JPH0580068A - 加速度センサー - Google Patents

加速度センサー

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Publication number
JPH0580068A
JPH0580068A JP24397491A JP24397491A JPH0580068A JP H0580068 A JPH0580068 A JP H0580068A JP 24397491 A JP24397491 A JP 24397491A JP 24397491 A JP24397491 A JP 24397491A JP H0580068 A JPH0580068 A JP H0580068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor element
electrode layer
flexible conductive
acceleration sensor
cracking
Prior art date
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Pending
Application number
JP24397491A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Tasaka
勲 田坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP24397491A priority Critical patent/JPH0580068A/ja
Publication of JPH0580068A publication Critical patent/JPH0580068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐衝撃性を良好なものとする。 【構成】 可撓性導電部材からなる電極層14を備えた
センサー素子1で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歩数計のような運動系計
測器に使用される加速度センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】歩数計のような運動系計測器に使用され
る加速度センサーとして、従来より次の2種が提供され
ている。一つは振子に設けた永久磁石で磁気感応素子を
作動させるものであるが、この場合、出力として、単に
オンオフしか得ることができないために、加速度に応じ
た出力を得ることができるもう一つのものが歩数計にも
利用され始めている。これは圧電セラミックのようなシ
リコン半導体系のセンサー素子を用いるものであって、
この場合、歩数計への応用に際しては、歩行の周期から
も明らかなように20Hz以下の低周波に応じなくては
ならないために、センサー素子を一端が固定された片持
ち梁とすると同時にセンサー素子の他端に重りを付ける
ことで、固有振動数を下げるとともに振幅(出力)を増
大させたものとして構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、セラミック等
にて形成されるセンサー素子は、その特性に加えて重り
が付加されたことから、落下衝撃を受けた時に非常に割
れが生じやすく、そしてこの割れは表面の電極(通常、
銀にて形成される)にクラックを生じさせてしまうもの
であり、割れによって寸断された電極はその出力を著し
く低下させてしまう。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは耐衝撃性が良好な加速
度センサーを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、可撓
性導電部材からなる電極層を備えたセンサー素子で形成
されていることに特徴を有している。本発明によれば、
センサー素子に割れが生じても、その電極層には割れが
生じないために、出力が低下することはない。
【0006】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図1はセンサー素子1を示している。このセンサ
ー素子1は、4−2アロイ等からなるシム材12の両面
に接着剤13を介して圧電セラミック(PZT)10,
10を接合するとともに、各圧電セラミック10の表面
に電極層14,14を形成したバイモルフで構成されて
いる。そして、ここにおける電極層14,14は、可撓
性導電樹脂部材(たとえばAg+ポリエステル樹脂であ
るドータイト(商品名))を塗布することで形成された
可撓性を有するものであり、圧電セラミック10に応力
による割れが生じたとしても、電極層14に割れが生じ
ることはないものとなっている。
【0007】図2及び図3は上記センサー素子1を加速
度センサーとして用いた場合を示しており、一端にはリ
ード線11,11が接続されている。このセンサー素子
1は、リード線11側の一端が固定され、他端に重り2
が取り付けられることで、片持ち梁型とされるのである
が、組立に際しては、図2に示す成形品3を使用する。
この成形品3は、支持基台31とホルダー32とを連結
片33,33で一体に連結したものであり、支持基台3
1及びホルダー32は共に一面側に凹所34,35を備
えており、また互いの対向面に夫々スリット36,36
を備え、更にホルダー32側の凹所35の内壁には、一
対のリブ38,38を備えたものとなっている。
【0008】センサー素子1は成形品3における上記ス
リット36,36に差し込まれて両端が支持基台31と
ホルダー32の各凹所34,35内に配設され、リード
線11が支持基台31のスリット37,37から外部に
引き出される。この時、スリット36はその幅がセンサ
ー素子1の板厚よりも小さくなるように形成されている
ことから、センサー素子1はスリット36に圧入固定さ
れることになる。また、黄銅のような金属や比重の大き
い樹脂、あるいは両者の混合物等で形成されている重り
2も、ホルダー32の凹所35内に配設される。リブ3
8は重り2をホルダー32の一端側に位置させておくた
めの位置決めである。
【0009】成形品3へのセンサー素子1及び重り2の
取り付けの後は、支持基台31及びホルダー32の両凹
所34,35のあいた所に例えば紫外線硬化型接着剤4
が流し込まれ、この接着剤4の硬化により、成形品3に
対するセンサー素子1及び重り2の固定がなされる。そ
して、最後に支持基台31とホルダー32とを連結して
いる連結片33の切除で、支持基台31とホルダー32
とが切り離される。歩数計の器体への取り付けは、支持
基台31を歩数計の器体に固着することによって行われ
る。
【0010】図4はこのように組み立てられた加速度セ
ンサーを1.4mの高さからコンクリート上に自由落下
させた時の感度変化を示すもので、従来のものでは図中
イで示すように10回程度の落下によって出力が出なく
なるが、可撓性導電部材からなる電極層14を備えたも
のにおいては、図中ロで示すように30回以上の落下テ
ストでも出力変化がなかった。
【0011】図5に他の実施例を示す。これは電極層1
4を圧電セラミック10の表面に銀等の金属部材を厚さ
2〜5μmとなるように焼き付けることで形成した金属
電極層15と、この金属電極層15上に可撓性導電樹脂
部材を塗布することで形成した可撓性導電材層16との
2層で形成したものを示している。これは従来から提供
されている金属電極層を備えたセンサー素子1の表面に
可撓性導電材層16を形成することで得ることができ
る。このものにおいては、過負荷によって圧電セラミッ
ク10に割れが生じる時、金属電極層15にも割れが生
じて分断されることがあるが、金属電極層15における
分断された各部は可撓性導電材層16によって電気的に
つながった状態にあるために、その出力が低下すること
はない。
【0012】図6は可撓性導電層16がリード線11の
半田付け等による接合に適さない材質である場合、接合
性の向上のためにセンサー素子1の一端の可撓性導電材
層16を除いて金属電極層15を露出させた場合を示し
ている。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明においては、センサ
ー素子に割れが生じたとしても、その電極層は可撓性導
電部材からなるために割れて分断されるようなことはな
く、このために出力電圧の低下といった事態を招くこと
がないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の断面図である。
【図2】同上の使用例の分解斜視図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】落下テスト結果を示す特性図である。
【図5】他の実施例の断面図である。
【図6】他例の断面図である。
【符号の説明】
1 センサー素子 14 電極層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性導電部材からなる電極層を備えた
    センサー素子で形成されていることを特徴とする加速度
    センサー。
  2. 【請求項2】 センサー素子は圧電セラミックであり且
    つ一端が固着されるとともに先端に重りがつけられた片
    持ち梁型であることを特徴とする請求項1記載の加速度
    センサー。
  3. 【請求項3】 電極層は金属層とこの金属層上に被覆さ
    れた可撓性導電材層とからなることを特徴とする請求項
    1記載の加速度センサー。
  4. 【請求項4】 センサー素子の一端側で可撓性導電材層
    が除かれていることを特徴とする請求項3記載の加速度
    センサー。
JP24397491A 1991-09-25 1991-09-25 加速度センサー Pending JPH0580068A (ja)

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JP24397491A JPH0580068A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 加速度センサー

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JP24397491A JPH0580068A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 加速度センサー

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Publication Number Publication Date
JPH0580068A true JPH0580068A (ja) 1993-03-30

Family

ID=17111822

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JP24397491A Pending JPH0580068A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 加速度センサー

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JP (1) JPH0580068A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996039707A1 (en) * 1995-06-06 1996-12-12 Raychem Corporation Flexible electrode-bearing article

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000718