JPH0579072A - 水栓取付部の防水構造 - Google Patents

水栓取付部の防水構造

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JPH0579072A
JPH0579072A JP3150216A JP15021691A JPH0579072A JP H0579072 A JPH0579072 A JP H0579072A JP 3150216 A JP3150216 A JP 3150216A JP 15021691 A JP15021691 A JP 15021691A JP H0579072 A JPH0579072 A JP H0579072A
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faucet
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elbow
water
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Kazuo Aoyama
和夫 青山
Kiyoshi Hattori
潔 服部
Jiro Asami
次郎 浅見
Takeshi Kudo
健 工藤
Masahiro Tatebayashi
昌弘 立林
Kazuyuki Hayakawa
和行 早川
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Tokyo Gas Co Ltd
Mirai Industry Co Ltd
Sumisho Metalex Corp
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Tokyo Gas Co Ltd
Mirai Industry Co Ltd
Sumisho Metalex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁厚の違いや施工上の誤差にも対応して、壁
表側から壁裏側への浸水を確実に防止することができる
水栓取付部の防水構造を提供する。 【構成】 壁裏側12に配置されるボックス20と、ボ
ックス20の固定リング螺着部21に壁表側11から螺
着される固定リング40と、固定リング40と壁表側1
1の表面及び水栓エルボ30との間に介在させた止水部
材50と、水栓エルボ30に螺着される水栓60の雄ね
じ61に螺合するナット70とを備え、固定リング螺着
部21への固定リング40の螺着により固定リング40
と壁表側11の表面との隙間からの浸水を阻止し、ナッ
ト70を締付けて固定リング40に水栓エルボ30を引
き寄せることにより固定リング40と水栓エルボ30と
の隙間からの浸水を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水栓エルボを収納した
ボックスを壁裏側に配置し、ボックスの固定リング螺着
部に壁表側から固定リングを螺着することによって、水
栓エルボを壁孔に臨ませた状態に設置するように構成さ
れる水栓取付部の防水構造に関し、特に壁表側から壁裏
側への浸水を防ぐ水栓取付部の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に水栓取付部は、図5に示すよう
に、水栓エルボ130を壁孔13の壁裏側12に設置す
ることにより構成されている。この水栓エルボ130の
水栓取付口131に、六角ナット170及び化粧カップ
180を螺着部161に螺着した水栓160を壁表側1
1から螺着し、水栓エルボ130の鍔部132と六角ナ
ット170とで壁10を挟持し、水栓160を固定する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水栓取付部にあっては、壁表側11から壁裏側12への
浸水を防止する工夫はされておらず、壁表側11に水が
かかった際には、この水が六角ナット170と壁表側1
1の隙間より壁裏側12に浸水してしまう。この壁裏側
12は、直接水等がかかる心配がなく、かつ壁裏側12
にまで耐水加工を施すと建築コストが高くなるため、耐
水加工は施されていない。したがって、従来の水栓取付
部にあっては、六角ナット170と壁表側11との隙間
からの浸水により、壁裏側12が腐蝕するという問題点
を有していた。
【0004】本発明は以上のような実状に鑑みなされた
ものであり、その目的は水栓エルボを収納したボックス
を壁裏側に配置し、ボックスの固定リング螺着部に壁表
側から固定リングを螺着することによって、水栓エルボ
を壁孔に臨ませた状態に設置するように構成される水栓
取付部の防水構造であって、壁表側から壁裏側への浸水
を防止することができる水栓取付部の防水構造を簡単な
構成により提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明の採った手段は、水栓エルボ30を
収納したボックス20を壁裏側12に配置し、ボックス
20の固定リング螺着部21に壁表側11から固定リン
グ40を螺着することによって、水栓エルボ30を壁孔
13に臨ませた状態に設置するように構成される水栓取
付部の防水構造であって、前記固定リング40と壁表側
11の表面及び水栓エルボ30との間に介在させた止水
部材50と、水栓エルボ30に螺着される水栓60の雄
ねじ61に螺合するナット70とを備え、固定リング螺
着部21への固定リング40の螺着により固定リング4
0と壁表側11の表面との隙間からの浸水を阻止し、ナ
ット70を締付けて固定リング40に水栓エルボ30を
引き寄せることにより固定リング40と水栓エルボ30
との隙間からの浸水を阻止することを特徴とする水栓取
付部の防水構造である。
【0006】
【作用】このような、水栓取付部の防水構造にあって
は、図1に示すように、固定リング40と壁表側11の
表面との間に介在させた止水部材50により、固定リン
グ40と壁表側11の表面との隙間からの浸水が壁裏側
12にまで達するのを阻止し、固定リング40と水栓エ
ルボ30との間に介在させた止水部材50により、固定
リング40と水栓エルボ30との隙間からの浸水が壁裏
側12にまで達するのを阻止し、これによって壁表側1
1から壁裏側12への浸水を防止することができるよう
になっている。
【0007】さらに、このような水栓取付部の防水構造
にあっては、図4に示すように、壁厚が厚く、ボックス
20が後退して固定リング螺着部21が壁孔13の奥に
位置する場合にも、止水部材50を介在させて固定リン
グ40をボックス20の固定リング螺着部21に螺着さ
せることにより、固定リング40と壁表側11の表面と
の間に介在させた止水部材50が壁表側11に密着し、
固定リング40と壁表側11の表面との隙間からの浸水
が壁裏側12にまで達するのを阻止する。また、水栓エ
ルボ30の水栓取付口31に螺着した水栓60に螺合し
たナット70を締付けることにより、固定リング40に
水栓エルボ30が引き寄せられ、固定リング40と水栓
エルボ30との間に介在させた止水部材50が水栓エル
ボ11に密着し、固定リング40と水栓エルボ30との
隙間からの浸水を阻止することができるようになってい
る。したがって、このような壁厚の違いや、施工上の誤
差にも対応して、壁表側11から壁裏側12への浸水を
確実に防止することができるようになっている。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す一実施例に従って本発明を
詳細に説明する。図1に示すように、水栓取付部は、水
栓エルボ30を収納したボックス20を壁裏側12に配
置し、ボックス20の固定リング螺着部21に壁表側1
1から固定リング40を螺着することによって、ボック
ス20と固定リング40とで壁10を挟持し、水栓エル
ボ30を壁孔13に臨ませた状態に設置するように構成
されている。また、水栓エルボ30の水栓取付口31に
は水栓60が螺着され、かつこの水栓60の雄ねじ61
には、水栓エルボ30を固定リング40に引き寄せるこ
とができるナット70、及びこのナット70を覆い隠す
化粧カップ80が螺着されている。本実施例にあって
は、固定リング40の壁表側11の表面に当接する部
分、及び水栓エルボ30に当接する部分に止水部材嵌合
溝41が設けられており、この止水部材嵌合溝41にゴ
ム等の弾性体からなるリング状の止水部材50を嵌合さ
せた状態で、ボックス20の固定リング螺着部21に壁
表側11から固定リング40を螺着することによって、
固定リング40と壁表側11の表面及び水栓エルボ30
との間にリング状の止水部材50を介在させる。このよ
うに、固定リング40と壁表側11の表面との間に介在
させた止水部材50により、固定リング40と壁表側1
1の表面との隙間からの浸水が壁裏側12にまで達する
のを阻止し、固定 リング40と水栓エルボ30との間
に介在させた止水部材50により、固定リング40と水
栓エルボ30との隙間からの浸水が壁裏側12にまで達
するのを阻止するようになっている。
【0009】なお、本実施例にあっては、固定リング4
0と壁表側11の表面及び水栓エルボ30との間に止水
部材50を介在させる作業を容易にするため、図2及び
図3に示すように、固定リング40の壁表側11の表面
に当接する部分、及び水栓エルボ30に当接する部分に
止水部材嵌合溝41が設けられ、この止水部材嵌合溝4
1に止水部材50を嵌合することにより、固定リング4
0と壁表側11の表面及び水栓エルボ30との間に止水
部材50を介在させているが、本発明にあっては、固定
リング40に止水部材嵌合溝41を設けることは特に必
要とされず、固定リング40と壁表側11の表面及び水
栓エルボ30との間に止水部材50を確実に介在させる
ことがものであれば、どのような方法を用いてもよい。
また、止水部材50の材質及び形状等は、特に限定され
ず、浸水を阻止するものであればどのようなものでもよ
い。さらに、本実施例にあっては、ボックス20を使用
することにより、壁裏側12の給水湯管90を覆う保護
管100を設けることができ、この保護管100により
給水湯管90の交換が容易となり、かつ給水湯管90か
らの漏水はボックス20及び保護管100内にたまり、
壁裏側12の漏水による腐蝕が防止されるようになって
いるが、本発明にあっては、この保護管100は特に必
要とされない。
【0010】次に、本発明に係る水栓取付部の防水構造
を構成する一作業例を説明する。まず、保護管100を
壁裏側12で配管し、水湯排出側の保護管100の一端
をボックス20の挿入口22に装着する。
【0011】次に、ボックス20の固定リング螺着部2
1が壁孔13内に位置するよう、ボックス20を壁裏側
12に配置する。この状態で、水湯供給側から給水湯管
90を保護管100内に挿通し、ボックス20内を通し
て給水湯管90の一端を壁表側11に引き出す。引き出
した給水湯管90の一端に水栓エルボ30を接続し、こ
の水栓エルボ30とともに給水湯管90をボックス20
内に収め、固定リング40の止水部材嵌合溝41に予め
止水部材50を嵌合した状態でボックス20の固定リン
グ螺着部21に壁表側11から固定リング40を螺着す
る。
【0012】次に、予めナット70及び化粧カップ80
を雄ねじ61に仮着した水栓60を水栓エルボ30の水
栓取付口31に螺着し、その後ナット70を締め上げ、
固定リング40に水栓エルボ30を引き寄せて固定す
る。そして、化粧カップ80を固定リング40に当接さ
せる。
【0013】これにより、固定リング40と壁表側11
の表面及び水栓エルボ30との間に止水部材50を密着
させて介在させ壁表側11から壁裏側12への浸水を確
実に防止することができる。なお、図1に示すように、
ボックス20の固定リング螺着部21が壁孔13内に臨
み、壁表側11と面一の場合には、止水部材50の嵌合
された固定リング40をボックス20の固定リング螺着
部21に螺着させるのみの作業で、固定リング40と壁
表側11の表面及び水栓エルボ30との間に止水部材5
0を密着させて介在させることができることは勿論であ
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明に係る水栓取付部の
防水構造によれば、固定リングと壁表側の表面及び水栓
エルボとの間に止水部材を介在させることによって、壁
表側から壁裏側への浸水を防止することができる。さら
に、本発明に係る水栓取付部の防水構造によれば、水栓
エルボに螺着される水栓の雄ねじに螺合するナットによ
り水栓エルボを引き寄せ、固定リングと水栓エルボとの
間に介在させた止水部材を水栓エルボに密着させるた
め、壁厚の違いや、施工上の誤差にも対応して、壁表側
から壁裏側への浸水を確実に防止することができ、確実
な防水を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水栓取付部の防水構造の一実施例
を示す断面図である。
【図2】固定リングを示す斜視図である。
【図3】固定リングの部分切欠斜視図である。
【図4】本発明に係る水栓取付部の防水構造を壁厚の厚
い水栓取付部に適用した場合の一実施例を示す断面図で
ある。
【図5】従来の水栓取付部を示す断面図である。
【符号の説明】
10 壁 11 壁表側 12 壁裏側 13 壁孔 20 ボックス 21 固定リング螺着部 22 挿入口 30 水栓エルボ 31 水栓取付口 40 固定リング 41 止水部材嵌合溝 50 止水部材 60 水栓 61 雄ねじ 70 ナット 80 化粧カップ 90 給水湯管 100 保護管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000183071 住商メタレツクス株式会社 東京都千代田区神田小川町1丁目10番地 (71)出願人 000243803 未来工業株式会社 岐阜県安八郡輪之内町楡俣1695番地の1 (72)発明者 青山 和夫 千葉県松戸市新松戸3−2−3−B−505 (72)発明者 服部 潔 東京都中央区築地3−7−5 (72)発明者 浅見 次郎 埼玉県戸田市喜沢1−13−13−402 (72)発明者 工藤 健 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 住商 非鉄販売株式会社内 (72)発明者 立林 昌弘 東京都八王子市石川町2683−3 住宅・都 市整備公団住宅都市試験研究所八王子試験 場第三試験室 (72)発明者 早川 和行 岐阜県安八郡輪之内町楡俣1695番地の1 未来工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓エルボを収納したボックスを壁裏側
    に配置し、ボックスの固定リング螺着部に壁表側から固
    定リングを螺着することによって、水栓エルボを壁孔に
    臨ませた状態に設置するように構成される水栓取付部の
    防水構造であって、前記固定リングと壁表側の表面及び
    水栓エルボとの間に介在させた止水部材と、水栓エルボ
    に螺着される水栓の雄ねじに螺合するナットとを備え、
    固定リング螺着部への固定リングの螺着により固定リン
    グと壁表側の表面との隙間からの浸水を阻止し、ナット
    を締付けて固定リングに水栓エルボを引き寄せることに
    より固定リングと水栓エルボとの隙間からの浸水を阻止
    することを特徴とする水栓取付部の防水構造。
JP3150216A 1991-06-21 1991-06-21 水栓取付部の防水構造 Expired - Fee Related JPH086360B2 (ja)

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