JPH0579878A - 発熱抵抗体式空気流量計 - Google Patents
発熱抵抗体式空気流量計Info
- Publication number
- JPH0579878A JPH0579878A JP3241722A JP24172291A JPH0579878A JP H0579878 A JPH0579878 A JP H0579878A JP 3241722 A JP3241722 A JP 3241722A JP 24172291 A JP24172291 A JP 24172291A JP H0579878 A JPH0579878 A JP H0579878A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- module
- cover
- type air
- air flow
- flow meter
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、市場における発熱抵抗体式空
気流量計のモジュールとボディの取り外し時に生じるセ
ンサー部の破損等を防止することにある。 【構成】ボディとモジュールの取付のために用いられる
取付ネジ位置をモジュールのカバー内側に設けた。 【効果】カバーを壊さない限りボディからモジュールを
取り外すことが出来ないため市場におけるセンサー部の
破損等を防止することが出来る。
気流量計のモジュールとボディの取り外し時に生じるセ
ンサー部の破損等を防止することにある。 【構成】ボディとモジュールの取付のために用いられる
取付ネジ位置をモジュールのカバー内側に設けた。 【効果】カバーを壊さない限りボディからモジュールを
取り外すことが出来ないため市場におけるセンサー部の
破損等を防止することが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流路中に設けられた発熱
抵抗体式空気流量計に関わり、特に内燃機関の吸入空気
量を測定するのに好適な発熱抵抗体式空気流量計に関す
る。
抵抗体式空気流量計に関わり、特に内燃機関の吸入空気
量を測定するのに好適な発熱抵抗体式空気流量計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発熱抵抗体式空気流量計の、モジュール
とボディの取付の従来技術は、特開昭59−31412 号に記
載したように取付時に取付ネジが外部に露出してしまう
構造であり、市場においてユーザやディーラ等が容易に
モジュールの取り外しが出来る構造であった。
とボディの取付の従来技術は、特開昭59−31412 号に記
載したように取付時に取付ネジが外部に露出してしまう
構造であり、市場においてユーザやディーラ等が容易に
モジュールの取り外しが出来る構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構造の空
気流量計においては、通路を構成するボディと回路を内
蔵するモジュールの取付は、ボディにネジ穴をあてネジ
止めする構造である。しかし、この構造では製品として
市場に出た場合、取付ネジが露出しているため、ディラ
ー,修理工場あるいはユーザがボディからモジュールを
取り外すことが容易に出来てしまい、これにより、モジ
ュール先端部に取り付けられたセンサー部をボディ等に
ぶっつけてセンサーが曲がったり破損してしまう。この
ため空気流量計が正常な出力特性が得られず、再びモジ
ュールをボディへ取り付けた場合に市場における空気流
量計の不具合の一つとなっている。
気流量計においては、通路を構成するボディと回路を内
蔵するモジュールの取付は、ボディにネジ穴をあてネジ
止めする構造である。しかし、この構造では製品として
市場に出た場合、取付ネジが露出しているため、ディラ
ー,修理工場あるいはユーザがボディからモジュールを
取り外すことが容易に出来てしまい、これにより、モジ
ュール先端部に取り付けられたセンサー部をボディ等に
ぶっつけてセンサーが曲がったり破損してしまう。この
ため空気流量計が正常な出力特性が得られず、再びモジ
ュールをボディへ取り付けた場合に市場における空気流
量計の不具合の一つとなっている。
【0004】本発明の目的は、市場において、モジュー
ルとボディの取り外しが容易に出来ず、さらに、取り外
した場合には、モジュールのカバー破損等により、ボデ
ィの再取付けを防止する構造とした発熱式空気流量計を
提供することにある。
ルとボディの取り外しが容易に出来ず、さらに、取り外
した場合には、モジュールのカバー破損等により、ボデ
ィの再取付けを防止する構造とした発熱式空気流量計を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成すめために、モジュールの回路部分を覆う様に取り
付けられたカバーの内側において、モジュール本体とボ
ディとをネジ止め等により取り付けた構造としたもので
ある。
達成すめために、モジュールの回路部分を覆う様に取り
付けられたカバーの内側において、モジュール本体とボ
ディとをネジ止め等により取り付けた構造としたもので
ある。
【0006】
【作用】上記の構造によると、カバーは接着剤等により
取り付けられているため、市場において、モジュールと
ボディの取り外しが容易に出来ず、もし、無理矢理取り
外そうとするとモジュールが破損してしまうため、空気
流量計の交換を余儀なくされてしまう。しかし、誤って
破損されたセンサーを持つモジュールが再び実車に取り
付けられて、そのまま、市場に出てエンジン不調等を訴
える不具合を防止することが出来る。
取り付けられているため、市場において、モジュールと
ボディの取り外しが容易に出来ず、もし、無理矢理取り
外そうとするとモジュールが破損してしまうため、空気
流量計の交換を余儀なくされてしまう。しかし、誤って
破損されたセンサーを持つモジュールが再び実車に取り
付けられて、そのまま、市場に出てエンジン不調等を訴
える不具合を防止することが出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明による空気流量計を熱式空気流
量計を例にとり、図示の実施例により詳細に説明する。
量計を例にとり、図示の実施例により詳細に説明する。
【0008】まず図1は、本発明の一実施例を示す発熱
抵抗式空気流量計のカバーを取り外した上面図であり、
図2は、図1のA−A断面である。本実施例においては
空気通路方式にバイパス通路方式を採用して成るボディ
1と、駆動回路を内蔵するモジュールとは、ネジ13を
使用して接続している。モジュールは、発熱抵抗体4,
感温抵抗体5を固定する指示ピン15をモールド24に
インサートして作られたアルミベース6の上に、外壁と
なるハウジング7,駆動回路本体となる基板9が乗せら
れ接着固定されている。基板9と指示ピン15の接続は
アルミワイヤ23を介して基板9の上に取り付けられた
アルミパット22にボンディングされ、駆動回路に電気
的に接続されている。基板9は電波障害対策としてシー
ルドベース11,シールドカバー25に覆われている。
外壁のハウジング7の上側にはカバー8が取り付けられ
る溝19が設けられており、その溝に接着剤14が塗布
されカバー8を接続固定される構造となっている。
抵抗式空気流量計のカバーを取り外した上面図であり、
図2は、図1のA−A断面である。本実施例においては
空気通路方式にバイパス通路方式を採用して成るボディ
1と、駆動回路を内蔵するモジュールとは、ネジ13を
使用して接続している。モジュールは、発熱抵抗体4,
感温抵抗体5を固定する指示ピン15をモールド24に
インサートして作られたアルミベース6の上に、外壁と
なるハウジング7,駆動回路本体となる基板9が乗せら
れ接着固定されている。基板9と指示ピン15の接続は
アルミワイヤ23を介して基板9の上に取り付けられた
アルミパット22にボンディングされ、駆動回路に電気
的に接続されている。基板9は電波障害対策としてシー
ルドベース11,シールドカバー25に覆われている。
外壁のハウジング7の上側にはカバー8が取り付けられ
る溝19が設けられており、その溝に接着剤14が塗布
されカバー8を接続固定される構造となっている。
【0009】ここで、ハウジング7と、アルミベース6
には取付ネジ13が通る穴があいておりボディ1のその
位置にはネジ穴があいている。これによりモジュールを
構成するハウジング7とアルミベース6をボディ1にネ
ジ13で固定できるのである。ここで、取付ネジ13を
取付けた後にカバー8を接着固定するため、カバー8の
接着固定後は、取付ネジ13はカバー8により覆われて
いるため簡単に取り外すことは不可能である。これによ
り、熱式空気流量計のボディ1からモジュールの取り外
しが市場において容易に出来ず、再取付時に生じるセン
サーの曲がり、破損を未然に防ぐことが出来きる。
には取付ネジ13が通る穴があいておりボディ1のその
位置にはネジ穴があいている。これによりモジュールを
構成するハウジング7とアルミベース6をボディ1にネ
ジ13で固定できるのである。ここで、取付ネジ13を
取付けた後にカバー8を接着固定するため、カバー8の
接着固定後は、取付ネジ13はカバー8により覆われて
いるため簡単に取り外すことは不可能である。これによ
り、熱式空気流量計のボディ1からモジュールの取り外
しが市場において容易に出来ず、再取付時に生じるセン
サーの曲がり、破損を未然に防ぐことが出来きる。
【0010】また、図3及び図4は、図1及び図2に対
して、取付ネジ13の代わりに圧入ピン21を使用した
例を示した図である。その他の構造は、図1及び図2と
同じである。
して、取付ネジ13の代わりに圧入ピン21を使用した
例を示した図である。その他の構造は、図1及び図2と
同じである。
【0011】また、図5及び図6は、図1及び図2に対
して、プラスチックボディ27の一部に突起20を設
け、取付ネジ13の代わりに突起20を熱溶着してモジ
ュールとボディ27を固定した例を示した図である。そ
の他の構造は、図1及び図2と同じである。
して、プラスチックボディ27の一部に突起20を設
け、取付ネジ13の代わりに突起20を熱溶着してモジ
ュールとボディ27を固定した例を示した図である。そ
の他の構造は、図1及び図2と同じである。
【0012】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば発熱抵
抗式空気流量計のボディからモジュールの取り外しが市
場において容易に出来ず、再取付時に生じるセンサーの
曲がり、破損を未然に防ぐことが出来きる発熱抵抗式空
気流量計を提供することが出来る。
抗式空気流量計のボディからモジュールの取り外しが市
場において容易に出来ず、再取付時に生じるセンサーの
曲がり、破損を未然に防ぐことが出来きる発熱抵抗式空
気流量計を提供することが出来る。
【図1】本発明の一実施例を示す発熱抵抗式空気流量計
のボディとモジュールの取付にネジを使用した場合のカ
バーを取り外した上面図である。
のボディとモジュールの取付にネジを使用した場合のカ
バーを取り外した上面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す発熱抵抗式空気流量計
のボディとモジュールの取付に圧入ピンを使用した場合
のカバーを取り外した上面図である。
のボディとモジュールの取付に圧入ピンを使用した場合
のカバーを取り外した上面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す発熱抵抗式空気流量計
のボディとモジュールの取付に熱溶着を使用した場合の
カバーを取り外した上面図である。
のボディとモジュールの取付に熱溶着を使用した場合の
カバーを取り外した上面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
1…ボディ、2…バイパス通路、3…メイン通路、4…
発熱抵抗体、5…感熱抵抗体、6…アルミベース、7…
ハウジング、8…カバー、9…基板、10…貫通コンデ
ンサ、11…シールドベース、12…コネクタ部、13
…止めネジ、14…接着剤、15…指示ピン、16…O
リング、19…カバー接着用溝、20…プラスチックボ
ディ突起、21…圧入ピン、22…アルミパッド、23
…アルミワイヤ、24…モールド、25…シールドカバ
ー、26…コネクタターミナル、27…プラスチックボ
ディ。
発熱抵抗体、5…感熱抵抗体、6…アルミベース、7…
ハウジング、8…カバー、9…基板、10…貫通コンデ
ンサ、11…シールドベース、12…コネクタ部、13
…止めネジ、14…接着剤、15…指示ピン、16…O
リング、19…カバー接着用溝、20…プラスチックボ
ディ突起、21…圧入ピン、22…アルミパッド、23
…アルミワイヤ、24…モールド、25…シールドカバ
ー、26…コネクタターミナル、27…プラスチックボ
ディ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 千尋 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内
Claims (4)
- 【請求項1】流体の通路内に配設され、該流体の流速を
検知して流量を測定し、更に通路を構成するボディと駆
動回路を内臓する蓋状のカバーを持つモジュールとが別
体にて構成された発熱抵抗体式空気流量測定装置におい
て、前記、ボディ及びモジュールとの接続を、モジュー
ルのカバー内側において少なくとも2カ所以上行い、そ
の後カバーの取付を行うことを特徴とする発熱抵抗体式
空気流量計。 - 【請求項2】請求項1において、モジュールとボディの
接続方法は、ネジ止めにより行うことを特徴とする発熱
抵抗体式空気流量計。 - 【請求項3】請求項1において、モジュールとボディの
接続方法は、ピンの圧入により行うことを特徴とする発
熱抵抗体式空気流量計。 - 【請求項4】請求項1において、モジュールとボディの
接続方法は、ボディ側又は、モジュール側に突起したプ
ラスチック材を熱溶着することにより行うことを特徴と
する発熱抵抗体式空気流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241722A JPH0579878A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 発熱抵抗体式空気流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241722A JPH0579878A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 発熱抵抗体式空気流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579878A true JPH0579878A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17078566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3241722A Pending JPH0579878A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 発熱抵抗体式空気流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579878A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7255837B2 (en) * | 2001-11-07 | 2007-08-14 | Hitachi, Ltd. | Electronic device and thermal type flow meter on vehicle |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3241722A patent/JPH0579878A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7255837B2 (en) * | 2001-11-07 | 2007-08-14 | Hitachi, Ltd. | Electronic device and thermal type flow meter on vehicle |
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