JPH0579855A - 光学式クランク角センサ - Google Patents

光学式クランク角センサ

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JPH0579855A
JPH0579855A JP23931491A JP23931491A JPH0579855A JP H0579855 A JPH0579855 A JP H0579855A JP 23931491 A JP23931491 A JP 23931491A JP 23931491 A JP23931491 A JP 23931491A JP H0579855 A JPH0579855 A JP H0579855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crank angle
pulse signal
failure
reference voltage
angle sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP23931491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ariga
真治 有賀
Mitsutoshi Nakane
光敏 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication of JPH0579855A publication Critical patent/JPH0579855A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】エンジンのクランク角検出のための回転軸1に
取り付けられたn個のスリット2を有するロータリエン
コーダ3とロータリエンコーダ3のスリット2を検出す
る発行ダイオード4、及び受光ダイオード5とで構成さ
れ、メイン基準電圧より高く設定した故障予告用基準電
圧を設けている。または、ロータリエンコーダ3のスリ
ット2を他のスリットより小さくしたスリットで設けて
いる。または、長穴スリットに光の透過量を減らす部位
を設けている。 【効果】光学式クランク角センサが故障に近づいたと
き、車両が走行不能とならないパルス信号が欠落または
分断する。その欠落または分断を電気的に検出,判定,
表示することによって故障が事前に予告でき車両の走行
が確保できるなど安全,サービス面で有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのクランク角
を検出してエンジンの点火時期や燃料噴射時期等を適宜
に決定し得るようにしたエンジンの光学式クランク角セ
ンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のクランク角センサとし
て、例えば実開昭55−4398号に示されるように、発光ダ
イオードと受光ダイオードとその間に光を遮断,透過さ
せるためのスリットを有するロータリエンコーダからな
りクラン角を検出するようにしたものは、周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例において、
受光ダイオードは、劣化,汚れ等により、出力電圧が低
下する。受光ダイオードの出力電圧がパルス信号を発生
するための基準電圧に達しなくなったときパルス信号は
欠落し点火信号や燃料噴射信号の不正発生または、非発
生を伴ってエンジンが直ちに動作停止し車両が走行不能
となって修理工場への搬送等修理復旧に多くの時間と労
力を要する。
【0004】このような光学式クランク角センサの故障
を事前に予告できるものとはなっていなかった。
【0005】本発明は、車両が走行不能とならない光学
式クランク角センサのパルス信号を故障前に欠落または
分断するようにし、その欠落または、分断を電気的に検
出,判定,表示することによって光学式クランク角セン
サの故障を事前に予告することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】光学式クランク角センサ
の受光ダイオードの出力電圧が、点火信号や燃料噴射等
を制御するパルス信号を発生させるためのメイン基準電
圧に達しなくなる前にあらかじめメイン基準電圧より高
く設定した故障予告用基準電圧を追加し、受光ダイオー
ドの出力電圧が、故障予告用基準電圧に達しなくなった
とき、その故障予告用基準電圧で形成されていたパルス
信号の欠落を電気的に検出,判定,表示することによっ
て光学式クランク角センサの故障を予告することを目的
とするものである。
【0007】または、ロータリエンコーダの1個また
は、複数個のスリットを他の同系統のスリットより光の
透過量を減らすため小さくすることによって、光学式ク
ランク角センサが故障に近づいたとき、小さくしたスリ
ットが形成するパルス信号が他のパルス信号より先に欠
落する。そのパルス信号の欠落を電気的に検出,判定,
表示することによって光学式クランク角センサの故障を
予告することを目的とするものである。
【0008】または、ロータリリエンコーダの長穴スリ
ット形状を光の透過量を減らす部位を設けることによ
り、光学式クランク角センサが故障に近づいたとき光の
透過量を減らす部位をもったスリットにより形成される
パルス信号は、分断されその分断を電気的に検出,判
定,表示することによって光学式クランク角センサの故
障を予告することを目的とするものである。
【0009】
【作用】光学式クランク角センサの受光ダイオードの出
力電圧が、点火信号や燃料噴射等を制御するパルス信号
を発生させるためのメイン基準電圧に達しなくなる前に
あらかじめメイン基準電圧より高く設定した故障予告用
基準電圧を追加し、受光ダイオードの出力電圧が故障予
告用基準電圧に達しなくなったとき、その故障予告用基
準電圧で形成されていたパルス信号の欠落を電気的に検
出,判定,表示することによって光学式クランク角セン
サの故障を予告することができる。
【0010】または、ロータリエンコーダの1個また
は、複数個のスリットを他の同系統のスリットより光の
透過量を減らすため小さくすることによって、光学式ク
ランク角センサが故障に近づいたとき、小さくしたスリ
ットが形成するパルス信号が他のパルス信号より先に欠
落する。そのパルス信号の欠落を電気的に検出,判定,
表示することによって光学式クランク角センサの故障を
予告することができる。または、ロータリエンコーダの
長穴スリット形状を光の透過量を減らす部位を設けるこ
とにより、光学式クランク角センサが故障に近づいたと
き光の透過量を減らす部位をもったスリットにより形成
されるパルス信号は、分断されその分断を電気的に検
出,判定,表示することによって光学式クランク角セン
サの故障を予告することができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に示し説明する。
【0012】図1は光学式クランク角センサの構成図で
エンジンのクランク角検出のための回転軸1に取り付け
られたn個のスリット2を有するロータリエンコーダ3
とロータリエンコーダ3のスリット2を検出する発光ダ
イオード4及び受光ダイオード5とで構成されエンジン
のクランク角に応じてパルス信号を発生する。
【0013】図2は、本発明の請求項1の一実施例を示
す正常時の受光ダイオード出力電圧とパルス信号の関係
図である。正常時の受光ダイオ−ド出力電圧6が点火信
号や燃料噴射等を制御するパルス信号を発生させるため
のメイン基準電圧7を超えたとき点火信号や燃料噴射等
を制御するメインパルス信号8を発生する。さらに故障
予告用基準電圧9を超えると故障予告用パルス信号10
を発生する。
【0014】図3は、本発明の請求項1の一実施例を示
し、光学式クランク角センサが故障に近づいたときの受
光ダイオード出力電圧とパルス信号の関係図である。受
光ダイオード5が劣化や汚れ等により正常時の受光ダイ
オード出力電圧6に対し出力電圧が低下したとき受光ダ
イオード出力電圧6′は、故障予告用基準電圧9を超え
ることができなくなり、故障予告用パルス信号10の欠
落10′となる。この故障予告用パルス信号10の欠落
10′を1回または、複数回検出したのち故障に近づい
たことを判定し警告ランプ等により光学式クランク角セ
ンサが故障に近づいたことを知らせる。
【0015】図4は、本発明の請求項2の一実施例を示
すロータリエンコーダのスリット形状図である。ロータ
リエンコーダ3に有する同系統のスリット2より光の透
過量を減らすため小さくしたスリット2′を1個設けた
実施例である。尚、小さくしたスリット2′は、小さく
したスリット2′で形成されるメインパルス8が欠落し
ても車両が走行不能とならない箇所に設けてある。
【0016】図5は、図4のロータリリエンコーダ3を
用いたときのメインパルス信号8である。受光ダイオー
ド5が劣化や汚れ等により受光ダイオード出力電圧6が
低下したとき小さくしたスリット2′で形成されるメイ
ンパルス信号8は、真先に欠落8′する。この欠落した
メインパルス信号8′を1回または複数回検出したのち
故障に近づいたことを判定し警告ランプ等により光学式
クランク角センサが故障に近づいたことを知らせる。
【0017】図6は、本発明の請求項3の一実施例を示
すロータリエンコーダの長穴スリット形状図である。ロ
ータリエンコーダ3aに有する長穴スリット2aに光の
透過量を減らす部位2bを設けた実施例である。尚、光
の透過量を減らす部位2bによって形成されるメインパ
ルス信号が分断しても車両が走行不能にならない箇所に
設けてある。
【0018】図7は、図6のロータリエンコーダ3aを
用いたときのメインパルス信号8である。受光ダイオー
ド5が劣化や汚れ等により受光ダイオード出力電圧6が
低下したとき光の透過量を減らす部位2bで形成される
メインパルス信号8aは、真先に分断する。この分断し
たメインパルス信号8aを1回または、複数回検出した
のち故障に近づいたことを判定し警告ランプ等により光
学式クランク角センサが故障に近づいたことを知らせ
る。
【0019】図8は、本発明の実施例を示すシステムブ
ロック図である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、光学式クランク角センサのパ
ルス信号において、車両が走行不能とならないパルス信
号を光学式クランク角センサの故障前に欠落または、分
断させるようにしたので、そのパルス信号の欠落また
は、分断を電気的に検出,判定,表示することにより、
光学式クランク角センサの故障が予告でき、車両の修理
工場への走行を確保できるなど安全,サービス面で有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学式クランク角センサの構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す正常時の受光ダイオー
ド出力電圧とパルス信号の関係図である。
【図3】本発明の一実施例を示す光学式クランク角セン
サが故障に近づいたときの受光ダイオード出力電圧とパ
ルス信号の関係図である。
【図4】本発明の一実施例を示すロータリエンコーダの
スリット形状図である。
【図5】図4のロータリエンコーダを用いたときのメイ
ンパルス信号図である。
【図6】本発明の一実施例を示すロータリエンコーダの
長穴スリット形状図である。
【図7】図6のロータリエンコーダを用いたときのメイ
ンパルス信号図である。
【図8】本発明のシステムブロック図である。
【符号の説明】
1…回転軸、2…スリット、2′…小さくしたスリッ
ト、2a…長穴スリット、2b…光の透過量を減らす部
位、3,3′…ロータリエンコーダ、4…発行ダイオー
ド、5…受光ダイオード、6…正常時の受光ダイオード
出力電圧、6′…故障に近づいたときの受光ダイオード
出力電圧、7…メイン基準電圧、8…メインパルス信
号、8′…欠落したメインパルス信号、8a…分断され
たメインパルス信号、9…故障予告用基準電圧、10…
故障予告用パルス信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中根 光敏 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモテイブエンジニアリング 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのクランク角検出のため回転軸に
    取り付けられたn個のスリットを有するロータリエンコ
    ーダとロータリエンコーダのスリットを検出する発光ダ
    イオード及び受光ダイオードとで構成され、エンジンの
    クランク角に応じてパルス信号を発生する光学式クラン
    ク角センサにおいて、点火信号や燃料噴射等を制御する
    パルス信号を発生させるためのメイン基準電圧とそのメ
    イン基準電圧より高く認定したもう一つ、又は複数の故
    障予告用基準電圧を設けたことを特徴とする光学式クラ
    ンク角センサ。
  2. 【請求項2】エンジンのクランク角検出のため回転軸に
    取り付けられたn個のスリットを有するロータリエンコ
    ーダとロータリエンコーダのスリットを検出する発光ダ
    イオード及び受光ダイオードとで構成され、エンジンの
    クランク角に応じてパルス信号を発生する光学式クラン
    ク角センサにおいて、ロータリエンコーダのスリットを
    同系統の他のスリットより、光の透過量を減らすために
    小さくしたスリットを1個又は複数個設けたことを特徴
    とする光学式クランク角センサ。
  3. 【請求項3】請求項2において、ロータリエンコーダの
    長穴スリットの形状を光の透過量を減らす部位を設けた
    ことを特徴とする光学式クランク角センサ。
JP23931491A 1991-09-19 1991-09-19 光学式クランク角センサ Pending JPH0579855A (ja)

Priority Applications (1)

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JPH0579855A true JPH0579855A (ja) 1993-03-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999045686A1 (en) * 1998-03-04 1999-09-10 Hello Direct, Inc. Optical switch for headset
US6320960B1 (en) 1998-09-25 2001-11-20 Hello Direct, Inc. Headset with adjustable earpiece
US6775390B1 (en) 2001-12-24 2004-08-10 Hello Direct, Inc. Headset with movable earphones

Cited By (5)

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