JPH0578920U - 自動二輪車の熱交換器 - Google Patents

自動二輪車の熱交換器

Info

Publication number
JPH0578920U
JPH0578920U JP2705692U JP2705692U JPH0578920U JP H0578920 U JPH0578920 U JP H0578920U JP 2705692 U JP2705692 U JP 2705692U JP 2705692 U JP2705692 U JP 2705692U JP H0578920 U JPH0578920 U JP H0578920U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air duct
exhaust pipe
heat exchanger
engine
motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2705692U
Other languages
English (en)
Inventor
貞夫 永井
修 上野
Original Assignee
東洋ラジエーター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋ラジエーター株式会社 filed Critical 東洋ラジエーター株式会社
Priority to JP2705692U priority Critical patent/JPH0578920U/ja
Publication of JPH0578920U publication Critical patent/JPH0578920U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの排気管が外部に露出しないように
すると共に、エンジンの排気ガスを利用し、熱交換器コ
アに流通する冷却風の風量を増大させること。 【構成】 一端が熱交換器コアに接続されたエアーダク
トを座席の下方から後輪側に導く。そして、エンジンの
排気管をエアーダクトの中間部から挿入し、その先端が
エアーダクト内に位置される。 【効果】 エンジンの排気管の高温部が外部に露出しな
いため、その排気管及びエアーダクト取付位置を自由に
選ぶことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水冷式エンジンを搭載している自動二輪車用熱交換器に係り、エンジ ンの排気ガスを利用して熱交換器の冷却風を増大させると共に、その排気管が外 部に露出しないようにエアーダクトで被蔽したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
水冷エンジンを搭載している自動二輪車はエンジンと前輪との間に熱交換器を 設け、熱交換器の風下側に送風用ファン及び該ファンを駆動するドライブモータ を設けていた。そのため、モータの駆動によりバッテリーを消耗すると共に、比 較的大きなファンを取り付けるスペースを要する欠点があった。又、エンジンか ら導かれる排気管は外部に露出した部分が高温となり、それに接触することによ り火傷をする恐れがあるため、排気管の取付けを特定の位置にせざるを得なかっ た。即ち、排気管設計の自由度が小さかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は以上の課題を解決すると共に、排気ガス濃度を低下させるこ とができる自動二輪車の熱交換器を提供することを目的とし、その目的達成のた めに次の構成をとる。 即ち、前輪と座席との間に平面が前方を向くように熱交換器コアを位置させ、 そのコアの背面に一端開口を接続したエアーダクトが座席の下方を通り、他端が 後輪側に導かれている。そして、エアーダクトの中間部から排気管がダクトの内 部に平行に挿入され、その排気管外周に空間を介してエアーダクトが被蔽するよ うに導かれる。そして、その排気管の終端がエアーダクト内に位置したことを特 徴とする。
【0004】
【作用】
従って、本考案の熱交換器によれば従来露出されていた排気管が空間を介して エアーダクトで被蔽されているため、それが何処にあっても誤って高温の排気管 に自動二輪車の運転者が接触する虞れがない。又、排気管の終端がエアーダクト 内に位置すると共に、そのエアーダクトと平行に配置されているから、コアを流 通する冷却風の風量が排気流により増大する。しかも、冷却風と合流して排気ガ スの濃度が低下する。
【0005】
【実施例】
次に図面に基づいて本考案の一実施例につき説明する。 図1は本考案の熱交換器であって、その要部を破断した立面図であり、図2は 同要部拡大図である。この実施例では自動二輪車のエンジン4と前輪6との間に 熱交換器コア1が設けられ、その平面が前方にむけられている。そして、このコ ア1の上下には夫々タンク5が設けられ(両側に設けられることもある)、両タ ンク5が夫々エンジンのウォータジャケットの冷却水出入り口に図示しないパイ プにより連結されている。そして、それらにより冷却水循環路を形成する。又、 熱交換器コア1の背面外周にはエアーダクト2の入口端が連結されている。この 入口端はほぼ矩形に形成され、下流側にいくに従って次第に偏平に且つ断面積が 次第に小さく形成されている。そして、そのエアーダクトは座席の下方側部を通 り後輪7まで導かれている。
【0006】 次に、エンジン4の排気管3はエアーダクト2の中間部からエアーダクト2内 に挿入され、両者の軸線が互いに平行に位置し、且つ排気管3外周に空間を介し てエアーダクト2が被蔽される。排気管3の先端はエアーダクト2の終端開口よ りも内側に位置する。従って、排気管3外周が殆どエアーダクト2に被蔽される ため、その高温部が露出することがない。そのため、エアーダクト及び排気管の 取付位置をどこにでも自由に設計することが可能となる。排気管3内にはエンジ ン4からの排気8が図2に示す如く流通するため、その流れに引かれてコア1に 流入する冷却風9が増大する。そして、熱交換が促進されることになる。なお、 自動二輪車の走行中には走行に伴う空気流が熱交換器コア1の前面から流入する と共に、エアーダクト2の排気8の流通によりさらに冷却風の風量が増大する。 又、自動二輪車が停車中の場合には、排気管3の排気8に引かれて熱交換器コア 1に空気流が流通する。
【0007】
【考案の効果】
本考案の自動二輪車の熱交換器は、コアに接続されたエアーダクトが座席の下 方を通り、後輪側に導かれたものであり、そのエアーダクト内に空間を介して排 気管が平行に挿入されたものであるから、座席下部の排気管の外周からの発熱を エアーダクト内の冷却風により後方に持ち去ることがきる。即ち、座席下方に本 来露出すべき排気管が空間を介してエアーダクトにより隠蔽されるから、加熱す る排気管が座席下方に露出することを防止できる。又、排気管の外周に空間を介 して設けられたエアーダクトには、自動二輪車の走行に伴って走行風がコアの前 面から内部に導かれると共に、エンジン排気管の排気流に引かれて冷却風の風量 が増大する。その結果、熱交換を促進できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動二輪車の熱交換器であって、その
要部を破断した立面図。
【図2】同要部拡大図。
【符号の説明】
1 熱交換器コア 2 エアーダクト 3 排気管 4 エンジン 5 タンク 6 前輪 7 後輪 8 排気 9 冷却風 10 管端 11 座席

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪と座席との間に位置されて平面が前
    方に向けられた熱交換器コア(1)と、該コア(1)の
    背面に一端開口が接続されて前記座席の下方を通り他端
    が後輪側に導かれたエアーダクト(2)と、該エアーダ
    クト(2)の中間部からそのダクトの内部に平行に挿入
    され且つ、外周に空間を介して前記エアーダクト(2)
    が被蔽するように導かれ、終端が前記エアーダクト
    (2)内に位置したエンジンの排気管(3)と、を具備
    する自動二輪車の熱交換器。
JP2705692U 1992-03-31 1992-03-31 自動二輪車の熱交換器 Pending JPH0578920U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2705692U JPH0578920U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 自動二輪車の熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2705692U JPH0578920U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 自動二輪車の熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0578920U true JPH0578920U (ja) 1993-10-26

Family

ID=12210417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2705692U Pending JPH0578920U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 自動二輪車の熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0578920U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159122B2 (ja) * 1977-12-29 1986-12-15 Tooru Mashida
JPS6469715A (en) * 1987-09-09 1989-03-15 Yoshiaki Tsunoda Suction cooling mechanism equipped with reverse flow preventing device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159122B2 (ja) * 1977-12-29 1986-12-15 Tooru Mashida
JPS6469715A (en) * 1987-09-09 1989-03-15 Yoshiaki Tsunoda Suction cooling mechanism equipped with reverse flow preventing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05169986A (ja) エンジンルーム構造
JPH0578920U (ja) 自動二輪車の熱交換器
CN112761770A (zh) 一种利于汽车机舱散热的冷却装置
CN210013740U (zh) 一种带暖风的汽车消声装置
CN214330734U (zh) 一种新型汽车排气管
JP3982650B2 (ja) 多管式egrガス冷却装置
JPS6234873Y2 (ja)
JP2005061343A (ja) 車両の冷却装置
JPH0748414Y2 (ja) エンジンルーム内雰囲気温制御装置
CN214776318U (zh) 一种水冷摩托车暖风装置
CN219076951U (zh) 利用排气余热的暖风系统
JPS6142082B2 (ja)
CN218325021U (zh) 一种汽车水室
JPH0512150Y2 (ja)
JPS5941185Y2 (ja) 車両
CN210296572U (zh) 一种电池箱
JPH0316748Y2 (ja)
JPH08189334A (ja) 自動車の排気冷却装置
JPS5924919Y2 (ja) 温風暖房機
JPH035241A (ja) レーシングカーのラジエータ装置
KR100423290B1 (ko) 자동차의 냉각계 배치구조
JP2505038Y2 (ja) ヒ―トプロテクタ―
JPS6338090Y2 (ja)
JPH0716027Y2 (ja) ファンシュラウド
JPH0345035Y2 (ja)