JPH0578397U

JPH0578397U - タイヤ交換装置用あき缶潰しアダプタ−

Info

Publication number: JPH0578397U
Application number: JP2951192U
Authority: JP
Inventors: 浩林
Original assignee: 浩林
Priority date: 1992-04-06
Filing date: 1992-04-06
Publication date: 1993-10-26

Abstract

(57)【要約】【目的】タイヤ交換装置にあき缶潰しアダプタ−を取
り付ける事により、極めて容易にあき缶潰し装置がで
き、設置スペ−スは不要で、重量は軽く、価格も安価で
ある。【構成】タイヤ交換装置１の側面にある、ビ−ドブレ
−カ−ア−ム３とブレ−ド４及び圧縮シリンダ−５とで
構成されたビ−ドブレ−カ−部２のブレ−ド４に、垂直
状平面部を有するあき缶圧縮プレ−ト７ａ及びブレ−ド
用取付け金具８で構成された着脱自在のブレ−ドアダプ
タ−６を取り付けると共に、タイヤ交換装置１の側面に
蝶番部を有するあき缶圧縮プレ−ト７ｂを取付け、ブレ
−ドアダプタ−６のあき缶圧縮プレ−ト７ａ及びタイヤ
交換装置１の側面に取り付けたあき缶圧縮プレ−ト７ｂ
との間で、あき缶１８を潰すように構成したことを特徴
としている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、タイヤ交換装置用あき缶潰しアダプタ−に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、あき缶潰し機には、手動式、機械式、等の専用機があるが、それぞれサイズが大きく、又、機械式においては重量が重く、価格も高価格である。特にガソリンスタンド等においては、オイル缶やジュ−ス缶等の、あき缶類が多量に排出され、その処理に頭を悩ましているが、設置スペ−スの問題やコスト面の問題で、あき缶潰し機の設置を見送るガソリンスタンド等が多いのが現状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

解決しようとする問題点は、従来のあき缶潰し機は、サイズが大きく、重く、高価格な点である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案に係る、タイヤ交換装置用あき缶潰しアダプタ−は、タイヤ交換装置の側面にある、ビ−ドブレ−カ−ア−ムとブレ−ド及び圧縮シリンダ−とで構成されたビ−ドブレ−カ−部のブレ−ドに、垂直状平面部を有するあき缶圧縮プレ− ト及びブレ−ド用取り付け金具で構成された着脱自在のブレ−ドアダプタ−を取り付けると共に、タイヤ交換装置の側面に蝶番部を有するあき缶圧縮プレ−トを取り付け、ブレ−ドアダプタ−のあき缶圧縮プレ−ト及びタイヤ交換装置の側面に取り付けたあき缶圧縮プレ−トとの間で、あき缶を潰すように構成されたものである。

【０００５】

【作用】

本考案に係る、タイヤ交換装置用あき缶潰しアダプタ−は、ガソリンスタンド等に既設のタイヤ交換装置側面にあるビ−ドブレ−カ−部のブレ−ドに、着脱自在のブレ−ドアダプタ−を取り付けると共に、タイヤ交換装置の側面にあき缶圧縮プレ−ト７ｂを取り付けることにより、極めて容易にあき缶潰し装置ができ、設置スペ−スは不要で、重量は軽く、又価格も安価である。

【０００６】

【実施例】

図１は、本考案の１実施例を示す全体の斜視図であって、１はタイヤ交換装置であり、ビ−ドブレ−カ−ペダル９を操作することにより、ビ−ドブレ−カ−ア −ム３に接続された圧縮シリンダ−５が収縮し始め、ビ−ドブレ−カ−ア−ム３及びブレ−ド４がタイヤ交換装置側に引き寄せられる事によりブレ−ド４の側面部が、図７に示すリム１４のビ−ドシ−ト部１５にかん合されたタイヤ１９のビ −ド部１６を、リム１４の内側に向かって圧縮し、ビ−ドシ−ト部１５から離脱させる装置である。

【０００７】ブレ−ドアダプタ−６は、図３及び図４に示す如く、垂直状平面部を有するあき缶圧縮プレ−ト７ａと、ブレ−ド用取り付け金具８とで構成される。具体的には、あき缶圧縮プレ−ト７ａは接続ボルト１０と接続ナット１１によりブレ− ド用取り付け金具８と接続されると共に、２本の角度調節ボルト１２により接続角度が調整され、２本のブレ−ドアダプタ−取り付けボルト１３によりブレ−ド４に取り付けられる。

【０００８】ビ−ドブレ−カ−ア−ム３に取り付けられているブレ−ド４の、ビ−ドブレ− カ−ア−ム３に対する取り付け角度は、各タイヤ交換装置製造メ−カ−により異なり、さらに図２に示す如く、あき缶圧縮時にはブレ−ド４がビ−ドブレ−カ− ア−ム３の本体側取り付け部を支点に弧を描きながら水平移動するので、圧縮開始時には、あき缶圧縮プレ−ト７ａとあき缶圧縮プレ−ト７ｂの両圧縮プレ−ト面が平行であっても、圧縮終了時には両圧縮プレ−ト面が平行に成らない。その為あき缶圧縮プレ−ト７ａは、ブレ−ド取り付け金具８の角度調節ボルト１２により接続ボルト１０を中心に接続角度が自由に設定できるよう構成される。

【０００９】あき缶圧縮プレ−ト７ｂの側端部は、図５及び図６に示す如く蝶番状になっており、取り付けボルト１７で蝶番部をタイヤ交換装置の前面に固定し、タイヤ交換時にはあき缶圧縮プレ−ト７ｂをタイヤ交換装置の前面に、あき缶圧縮時にはタイヤ交換装置の側面に移動するよう構成される。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は上述の如く構成されているので、タイヤ交換装置従来の機能は損なわず着脱自在のブレ−ドアダプタ−６を取り付けることにより極めて容易にあき缶潰し機能が追加されると共に、あき缶潰し機の問題点であった設置スペ−スは不要になり、重量も軽く、価格も安価である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す全体の斜視図である。

【図２】使用状態を説明する拡大平面図である。

【図３】ブレ−ドアダプタ−６の側面図である。

【図４】ブレ−ドアダプタ−６の平面図である。

【図５】あき缶圧縮プレ−ト７ｂの側面図である。

【図６】あき缶圧縮プレ−ト７ｂの平面図である。

【図７】タイヤ及びリムの一部拡大縦断面図である。

【符号の説明】

１タイヤ交換装置２ビ−ドブレ−カ−部３ビ−ドブレ−カ−ア−ム４ブレ−ド５圧縮シリンダ− ６ブレ−ドアダプタ− ７ａあき缶圧縮プレ−ト７ｂあき缶圧縮プレ−ト８ブレ−ド用取り付け金具１５ビ−ドシ−ト部１６ビ−ド部１８あき缶

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】タイヤ交換装置１の側面にある、ビ−ド
ブレ−カ−ア−ム３とブレ−ド４及び圧縮シリンダ−５
とで構成されたビ−ドブレ−カ−部２のブレ−ド４に、
垂直状平面部を有するあき缶圧縮プレ−ト７ａ及びブレ
−ド用取り付け金具８で構成された着脱自在のブレ−ド
アダプタ−６が取り付けられると共に、タイヤ交換装置
１の側面に蝶番部を有するあき缶圧縮プレ−ト７ｂが取
り付けられ、更にブレドアダプタ−６のあき缶圧縮プレ
−ト７ａ及びタイヤ交換装置１の側面に取り付けられた
あき缶圧縮プレ−ト７ｂとの間で、あき缶１８を潰すよ
うに構成されたタイヤ交換装置用あき缶潰しアダプタ
−。