JPH0580389A - 電磁駆動半開式シヤツター - Google Patents

電磁駆動半開式シヤツター

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JPH0580389A
JPH0580389A JP3241011A JP24101191A JPH0580389A JP H0580389 A JPH0580389 A JP H0580389A JP 3241011 A JP3241011 A JP 3241011A JP 24101191 A JP24101191 A JP 24101191A JP H0580389 A JPH0580389 A JP H0580389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
shutter
initial position
charge member
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3241011A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinobu Yamaguchi
山口敏信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3241011A priority Critical patent/JPH0580389A/ja
Publication of JPH0580389A publication Critical patent/JPH0580389A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来公知の電磁駆動半開式シャッターでは、
シャッターのチャージ部材を初期位置に戻す場合、モー
ターを一定時間逆転させて戻しているが、この方法では
モーターの駆動時間を最長に設定しなければならないの
で電力が無駄に消費される欠点がある。本発明はこのよ
うな欠点を排除した電磁駆動半開式シャッターを提供す
る。 【構成】 本発明のシャッターでは、チャージ部材を初
期位置に戻す際に出力されるパルスの間隔を測定して一
定時間以上パルスがこない場合にはモーターを停止する
ようにしたことを特徴とする。 【効果】 本発明の構成によれば、モーターの逆転時間
を最小にすることができ、電力消費の無駄をなくすこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像素子が電子シャッタ
ー機能を有するスチルビデオカメラの半開式シャッター
のうち特にモーターの正転で移動してシャッター羽根を
開き、所定の位置に達した後モーターの逆転で初期位置
に復帰するチャージ部材を持つ半開式シャッターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モーターを使用した半開式シャッ
ターは、部材の動きに応じたパルスを発生させ、モータ
ーの正逆転やマグネットのオン、オフを行うことにより
高精度な露出を実現してきた。
【0003】一方でスチルビデオカメラにおいては、撮
像素子の電子シャッター機能を利用し、露光の開始を電
子シャッターで行い、露光の終りをメカニカルシャッタ
ーで行うシャッターが提案されている。そのようなシャ
ッターの構成を図1に、シーケンスの一例を図6に示
す。
【0004】図中、チャージ部材3はモーターの正転に
より図中右斜め下方に移動してシャッター羽根を開き、
所定の位置に達した後、モーターを一定時間Tだけ逆転
して初期位置に戻される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、該チャージ部材が初期位置に復帰するまでの時
間Tは、モーターにかかる電圧の変化や環境などを考慮
してモーターを逆転してから該チャージ部材が初期位置
に戻るまでの時間の最長より長い時間に設定しなければ
ならない。
【0006】そのため、(a)シャッターのシーケンス
が長くなる、(b)必要以上にモーターに電気を流し続
けるため電力を余分に消費する、等の欠点があった。
【0007】従って、本発明の目的は、前述の如き欠点
を有しない、改良された電磁駆動半開式シャッターを提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるシャッター
は、チャージ部材の走行に応じた信号発生手段の出力を
該チャージ部材が初期位置に復帰する時にも発生させ、
信号の発生する間隔によりモーターを制御することによ
って、モーターに通電する時間を必要最小限にしたもの
である。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例である電子スチルカメ
ラ用のシャッターの構成図、図2は本実施例の構成を示
すブロック図、図3はこの実施例のシーケンス図であ
る。
【0010】図1において1は本シャッターの構成上の
基本となる地板である。2は駆動源となる正逆転可能な
モーターであり、駆動力伝達のための出力ギア2aを回
転軸に付けている。
【0011】3は長溝3aにそって左右方向に移動可能
なチャージ部材で、テーパー面3b及び凸平面部3cを
持ちモーター2からギア列13a、13bを介して駆動
される。
【0012】4はマグネット。5は地板1の軸部に回転
可能に保持されたマグネットレバーであり、マグネット
4に吸着するアーマチャ5aとチャージ部材3上を摺動
する腕部5b、マグネット4の通電を絶った時アーマチ
ャをマグネット4から離脱させるマグネットバネ5c、
さらに爪部材6に当接し爪部バネ6cに抗して爪部材6
を図中で時計まわりに回動させる突起5d、を有してい
る。
【0013】7は地板1の軸部に回転可能に保持される
シャッター羽根駆動部材である。シャッター羽根10、
11をクローズ状態に保持するシャッターバネ7cによ
り図中で時計回りに付勢されており、爪部材6が歯合し
シャッター羽根10、11により形成される絞りの絞り
値を設定するノッチ部7aとシャッター羽根10、11
の長穴部10a、11aに挿入される凸部7bを有す
る。
【0014】8は光線の透過率の異なるパターンを有す
るパルス板である。該パルス板はギア8a及び13bを
介してチャージ部材3と連動しており、チャージ部材3
の動きに比例して回転する。又該パターンは第5図に示
すように初期位置で広く他は等間隔に配置されている。
なおパルス板はモーター正転時には図中で反時計方向に
回転する。
【0015】9はパルス板8のパターン変化を電気信号
に変換するフォトインタラプタである。
【0016】12は本シャッターを構成する各部材を地
板にそれぞれ機能可能に保持するためのカバーである。
【0017】図2において21は撮影レンズ、22は本
実施例で使用するシャッタ、23はCCD等の撮像素
子、24はその制御回路、である。25はフォトインタ
ラプタ9の出力をパルス信号に変換する信号処理回路、
26はモーターの回転を制御するモーター制御回路、2
7はマグネットを制御するマグネット制御回路、であ
る。
【0018】28はシャッタなどの動作をコントロール
するCPUであり、信号処理回路から出力されたパルス
信号の数およびパルスの間隔を測定する機能を持ってい
る。
【0019】次に上記構成において、図3に沿って本実
施例の動作を説明する。初期状態の時の時刻t1におい
てCPU28がモーター制御回路26にモーター正転信
号を出力し、モーター2を正転させるとギア13a、1
3bを介してチャージ部材3を図中で右下方へ移動させ
る。これによりシャッター羽根駆動部材7を図中で反時
計回りに回動させると同時に、マグネットレバー5の腕
部5bがチャージ部材3のテーパー面3bおよび凸平面
部3cを摺動することにより、図中で時計方向に押さ
れ、アーマチャ5aがマグネット4の吸着部にマグネッ
トバネ5cの力に打ち勝って押しつけられる。
【0020】チャージ部材3の移動によりパルス板8が
回転し、時刻t2より信号処理回路25がパルス信号の
出力を始める。CPU28はこのパルス信号をカウント
し、図示しない測光手段より決められたパルスの数Nに
達すると(時刻t3)マグネトON信号を出した後、モ
ーター逆転信号を出してモーターを逆転し、チャージ部
材を初期位置に戻す。
【0021】この際にCPU28はパルスの間隔を測定
し(時刻t5)、パルスの間隔より長いあらかじめ設定
された時間(t6−t5)を過ぎてパルスがこなくなっ
たら、チャージ部材が初期位置に戻ったと判断してモー
ター停止信号を出力する。この場合モーターの逆転時間
T1は一定時間に設定したTより短く、電流を無駄に流
す時間が減少する。
【0022】この時シャッター羽根10、11はマグネ
ットレバー5が保持されているため時刻t4において爪
部材6がシャッター羽根駆動部材7のノッチ部7aに歯
合し、シャッタ−羽根10、11の開口部が一定の絞り
を形成する。
【0023】チャージ部材3が初期位置に戻ると時刻t
7にCPU28は撮像素子駆動回路24に吐き出し信号
を送り、撮像素子23上の電荷をクリアして露光を開始
する。ここで図示しない測光手段によって算出されたタ
イミングによりマグネットの通電を絶つと(時刻t
8)、マグネットレバー5が図中で反時計方向に回動し
爪部材6がシャッター駆動部材7からはずれ、シャッタ
ー羽根が閉じられ露光が完了する(時刻t9)。
【0024】この後、読み出し信号により撮像素子上に
蓄えられた電荷が読み出され図示しないフロッピーディ
スク等の記録媒体に記録され一連の動作が完了する。
【0025】図4は第2の実施例を示すシーケンスであ
る。第1の実施例では時刻t5にパルスが出力されなく
なってから一定時間後にモーターを停止したが、図4に
示すように時刻t5にパルスが出力されてから一定時間
後(時刻t11)にモーターを正転してブレーキをか
け、再び逆転して(時刻t12)、モーターを停止して
もよい(時刻t13)。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシャッタ
ーによれば、チャージ部材を初期位置に戻す場合に、発
生するパルス信号の間隔を測定してチャージ部材の動き
を検出し、制御することにより、モーターを逆転する時
間を必要最小限として時間を短縮し、電力消費のムダを
おさえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッターの機械的構造を示す斜
視図。
【図2】本発明によるシャッターの制御系を含む構造の
該略図。
【図3】本発明によるシャッターの動作特性を示した
図。
【図4】本発明の第二実施例によるによるシャッターの
動作特性を示した図。
【図5】本発明によるシャッターに使用されるシャッタ
ー羽根検出器のパターンを示した図。
【図6】従来のシャッターの動作特性を示した図。
【符号の説明】
1…地板 2…モーター 3…チャージ部材 4…マグネット 5…マグネットレバー 6…爪部材 7…シャッター駆動部材 8…パルス板 9…フォトインタラプタ 10、11…シャッター
羽根 12…カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターの正転に連動して開き、制御マ
    グネットの作用によって閉じるシャッター羽根と、該制
    御マグネットの作動に連動して動く爪部材と、該爪部材
    の噛合により動作を規制されるシャッター羽根駆動部材
    と、該シャッター羽根駆動部材に当接し、該モーターの
    正転で移動して該シャッター羽根を開いて所定の位置に
    達した後に該モーターの逆転で初期位置に復帰するチャ
    ージ部材と、該チャージ部材の走行位置に応じた信号発
    生手段と、を有し、該信号発生手段の出力により該モー
    ターの正逆転を制御することにより該シャッター羽根を
    所定の開口に保持し、その後該制御マグネットの作動に
    より該シャッター羽根を閉じるように構成された電磁駆
    動半開式シャッターにおいて、 該チャージ部材の初期位置への復帰を該信号の発生間隔
    にもとずいて制御する制御手段が設けられていることを
    特徴とする電磁駆動半開式シャッター。
JP3241011A 1991-09-20 1991-09-20 電磁駆動半開式シヤツター Pending JPH0580389A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3241011A JPH0580389A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 電磁駆動半開式シヤツター

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3241011A JPH0580389A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 電磁駆動半開式シヤツター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0580389A true JPH0580389A (ja) 1993-04-02

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ID=17068006

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3241011A Pending JPH0580389A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 電磁駆動半開式シヤツター

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JP (1) JPH0580389A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013122564A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Jvc Kenwood Corp シャッタ装置、プロジェクタユニットおよびシャッタ板駆動制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013122564A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Jvc Kenwood Corp シャッタ装置、プロジェクタユニットおよびシャッタ板駆動制御方法

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