JPH0580374U

JPH0580374U - 切り込み入り毛布、掛けぶとん

Info

Publication number: JPH0580374U
Application number: JP3266692U
Authority: JP
Inventors: 健次山口
Original assignee: 健次山口
Priority date: 1992-04-02
Filing date: 1992-04-02
Publication date: 1993-11-02

Abstract

(57)【要約】【目的】１、毛布、掛けぶとんのずれを防止する。２、毛布、掛けぶとんを袋状に使うことにより、保温力
を高める。３、寝冷えを防止する。【構成】毛布、掛けぶとんに頭、足など出すための切り
込みを入れる。又、敷ぶとんの角を入れるための切り込
みを、縦、横、斜めに入れて穴かがりをして、切り込み
を補強した毛布、掛けぶとんである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は毛布、掛けぶとんのずれを防ぐことにより、保温力を増し、寝冷えを防止することのできる毛布、掛けぶとんに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来はボタン、バンド、ピン、テープ、ホック等の止め部品を使って毛布、掛けぶとんのずれを防いでいた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。（イ）毛布、掛けぶとんをかけた後で、付属品の止め具を使うため、面倒であった。（ロ）毛布、掛けぶとんに付属品の止め具が付くため、洗濯、収納時に、邪魔になった。（ハ）従来の付属品の止め具では、完全にずれを防止できず、寝冷えなど防止できなかった。本案は、これらの欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）毛布、掛けぶとんＡ、の足側角二ヵ所に切り込み１、を二ヵ所入れてボタン穴かがりをして、切り込み部分を補強する。（ロ）毛布、掛けぶとんＡ、の首部の位置に切り込み２、を一ヵ所入れてボタン穴かがりをして、切り込み部分を補強する。（ハ）毛布、掛けぶとんＡ、の胸部の位置に切り込み３、を一ヵ所入れてボタン穴かがりをして切り込み部分を補強する。（ニ）毛布、掛けぶとんＡ、の腰部から足にかけた位置に切り込み４、を一ヵ所、又は二ヵ所入れて、ボタン穴かがりをして、切り込み部分を補強する。以上の構造からなる毛布、掛けぶとんである。

【０００５】

【作用】

（イ）毛布、掛けぶとんの切り込み１、に敷ぶとんの足側部分の角をはめ込み固定する。（ロ）毛布、掛けぶとんの切り込み２、部分より、首から上を出して寝る。（ハ）毛布、掛けぶとんの切り込み３、部分より、胸から上を出して寝る。（ニ）毛布、掛けぶとんの切り込み４、部分より、足を出して寝る。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例については図面を参照して説明する。（イ）

【図１】

【図２】のように毛布又は掛けぶとんＡ、の足側部分の角２ヵ所にＡ、の辺に対して４５度の直線の切り込み１、又はＡ、の辺に対して平行な直角線の切り込み１、を入れて、ボタン穴かがりをして補強する。（ロ）

【図１】

【図２】のように毛布、又は掛けぶとんＡ、の頭側部分より２５センチから３０センチの位置に直線の切り込み２、を入れて、ボタン穴かがりをして補強する。（ハ）

【図３】のように、毛布、又は掛けぶとんＡ、の胸部の位置に切り込み３、を入れる。又、腰部から足にかけて切り込み４、を入れて、同じくボタン穴かがりをして、切り込み部分の補強をする。（ニ）

【図４】

【図５】のように、毛布、又は掛けぶとんＡ、の胸部の位置に切り込み３、そして、腰部から足にかけた位置に４、の切り込みを入れて、ボタン穴かがりをして切り込み部分の補強をする。（ホ）

【図６】

【図７】のように足出し用の切り込み４、をハの字型、若しくは横一文字に入れて、同じくボタン穴かがりをして、切り込みの補強をする。本案は以上のような構造であるから、これを使用するときは、毛布、掛けぶとんの切り込み１、に敷ぶとんの足側部分角をはめ込んで固定出来る。冬期間使用する毛布等は、切り込み１、より首を出して、就寝することが出来る。又、夏期にあっては、夏掛けぶとん、タオルケットの切り込み３、より、胸から上を出して使い、切り込み４、より足を出して就寝することが出来る。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は上述のとおりの構造であるから、次に記載する効果を泰する。

【０００８】敷ぶとんの角で毛布、掛けぶとんＡ、を押さえるため、まくれたり、ずれたりすることがない。

【０００９】冬期使用する毛布の場合、切り込み２、から首を出し、頭で毛布を押さえるため、肩口からの隙風が防げて暖かい。又、足側部分は、切り込み１、より上は固定されて、袋状になるため足部が暖かい。

【００１０】夏期使用する夏掛けぶとん、タオルケットの場合きりこみ３、より上半身を出すため、肩から上で掛けぶとんを押さえ、又切り込み４、より足を出し、同じく掛けぶとんを押さえるため、腹部は掛けぶとん、又はタオルケットで守られるので、寝冷えを防止することが出来る。

【００１１】毛布、掛けぶとんに余計な付属品がないため、取り付け、取り外しが簡単に出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】毛布、掛けぶとんに、斜めのずれ防止用の切り
込み１、と頭出し用の切り込み２、を入れた平面図であ
る。

【図２】毛布、掛けぶとんに直角の、ずれ防止用の切り
込み１、と頭出し用の切り込み２、を入れた平面図であ
る。

【図３】夏掛けぶとんに、ずれ防止用の切り込み１、と
上半身出し用切り込み３、及び、足出し用切り込み４、
を入れた平面図である。

【図４】夏掛けぶとん、タオルケットＡに、上半身出し
用切り込み３、と足出し用切り込み４、を入れた平面図
である。

【図５】夏掛けぶとんＡ、に、上半身出し用切り込み
３、と足だし用たて型切り込み４、を入れた平面図であ
る。

【図６】夏掛けぶとん、タオルケットＡ、に足出し用切
り込み４、を入れた平面図である。

【図７】夏掛けぶとん、タオルケットＡ、に足出し用た
て型切り込み４、を入れた平面図である。

【図８】毛布の使用状態を示す斜視図である。

【図９】夏掛けぶとんの使用状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

Ａ、毛布、あるいは掛けぶとん１、毛布、掛けぶとんのずれを防止するための切り込み２、首から上を出すための切り込み３、胸から上を出すための切り込み４、足を出すための切り込み

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】足側角二ヵ所に直角、又は斜め切り込み
１、を入れた毛布、掛けぶとんＡ。
【請求項２】首部の位置に切り込み２、を入れた毛
布、掛けぶとんＡ。
【請求項３】胸部の位置に切り込み３、を入れた毛
布、掛けぶとんＡ。
【請求項４】腰部から足にかけた位置に切り込み４、
を入れた毛布、掛けぶとんＡ。