JPH0578894B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0578894B2
JPH0578894B2 JP17637786A JP17637786A JPH0578894B2 JP H0578894 B2 JPH0578894 B2 JP H0578894B2 JP 17637786 A JP17637786 A JP 17637786A JP 17637786 A JP17637786 A JP 17637786A JP H0578894 B2 JPH0578894 B2 JP H0578894B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helix
power supply
circuit
traveling wave
wave tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17637786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6332831A (ja
Inventor
Shinichi Shinagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP17637786A priority Critical patent/JPS6332831A/ja
Publication of JPS6332831A publication Critical patent/JPS6332831A/ja
Publication of JPH0578894B2 publication Critical patent/JPH0578894B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microwave Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、進行波管にアノード電圧を印加する
際、印加後の時間経過により警報検出点をステツ
プ的に切替えることによつて適切に進行波管を保
護する進行波管用警報制御回路に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のヘリツクス電流警報制御回路で
は、第3図に示す如く進行波管2に印加されるア
ノード電圧の値にかかわらず、常に一定のヘリツ
クス電流の閾値を警報検出点として設定し、それ
以上のヘリツクス電流が流れた場合には、高圧電
源回路1をオフ制御して進行波管を保護してい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来のヘリツクス電流警報検出回路で
は、警報検出レベルが常に一定であり、警報検出
レベル以上のヘリツクス電流が流れた場合には、
常に警報信号を送出する。
これに対し、一般に進行波管2のヘリツクス電
流は、進行波管2に印加されるヘリツクス電圧・
アノード電圧等の各印加電圧による影響が大き
く、特にアノード電圧に対しては、第2図に示す
如く立ち上がり途中にヘリツクス電流が大きく流
れる領域を通過しなければならない。このアノー
ド電圧立ち上がり時に流れる電流は、定常動作時
とは異なり、実際には熱に弱いヘリツクス部に流
れるのではなく、その大部分がヘリツクス部の保
護の為にビーム収束系前に設けられたビームカツ
ターと呼ばれる熱に比較的強い部分に流れる。
しかしながら、外部から進行波管2に流れるヘ
リツクス電流を検出してそれが実際にヘリツクス
部に流れているのかあるいはビームカツター部に
流れているのか判断することは不可能である。
この為、進行波管2を安定に動作開始させる為
には、アノード電圧印加時に流れるヘリツクス電
流の最大値を超えた点にヘリツクス電流警報検出
レベルを設定する必要がある。この値は定常動作
時に実際にヘリツクスに流れるヘリツクス電流と
比べかなり高いレベルとなる為、定常動作時には
進行波管を適切に保護しきれないという欠点があ
つた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、進行波管を適切、且つ確実に保護することの
できる進行波管用警報制御回路を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前述の問題点を解決し、上記目的を達成するた
めに本発明が提供する手段は、アノード電圧、ヘ
リツクス電圧等の複数種類の電源電圧を進行波管
に出力する高圧電源回路と、該高圧電源回路のヘ
リツクス電源部を流れるヘリツクス電流を検出す
るヘリツクス電流検出回路と、警報レベルを設定
し前記ヘリツクス電流検出回路の出力レベルが該
警報レベルを上回つたときだけ前記高圧電源回路
をオフ制御するヘリツクス電流警報制御回路と、
前記アノード電圧を投入してから該アノード電圧
が定常状態になるまでの時間に相応するタイマー
時間経過後にタイマー信号を出力するタイマー回
路とを設け、前記タイマー信号を受けた時に前記
ヘリツクス電流警報制御回路の警報レベルを初期
設定値より低いレベルに変更設定することを特徴
とする。
(実施例) 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す系統図であ
る。1は高圧電源回路であり、電圧制御部を内蔵
し、アノード電圧、コレクタ電圧、ヘリツクス電
圧等の複数種類の電圧を出力する。高圧電源回路
1の各出力電圧は、進行波管2に印加される。こ
の時、高圧電源回路1のヘリツクス電源部を流れ
る電流、即ち進行波管のヘリツクス電流は、ヘリ
ツクス電流検出回路3で監視される。ここで一般
に進行波管を安定に動作開始させる為、高圧電源
回路1は、制御回路4の制御信号に基づいて動作
し、ヘリツクス電圧及びコレクタ電圧が正規の値
に達した後にアノード電圧を進行波管2に印加す
る。このアノード電圧の出力タイミングを制御す
る制御信号は、制御回路4から高圧電源回路1に
送出されると同時にタイマー回路5に送られる。
ヘリツクス電流検出回路3及びタイマー回路5の
出力信号は、それぞれヘリツクス電流警報制御回
路6に送られ、各入力信号に応じてヘリツクス電
流の性質を確認した後進行波管を適切に保護すべ
く制御信号を高圧電源回路1へ送出する。
次にアノード電圧立ち上げ時の動作について説
明する。進行波管の安定動作開始の為、ヘリツク
ス電圧及びコレクタ電圧が正規の値に達した後、
制御回路4の指令に基づいて高圧電源回路1を作
動してアノード電圧を進行波管2に投入する。こ
の際、アノード電圧が正規の値に立ち上がる途中
で第2図に示す様にヘリツクス電流が大きく流れ
る領域を通過する。これはアノード電圧が未だ正
規の値に立ち上がつておらず従つて、カソードか
ら流れるビーム電流が定常値に達せず、ビーム収
束系が適切に動作しない為である。実際の進行波
管ではこの電流を熱に弱いヘリツクス部に流さな
い様にするため比較的熱に強いビームカツター部
をビーム収束系前部に設け、前記電源投入時の突
入電流を吸収させることによつて、安定な動作開
始を可能としている。第3図に示すようにアノー
ド電圧印加時には、前記突入電流より高い値のヘ
リツクス電流警報検出値11をヘリツクス電流警
報制御回路6に設定している。進行波管2のアノ
ード電圧が正規の値に立ち上がつたアノード電圧
定常時には、ヘリツクス電流は実際にヘリツクス
部に流れる。この場合、制御回路4のアノード電
圧制御信号をタイマー回路5に入力し、タイマー
回路5のタイマー時間、即ちアノード電圧立ち上
がり時間に等しい時間Tを経過後、タイマー出力
をヘリツクス電流警報制御回路6に送出して警報
検出レベルを警報検出値11より低いレベルの警
報検出値12に変更する。この警報検出レベルの
変更制御により進行波管2を適切に保護すること
が可能となる。
更に進行波管の動作を停止させる場合には、タ
イマー回路5から警報制御回路6への信号を断と
することにより、警報検出レベルを再度高いレベ
ル11へ変更すればよい。
(発明の効果) 以上説明した様に、本発明は進行波管に印加さ
れるアノード電圧印加後の時間経過によつてヘリ
ツクス電流警報検出点を切替えることにより、進
行波管を適切に保護することが可能となる。この
ことはアノード電圧を頻繁にオン・オフ制御する
方式に適していると共に、反対にアノード電圧が
正常値に達しているかいないかヘリツクス電流警
報により判断することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による進行波管用警報制御回路
の一実施例を示すブロツク図、第2図はアノード
電圧印加時に流れるヘリツクス電流の特性に対応
して警報レベルを変更設定した場合を示した図、
第3図は従来例を示したブロツク図である。 1……進行波管用高圧電源回路、2……進行波
管、3……ヘリツクス電流検出回路、4……アノ
ード電圧制御回路、5……タイマー回路、6……
ヘリツクス電流警報制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アノード電圧、ヘリツクス電圧等の複数種類
    の電源電圧を進行波管に出力する高圧電源回路
    と、該高圧電源回路のヘリツクス電源部を流れる
    ヘリツクス電流を検出するヘリツクス電流検出回
    路と、警報レベルを設定し前記ヘリツクス電流検
    出回路の出力レベルが該警報レベルを上回つた時
    だけ前記高圧電源回路をオフ制御するヘリツクス
    電流警報制御回路と、前記アノード電圧を投入し
    てから該アノード電圧が定常状態になるまでの時
    間に相応するタイマー時間経過後にタイマー信号
    を出力するタイマー回路とを設け、前記タイマー
    信号を受けた時に前記ヘリツクス電流警報制御回
    路の警報レベルを初期設定値より低いレベルに変
    更設定するようにしたことを特徴とする進行波管
    用警報制御回路。
JP17637786A 1986-07-25 1986-07-25 進行波管用警報制御回路 Granted JPS6332831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17637786A JPS6332831A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 進行波管用警報制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17637786A JPS6332831A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 進行波管用警報制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6332831A JPS6332831A (ja) 1988-02-12
JPH0578894B2 true JPH0578894B2 (ja) 1993-10-29

Family

ID=16012568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17637786A Granted JPS6332831A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 進行波管用警報制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6332831A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6332831A (ja) 1988-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6661216B1 (en) Apparatus and method for controlling startup of a precharged switching regulator
EP0180060B1 (en) Self-timing and self-compensating print wire actuator driver
US4415887A (en) Magnetron fault alarm in a microwave oven
US4193070A (en) Method and arrangement for controlling the electrical relationships of a current-intensive glow discharge
US20100141149A1 (en) Fault protection methods and apparatus for cold cathode fluorescent lamps
JPS6145896B2 (ja)
JPH0578894B2 (ja)
JP3210584B2 (ja) 放電灯点灯回路
US4439803A (en) Power interruption device
JP2001245438A (ja) 充電器
WO2015037441A1 (ja) 制御システム
CA1068783A (en) Short circuit protection circuit
JP3099324B2 (ja) 進行波管用の高圧電源装置
JPH0578893B2 (ja)
JPS58151081A (ja) レ−ザ−電源回路
JPH10173501A (ja) サイラトロンのリザーバ自動調整装置
JPS58209772A (ja) 加熱ロ−ラ定着装置における温度制御装置
JPH08196098A (ja) 電動駆動装置
JPH06141535A (ja) Dc/dcコンバータ
JPH06253533A (ja) 直流電源用制御回路
KR0174092B1 (ko) 저소비전력의 유압제어 밸브 제어장치
JP3165381B2 (ja) マグネット保護装置
JPH06187055A (ja) 過電流保護回路
JPS61217801A (ja) コンピユ−タによるアクチユエ−タ制御装置
JP2604675Y2 (ja) ランプ負荷駆動装置