JPH0580328B2 - - Google Patents
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- JPH0580328B2 JPH0580328B2 JP62137057A JP13705787A JPH0580328B2 JP H0580328 B2 JPH0580328 B2 JP H0580328B2 JP 62137057 A JP62137057 A JP 62137057A JP 13705787 A JP13705787 A JP 13705787A JP H0580328 B2 JPH0580328 B2 JP H0580328B2
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、透水性舗装材の製造方法に関するも
のである。
のである。
(従来技術)
この種の従来例としては、実公昭56−36962号
公報記載の透水性舗装材なるものがあつた。本例
には、垂直方向に多数の水抜孔を有する養生硬化
されたコンクリート製の補強用基材の上面に、多
孔性セラミツク板をボルト締め、或いは接着剤に
よつて結合する透水性舗装材の製造方法が記載さ
れている。
公報記載の透水性舗装材なるものがあつた。本例
には、垂直方向に多数の水抜孔を有する養生硬化
されたコンクリート製の補強用基材の上面に、多
孔性セラミツク板をボルト締め、或いは接着剤に
よつて結合する透水性舗装材の製造方法が記載さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点)
従来は前記の通りであつたため、第1に、多数
の水抜孔を有するコンクリート製の基材と多孔性
セラミツク板がボルトにより結合する例が記載さ
れているが、ボルトにより両者を結合する場合、
ボルトを挿入するため挿入孔を両者に設けなけれ
ばならない。この際、コンクリート製基材に多数
の水抜孔が設けてある場合、そのボルト用の挿入
孔を水抜孔と分けて設けることが困難であり、事
実上不可能である。また、仮にボルトによつて両
者を結合させてもわずかの衝撃にり、ボルト用の
挿入孔が破損し易いため、結合状態が到底維持で
きない。また、多孔性セラミツク板の表面にボル
トが露出し、美観を損なうことがあり、これを解
消するため、ボルト隠し等の処理をしなければな
らず、処理が困難であり、手間がかかる。
の水抜孔を有するコンクリート製の基材と多孔性
セラミツク板がボルトにより結合する例が記載さ
れているが、ボルトにより両者を結合する場合、
ボルトを挿入するため挿入孔を両者に設けなけれ
ばならない。この際、コンクリート製基材に多数
の水抜孔が設けてある場合、そのボルト用の挿入
孔を水抜孔と分けて設けることが困難であり、事
実上不可能である。また、仮にボルトによつて両
者を結合させてもわずかの衝撃にり、ボルト用の
挿入孔が破損し易いため、結合状態が到底維持で
きない。また、多孔性セラミツク板の表面にボル
トが露出し、美観を損なうことがあり、これを解
消するため、ボルト隠し等の処理をしなければな
らず、処理が困難であり、手間がかかる。
第2に、両者を接着剤により結合させる方法が
開示されているが、多数の水抜孔を有する養生硬
化されたコンクリート製基材に多孔性セラミツク
板を結合させても両者の境目に接着剤層がわずか
に存在するのみでわずかな衝撃により両者が直ち
に分離することは回避できない。また、多孔性セ
ラミツク板は焼物であるため、表面に反り或いは
凹凸があり、この反り或いは凹凸に対応させて接
着剤を多量に使用しなければならない。また、コ
ンクリート製基材の表面上に、コンクリート内の
セメント成分が流出し、空気中の炭酸ガスと反応
して炭酸カルシウム等の粉が発生し、この粉が接
着効果を阻害することがあり、これを解消するた
め、コンクリート製基材の表面を処理してから接
着しなければならず、手間がかかる。
開示されているが、多数の水抜孔を有する養生硬
化されたコンクリート製基材に多孔性セラミツク
板を結合させても両者の境目に接着剤層がわずか
に存在するのみでわずかな衝撃により両者が直ち
に分離することは回避できない。また、多孔性セ
ラミツク板は焼物であるため、表面に反り或いは
凹凸があり、この反り或いは凹凸に対応させて接
着剤を多量に使用しなければならない。また、コ
ンクリート製基材の表面上に、コンクリート内の
セメント成分が流出し、空気中の炭酸ガスと反応
して炭酸カルシウム等の粉が発生し、この粉が接
着効果を阻害することがあり、これを解消するた
め、コンクリート製基材の表面を処理してから接
着しなければならず、手間がかかる。
本発明は、このようなけ欠点に鑑み、透水性セ
メントコンクリートの透水性機能を保持しつつ、
透水性セメントコンクリートと透水性セラミツク
板の結合を確実化することを目的とするものであ
る。
メントコンクリートの透水性機能を保持しつつ、
透水性セメントコンクリートと透水性セラミツク
板の結合を確実化することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、第1の発明では、型
枠内に未硬化状態の透水性セメントコンクリート
を充填し、一方透水性セラミツク板の裏面に凹凸
を設け、この凹凸に部分的に接着剤を設け、前記
透水性セメントコンクリートの表面に透水性セラ
ミツク板の裏面を当接し、この透水性セメントコ
ンクリートおよび透水性セラミツク板を圧着させ
て結合することを要旨とするものである。
枠内に未硬化状態の透水性セメントコンクリート
を充填し、一方透水性セラミツク板の裏面に凹凸
を設け、この凹凸に部分的に接着剤を設け、前記
透水性セメントコンクリートの表面に透水性セラ
ミツク板の裏面を当接し、この透水性セメントコ
ンクリートおよび透水性セラミツク板を圧着させ
て結合することを要旨とするものである。
又、第2の発明では、透水性セラミツク板の裏
面に凹凸を設け、この凹凸に部分的に接着剤を設
け、その透水性セラミツク板をその裏面が上を向
くように型枠内に収納し、この透水性セラミツク
板が収納された型枠内に未硬化状態の透水性セメ
ントコンクリートを充填し、この透水性セメント
コンクリートおよび透水性セラミツク板を圧着さ
せて結合することを要旨とするものである。
面に凹凸を設け、この凹凸に部分的に接着剤を設
け、その透水性セラミツク板をその裏面が上を向
くように型枠内に収納し、この透水性セラミツク
板が収納された型枠内に未硬化状態の透水性セメ
ントコンクリートを充填し、この透水性セメント
コンクリートおよび透水性セラミツク板を圧着さ
せて結合することを要旨とするものである。
(実施例)
本発明の(第1の発明)実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図ないし第3図に示すように、本発明に係
る透水性舗装材1の製造方法は以下の構成であ
る。
る透水性舗装材1の製造方法は以下の構成であ
る。
一側が開口している型枠2内に、未硬化状態の
透水性セメントコンクリート3を充填する。この
際、型枠2は底面が昇降自在のものを使用してあ
る。
透水性セメントコンクリート3を充填する。この
際、型枠2は底面が昇降自在のものを使用してあ
る。
次に、透水性セラミツク板9の裏面に部分的に
接着材8を設ける。透水性セラミツク板9に接着
剤8を設ける一例として本実施例では第4図およ
び第5図にモルタル用パレツト7が示してある。
このモルタル用パレツト7は、平板部4に多数の
通孔5を設け、平板部4の一側面の2方向或いは
3方向周縁にモルタル流出防止ガイド6を設け、
他側面の2方向或いは3方向周縁にセラミツク板
用ガイド6′を垂下させてなるものである。
接着材8を設ける。透水性セラミツク板9に接着
剤8を設ける一例として本実施例では第4図およ
び第5図にモルタル用パレツト7が示してある。
このモルタル用パレツト7は、平板部4に多数の
通孔5を設け、平板部4の一側面の2方向或いは
3方向周縁にモルタル流出防止ガイド6を設け、
他側面の2方向或いは3方向周縁にセラミツク板
用ガイド6′を垂下させてなるものである。
第2図に示すように、前記モルタル用パレツト
7の他側面を、透水性セラミツク板9の裏面に当
接させ、接着剤8を塗布する。本実施例では、接
着剤8として適度の粘性を有する未硬化のセメン
トモルタルを使用しているため、塗布した後モル
タル用パレツト7を取り外し、振動を与え、未硬
化のセメントモルタルを透水性セラミツク板9に
含浸させる。また、透水性セラミツク板9の裏面
は断面凹凸状で平行溝型である。また、未硬化の
セメントモルタルはモルタル用パレツト7の通孔
5を通り、透水性セラミツク板9に前記凹凸にか
かるように部分的に、平板部4の余分の未硬化の
セメントモルタルを箆等を介して取り除き、厚さ
を均等にして塗布される。また、セラミツク板用
ガイド6′を透水性セラミツク板9の裏面周縁に
当接させ、未硬化のセメントモルタルを塗布する
だけで、使用する全ての透水性セラミツク板9に
同様の位置に塗布することができる。また、モル
タル流出防止ガイド6により未硬化のセメントモ
ルタルは外部に流出することはない。また、未硬
化のセメントモルタルの粘性が強い場合、流動強
化剤を散布して、未硬化状態の透水性セメントコ
ンクリート3と透水性セラミツク板9との接触面
で未硬化のセメントモルタルの流動性を増加させ
て接着面積を増加させ、かつ一時的に振動を与え
浸透させる。
7の他側面を、透水性セラミツク板9の裏面に当
接させ、接着剤8を塗布する。本実施例では、接
着剤8として適度の粘性を有する未硬化のセメン
トモルタルを使用しているため、塗布した後モル
タル用パレツト7を取り外し、振動を与え、未硬
化のセメントモルタルを透水性セラミツク板9に
含浸させる。また、透水性セラミツク板9の裏面
は断面凹凸状で平行溝型である。また、未硬化の
セメントモルタルはモルタル用パレツト7の通孔
5を通り、透水性セラミツク板9に前記凹凸にか
かるように部分的に、平板部4の余分の未硬化の
セメントモルタルを箆等を介して取り除き、厚さ
を均等にして塗布される。また、セラミツク板用
ガイド6′を透水性セラミツク板9の裏面周縁に
当接させ、未硬化のセメントモルタルを塗布する
だけで、使用する全ての透水性セラミツク板9に
同様の位置に塗布することができる。また、モル
タル流出防止ガイド6により未硬化のセメントモ
ルタルは外部に流出することはない。また、未硬
化のセメントモルタルの粘性が強い場合、流動強
化剤を散布して、未硬化状態の透水性セメントコ
ンクリート3と透水性セラミツク板9との接触面
で未硬化のセメントモルタルの流動性を増加させ
て接着面積を増加させ、かつ一時的に振動を与え
浸透させる。
その後、前記未硬化状態の透水性セメントコン
クリート3の表面に、未硬化のセメントモルタル
を部分的に塗布した透水性セラミツク板9の裏面
を当接し、振動および圧力を加えることにより、
未硬化のセメントモルタルを透水性セメントコン
クリート3に含浸させ、かつ透水性セメントコン
クリート3を透水性セラミツク板9に接着させ、
両者を硬化させて確実に固定する。この際、透水
性セラミツク板9は焼物であるため、寸法誤差が
生ずるが、未硬化のセメントモルタルおよび未硬
化の透水性セメントコンクリート3が寸法誤差が
生ずる個所へ流入して硬化するため、前記寸法誤
差を解消できる。また、加圧手段として型枠2の
表面に板等を当接し、型枠2の底面をピストンを
介した昇降板11により加圧する。この際、圧力
は10g/cm2〜1.5Kg/cm2である。
クリート3の表面に、未硬化のセメントモルタル
を部分的に塗布した透水性セラミツク板9の裏面
を当接し、振動および圧力を加えることにより、
未硬化のセメントモルタルを透水性セメントコン
クリート3に含浸させ、かつ透水性セメントコン
クリート3を透水性セラミツク板9に接着させ、
両者を硬化させて確実に固定する。この際、透水
性セラミツク板9は焼物であるため、寸法誤差が
生ずるが、未硬化のセメントモルタルおよび未硬
化の透水性セメントコンクリート3が寸法誤差が
生ずる個所へ流入して硬化するため、前記寸法誤
差を解消できる。また、加圧手段として型枠2の
表面に板等を当接し、型枠2の底面をピストンを
介した昇降板11により加圧する。この際、圧力
は10g/cm2〜1.5Kg/cm2である。
その後、型枠2の底面を上昇或いは下降させ、
未硬化の透水性舗装材1を脱型し、硬化させ、透
水性舗装材1を形成する。この際、未硬化の透水
性セメントコンクリート3を上向きにしなければ
ならないため、透水性セラミツク板9の表面側を
ゴム、紙等の被覆材により被覆することが望まし
い。
未硬化の透水性舗装材1を脱型し、硬化させ、透
水性舗装材1を形成する。この際、未硬化の透水
性セメントコンクリート3を上向きにしなければ
ならないため、透水性セラミツク板9の表面側を
ゴム、紙等の被覆材により被覆することが望まし
い。
本発明に係る透水性舗装材1を使用して舗装工
事をする際、通常のコンクリートブロツクと同様
に路面上に敷設していけばよい。
事をする際、通常のコンクリートブロツクと同様
に路面上に敷設していけばよい。
この透水性舗装材1の表面上に雨が降つても、
水は透水性舗装材1内を浸透していくので、透水
性舗装材1の表面に水が溜まることはない。
水は透水性舗装材1内を浸透していくので、透水
性舗装材1の表面に水が溜まることはない。
また、第7図に別の実施例が示してある。本実
施例の透水性舗装材1′は前記実施例の透水性セ
ラミツク板9を2層にしたものであり、製造方法
は前記実施例と同様である。
施例の透水性舗装材1′は前記実施例の透水性セ
ラミツク板9を2層にしたものであり、製造方法
は前記実施例と同様である。
また、第8図の透水性舗装材1″は第7図の実
施例の透水性セラミツク板9を8個設けたもので
ある。
施例の透水性セラミツク板9を8個設けたもので
ある。
なお、本実施例で使用する透水性セメントコン
クリート3の成分および配合は以下の通りであ
る。水80〜200Kg、セメント280〜500Kg、砂0〜
600Kg、6号砕石0〜1000Kg、7号砕石800〜1800
Kg、混和剤(高性能減水剤に水溶性高分子を混入
した薬剤)0〜20Kg、水セメント比率0.2〜0.5。
透水性セラミツク板の成分は、陶石長石、粘土、
シヤモツト、セルベン等である。
クリート3の成分および配合は以下の通りであ
る。水80〜200Kg、セメント280〜500Kg、砂0〜
600Kg、6号砕石0〜1000Kg、7号砕石800〜1800
Kg、混和剤(高性能減水剤に水溶性高分子を混入
した薬剤)0〜20Kg、水セメント比率0.2〜0.5。
透水性セラミツク板の成分は、陶石長石、粘土、
シヤモツト、セルベン等である。
また、接着剤8として未硬化のセメントモルタ
ルを使用してあるが、樹脂系接着剤を使用するこ
ともできる。
ルを使用してあるが、樹脂系接着剤を使用するこ
ともできる。
また、透水性セメントコンクリート3を透水性
セラミツク板9より多少大きく形成することによ
り、たとえ透水性舗装材1同志が互いに接触して
も、透水性セメントコンクリート3の側面が接触
するだけで、透水性セラミツク板9の表面が損傷
することがないので、外観を損ねることがない。
セラミツク板9より多少大きく形成することによ
り、たとえ透水性舗装材1同志が互いに接触して
も、透水性セメントコンクリート3の側面が接触
するだけで、透水性セラミツク板9の表面が損傷
することがないので、外観を損ねることがない。
また、本実施例において透水性セラミツク板9
の裏面は断面凹凸状で平行薄型であるが、第6図
に示すように円形、矩形等の突起を多数設けた形
状の透水性セラミツク板10を使用してもよい。
の裏面は断面凹凸状で平行薄型であるが、第6図
に示すように円形、矩形等の突起を多数設けた形
状の透水性セラミツク板10を使用してもよい。
また、本実施例では型枠2内に予め未硬化状態
の透水性セメントコンクリート3を充填し、その
上面に接着剤8を部分的に設けた透水性セラミツ
ク板9を当接させてあるが、接着剤8を部分的に
設けた透水性セラミツク板9を予め型枠2内に収
納し、その上面に透水性セメントコンクリート3
を充填して、両者を結合させてもよい(第2の発
明)。
の透水性セメントコンクリート3を充填し、その
上面に接着剤8を部分的に設けた透水性セラミツ
ク板9を当接させてあるが、接着剤8を部分的に
設けた透水性セラミツク板9を予め型枠2内に収
納し、その上面に透水性セメントコンクリート3
を充填して、両者を結合させてもよい(第2の発
明)。
また、型枠2は底面が昇降自在のものを使用し
てあるが、上下両面が昇降自在のものでもよく、
また脱型する際、中間から分割するものでもよ
い。
てあるが、上下両面が昇降自在のものでもよく、
また脱型する際、中間から分割するものでもよ
い。
また、透水性セラミツク板9に部分的に接着剤
8を設ける手段として、モルタル用パレツト7を
使用してあるが、ノズル等を介して機械的に接着
剤8を塗布することもできる。
8を設ける手段として、モルタル用パレツト7を
使用してあるが、ノズル等を介して機械的に接着
剤8を塗布することもできる。
(発明の効果)
以上詳述したように、第1及び第2のいずれの
発明においても、透水性セメントコンクリートと
透水性機能を保持しつつ、透水性セメントコンク
リートと透水性セラミツク板とを確実に結合させ
ることができるという優れた効果を奏する。
発明においても、透水性セメントコンクリートと
透水性機能を保持しつつ、透水性セメントコンク
リートと透水性セラミツク板とを確実に結合させ
ることができるという優れた効果を奏する。
第1図は本発明の透水性舗装材の斜視図、第2
図は透水性セラミツク板に接着剤を部分的に設け
る状態の断面図、第3図は透水性セメントコンク
リートと透水性セラミツク板の接着時の縦断面
図、第4図はモルタル用パレツトの正面図、第5
図は第4図−線縦断面図、第6図は別の透水
性セラミツク板の斜視図、第7図および第8図は
別の実施例の透水性舗装材の斜視図である。 主要部分の符号の説明、1……透水性舗装材、
2……型枠、3……透水性セメントコンクリー
ト、8……接着剤、9……透水性セラミツク板。
図は透水性セラミツク板に接着剤を部分的に設け
る状態の断面図、第3図は透水性セメントコンク
リートと透水性セラミツク板の接着時の縦断面
図、第4図はモルタル用パレツトの正面図、第5
図は第4図−線縦断面図、第6図は別の透水
性セラミツク板の斜視図、第7図および第8図は
別の実施例の透水性舗装材の斜視図である。 主要部分の符号の説明、1……透水性舗装材、
2……型枠、3……透水性セメントコンクリー
ト、8……接着剤、9……透水性セラミツク板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 型枠内に未硬化状態の透水性セメントコンク
リートを充填し、一方透水性セラミツク板の裏面
に凹凸を設け、この凹凸に部分的に接着剤を設
け、前記透水性セメントコンクリートの表面に透
水性セラミツク板の裏面を当接し、この透水性セ
メントコンクリートおよび透水性セラミツク板を
圧着させて結合することを特徴とする透水性舗装
材の製造方法。 2 前記接着剤は未硬化のセメントモルタルであ
り、該モルタルはモルタル用パレツトを介して前
記透水性セラミツク板の裏面に塗布するものであ
る特許請求の範囲第1項記載の透水性舗装材の製
造方法。 3 前記透水性セラミツク板の表面側は、予めゴ
ム、紙等の被覆材により被覆されている特許請求
の範囲第1項記載の透水性舗装材の製造方法。 4 透水性セラミツク板の裏面に凹凸を設け、こ
の凹凸に部分的に接着剤を設け、その透水性セラ
ミツク板をその裏面が上を向くように型枠内に収
納し、この透水性セラミツク板が収納された型枠
内に未硬化状態の透水性セメントコンクリートを
充填し、この透水性セメントコンクリートおよび
透水性セラミツク板を圧着させて結合することを
特徴とする透水性舗装材の製造方法。 5 前記接着剤は未硬化のセメントモルタルであ
り、該モルタルはモルタル用パレツトを介して前
記透水性セラミツク板の裏面に塗布するものであ
る特許請求の範囲第4項記載の透水性舗装材の製
造方法。 6 前記透水性セラミツク板の表面側は、予めゴ
ム、紙等の被覆材により被覆されている特許請求
の範囲第4項記載の透水性舗装材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13705787A JPS63302005A (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 透水性舗装材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13705787A JPS63302005A (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 透水性舗装材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63302005A JPS63302005A (ja) | 1988-12-08 |
JPH0580328B2 true JPH0580328B2 (ja) | 1993-11-08 |
Family
ID=15189878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13705787A Granted JPS63302005A (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 透水性舗装材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS63302005A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITUD20070130A1 (it) * | 2007-07-23 | 2009-01-24 | C M E Spa Sa | Macchina e procedimento per la produzione di elementi strutturali per l'edilizia in materiale cementizio aventi uno o piu' inserti in materiale polimerico |
CN107021693B (zh) * | 2017-06-02 | 2019-08-30 | 重庆大学 | 一种可净水的透水混凝土的制备方法 |
DE102022127333A1 (de) * | 2022-10-18 | 2024-04-18 | Baustoffwerke Gebhart & Söhne GmbH & Co. KG | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Verbundkörpers |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60244502A (ja) * | 1984-05-19 | 1985-12-04 | フドウ建研株式会社 | 大型薄肉陶板を先付けしたpc板の製造方法 |
JPS63221012A (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-14 | 千代田技研工業株式会社 | 複合コンクリ−ト製品の成形方法 |
-
1987
- 1987-05-30 JP JP13705787A patent/JPS63302005A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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JPS60244502A (ja) * | 1984-05-19 | 1985-12-04 | フドウ建研株式会社 | 大型薄肉陶板を先付けしたpc板の製造方法 |
JPS63221012A (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-14 | 千代田技研工業株式会社 | 複合コンクリ−ト製品の成形方法 |
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Publication number | Publication date |
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JPS63302005A (ja) | 1988-12-08 |
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