８によつて保持されるので、次の
運動過程では抵抗切換接触ローラ１４が切換リン
ク体２７から脱離し、固定タツプ接触子２からの
分離が完了する。この分離過程はほぼ半径方向の
直線上に行われる。発生するアークは第５ｃ図と
第６ｄ図に再び矢印で示してある。このアークを
消弧することによつて、第一遷移抵抗７が再び電
流回路から外れる（第６ｄ図を参照）。次の運動
過程では、主切換接触子ユニツトの主切換接触ロ
ーラ１１が固定タツプ接触子３に到達するので、
電流の導通を引き受ける。同時に、接触ピン２２
と摺動円弧片２１との間の接触が解除されるの
で、第二遷移抵抗７１は最早作動しない。
と抵抗切換接触子ユニツトの抵抗切換接触ローラ
１４とが固定タツプ接触子２に接続している第２
図に示す作動位置から出発して、タツプ接触子３
への切換過程が行われる。これには、切換円管６
が時計方向に一切換ステツプほど回転する。その
結果、主切換接触子ユニツトが先ず主切換接触ロ
ーラ１１と共に固定タツプ接触子２を離れる。こ
の場合、主切換接触子ユニツトは固定タツプ接触
子２からの分離過程を容易にする特別な切換リン
ク体２６上を摺動する。固定タツプ接触子２と主
切換接触ローラ１１の間の分離は絶縁円筒４の曲
率半径にほぼ沿つて行われる。第５ａ図と第６ｂ
図で固定タツプ接触子２と主切換接触ローラ１１
との間に生じるアークに矢印が付けてある。次の
運動過程では、接触子ホルダ１３が回転する。何
故なら、最初に接触していた抵抗切換接触ローラ
１４が他の切換リンク体２７によつて保持される
からである。接触ピン２３を介して抵抗切換接触
ローラ１４が摺動円弧片２０に接触するため、遷
移抵抗７が接続される（第６ｂ図）。接触子ホル
ダ１３は更に回転する。この場合、接触子ホルダ
１３の軸受ブロツク１７は圧縮バネ２４によつて
半径方向に外向きに移動する。こうして、抵抗切
換接触ローラ１６と固定タツプ接触子３が接触す
る。同時に、抵抗切換接触ローラ１６は付属する
接触ピンを介して摺動円弧片２１と接触するの
で、第二の遷移抵抗７１が作動する（第５ｂ図と
第６ｃ図）。今度は、抵抗切換接触ローラ１６が
切換リンク体２８によつて保持されるので、次の
運動過程では抵抗切換接触ローラ１４が切換リン
ク体２７から脱離し、固定タツプ接触子２からの
分離が完了する。この分離過程はほぼ半径方向の
直線上に行われる。発生するアークは第５ｃ図と
第６ｄ図に再び矢印で示してある。このアークを
消弧することによつて、第一遷移抵抗７が再び電
流回路から外れる（第６ｄ図を参照）。次の運動
過程では、主切換接触子ユニツトの主切換接触ロ
ーラ１１が固定タツプ接触子３に到達するので、
電流の導通を引き受ける。同時に、接触ピン２２
と摺動円弧片２１との間の接触が解除されるの
で、第二遷移抵抗７１は最早作動しない。
第１図、負荷タツプ選択器の全接触子系の部分
断面図。第２図、第１図の全接触子系の部分平面
図。第３図と第４図、異なる平面での第１図の接
触系の横断面図。第５ａ〜５ｄ図、切換過程での
接触子の運動状態を示す部分平面図。第６ａ〜６
ｅ図、切換過程の間の接触子位置と電流の流れを
示す模式回路図。 図中参照符号、１，２，３……固定タツプ接触
子、４……絶縁円筒、６……切換円管、７，７１
……遷移抵抗、８，８１……支持ボルト、１１…
…主切換接触ローラ、１２……軸受シヤフト、１
４，１５，１６……抵抗切換接触ローラ、１７…
…軸受ブロツク、１８……案内ボルト、２０，２
１……接触円弧片、２２，２３……接触ピン、２
６，２７，２８……切換リンク体。
断面図。第２図、第１図の全接触子系の部分平面
図。第３図と第４図、異なる平面での第１図の接
触系の横断面図。第５ａ〜５ｄ図、切換過程での
接触子の運動状態を示す部分平面図。第６ａ〜６
ｅ図、切換過程の間の接触子位置と電流の流れを
示す模式回路図。 図中参照符号、１，２，３……固定タツプ接触
子、４……絶縁円筒、６……切換円管、７，７１
……遷移抵抗、８，８１……支持ボルト、１１…
…主切換接触ローラ、１２……軸受シヤフト、１
４，１５，１６……抵抗切換接触ローラ、１７…
…軸受ブロツク、１８……案内ボルト、２０，２
１……接触円弧片、２２，２３……接触ピン、２
６，２７，２８……切換リンク体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 絶縁円筒４の内壁に等間隔に装着された固定
タツプ接触子１，２，３と、絶縁円筒４の中心に
配設され、段階的に回転可能な切換円管６に導電
接続された主切換接触ローラ１１を含む主切換接
触子ユニツトとを備え、一方の固定タツプ接触子
２から他方の固定タツプ接触子３に通電を切換え
る、負荷時タツプ切換変圧器用の負荷タツプ選択
器において、 前記固定タツプ接触子１，２，３に導電接続で
き、軸受ブロツク１７の軸受シヤフト１２の周り
に正三角形の頂点位置を保つて回転可能に保持さ
れた状態で、前記切換円管６に導電接続された三
つの抵抗切換接触ローラ１３，１４，１５を含む
抵抗切換接触子ユニツトを設け、 主切換接触ローラ１１が一方の固定タツプ接触
子２を離れ、未だ隣の固定タツプ接触子３に達し
ていない間、一つまたは二つの抵抗切換接触ロー
ラ１４，１５が初めの固定タツプ接触子２およ
び／または次の固定タツプ接触子３に接続するの
で、電流が対応する遷移抵抗７，７１を介して切
換円管６に流れ、 主切換接触ローラ１１が固定タツプ接触子２に
接触している間、抵抗切換接触ローラ１４も固定
タツプ接触子２に接触しているが、遷移抵抗７，
７１を経由する通電が遮断されていて、 前記抵抗切換接触ローラ１４，１６間の間隔が
隣合つた固定タツプ接触子２，３の間の間隔に等
しい、 ことを特徴とする負荷時タツプ選択器。 ２ 軸受ブロツク１７は切換円管６に担持された
案内ボルト１８上にあり、切換円管６と軸受ブロ
ツク１７との間に、少なくとも１本の圧縮バネ２
４が装着されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載の負荷時タツプ選択器。 ３ 抵抗切換接触子ユニツトの抵抗切換接触ロー
ラ１４，１５，１６は切換ピン２２，２３によつ
て遷移抵抗７，７１と電気接続する摺動円弧片２
０，２１に接続されていることを特徴とする特許
請求の範囲第１項または第２項に記載の負荷時タ
ツプ選択器。 ４ 各固定タツプ接触子１，２，３の両側には、
転動もしくは走行する抵抗切換接触ローラ１４，
１５用のストツパーである制御リンク体２７，２
８があることを特徴とする特許請求の範囲第１〜
３項の何れか１項に記載の負荷時タツプ選択器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3407332.9 | 1984-02-29 | ||
| DE19843407332 DE3407332A1 (de) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | Lastwaehler fuer stufentransformatoren mit abrollbaren schaltkontakten |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60206120A JPS60206120A (ja) | 1985-10-17 |
| JPH0580807B2 true JPH0580807B2 (ja) | 1993-11-10 |
Family
ID=6229138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3778685A Granted JPS60206120A (ja) | 1984-02-29 | 1985-02-28 | 転動可能な切換接触子を備えた負荷時タップ切換変圧器用の負荷タップ選択器 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60206120A (ja) |
| BE (1) | BE901593A (ja) |
| DE (1) | DE3407332A1 (ja) |
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