JPH0579270U - オイルクーラ - Google Patents

オイルクーラ

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JPH0579270U
JPH0579270U JP1668292U JP1668292U JPH0579270U JP H0579270 U JPH0579270 U JP H0579270U JP 1668292 U JP1668292 U JP 1668292U JP 1668292 U JP1668292 U JP 1668292U JP H0579270 U JPH0579270 U JP H0579270U
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JP
Japan
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partition member
oil cooler
oil
fluid
tubular body
Prior art date
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Pending
Application number
JP1668292U
Other languages
English (en)
Inventor
善行 外山
昌広 谷下澤
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 豊田工機株式会社 filed Critical 豊田工機株式会社
Priority to JP1668292U priority Critical patent/JPH0579270U/ja
Publication of JPH0579270U publication Critical patent/JPH0579270U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体の通路を形成する管体61と、この内部
に螺旋状に捩じられて設けられて内部を2個に分割する
仕切部材62からなるオイルクーラ6において、流体の
熱を管体61からの効率的に放熱させるとともに、仕切
部材62の螺旋ピッチを小さく形成することが容易にで
き、流体に攪拌作用を効果的に生じさせることを可能に
する。また、軽量化を図る。 【構成】 管体61を比熱の小さいアルミで形成すると
ともに、仕切部材62を合成樹脂で形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体を通過させることにより、その流体の熱交換を行うオイルクー ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パワーステアリングのバルブ部からリザーバに戻すリターン路の途 中に鉄鋼製の管体からなるオイルクーラを連結して、そのオイルクーラを風通し のよい場所に設置することにより、流体を効率よく冷却するようにしている。 また、オイルクーラの冷却性能を上げるため、管体の内部に薄板状の鋼板を螺 旋状に捩じった仕切部材をロー付け等で固定して、流体に乱流を生じさせ、流体 が管体に偏りなく接触するようにして、冷却性能の向上を図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の構造では、管体と仕切部材を鉄鋼から形成していたが、鉄 鋼の比熱は金属の中では大きいため、流体が管体に接触して熱を伝えても、管体 から空気への放熱性能があまりよくない。また、鉄の比重は大きいため、オイル クーラ部の重量が大きくなり、近年の課題である軽量化に反しているという問題 がある。
【0004】 また、鉄鋼製の薄板からなる仕切部材の螺旋ピッチを小さくすることは成形上 限度があり、流体に生じる乱流をはげしくすることは限界があり、さらに冷却性 能を向上させることはむずかしかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述した問題を解決するためになされたもので、流体の通路を形成す る管体と、この管体の内部に設けられ螺旋状に捩じられて前記管体の内部を2個 に分割する仕切部材を有するオイルクーラにおいて、前記管体を比熱の小さい金 属で形成するとともに、前記仕切部材を合成樹脂で形成することを特徴とするも のである。
【0006】
【作用】
上記構造のオイルクーラにおいては、管体は、比熱が小さい例えばアルミ等の 金属で形成されているので、流体の熱を管体から効率的に放熱することができる 。さらに、仕切部材は合成樹脂で形成されているので、この螺旋ピッチを小さく 形成することが容易にでき、流体に乱流を効果的に生じさせることができる。ま た、アルミ及び合成樹脂は、比重が小さいため、軽量化に貢献できる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本実施例のオイルク ーラが用いられる自動車の動力舵取装置の全体図である。図1において、動力舵 取装置は、油圧源としての油圧ポンプ2と、ラックアンドピニオン式の動力舵取 装置3と、操作部4と、動力舵取装置3からのオイルを油圧ポンプ2と一体のタ ンク22に戻す流路中に設けたオイルクーラ6からなる。
【0008】 油圧ポンプ2は、オイル吐出口21aを形成したポンプ本体21と、オイル流 入口22aを形成したタンク22からなる。動力舵取装置3は、サーボ弁31と そのサーボ弁31の一端から連なった入力軸32と、パワーシリンダ33からな っている。サーボ弁31には、オイル供給口31aが形成され、前記オイル吐出 口21aと高圧ホース23により連通されている。またサーボ弁31には、オイ ル分配口31b、31cが形成され、パワーシリンダ33のそれぞれの給排ポー トとパイプ24にて連通されている。さらにサーボ弁31には、オイル排出口3 1dが形成され、前記オイルクーラ6と低圧ホース25a,25bを介して連通 され、タンク22に連なっている。
【0009】 操作部4は、ハンドル41と、ハンドル41に接続されたハンドル軸42と、 このハンドル軸42と動力舵取装置3の入力軸32との間に設けた自在継手43 を有している。 また、オイルクーラ6は、図2に示すように、オイルの通路を構成するアルミ で形成した管体61と、この管体61の内部に設けられ螺旋状に捩じった形状の 合成樹脂で形成した仕切部材62からなり、ラジエータの前面等の空気の流れの 良い場所に設置されている。仕切部材62の外径は、管体61の内径よりわずか に大きく形成され、管体61の内周に仕切部材62を挿入してその径の差で生じ る押付力で仕切部材62を管体61に保持する。そして、仕切部材62で管体6 1の内部を2個に分割して、オイルが流れる時にそれぞれの内部で攪拌作用を生 じるようにしている。
【0010】 次に、上述した構成に基づいて作動を説明する。ハンドル41を操作すること により、ハンドル軸42、自在継手43を経て入力軸32が作動し、それによっ てサーボ弁31が公知の動作を行い、ポンプ本体21から送出されたオイルを制 御する。このオイルの制御によりパワーシリンダ33にオイルが給排されて、図 略のタイヤの方向が変化する方向にパワーアシストされる。
【0011】 さて、サーボ弁31で仕事をして熱をもったオイルは、オイル排出口31dよ りオイルクーラ6に移動する。このオイルクーラ6内で、オイルが仕切部材62 に沿って流れる時に、管体61に偏りなく接触するようになり、オイルの熱が管 体61に移動して、管体61の表面から空気中に放熱されて冷却が行われる。 その際、管体61は、比熱が小さいアルミから形成されているので、オイルか ら管体61に移った熱は空気との接触で効率的に放熱される。さらに、仕切部材 62を成形が自由な合成樹脂で形成したので、仕切部材62の螺旋ピッチを小さ く形成することが容易にでき、オイルに攪拌作用を効果的に生じさせることがで きる。また、管体61を構成したアルミと、仕切部材62を構成した合成樹脂は 、比重が小さいため、軽量化に貢献できる。
【0012】
【考案の効果】
以上述べたように、本願考案は、流体の通路を形成する管体と、この管体の内 部に設けられ螺旋状に捩じられて前記管体の内部を2個に分割する仕切部材を有 するオイルクーラにおいて、前記管体を比熱の小さい金属で形成するとともに、 前記仕切部材を合成樹脂で形成した構成からなり、流体の熱を管体からの効率的 に放熱することができるとともに、仕切部材の螺旋ピッチを小さく形成すること が容易にでき、流体に攪拌作用を効果的に生じさせることができる。また、アル ミ及び合成樹脂は、比重が小さいため、軽量化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す自動車の動力舵取装置の
全体図である。
【図2】本考案の実施例を示すオイルクーラの縦断面図
である。
【符号の説明】
6 オイルクーラ 61 管体 62 仕切部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の通路を形成する管体と、この管体
    の内部に設けられ螺旋状に捩じられて前記管体の内部を
    2個に分割する仕切部材を有するオイルクーラにおい
    て、前記管体を比熱の小さい金属で形成するとともに、
    前記仕切部材を合成樹脂で形成することを特徴とするオ
    イルクーラ。
JP1668292U 1992-03-27 1992-03-27 オイルクーラ Pending JPH0579270U (ja)

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JP1668292U JPH0579270U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 オイルクーラ

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JP1668292U JPH0579270U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 オイルクーラ

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JP1668292U Pending JPH0579270U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 オイルクーラ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191035A (ja) * 2002-11-29 2004-07-08 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd 樹脂管を内装した伝熱管
JP2004191036A (ja) * 2002-11-29 2004-07-08 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd 樹脂材製フィン部材を内装した伝熱管
JP2004279021A (ja) * 2003-02-27 2004-10-07 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd 樹脂材製フィン部材を内装した伝熱管

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