JPH0579801U - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JPH0579801U JPH0579801U JP1858292U JP1858292U JPH0579801U JP H0579801 U JPH0579801 U JP H0579801U JP 1858292 U JP1858292 U JP 1858292U JP 1858292 U JP1858292 U JP 1858292U JP H0579801 U JPH0579801 U JP H0579801U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- filament
- transparent pipe
- reflecting mirror
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 照射対象に応じて適切な光度の下での照射範
囲を変化させることができる照明装置を提供することで
ある。 【構成】 電球1のフィラメント3を囲うようにその断
面が放物線形状を有した反射鏡5が設けられる。電球1
と反射鏡5との間にはボディB11に固定された梨地加
工された透明パイプ7が設けられる。ボディB11を回
転させることによってボディB11のボディA13に対
する相対位置を変化させると、これに伴って透明パイプ
7のフィラメント3に対する相対位置も変化する。これ
によって、フィラメント3から発せられた光の透明パイ
プ7による拡散量が変化する。
囲を変化させることができる照明装置を提供することで
ある。 【構成】 電球1のフィラメント3を囲うようにその断
面が放物線形状を有した反射鏡5が設けられる。電球1
と反射鏡5との間にはボディB11に固定された梨地加
工された透明パイプ7が設けられる。ボディB11を回
転させることによってボディB11のボディA13に対
する相対位置を変化させると、これに伴って透明パイプ
7のフィラメント3に対する相対位置も変化する。これ
によって、フィラメント3から発せられた光の透明パイ
プ7による拡散量が変化する。
Description
【0001】
この考案は照明装置に関し、特に光源と反射鏡とからなる懐中電灯のような照 明装置に関するものである。
【0002】
図4は従来の懐中電灯の構成を示す断面図である。
【0003】 図を参照して、従来の懐中電灯は、電池収納部21を保護するボディA13と 、電池収納部21に収納された電池をカバーする電池カバー19と、電球1を保 護するボディB11とから構成される。ボディB11には、電球1のフィラメン ト3から発せられた光を前方に反射するための反射鏡5がその周囲に取付けられ 、電球1の前方には、レンズ9が取付けられている。ボディA13とボディB1 1とは、ボディA13の端部に形成されたネジ部17と、ボディB11の端部に 形成されたネジ部15との係合によって取付けられる。したがって、ボディB1 1を回転させることによって、ネジ部15および17の係合の程度が変化し、ボ ディA13とボディB11との相対位置が変化する。
【0004】 図5は図4に示した懐中電灯において、電球1のまわりの構造を拡大した断面 図である。
【0005】 図において、電球1のフィラメント3から発せられた光は、図の矢印で示すよ うに、反射鏡5に入射し、そこで反射されてレンズ9を通してほぼ平行線となっ て前方を照射する。
【0006】 図6は図5の断面図に対応する図であって、ネジ部15および17の係合の程 度を調整することによってボディA13とボディB11との相対位置を変化させ た状態の断面図である。
【0007】 図において、ボディB11はボディB13に対して前方方向に移動し、この移 動に伴って、ボディB11に固定されている反射鏡5と電球1のフィラメント3 との相対位置が変化している。
【0008】 この状態では、電球1のフィラメント3から発せられた光は、図の矢印で示さ れているように、軸X−Yに対して平行とらならず、前方に対して照射範囲が広 がっている。
【0009】 図7は図5および図6に示した従来の懐中電灯における、配光特性を定性的に 表わした図である。
【0010】 図において、横軸には、照射角度RおよびLがとられ、これは図5および図6 の軸X−Yに対する上下方向の照射角度に対応している。縦軸には、レンズ9の 前方の所定位置での照射面における光度(Cd)がとられている。
【0011】 図のに示されている分布曲線は、図5の状態での配光パターンに対応したも のであり、の曲線は図6の状態での配光パターンに対応したものである。なお 、の曲線は、図5と図6の中間位置にボディB11が位置している場合に予想 される配光パターンである。
【0012】
上記のような従来の照明装置では、図5の状態から照射範囲を広げようとする と、図7のの配光パターンに示されているように、照射範囲の中央部すなわち 図6のX−Y軸近辺の被照射体の部分の光度が低下し、被照射体を適切な明るさ で照らすことができなかった。
【0013】 この考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、照射範囲を広 げた場合であっても、前方中心軸近辺の被照射体の照度を適切に保つことができ る照明装置を提供することを目的とする。
【0014】
この考案に係る照明装置は、所定の光量の光を発する光源と、発せられた光を 反射して前方へ照射する反射鏡と、光源と反射鏡との間に設けられ、光源から発 せられた光の少なくとも一部を拡散させて反射鏡に入射させることができる拡散 手段と、拡散手段と光源との相対位置を変化させて、光源から発せられた光の拡 散量を制御する制御手段とを備えたものである。
【0015】
この考案においては、制御手段によって光源から発せられた光の拡散量が制御 される。
【0016】
図1はこの発明の一実施例による電球まわりの構造を示す断面図である。ボデ ィA13と、電池カバー19とは従来例で示した図4の懐中電灯と同様の構造で あるのでここでの説明は繰り返さないものとし、電球まわりの構造について以下 詳細に説明する。
【0017】 図において、電球1のフィラメント3から発せられた光を前方に反射するため にその断面が放物線形状を有する反射鏡5が設けられている点は従来例と同様で ある。しかしこの実施例では、反射鏡5はボディA11には固定されず、電球1 が挿入されて固定されているソケット23に固定されている。したがって、反射 鏡5と電球1のフィラメント3との相対位置関係は変化しない。一方、電球1の 前方に位置するレンズ9には、電球1をその内部に挿入自在とすることができる 大きさの透明パイプ7が取付けられている。この透明パイプ7の表面は梨地加工 されており、その加工によって入射した光を拡散させることができる。ボディカ バーA11とボディカバーB13とは、従来例と同様にそれらのネジ部15およ び17の係合程度を調整することによって、相互の相対位置を変化することがで きる。図1は図で明白なように、ボディA13とボディB11とが一番近づいた 状態を示しており、この状態では、透明パイプ7は電球1をほぼ覆うような位置 となっている。したがって、電球1のフィラメント3から発せられた光は、その 大部分が透明パイプ7に入射し、そこで拡散されて、反射鏡5に入射することに なる。したがって、反射鏡5に入射された光は、図で矢印に示すように前方へ照 射する方向は一定ではなく、種々の方向へ照射することになる。
【0018】 図2は、図1の状態から、ボディB11を回転させることによって、ボディB 11をボディA13から前方へできるだけ離した状態を示した図である。
【0019】 この状態では、ボディB11の前方への移動に伴ない、透明パイプ7も前方へ 移動する。そして、透明パイプ7は電球1を覆わないような位置になるので、電 球1のフィラメント3から発せられた光のうち、反射鏡5に入射する光は、透明 パイプ7の拡散の影響を受けることがない。したがって、反射鏡5に入射された 光は、X−Y軸とほぼ平行となって前方を照射する。この状態は、従来例で示し た図5の状態と似通った照射結果となることを意味する。
【0020】 図3は図1および図2の状態における、前方への配光特性を定性的に表わした 図である。
【0021】 図において、横軸には、図1および図2のX−Y軸に対してフィラメント3を 中心とした右方向(R)および左方向(L)の角度がとられ、縦軸には、フィラ メント3から前方の所定位置における被照射体の光度(Cd)がとられている。
【0022】 図において、の曲線は、図2の状態の配光パターンを示しており、の曲線 は図1の状態の配光パターンを示している。
【0023】 上記で説明したように、図2の状態の配光パターンすなわちの曲線は、従来 例で示した図5の状態の配光パターンすなわち図7のの曲線に似通ったものと なっている。しかし、図1の状態では、の曲線から明らかなように、照射範囲 は広がっているものの、従来例の図7のの曲線のようにX−Y軸上の前方部分 が暗くなることはなく、透明パイプ7の拡散効果によって一定の明るさが保たれ ていることが判明する。の配光パターンは、図1と図2の中間の状態にボディ B11すなわち透明パイプ7の位置を設定した場合の配光パターンである。この ように、拡散効果のある透明パイプ7をフィラメント3と、反射鏡5との間に設 けることによって、前方への照射を適度の広がりとともに適度の明るさに保つこ とができる。
【0024】 なお、上記実施例では、透明パイプ7として、梨地加工をしたものを用いてい るが、梨地加工に限らず、入射した光を所定の範囲に拡散することができるもの であれば、他の構造のものでもよい。
【0025】
この考案は以上説明したとおり、制御手段によって光源から発せられた光の拡 散量が制御されるので、照射対象に応じて適切な光度の下での照射範囲を変化さ せることができる。
【図1】この発明の一実施例による照明装置の電球まわ
りのある状態での構造を示す断面図である。
りのある状態での構造を示す断面図である。
【図2】この発明の一実施例による照明装置の電球まわ
りの他の状態の構造を示す断面図である。
りの他の状態の構造を示す断面図である。
【図3】この発明の一実施例による照明装置の配光パタ
ーンを示す図である。
ーンを示す図である。
【図4】従来の懐中電灯の断面構造を示す図である。
【図5】図4の懐中電灯における、電球まわりの構造を
拡大した断面図である。
拡大した断面図である。
【図6】図5の状態から、ボディB11をボディA13
から離した状態の断面構造を示す図である。
から離した状態の断面構造を示す図である。
【図7】従来例として示した図5および図6の状態の配
光パターンを示した図である。
光パターンを示した図である。
1 電球 3 フィラメント 5 反射鏡 7 透明パイプ 11 ボディB 13 ボディA 15 ネジ部 17 ネジ部 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の光量の光を発する光源と、 前記発せられた光を反射して前方へ照射する反射鏡と、 前記光源と前記反射鏡との間に設けられ、前記光源から
発せられた光の少なくとも一部を拡散させて前記反射鏡
に入射させることができる反射手段と、 前記拡散手段と前記光源との相対位置を変化させて、前
記光源から発せられた光の拡散量を制御する制御手段と
を備えた、照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1858292U JPH0579801U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1858292U JPH0579801U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579801U true JPH0579801U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=11975626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1858292U Withdrawn JPH0579801U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579801U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002358813A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-13 | Haru Corporation:Kk | 投影型照明装置 |
JP2004119045A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Osram-Melco Ltd | 照明器具 |
JP2010146857A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明装置 |
JP2011065766A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Konica Minolta Opto Inc | Led照明装置 |
JP2013544431A (ja) * | 2010-12-03 | 2013-12-12 | コースト カトラリー カンパニー | フォーカシングレンズシステム |
JP2014116093A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Panasonic Corp | 照明器具に使用する発光部及びそれを使用した携帯電灯 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP1858292U patent/JPH0579801U/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002358813A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-13 | Haru Corporation:Kk | 投影型照明装置 |
JP2004119045A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Osram-Melco Ltd | 照明器具 |
JP2010146857A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明装置 |
JP2011065766A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Konica Minolta Opto Inc | Led照明装置 |
JP2013544431A (ja) * | 2010-12-03 | 2013-12-12 | コースト カトラリー カンパニー | フォーカシングレンズシステム |
JP2014116093A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Panasonic Corp | 照明器具に使用する発光部及びそれを使用した携帯電灯 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |