JPH0579430U - 位置検出方法および装置 - Google Patents

位置検出方法および装置

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JPH0579430U
JPH0579430U JP1760192U JP1760192U JPH0579430U JP H0579430 U JPH0579430 U JP H0579430U JP 1760192 U JP1760192 U JP 1760192U JP 1760192 U JP1760192 U JP 1760192U JP H0579430 U JPH0579430 U JP H0579430U
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JP
Japan
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incremental encoder
voltage
absolute position
capacitor
power supply
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Pending
Application number
JP1760192U
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English (en)
Inventor
浩毅 山本
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクリメンタルエンコーダを用いて,入力
電圧のオンごとにゼロ点位置を教示しなくてもよいよう
にする。 【構成】 インクリメンタルエンコード(4)と、その
インクリメンタルエンコーダ(4)からの出力と基準位
置データとにより絶対位置を演算する絶対位置演算手段
(3)と、不揮発性記憶手段(7)と、電源(VIN)に
より充電されインクリメンタルエンコーダ側に放電する
コンデンサ(5)と、前記コンデンサの電圧(Vc)を
監視する電圧監視手段(6)と、前記コンデンサの電圧
(Vc)が所定のオフ値以下となったとき前記絶対位置
を前記不揮発性記憶手段(7)に保存すると共に前記コ
ンデンサの電圧(Vc)が所定のオン値以上になったと
き前記不揮発性記憶手段(7)から前記保存した絶対位
置を取り出して前記基準位置データとして設定する絶対
位置保存/復帰手段(3)とを具備したことを特徴とす
る位置検出装置(100)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、位置検出方法および装置に関し、さらに詳しくは、インクリメン タルエンコーダを用いてアブゾリュートエンコーダと同等の機能を持たせられる ようにした位置検出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、インクリメンタルエンコーダを用いた従来の位置検出装置の一例のブ ロック図である。 この位置検出装置300は、ダイオード1と,DC−DCコンバータ2と,演 算部303と,インクリメンタルエンコーダ4とから構成されている。
【0003】 ダイオード1およびDC−DCコンバータ2は、入力電圧VINから作り出した 駆動電圧VOUを、演算部303およびインクリメンタルエンコーダ4に供給する 。 演算部303は、入力電圧VINのオン時に教示されたゼロ点位置とインクリメ ンタルエンコーダ4からの出力とにより絶対位置を演算する。 インクリメンタルエンコーダ4は、対象装置の動きを検出する。
【0004】 位置検出装置300への入力電圧VINは、対象装置と同じ電源から得ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の位置検出装置300では、アブゾリュートエンコーダに比べて安価 なインクリメンタルエンコーダ4を用いているため、低コスト化できる利点があ る。 しかし、入力電圧VINのオン時に、演算部303に対して、必ずゼロ点位置を 教示しなければならず、手間がかかる問題点がある。
【0006】 そこで、この考案の目的は、安価なインクリメンタルエンコーダを用いて,し かも入力電圧のオンごとにゼロ点位置を教示しなくてもよいようにした位置検出 方法および装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、この考案は、インクリメンタルエンコーダ側電源とそのイン クリメンタルエンコーダにより動きを検出される対象装置側電源のオン/オフを 実質的に同時とし、インクリメンタルエンコーダ側電源(VIN)には当該インク リメンタルエンコーダ側電源(VIN)により充電されると共に当該インクリメン タルエンコーダ側電源(VIN)のオフ時に一時的に電源として機能するコンデン サ(5)を付加し、インクリメンタルエンコーダ(4)の出力と基準位置データ とにより絶対位置を演算し、前記コンデンサ電圧が所定のオフ値以下となったと き前記絶対位置を不揮発性記憶手段(7)に保存し、次に前記コンデンサ電圧が 所定のオン値以上になったとき前記不揮発性記憶手段(7)から前記保存した絶 対位置を取り出して前記基準位置データとすることを特徴とする位置検出方法を 提供する。
【0008】 第2の観点では、この考案は、対象装置の動きを検出するインクリメンタルエ ンコーダ(4)と、そのインクリメンタルエンコーダ(4)からの出力と基準位 置データとにより絶対位置を演算する絶対位置演算手段(3)と、不揮発性記憶 手段(7)と、電源(VIN)により充電されインクリメンタルエンコーダ側に放 電するコンデンサ(5)と、前記コンデンサ(5)の電圧(Vc)を監視する電 圧監視手段(6)と、前記コンデンサ(5)の電圧(Vc)が所定のオフ値以下 となったとき前記絶対位置を前記不揮発性記憶手段(7)に保存すると共に前記 コンデンサ(5)の電圧(Vc)が所定のオン値以上になったとき前記不揮発性 記憶手段(7)から前記保存した絶対位置を取り出して前記基準位置データとし て設定する絶対位置保存/復帰手段(3)とを具備したことを特徴とする位置検 出装置(100)を提供する。
【0009】
【作用】
この考案の位置検出方法および装置では、インクリメンタルエンコーダ側電源 とそのインクリメンタルエンコーダにより動きを検出される対象装置側電源のオ ン/オフが実質的に同時であるから、対象装置側電源をオフするとインクリメン タルエンコーダ側電源もオフになる。しかし、コンデンサからインクリメンタル エンコーダ側に電力を供給するので、対象装置が停止した後もインクリメンタル エンコーダ側の動作は続けられる。但し、コンデンサ電圧は次第に下がっていく 。 コンデンサ電圧が所定のオフ値まで下がると、その時の絶対位置を不揮発性記 憶手段に保存する。ここで、対象装置が停止した後に到達するコンデンサ電圧を オフ値として設定しておくと、対象装置の停止位置が保存されることになる。
【0010】 対象装置側電源をオンにすると、実質的に同時にインクリメンタルエンコーダ 側電源もオンとなり、充電されてコンデンサ電圧が上がる。 コンデンサ電圧が所定のオン値まで上がると、不揮発性記憶手段に保存した絶 対位置を基準位置データとして設定する。対象装置が動き出す前に到達するコン デンサ電圧をオン値として設定しておくと、対象装置の停止位置が復帰されたこ とになる。 このため、電源のオンごとにゼロ点位置を教示しなくてもよいようになる。
【0011】
【実施例】
以下、図に示す実施例によりこの考案をさらに説明する。なお、これによりこ の考案が限定されるものではない。 図1は、この考案の一実施例の位置検出装置100の構成図である。 この位置検出装置100は、ダイオード1と,DC−DCコンバータ2と,演 算部3と,インクリメンタルエンコーダ4と,電解コンデンサ5と,電圧監視回 路6と,EEPROM7とから構成されている。
【0012】 ダイオード1およびDC−DCコンバータ2は、入力電圧VINから作り出した 駆動電圧VOUを、演算部3とインクリメンタルエンコーダ4とEEPROM7と に供給する。 演算部3は、基準位置データとインクリメンタルエンコーダ4からの出力とに より絶対位置を演算する。後述するように、基準位置データとしては、ゼロ点位 置を少なくとも一度教示しておけばよく、電源オンごとにゼロ点位置を教示する 必要はない。 インクリメンタルエンコーダ4は、対象装置の動きを検出する。 位置検出装置100への入力電圧VINは、対象装置と同じ電源から得ている。 電解コンデンサ5は、ダイオード1を介して入力電圧VINにより充電され、D C−DCコンバータ2へ放電する。 電圧監視回路6は、電解コンデンサ端子電圧Vcを監視しており、所定のオフ 値VOFまで下がった時と所定のオン値VONまで上がった時にその旨を演算部3に 通知する。 EEPROM7は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである。
【0013】 次に、この位置検出装置100の動作を説明する。 入力電圧VINがオンにされると、図2に示すように、電解コンデンサ端子電圧 Vcが上昇する。 電解コンデンサ端子電圧Vcが動作下限電圧VLLに達すると、位置検出装置1 00が作動を開始する。そして、所定のオン値VONまで上がったことを電圧監視 回路6が検出すると、演算部3はEEPROM7に記憶している値を基準位置デ ータとして設定する。なお、このオン値VONでは、対象装置はまだ動き出さない 。 電解コンデンサ端子電圧Vcが十分上がると、対象装置の電源電圧も十分上が り、対象装置が動作可能になる。 そこで、演算部3は、インクリメンタルエンコーダ4の出力と基準位置データ とにより絶対位置を演算する。しかし、最初は基準位置データは不定であるから 、絶対位置は不正確である。そこで、オペレータは、ゼロ点位置を教示してやる 。この教示後、絶対位置は正確なものとなる。
【0014】 入力電圧VINがオフにされると、図3に示すように、電解コンデンサ端子電圧 Vcが下降する。このとき、対象装置の電源電圧も下がり、対象装置が動作を停 止する。 電解コンデンサ端子電圧Vcが所定のオフ値VOFまで下がったことを電圧監視 回路6が検出すると、演算部3は、その時の絶対位置をEEPROM7に記憶す る。 電解コンデンサ端子電圧Vcが動作下限電圧VLLに達すると、位置検出装置1 00は作動を停止する。
【0015】 再び、入力電圧VINがオンにされると、図2に示すように、電解コンデンサ端 子電圧Vcが上昇する。 電解コンデンサ端子電圧Vcが動作下限電圧VLLに達すると、位置検出装置1 00が作動を開始する。そして、所定のオン値VONまで上がったことを電圧監視 回路6が検出すると、演算部3はEEPROM7に記憶している値を基準位置デ ータとして設定する。 電解コンデンサ端子電圧Vcが十分上がると、対象装置の電源電圧も十分上が り、対象装置が動作可能になる。 そこで、演算部3は、インクリメンタルエンコーダ4の出力と基準位置データ とにより絶対位置を演算する。ここでの基準位置データは対象装置の停止位置を 表しているから、オペレータがゼロ点位置を教示しなくても、以後の絶対位置は 正確なものとなる。
【0016】 以上のように、この位置検出装置100によれば、安価なインクリメンタルエ ンコーダ4を用いて,しかも入力電圧VINのオンごとにゼロ点位置を教示しなく ても,絶対位置を正確に検出できるようになる。
【0017】
【考案の効果】
この考案の位置検出方法および装置によれば、安価なインクリメンタルエンコ ーダを用いて高価なアブソリュートエンコーダと同等の機能を得られるようにな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の位置検出装置の構成図で
ある。
【図2】図1の位置検出装置における電解コンデンサ端
子電圧の電源オン時の変化を示す特性図である。
【図3】図1の位置検出装置における電解コンデンサ端
子電圧の電源オフ時の変化を示す特性図である。
【図4】従来の位置検出装置の一例の構成図である。
【符号の説明】
100 位置検出装置 1 ダイオード 2 DC−DCコンバータ 3 演算部 4 インクリメンタルエンコーダ 5 電解コンデンサ 6 電圧監視回路 7 EEPROM VIN 入力電圧

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリメンタルエンコーダ側電源とそ
    のインクリメンタルエンコーダにより動きを検出される
    対象装置側電源のオン/オフを実質的に同時とし、イン
    クリメンタルエンコーダ側電源には当該インクリメンタ
    ルエンコーダ側電源により充電されると共に当該インク
    リメンタルエンコーダ側電源のオフ時に一時的電源とし
    て機能するコンデンサを付加し、インクリメンタルエン
    コーダの出力と基準位置データとにより絶対位置を演算
    し、前記コンデンサ電圧が所定のオフ値以下となったと
    き前記絶対位置を不揮発性記憶手段に保存し、次に前記
    コンデンサ電圧が所定のオン値以上になったとき前記不
    揮発性記憶手段から前記保存した絶対位置を取り出して
    前記基準位置データとすることを特徴とする位置検出方
    法。
  2. 【請求項2】 対象装置の動きを検出するインクリメン
    タルエンコーダと、そのインクリメンタルエンコーダか
    らの出力と基準位置データとにより絶対位置を演算する
    絶対位置演算手段と、不揮発性記憶手段と、電源により
    充電されインクリメンタルエンコーダ側に放電するコン
    デンサと、前記コンデンサの電圧を監視する電圧監視手
    段と、前記コンデンサの電圧が所定のオフ値以下となっ
    たとき前記絶対位置を前記不揮発性記憶手段に保存する
    と共に前記コンデンサの電圧が所定のオン値以上になっ
    たとき前記不揮発性記憶手段から前記保存した絶対位置
    を取り出して前記基準位置データとして設定する絶対位
    置保存/復帰手段とを具備したことを特徴とする位置検
    出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4753069B2 (ja) * 2005-09-20 2011-08-17 株式会社安川電機 モータ制御システム
JP2020507076A (ja) * 2017-03-15 2020-03-05 シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG 危機的な動作時に、アクチュエータとして作用する電気モータの検出された絶対位置を維持する方法および装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4753069B2 (ja) * 2005-09-20 2011-08-17 株式会社安川電機 モータ制御システム
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