JPH057874U - エンジンフードのセカンダリラツチ - Google Patents
エンジンフードのセカンダリラツチInfo
- Publication number
- JPH057874U JPH057874U JP5618391U JP5618391U JPH057874U JP H057874 U JPH057874 U JP H057874U JP 5618391 U JP5618391 U JP 5618391U JP 5618391 U JP5618391 U JP 5618391U JP H057874 U JPH057874 U JP H057874U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- engine hood
- latch
- lever
- hood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の車種に共通して使用可能なエンジンフ
ードのセカンダリラッチを提供する。 【構成】 ベルクランク状をなし、一側のアーム3aが
エンジンフード5のフードロックストライカにラッチ
し、他側のアーム3bがラッチを解除させるエンジンフ
ードのセカンダリラッチ3において、他側のアーム3b
の先端に、上動時に当該アーム3bと係合して当該アー
ム3bを引き上げてラッチを解除させ、下動時にアーム
3bとの係合が解除される連結機構9を介してラッチ解
除用のレバー3dを設けた。
ードのセカンダリラッチを提供する。 【構成】 ベルクランク状をなし、一側のアーム3aが
エンジンフード5のフードロックストライカにラッチ
し、他側のアーム3bがラッチを解除させるエンジンフ
ードのセカンダリラッチ3において、他側のアーム3b
の先端に、上動時に当該アーム3bと係合して当該アー
ム3bを引き上げてラッチを解除させ、下動時にアーム
3bとの係合が解除される連結機構9を介してラッチ解
除用のレバー3dを設けた。
Description
【0001】
本考案は、エンジンフードのセカンダリラッチに関する。
【0002】
自動車の前開きのエンジンフードには、一般にセカンダリラッチが配設されて おり、プライマリラッチのロックが不用意に解除された場合でもセカンダリラッ チが働いてエンジンフードの不意の開放を防止するようになっている。図3はこ の種のセカンダリラッチを示し、セカンダリラッチ1は、アーム1a及び1bを 備えてベルクランク状に形成されている。アーム1aの先端には、エンジンフー ドに係止するためのフック1cが設けられており、またアーム1bの先端には、 フック1cの係止を解除する際に操作されるレバー1dが形成されている。この セカンダリラッチ1は、図示しないラジエータグリル近傍に配置されたプライマ リラッチケース2に取付けられるようになっており、プライマリラッチによるエ ンジンフードのフードロックストライカとのロックが解除され、エンジンフード がはね上げスプリング等の作用によって開かれると、当該フードロックストライ カにフック1cをエンジンフードに係止させて当該エンジンフードを20〜30 mm程度開いた状態でラッチする。そして、レバー1dを上方に引いてアーム1a を矢印A方向に移動させ、フック1cによるフードロックストライカとのラッチ を解除するようになっている。
【0003】
ところで、ラジエータグリル近傍の形状、或いはプライマリラッチのラッチ解 除の際のエンジンフードの隙間が車種ごとに相違するために、レバー1dの長さ は車種ごとに異なる。従って、セカンダリラッチ1は、車種ごとに製造されてお り、異なる車種ではレバー1dがエンジンフード等に干渉して使えないという不 便がある。
【0004】 本考案は、上述事情に鑑みてなされたもので、複数の車種に共通して使用可能 なエンジンフードのセカンダリラッチを提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するため本考案によれば、ベルクランク状をなし、一側のアー ムがエンジンフードのフードロックストライカにラッチし、他側のアームがラッ チを解除させるエンジンフードのセカンダリラッチにおいて、他側のアームの先 端に、上動時に当該アームと係合して当該アームを引き上げてラッチを解除させ 、下動時にアームとの係合が解除される連結機構を介してラッチ解除用のレバー を設けた構成としたものである。
【0006】
プライマリラッチによるロックが解除され、エンジンフードが僅かに開くと、 セカンダリラッチのフックがエンジンフードのフードロックストライカにラッチ する。そして、レバーが上方に引かれると、レバーは他側のアームと係合して当 該アームを引き上げ、セカンダリラッチをその支点を中心に回動させて、フック のラッチを解除する。また、エンジンフードが閉じられた際に、レバーは、エン ジンフード等に当接すると、当該エンジンフードに押され、アームとの係合が解 除されて下方に移動し、エンジンフードの下方位置に収納される。これにより、 セカンダリラッチを複数の車種に共通して使用することができる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づき説明する。 図1及び図2は、本考案に係るエンジンフードのセカンダリラッチを示し、セ カンダリラッチ3は、フック側アーム3a及びレバー側アーム3bを備え、略中 央部が支持ピン4によって回転自在に支持されたベルクランク状に形成されてい る。アーム3aの先端には、エンジンフード5に係止するためのフック3cが設 けられており、またアーム3bの先端には、フック3cの係止を解除する際に操 作されるレバー3dが設けられている。
【0008】 このセカンダリラッチ3は、ラジエータグリル6近傍に配置されたプライマリ ラッチケース7に取付けられており、支持ピン4に巻付けられたばね8の弾性に よってフック3cがエンジンフード5に係止する方向Bに付勢されている。 一方、アーム3bの上端には、レバー3dが連結ケース9を介して取付けられ ている。すなわち、箱状に形成された連結ケース9には、図1に詳示するように 、アーム3bのL字状に折り曲げられた上端3eが収納されており、またレバー 3dのL字状に折り曲げられ下端3fがアーム3bの上端3eの下方に対向して 位置するように組み合わされて収納されている。連結ケース9の上面9a及び底 面9bには、それぞれスリット9c,9dが設けられており、アーム3bは、ス リット9dを貫通し、このスリット9dの端をガイドにして上下方向に移動し得 るようになっている。レバー3dは、スリット9cを貫通し、当該スリット9c の開口端及び側壁内面に設けられた突起9eをガイドにして上下方向に摺動し得 るようになっている。また、連結ケース9の底面9bとレバー3dの下端3fと の間には、ばね10が縮設されており、このばね10はレバー3dの下端3fを 押し上げている。
【0009】 また、レバー3dは、その上端3gがL字状に折曲されており、指先がかかり 易いようになっている。レバー3dの上端3gの上面には、ラバー11が貼付さ れていて、レバー3dの上端3gとエンジンフード5のインナパネル5aとが接 触した際にこれら両者の損傷が防止されるようになっている。 本考案のエンジンフードのセカンダリラッチ3は、以上のように構成されてお り、以下のように作動する。
【0010】 車室内からフレキシブルケーブル等を介してプライマリラッチのエンジンフー ドのロックを解除し、エンジンフード5をはね上げスプリング等の作用によって 僅かに開くと、セカンダリラッチ3のフック側アーム3aのフック3cがフード ロックストライカにラッチして当該エンジンフード5をラジエータグリル6との 間に、例えば20〜30mm程度の隙間をあけてラッチする。この際、レバー3d は、ばね10により押し上げられ、下端3fがアーム3bの上端3eに係止され 、上端3gがエンジンフード5のインナパネル5aとの間に隙間をあけて停止す る。そして、レバー3dのL字形の上端3gが上方に引かれると、レバー3dは 、下端3fがアーム3bの上端3eを引っ張り、アーム3bを上動させて、セカ ンダリラッチ3を、支持ピン4を中心にばね8に抗して回動させ、前記フードロ ックストライカにラッチするフック3cを外し、ラッチを解除する。これにより 、エンジンフード5が上方に開かれる。
【0011】 また、エンジンフード5が閉じられるた際に、セカンダリラッチ3のレバー3 dがエンジンフード5のインナパネル5aに当接し、当該インナパネル5aによ って押下されると、レバー3dはアーム3bと非連結の状態でばね10を圧縮し ながら下動し、エンジンフード5の下方位置に収納される。このとき、セカンダ リラッチ3は、支持ピン4に巻付けられたばね8により、矢印B方向に回動され てフック3cがフードロックストライカにラッチ可能な位置に移動される。
【0012】 なお、連結ケース9内の例えば、レバー3dの下端3fの移動経路に、エンジ ンフード5開時の際のレバー3dの上方移動を検知してランプを点灯させるスイ ッチを設けることにより、乗員にエンジンフード5のロック解除を知らせること ができ、また、盗難等に対してエンジンフード5が開けられた際に警報を発する こともできる。
【0013】
以上説明したように本考案によれば、ベルクランク状をなし、一側のアームが エンジンフードのフードロックストライカにラッチし、他側のアームがラッチを 解除させるエンジンフードのセカンダリラッチにおいて、他側のアームの先端に 、上動時に当該アームと係合して当該アームを引き上げてラッチを解除させ、下 動時にアームとの係合が解除される連結機構を介してラッチ解除用のレバーを設 けた構成としたので、セカンダリラッチを複数の車種に共通して使用することが でき、またエンジンフードとラジエータグリルとの間に隙間の確保が困難な場合 でも対応することができる。
【図1】本考案を適用したエンジンフードのセカンダリ
ラッチの要部断面図である。
ラッチの要部断面図である。
【図2】図1のセカンダリラッチの斜視図である。
【図3】従来のエンジンフードのセカンダリラッチを示
す斜視図である。
す斜視図である。
3 セカンダリラッチ 3a フック側アーム 3b レバー側アーム 3c フック 3d レバー 5 エンジンフード 9 連結ケース
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ベルクランク状をなし、一側のアームが
エンジンフードのフードロックストライカにラッチし、
他側のアームが前記ラッチを解除させるエンジンフード
のセカンダリラッチにおいて、前記他側のアームの先端
に、上動時に当該アームと係合して当該アームを引き上
げて前記ラッチを解除させ、下動時に前記アームとの係
合が解除される連結機構を介してラッチ解除用のレバー
を設けたことを特徴とするエンジンフードのセカンダリ
ラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5618391U JPH057874U (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | エンジンフードのセカンダリラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5618391U JPH057874U (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | エンジンフードのセカンダリラツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057874U true JPH057874U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=13019996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5618391U Withdrawn JPH057874U (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | エンジンフードのセカンダリラツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057874U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4923220U (ja) * | 1972-05-27 | 1974-02-27 | ||
JPS5010519U (ja) * | 1973-05-23 | 1975-02-03 | ||
JPS5983475U (ja) * | 1982-11-27 | 1984-06-05 | 株式会社モンベル | 体積調節紐付シユラフ |
JPH01171744U (ja) * | 1988-05-13 | 1989-12-05 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP5618391U patent/JPH057874U/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4923220U (ja) * | 1972-05-27 | 1974-02-27 | ||
JPS5010519U (ja) * | 1973-05-23 | 1975-02-03 | ||
JPS5983475U (ja) * | 1982-11-27 | 1984-06-05 | 株式会社モンベル | 体積調節紐付シユラフ |
JPH01171744U (ja) * | 1988-05-13 | 1989-12-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |