JP2554641B2 - プレビユ−装置 - Google Patents

プレビユ−装置

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JP2554641B2
JP2554641B2 JP61288234A JP28823486A JP2554641B2 JP 2554641 B2 JP2554641 B2 JP 2554641B2 JP 61288234 A JP61288234 A JP 61288234A JP 28823486 A JP28823486 A JP 28823486A JP 2554641 B2 JP2554641 B2 JP 2554641B2
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博志 照井
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、カメラにおけるプレビュー装置に関する。
(従来技術) 一眼レフカメラでは、絞り込み状態における被写界深
度等を予め確認するためのプレビュー装置が組み込まれ
る。
従来のプレビュー装置は、一旦プレビューにすると、
プレビューを解除するには復帰機構を手動的に動作させ
てプレビューの前の状態にセットし直さなければなら
ず、機構が複雑で構成部品が多く、操作性も良くなかっ
た。
(目的) 本発明の目的は、プレビュー及びその解除を簡単な操
作で行うことができ、また、機構が簡単で部品数が少な
いプレビュー装置を提供することにある。
(構成) 本発明は、レンズの絞りレバーをモータで駆動するよ
うにし、絞りレバーの駆動に伴いモータで回転駆動され
る爪車が所定の回転位置に達したとき双安定コンビネー
ションソレノイドがその爪を上記爪車に係合させて絞り
レバーを位置決めするようにしたカメラにおいて、プレ
ビュー切換部材がプレビューモードを選択しているとき
上記絞りレバーが位置決めされた状態でモータの回転を
停止させ、その後プレビュー切換部材がプレビューモー
ドを解除したときモータを逆転させて各部材を原位置ま
で復帰させ、また、プレビューモードを解除する前にレ
リーズモードが選択されたらモータを正転させて露出制
御を行うモータ回転制御装置を有することを特徴とす
る。
以下、本発明に係るプレビュー装置の実施例について
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明装置を有するカメラの全体の概要を示
す。第1図において、マイクロプロセッサユニット(以
下「MPU」という)11は、アナログ・デジタル変換器1
6、タイミングスイッチ18、位置センサ19からの信号の
入力に基づき、モータ駆動回路12、双安定コンビネーシ
ョンソレノイド駆動回路20を通じてモータ14、双安定コ
ンビネーションソレノイド21を制御する。モータ14は後
に詳細に説明するようにカメラの絞り、シャッタ及びミ
ラーを駆動するものであり、その逆起電圧Vmがマルチプ
レクサ15と上記アナログ・デジタル変換器16を通じてMP
U11に加えられる。MPU11にはまたタイミング調整用抵抗
17の電圧がマルチプレクサ15とアナログ・デジタル変換
器16を通じて加えられる。タイミングスイッチ18、位置
センサ19、双安定コンビネーションソレノイド21につい
ては後に説明する。符号13はモータ駆動用電源である。
第5図はモータ14によって駆動される機構部分のブロ
ックを示す。第5図において、モータ14の回転力は減速
装置24で減速されたあとミラーカム25、絞りカム36、シ
ャッタカム38に伝達され、絞りカム36はカメラ側の絞り
レバー46を駆動する。絞りレバー46の運動は増速機構30
で増速され、この増速機構30が所定位置に達するとスト
ップメカ31がこれを検出して停止させ、絞りレバー46を
所定位置に制御する。絞りレバー46はレンズ側の絞りレ
バー57に連動しており、レンズ側の絞りレバー57を所定
位置に制御する。
第8図は上記絞りカム36、シャッタカム38、絞りレバ
ー46及びその周辺の機構を示す。第8図において、ギヤ
33は上記モータ14によって回転駆動され、ギヤ33はカム
ギヤ34を回転駆動する。カムギヤ34には絞りカム36とシ
ャッタカム38が一体に設けられている。絞りカム36の側
方にはレバー40が軸41を中心に回動可能に設けられてい
る。レバー40はカムフォロワ42を有する。レバー40には
連結レバー44の一端部が枢着され、連結レバー44の他端
部に形成された長孔45に、絞りレバー46のピン48が嵌ま
っている。絞りレバー46はベルクランク状に形成され、
軸47を中心に上記レバー40の回動面と平行な面内で回動
する。絞りレバー46とレバー40は絞り付勢用ばね53によ
り互いに引きつけ合う向きに付勢されている。絞りレバ
ー46の先端49はレンズ側の絞りレバー57に当接してい
る。絞りレバー57はカメラ側の絞りレバー46に追随して
移動するように付勢されている。絞りレバー46はその折
曲部50がストッパ55に当接することにより第8図におい
て時計方向への回動が規制され、また、先端部が別のス
トッパ56に当接することにより反時計方向への回動が規
制される。絞りレバー46にはまた、別の折曲部51が形成
され、この折曲部51にはローラ58が当接している。
第6図は上記ローラ58を通じて絞りレバー46に連動す
る増速機構及びストップメカの構成を示す。第6図にお
いて、ローラ58は、軸78を回動中心としかつ一端縁部が
扇形ギヤ79を構成するレバー77に設けられている。上記
扇形ギヤ79の回転力は増速ギヤ列80、81、82、83を介し
て爪車85に伝達され、同爪車85を高速で回転させる。爪
車85には円周方向に多数のスリット87を一定間隔で有す
るエンコーダディスク86が一体に取りつけられている。
エンコーダディスク86の両側を挟むようにしてフォトイ
ンタラプタ88が設置されている。フォトインタラプタ88
はエンコーダディスク86のスリット87を透過する光を検
出して信号を出力するものであり、第1図における位置
センサ19に該当する。この出力信号を計数することによ
り爪車85の回転量、さらには絞りレバー46の回動量を検
出することができる。即ち、エンコーダディスク86とフ
ォトインタラプタ88は回転量検出装置を構成している。
第6図、第7図において、爪車85の外周には爪91が対
向している。爪91は双安定コンビネーションソレノイド
90によって駆動されて回動位置が制御されるものであ
り、双安定コンビネーションソレノイド90が正方向に励
磁され、また逆方向に励磁されることにより、爪91が爪
車85に対し係合する向きに駆動され、また爪91が爪車85
から離間する向きに駆動される。双安定コンビネーショ
ンソレノイド90は、前記MPU11と駆動回路20(第1図参
照)でなる双安定コンビネーションソレノイド制御装置
によって駆動されるものであり、上記回転量検出装置か
らの検出信号によって爪車85の回転量が所定の回転量に
なったとき上記双安定コンビネーションソレノイド90を
その爪91が爪車85に対し係合する向きに移動するように
駆動して絞りレバー46の位置を決める。双安定コンビネ
ーションソレノイド90の具体的な構成については後述す
る。
第8図において、シャッタカム38にはシャッタセット
レバー60に設けられたカムフォロワ62が当接している。
シャッタセットレバー60は軸61を中心に回動可能であ
り、第8図において時計方向に回動するときその一腕端
部に設けられたピン63がシャッタチャージレバー64を押
し上げてシャッタをセットする。
第8図において、カムギヤ34にはギヤ66がかみ合って
いる。ギヤ66にはブラシ67の基部が固着されている。ブ
ラシ67は第9図に示されている導電パターンに摺接して
第1図に示されているタイミングスイッチ18を構成して
いる。第9図の導電パターンは3個の導電パターン68、
69、70でなり、これらの導電パターンは外周側から内周
側に向かって上記の順に配置されている。導電パターン
68は第1のスイッチSW1を構成し、導電パターン69は第
2のスイッチSW2を構成する。導電パターン70は導電パ
ターン68、69のコモン接点をなす。ブラシ67は上記3個
の導電パターン68、69、70に半径方向に誇ることがで
き、その回転位置によってスイッチSW1、SW2がオン、オ
フする。スイッチSW1、SW2は第1図におけるタイミング
スイッチ18を構成する。
第9図において鎖線で示されているブラス67はホーム
ポジション71にあり、スイッチSW1、SW2は共にオンであ
る。ブラシ67が第9図において時計方向に回転するとス
イッチSW1、SW2は共にオフになったあと絞りカウント開
始位置72に至るとスイッチSW1がオンとなる。ブラシ67
がさらに回転するとスイッチSW1はオフとなり、絞り込
み終了位置73に至るとスイッチSW2がオンとなる。図示
されないプレビュー切換部材を外部から操作してプレビ
ューモードを選択すれば上記絞り込み終了位置73で前記
モータ14が停止し、プレビューを解除すればモータ14が
逆転してブラシ67はホームポジション71に至り、各部材
は原位置に復帰する。また、プレビューモードを解除す
る前に、図示されない選択部材を外部操作することによ
りレリーズモードを選択するとモータ14は正転し、露出
制御を行う。このプレビュー動作については後で詳細に
説明する。
ブラシ67が絞り込み終了位置73からさらに回転すると
スイッチSW2はオフとなり、ミラーアップ開始位置及び
再測光開始位置74に至るとスイッチSW1がオンとなる。
ブラシ67がさらに回転するとスイッチSW1はオフとな
り、ブラシ67がホームポジション71から略180゜回転し
てミラーアップ終了位置75に至るとスイッチSW2がオン
となる。ブラシ67がさらに時計方向に回転してホームポ
ジション71に至る直前にスイッチSW1、SW2が共にオフと
なり、そのあとホームポジション71に至る。
第10図、第11図はコンビネーションソレノイドの具体
例であり、ここでは双安定コンビネーションソレノイド
が用いられる。コイル93の内部には軸97を中心に回動可
能に可動鉄心94があり、可動鉄心94と一体に前記爪91が
形成されている。コイル93は上下にS極とN極を形成す
るものであり、一対の吸着板95、95で可動鉄心94を吸着
する。コイル93の外側には一対のマグネット96、96があ
る。マグネット96、96は厚さ方向、即ち内外方向にS極
とN極が形成されている。
いま、コイル93に通電してコイル93の上下にS極とN
極を形成すると、一方のマグネット96とコイル93との間
に磁束密度の大きい部分99が発生し、他方のマグネット
96とコイル93との間に磁束密度の小さい部分100が発生
し、可動鉄心94は第10図に示されているように磁束密度
の大きい方に回動する。コイル93への通電方向を逆にす
れば磁束密度の大きい部分と小さい部分が逆になって可
動鉄心94は逆の方に回動する。コイル93への通電を解除
すれば可動鉄心94はそのときの回動位置を保持する。
第12図は双安定コンビネーションソレノイドの駆動回
路の例を示すものであって、ブリッジ接続されたトラン
ジスタ等の駆動素子によってコイル93に双方向に通電で
きるようになっている。各トランジスタは第1図におけ
るMPU11等のソレノイド制御装置によって制御される。
次に、上記実施例の動作を第13図乃至第15図を参照し
ながら説明する。
動作のスタートによりまず双安定コンビネーションソ
レノイド90に通電されて爪91が爪車85から離間する待機
位置に置かれる。その状態でレリーズされるとモータ14
が正方向に回転を開始し、絞りカム36が回転駆動されて
絞りレバー46が回動し、レンズ側の絞りレバー57が移動
を開始する(第13図a参照)。モータ14の回転に伴いブ
ラシ67が駆動され、絞りカウント開始位置72に至るとス
イッチSW1がオンして絞りカウントが開始される。絞り
カウントはフォトインタラプタ88の検出パルスをカウン
トすることによって行われ、所定の絞りカウント値に達
するとソレノイド90に逆向きに通電して爪91を爪車85に
係合させ、爪車85の回転を停止させることによって絞り
レバー46の移動を停止させる。所定の絞りカウント値は
測光値に基づいて演算される。
ここで、エンコーダディスク86は増速ギヤ列を介して
回転駆動され、その間の機械的ながたつき等により第13
図に符号tで示されているように、モータ14の回転開始
から所定のタイミング遅れてフォトインタラプタ88から
検出パルスが出力されるから、それに応じて検出パルス
のカウント開始のタイミングをずらす。第1図における
タイミング調整用抵抗17はこのようなカウント開始タイ
ミングを調整するためのものである。
次に、レリーズモードかプログラムプレビューモード
かを判断する。ここでは、外部からの操作によりプレビ
ューモードを選択しまたこれを解除することができるプ
レビュー切換部材(図示されず)があり、このプレビュ
ー切換部材がプレビューモードを選択していればプログ
ラムプレビューモードと判断され、プレビューモードが
選択されていなければレリーズモートと判断される。
レリーズモードの場合は絞り込み終了位置73に達して
スイッチSW2がオンになったとき(第13図a参照)シャ
ッタの先幕セットマグネットと後幕セットマグネットを
共にオンする。このような先幕セットマグネット及び後
幕セットマグネットを有してなるシャッタは周知であ
る。絞りカウント開始からスイッチSW2のオンまでに30m
s程度を要する。モータ14がさらに回転してミラーアッ
プ開始位置74に至ると、スイッチSW1がオンし、これに
より再測光を行い、ミラーアップ動作を開始し(第13図
c参照)、シャッタの機構的なチャージの開放が開始さ
れる。このときシャッタの先幕と後幕はそれぞれのセッ
トマグネットによって保持される。
モータ14がさらに回転してミラーアップ終了位置75に
至ると、スイッチSW2がオンし、これによりモータ14が
停止し、ミラーアップ動作が終了し、シャッタの機構的
なチャージの開放が終了する(第13図d参照)。
前記レリーズによって次にシャッタの先幕セットマグ
ネットがオフして先幕の移動を開始する。それと同時に
時間が計測され、予め測光値に基づいて演算されたシャ
ッタ開閉時間に達するとシャッタの後幕セットマグネッ
トをオフして後幕の移動を開始する。そのあとソレノイ
ド90に正方向に通電して待機位置とし、さらにモータ14
を正方向に回転駆動する。このモータ14の回転によりミ
ラーの復帰動作が開始され、シャッタカム38の回転によ
りシャッタセットレバー60が回動させられてシャッタの
機構的なチャージが開始され、また、絞りカム36の回転
により絞りレバー46が回動させられて絞りレバーのセッ
トが開始される。その間フイルムの給送が開始される。
こうしてモータ14がホームポジション71に至るとモー
タ14が停止すると共にフイルムの給送が終了して次のレ
リーズに備える(第13図e参照)。
第14図で、プログラムプレビューモードが選択されて
いる場合の動作について説明する。プログラムレビュー
モードにおいて、絞りレバーの移動が停止したのちスイ
ッチSW2がオンするとモータ14が停止させられる。従っ
て、絞りは所定の絞り値まで絞り込まれた状態でシャッ
タは動作せず、ミラーアップもなされないので、所定絞
り値での被写界深度等を観察することができる。プログ
ラムレビューが解除されるとソレノイド90に正方向に通
電されて待機位置となり、モータ14が逆向きに回転を開
始する。これにより絞りレバーの逆向きのセットが開始
し、絞りカウント開始位置72に至ってスイッチSW1がオ
ンすると絞りレバーの逆向きのセットが終了し、モータ
14の回転が停止してホームポジション71に復帰する。ま
た、プレビューモードを解除する前に図示されない選択
部材を外部操作することによりレリーズモードを選択す
るとレリーズモードに移行してモータ14は正転し、露出
制御を行う。このようにプレビューモードでモータ14を
正転させたのち所定位置で停止させ、また、プレビュー
解除でモータ14を逆転させ、プレビュー解除の前にレリ
ーズモードが選択されるとモータ14を正転させるモータ
回転制御装置はMPU11内に含まれる。
第14図に示されているモータの正転方向への回転開始
からミラーアップ終了及びシャッタの機構的なチャージ
の解放終了までは、絞りレバーのストロークの関係やシ
ャッタのレリーズタイミング等の関係から、モータ14は
一定の速度で回転した方が高い精度が得られる。そこ
で、上記実施例には、次に述べるようなモータの定速制
御装置が組み込まれている。
第1図において、モータ駆動回路12はMPU11からの指
令によってオン、オフしながらモータ14に電源13を加え
るものであり、モータ14がオンのときはモータ14の端子
電圧Vmは電源電圧Vbと等しく、モータ14がオフのときは
Vm=Ve=KNとなる。ここで、Veはモータ14の逆起電圧、
Kは比例定数、Nは回転数である。MPU11は、モータオ
フのときの端子電圧Vm(=Ve)をアナログ・デジタル変
換器16を通じてサンプリングし、逆起電圧Veの値が一定
になるようにモータ駆動回路12への指令信号のデューテ
ィを抑制する。
第3図、第4図は上記の定速制御装置の動作を示すも
ので、第3図は電源電圧Vbが低い場合、第4図は電源電
圧Vbが高い場合を示す。これからもわかる通り、電源電
圧が低い場合はMPU11からの指令信号のデューティが高
く、電源電圧が低い場合はMPU11からの指令信号のデュ
ーティが低く、よって、モータ14の回転速度が一定に抑
制される。
また、高精度の制御を行うためにはモータ14の回転の
立ち上がりが一定であることが望ましい。しかし、電源
電圧のばらつきによってモータの回転の立ち上がりも変
動する。そこで、第2図に示されているように、モータ
の逆起電圧Veの目標値Veoに対する比率と、MPU11からの
モータ駆動指令信号のデューティとの関係をモータオン
後の時間の経過に従って予めデューティテーブルとして
MPU11に保存しておき、このテーブルに従ってモータ14
のオン時間を決める。第2図において矢印はモータオン
後の時間の経過を示す。こうしておけば、ある時点でVe
/Veoが比較的大きいときはモータオンのデューティが低
く制御され、結果的にはモータの回転の立ち上がりが一
定の立ち上がり曲線に沿うように制御されることにな
る。
絞りレバー46の位置を決めるための爪車85の回転量を
検出するためには、第16図に示されているような回路と
第17図に示されているようなアンクル機構を用いてもよ
い。第17図において、雁木車102は第6図における爪車8
5に代わるものであり、この雁木車102にはアンクル103
の両腕端が交互に当接し、雁木車102は一定の時間間隔
で間欠的に回転する。アンクル103は第6図における双
安定コンビネーションソレノイド90が有している爪車91
に代わるものであり、ソレノイド90に通電されない状態
でアンクル103が往復回動するたびにソレノイド90には
逆起電圧が発生する。そこで、第16図のように逆起パル
ス検出回路107でソレノイド90の逆起電圧を検出し、こ
の検出信号をMWU11に入力してカウントすれば雁木車102
の回転量、さらには絞りレバー46の位置がわかる。カウ
ント値から絞りレバー46が所定位置に達したことがわか
ったときソレノイド90に通電して雁木車102の回転を停
止させる。なお、第16図の例では、ソレノイド90は定電
流源105によりトランジスタ106を通じて駆動される。
(発明の効果) 本発明によれば、レンズの絞りレバーをモータで駆動
するようにし、絞りレバーの駆動に伴いモータで回転駆
動される爪車が所定の回転位置に達したとき双安定コン
ビネーションソレノイドがその爪を上記爪車に係合させ
て絞りレバーを位置決めするようにしたカメラにおい
て、プレビュー切換部材がプレビューモードを選択して
いるとき上記絞りレバーが位置決めされた状態でモータ
の回転を停止させ、その後プレビュー切換部材がプレビ
ューモードを解除したときモータを逆転させて各部材を
原位置まで復帰させるモータ回転制御装置を設けたた
め、絞り駆動用モータを正転させ所定位置で停止させる
だけでプレビューを行うことができ、モータを逆転させ
るだけでプレビューを解除することができる。また、プ
レビューを解除する前にレリーズモードを選択すると、
モータを正転させて露出制御を行わせることができる。
従って、機構が簡単で構成部品数が少なく、また、操作
性にすぐれたプレビュー装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明装置を有するカメラの概要を示すブロッ
ク図、第2図は同上カメラ内の定速制御装置部分のデュ
ーティテーブルの例を示す線図、第3図は同じく定速制
御装置の動作の一例を示すタイミングチャート、第4図
は定速制御装置の別の動作の例を示すタイミングチャー
ト、第5図は上記カメラの機構部分の概要を示すブロッ
ク図、第6図は本発明に係るプレビュー装置の実施例中
の回転量検出装置及びストップメカ部分を示す斜視図、
第7図は同上ストップメカ部分の正面図、第8図は上記
実施例中の絞り機構及びシャッタセット機構部分の正面
図、第9図は上記実施例中のタイミングスイッチ部分の
正面図、第10図は上記実施例に用いられる双安定コンビ
ネーションソレノイドの例を示す断面図、第11図は同上
双安定コンビネーションソレノイドの動作原理図、第12
図は同上双安定コンビネーションソレノイドの駆動回路
の例を示す回路図、第13図は上記実施例の動作を示すタ
イミングチャート、第14図は上記実施例の動作を示すフ
ローチャート、第15図は第14図に続いて上記実施例の動
作を示すフローチャート、第16図は回転量検出装置の別
の例を示す回路図、第17図は同上回転量検出装置の機構
部分を示す正面図である。 11……双安定コンビネーションソレノイド制御装置及び
モータ回転制御装置としてのMPU、14……モータ、46…
…絞りレバー、85……爪車、86……回転量検出装置を構
成するエンコーダ、88……回転量検出装置を構成するフ
ォトインタラプタ、90……双安定コンビネーションソレ
ノイド、91……爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 徹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭63−163326(JP,A) 特開 昭63−133884(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズの絞りを駆動する絞りレバーと、絞
    りレバーを駆動するモータと、絞りレバーの駆動に伴て
    上記モータで回転駆動される爪車と、爪を有していて、
    この爪を上記爪車に対し係合させる向きに駆動しまた爪
    を爪車から離間させる向きに駆動する双安定コンビネー
    ションソレノイドと、上記爪車が回転を始めることによ
    りその回転量を検出する回転量検出装置と、爪車の回転
    量が所定の回転量になったことを回転量検出装置が検出
    したとき上記双安定コンビネーションソレノイドと連動
    するその爪が爪車に対し係合する向きに移動するように
    駆動して絞りレバーの位置を決める双安定コンビネーシ
    ョンソレノイド制御装置と、外部からの操作によりプレ
    ビューモードを選択しまたこれを解除することができる
    プレビュー切換部材と、プレビュー切換部材がプレビュ
    ーモードを選択しているとき上記絞りレバーが位置決め
    された状態でモータの回転を停止させ、その後プレビュ
    ー切換部材がプレビューモードを解除したときモータを
    逆転させて各部材を原位置まで復帰させ、また、プレビ
    ューモードを解除する前にレリーズモードが選択された
    らモータを正転させて露出制御を行うモータ回転制御装
    置とを有してなるプレビュー装置。
JP61288234A 1986-11-25 1986-12-03 プレビユ−装置 Expired - Lifetime JP2554641B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2517433Y2 (ja) * 1989-04-28 1996-11-20 京セラ株式会社 カメラの絞り制御装置

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JPS63141031A (ja) 1988-06-13

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