JPH0580134U - 直流電源装置のシーケンス回路 - Google Patents

直流電源装置のシーケンス回路

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JPH0580134U
JPH0580134U JP2004492U JP2004492U JPH0580134U JP H0580134 U JPH0580134 U JP H0580134U JP 2004492 U JP2004492 U JP 2004492U JP 2004492 U JP2004492 U JP 2004492U JP H0580134 U JPH0580134 U JP H0580134U
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JP
Japan
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circuit
power supply
voltage
power
transistor
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JP2004492U
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Inventor
達夫 小濱
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2出力直流電源から負荷へ電力を供給する
際、電源立ち上げ時および立ち下げ時において従系回路
動作中に主系回路の電源を立ち上げ、また立ち下げる回
路を得る。 【構成】 電源立ち上げ時には従系回路用電源入力端子
の電圧を検出し、従系回路動作範囲以上のゼナー電圧を
もつゼナーダイオードを用いその出力がゼナー電圧を越
えて導通後、トランジスタをオンし主系回路用電源電力
を主系回路に供給する。電源立ち下げ時には従系回路用
電源入力端子の電圧がゼナー電圧を下回ると、トランジ
スタをオフし主系回路用電源入力を遮断する。またゼナ
ー電圧を下回った時トランジスタをオンしシャント回路
を介して主系回路の蓄積電荷を速やかに放電する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数の出力を持つ電源回路で、その電源立ち上げ時および立ち下げ時 において従系回路用電源の電圧が従系回路の正常動作範囲以上で主系回路用電源 を供給するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電源回路は図6に示すようになっている。図において10は従系回路用 電源出力端子、11は主系回路用電源出力端子、19は2出力直流電源、21は 従系回路、22は主系回路である。また従来の電源回路の主系回路用電源出力端 子10および従系回路用電源出力端子11の電圧は電源立ち上げ時および立ち下 げ時において図7(a)及び(b)に示すようになっている。
【0003】 次に動作について説明する。2出力直流電源19を立ち上げると従系回路用電 源出力端子10および主系回路用電源出力端子11を通じてそれぞれ従系回路2 1および主系回路22に電力が同時に供給され、従系回路用電源出力端子10お よび主系回路用電源出力端子11の電圧は図7(a)及び(b)に示すように同 時にまた突入電流防止のためソフトに立ち上がっている。また主系回路22に容 量が含まれるとき、2出力直流電源19を立ち下げると主系回路22の容量に蓄 積された電荷が放電されるまで主系回路用電源出力端子11の電圧は立ち下がら ず、ソフトに立ち下がる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電源回路においては以上のように構成されており、2出力直流電源19 を立ち上げると従系回路用電源出力端子10と主系回路用電源出力端子11の電 圧が同時かつソフトに立ち上がっているため、従系回路用電源出力端子10の電 圧が従系回路21の正常動作範囲以下のレベルで主系回路用電源出力端子11を 通して主系回路22に電力が供給され主系回路22の誤動作、破壊を引き起すな どの問題点があった。また主系回路22に容量が含まれているとき2出力直流電 源19を立ち下げると主系回路用電源出力端子11の電圧立ち下がりがソフトに なり従系回路用電源出力端子10の電圧が従系回路21の動作範囲以下になって も主系回路用電源出力端子22の電圧が0とならないため主系回路22の誤動作 、破壊を引き起すなどの問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、従系回路用電 源出力端子10の電圧が従系回路21の正常動作範囲内にある間のみ、主系回路 22へ電力を供給することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わるシーケンス回路は従系回路用電源入力端子の電圧を検出し、 この電圧が従系回路の正常動作範囲内にある間のみ主系回路用電源出力を供給で きるようにしたものである。
【0007】
【作用】
電源立ち上がり時に従系回路用電源出力に接続されるゼナーダイオードにより 、主系回路用電源出力ON/OFF用トランジスタのオン動作を遅らせる。また 、電源立ち下がり時に従系回路用電源出力に接続されるゼナーダイオードにより 、主系回路用電源出力ON/OFF用トランジスタのオフ動作を速める。
【0008】
【実施例】
実施例1. この考案の実施例を図1を用いて説明する。図1において1はゼナーダイオー ド、2はベース抵抗、3はトランジスタ、4はベース抵抗、5はトランジスタ、 6は抵抗、7は抵抗、8は従系回路用電源入力端子、9は主系回路用電源入力端 子、10は従系回路用電源出力端子、11は主系回路用電源出力端子であり、ま た図3において19は2出力直流電源、20はシーケンス回路、21は主系回路 、22は従系回路、8から11は図1に示したものと同じである。
【0009】 次に動作について説明する。図3に示す様にシーケンス回路は2出力直流電源 19と従系回路21および主系回路22との間に挿入される。電源立ち上げ時に 各部の波形を図4(a)、(b)、(c)、(d)に示す。従系回路用電源入力 を検出しその電源入力電圧がゼナーダイオード1のゼナー電圧にトランジスタ3 のベース・エミッタ間電圧を加えた電圧を越えるとベース抵抗2を通してトラン ジスタ3にベース電流が流れ、トランジスタ3はオンする。このトランジスタ3 がオンすることによりベース抵抗4を通しトランジスタ5にベース電流が流れ、 トランジスタ5をオンする。これにより主系回路用電源入力端子9から主系回路 用電源出力端子11を通じ電力が主系回路22へ供給される。このように従系回 路用電源出力端子10の電圧がスレッシュホールドを越えるまでは主系回路用電 源出力端子11の電圧が立ち上がることはない。
【0010】 実施例2. また別の回路を付加したものを図2に示す。図において1から11は図1に示 したものと同じである。12はベース抵抗、13はトランジスタ、14はベース 抵抗、15はトランジスタ、16は抵抗、17は抵抗、18は抵抗である。
【0011】 次に動作について説明する。電源立ち上げ時は前述の図4(a)、(b)、( c)、(d)に示すごとく従系回路用電源出力端子10がある電圧以上で主系回 路用電源出力端子11から主系回路へ電力を出力する。電源立ち下げ時の各部の 波形を図5(a)、(b)、(c)、(d)に示す。2出力直流電源19を立ち 下げるとき、図2において従系回路用電源入力端子8の電圧がゼナーダイオード 1のゼナー電圧にトランジスタのベース・エミッタ間電圧加えた電圧を下回ると ベース抵抗2に電流は流れず、トランジスタ3はオフし、ベース抵抗4の電流が 遮断されトランジスタ5はオフする。これにより主系回路用電源入力は遮断され 電力は供給されない。またベース抵抗12には電流が流れないためトランジスタ 13はオフし、ベース抵抗14を通してトランジスタ15にベース電流が流れ、 トランジスタ15がオンする。このため主系回路22内に容量がある場合、その 容量に蓄積された電荷は抵抗16、トランジスタ15を介して速やかに放電され 主系回路用電源出力端子11の電圧を立ち下げる。
【0012】 以上の動作により、主系回路22に電力を供給している間、常に従系回路21 は動作している。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、この考案においては主計回路に電力が供給されているとき常に 従系回路用電源出力端子の電圧が従系回路の動作範囲内にあるので、従系回路動 作停止による主系回路の誤動作、破壊を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の構成を示す図である。
【図2】この考案の別の実施例の構成を示す図である。
【図3】この考案の実施例の構成を示す図である。
【図4】この考案の実施例の電源立ち上げ時の各部の波
形を示す図である。
【図5】この考案の実施例の電源立ち下げ時の各部の波
形を示す図である。
【図6】従来のシーケンス回路を取り付けない場合の構
成を示す図である。
【図7】従来のシーケンス回路を取り付けない場合の立
ち上がり及び立ち下がり時の各部の波形を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ゼナーダイオード 2 ベース抵抗 3 トランジスタ 4 ベース抵抗 5 トランジスタ 6 抵抗 7 抵抗 8 従系回路用電源入力端子 9 主系回路用電源入力端子 10 従系回路用電源出力端子 11 主系回路用電源出力端子 12 ベース抵抗 13 トランジスタ 14 ベース抵抗 15 トランジスタ 16 抵抗 17 抵抗 18 抵抗 19 2出力直流電源 20 シーケンス回路 21 主系回路 22 従系回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主系回路用電源入力端子にエミッタが接
    続されコレクタが主系回路用電源出力端子に接続された
    第1のPNPトランジスタと、その第1のPNPトラン
    ジスタのベース、エミッタ間に接続された抵抗と、その
    第1のPNPトランジスタのベースに接続されたベース
    抵抗と、そのベース抵抗の一方とコレクタが接続された
    エミッタが接地されベース、エミッタ間に抵抗が接続さ
    れた第1のNPNトランジスタと、その第1のNPNト
    ランジスタのベースに接続されたベース抵抗とそのベー
    ス抵抗の一方とアノードが接続されカソードが従系回路
    用電源入力端子に接続されたゼナーダイオードと、その
    ゼナーダイオードのカソードに接続された従系回路用電
    源出力端子とから構成され、従系回路用電源入力端子の
    電圧が前記ゼナーダイオードのゼナー電圧に前記ゼナー
    ダイオードのアナードに接続されたベース抵抗に接続さ
    れている前記第1のNPNトランジスタのベース、エミ
    ッタ間電圧を加えたスレッシュホールド電圧以上のとき
    主系回路用電源入力端子の電圧を主系回路に供給し、従
    系回路用電源端子の電圧がその前記スレッシュホールド
    電圧以下のとき主系回路用電源入力端子の電圧を主系回
    路に供給しないことを特徴とする直流電源装置のシーケ
    ンス回路。
JP2004492U 1992-04-03 1992-04-03 直流電源装置のシーケンス回路 Pending JPH0580134U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061481A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Ricoh Co Ltd 電源電圧制御回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008061481A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Ricoh Co Ltd 電源電圧制御回路
JP4750653B2 (ja) * 2006-09-04 2011-08-17 株式会社リコー 電源電圧制御回路

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