JP3220388U - 三輪自転車のリアビーム制限支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐用年数が長く、構成が簡単で、制限効果が高く、三輪自転車の使用安定性、安全性が確保される三輪自転車のリアビーム制限支持装置を提供する。【解決手段】横ビーム17にハウジング9が設置され、ハウジング内に弾性制限機構が設置され、メインビームの後端23に設置された回転軸20がハウジング内に伸び込んで弾性制限機構に接続され、弾性制限機構は回転軸の回転角度を制限する。各構造は互いに協力して作動して、制限機構とロック機構を一体化させるとともに、運動を必要とする部材をハウジングに密閉させ、ハウジングを確実にシールし、グリースなどの潤滑油を充填すると、長期間にわたり安定的に稼動できる。【選択図】図1
Description
本考案は、三輪自転車のリアビーム制限支持装置の改良の技術分野に属し、制限構造に関し、特に三輪自転車のリアビーム制限支持装置に関する。
三輪自転車は、一般的に使用されている物品又は人をキャリーするための代歩工具であり、その構造が、前輪、メインビーム、リアフレーム及び後輪を備え、メインビームの後端がリアフレームに接続され、メインビームの先端がフロントフォークを介して前輪に接続され、リアフレームの両側にそれぞれ1つの後輪が取り付けられる。上記構造は従来の三輪自転車構造であり、しかし、使用したところ、三輪自転車がカーブするときに速度が速すぎたり角度が大きすぎたりする場合、三輪自転車は全体としてカーブ方向へ転倒してしまい、リアフレームにある物品が落ちたり、酷い場合は、運転者や乗客を傷つけたりすることがある。
このような問題を解決するため、生産者は研究を重ねた結果、弾性制限機構を備える接続方式を開発しており、具体的に、メインビームの後端とリアフレームの横ビームがヒンジ接続され、メインビームの両側及び横ビームの両側にバネである制限機構が設置され、すなわち、一方のバネによりメインビームの後端の一側と同側にある横ビームが牽引され、他方のバネによりメインビームの後端の他側と同側にある横ビームが牽引されるように構成されており、使用するとき、メインビームの後端が前輪の方向偏向に伴い一側へ回転するものの、リアフレーム全体がメインビームの後端にヒンジ連結されるため、リアフレームが全体として傾斜することがなく、カーブ中及びカーブ終了後、一方の圧縮されたバネは外へ弾かれる傾向にあり、他方の引っ張られるバネは内へ引き込む傾向にあり、このように、2つのバネの作用下で、メインビームの後端は正常な位置に迅速に戻り、それによって、安定的なカーブと高速回復が実現され、同時に、一部の生産者は、メインビームの後端と横ビームの間に、機構のメインビームの後端と横ビームをロックして、両方の回転を防止するための、たとえばネジジャッキ、バックルなどのロック機構が設置され、このようにして、三輪自転車は従来の三輪自転車になることができる。
上記制限機構を備える三輪自転車は以下の問題を抱えている。1.バネは変形素子であり、経時的に老化して弾性を失うため、三輪自転車がカーブするときの安定性に影響を与える。2.バネ、ロック機構はいずれも環境に晒されるため、雨、雪、風や霜の天気の場合、汚染したり腐食したりしやすく、自体性能の低下を引き起こすとともに、三輪自転車の使用安全性に不利である。
本考案の目的は、従来技術の欠点を克服して、制限、ロック機能を一体化させることで、環境の汚染を避けるとともに、制限効果が高い三輪自転車のリアビーム制限支持装置を提供することである。
本考案は下記技術案を用いる。
メインビームの後端とリアフレームの横ビームとを備える三輪自転車のリアビーム制限支持装置であって、前記横ビームにハウジングが設置され、該ハウジング内に弾性制限機構が設置され、前記メインビームの後端に設置された回転軸がハウジング内に伸び込んで弾性制限機構に接続され、該弾性制限機構は前記回転軸の回転角度を制限する。
さらに、前記弾性制限機構は、スチールシートと制限ブロックを含み、前記スチールシートはハウジング内の上端又は下端のうちのいずれか1箇所又は2箇所に設置され、前記制限ブロックは前記回転軸のハウジング内に位置する外縁に套設され、回転軸とともにその軸線周りに回転するときにスチールシートを押し当てて変形させ、変形したスチールシートは前記制限ブロックを押し当てる前の位置へ回復させる。
さらに、前記弾性制限機構は、スチールシートと制限ブロックを含み、前記スチールシートはハウジング内の左側又は後側のうちのいずれか1箇所又は2箇所に設置され、前記制限ブロックは前記回転軸のハウジング内に位置する外縁に套設され、回転軸とともにその軸線周りに回転するときに、前記スチールシートを押し当てて変形させ、変形したスチールシートは前記制限ブロックを押し当てる前の位置へ回復させる。
さらに、制限ブロックのスチールシートに近い表面と制限ブロックの両側端面の接続部が、いずれも円弧状遷移部として形成される。
さらに、制限ブロックのスチールシートに近い表面と制限ブロックの上端面及び底面の接続部が、いずれも円弧状遷移部として形成される。
さらに、前記ハウジングに少なくとも1つの当接棒が設置され、該ボルトは、ハウジング内に伸び込んで、スチールシートの変形の大きさ又は制限ブロックの回転角度を制限する。
さらに、メインビームの後端に前板が設置され、ハウジングに後板が設置され、前板に、後板の端部に向けて後板の対応位置に設置されたスライド溝に挿入される制限ボスが取り付けられ、制限ボスのスライド溝内の制限摺動により、メインビームの後端が回転するときにメインビームの後端の回転角度が制限される。
さらに、メインビームの後端に前板が設置され、ハウジングに後板が設置され、後板に、前板の端部に向けて前板の対応位置に設置されたスライド溝に挿入される制限ボスが取り付けられ、制限ボスのスライド溝内の制限摺動により、メインビームの後端が回転するときにメインビームの後端の回転角度が制限される。
さらに、前記前板の先端面の上端に前向きのケーシングが設置され、ケーシング内で制限摺動可能な固定レバーがケーシング内に設置され、該固定レバーは、ケーシングを伸び出した先端がケーブル又はワイヤーを介してスパナスイッチに接続され、後端が前記後板の対応位置に設置された孔に挿入され、前記ケーブル又はワイヤーは、スパナスイッチが両端へ移動されたときに、固定レバーの後端を前記孔に挿入又は脱出させ、固定レバーの後端が孔に挿入されると、メインビームの後端と横ビームを相対静止に保持し、固定レバーの後端が孔から脱出したとき、メインビームの後端と横ビームを相対回転させる。
本考案の利点及び有益な効果は以下のとおりである。
本考案では、ハウジング内の上端と下端にそれぞれ1つのスチールシートが設置され、2つのスチールシートの間に、キー溝とキーブロックとの嵌合によりメインビームの後端の回転軸に伴って運動する制限ブロックが設置され、制限ブロックは回転軸に伴って回転するときに、スチールシートを押し当てて変形させ、スチールシート自体は平坦状態へ戻る傾向があり、且つスチールシート又は制限ブロックは当接棒により制限されて最大変形量を調整でき、さらに、制限ボスによってメインビームの後端の限界回転角度を調整でき、また、固定レバーでメインビームの後端と横ビームを相対静止に保持することができ、上記各構造が互いに協力して作動することによって、制限機構とロック機構は一体化されて、且つ運動を必要とする部材がハウジング内に密閉され、ハウジングを確実にシールし、グリースなどの潤滑油が充填されると、長期間にわたり安定的に稼動することができ、耐用年数が長く、構成が簡単で、制限効果が高く、三輪自転車の使用安定性、安全性が確保される。
本考案では、ハウジング内の上端と下端にそれぞれ1つのスチールシートが設置され、2つのスチールシートの間に、キー溝とキーブロックとの嵌合によりメインビームの後端の回転軸に伴って運動する制限ブロックが設置され、制限ブロックは回転軸に伴って回転するときに、スチールシートを押し当てて変形させ、スチールシート自体は平坦状態へ戻る傾向があり、且つスチールシート又は制限ブロックは当接棒により制限されて最大変形量を調整でき、さらに、制限ボスによってメインビームの後端の限界回転角度を調整でき、また、固定レバーでメインビームの後端と横ビームを相対静止に保持することができ、上記各構造が互いに協力して作動することによって、制限機構とロック機構は一体化されて、且つ運動を必要とする部材がハウジング内に密閉され、ハウジングを確実にシールし、グリースなどの潤滑油が充填されると、長期間にわたり安定的に稼動することができ、耐用年数が長く、構成が簡単で、制限効果が高く、三輪自転車の使用安定性、安全性が確保される。
以下、実施例にて、本考案を説明するが、下記実施例は例示的なものであり、限定的ではなく、下記実施例により本考案の保護範囲が制限されない。
三輪自転車のリアビーム制限支持装置は、図1〜8に示されるように、メインビームの後端23とリアフレームの横ビーム17を備え、本考案の革新点は以下のとおりである。横ビームにハウジング9が設置され、該ハウジング内に弾性制限機構が設置され、メインビームの後端に設置された回転軸20がハウジング内に伸び込んで、弾性制限機構に接続され、該弾性制限機構は回転軸の回転角度を制限する。
本実施例において、ハウジングの両側に設置された接続板16は固定ボルト15で横ビームの上端面に固定され、勿論、横ビームの底面に装着してもよい。
メインビームの後端には、回転軸20がピンなどで同軸に固定され、また、回転軸を直接加工しても構わない。まず、該回転軸はハウジングの先端カバー7に一体設置されたスリーブ18を貫通し、次に、末端がハウジング、ハウジング後端カバー10、後端カバーに一体設置された外側ケーシング12を貫通し、末端14に制限ナット13が噛み合うように套設され、スリーブでの接続を保護するために、回転軸の外縁の外側にあるスリーブの端部にシールリング19が噛み合うようにカバーされ、該シールリングと回転軸の外縁との間に小さな隙間が存在し、シールリング、スリーブ、先端カバー、ハウジング、後端カバー、外側ケーシング及びロックナットはともに一定の密封度を有するキャビティを構成し、キャビティ内にグリースなどの潤滑油が充填されている。
弾性制限機構は、2種の設置形態を取りえ、以下、図面を参照しながら、それぞれ説明する。
1.弾性制限機構は、図6、7に示される構造のとおり、スチールシート33、39と制限ブロック35を含み、スチールシートが独立してハウジング内の上端又は下端に設置されてもよく、上端と下端に同時に設置されてもよく、次に、上端と下端に同時に設置された場合を例にして説明し、ハウジング内の四隅にそれぞれ押し当てボス32が設置され、該押し当てボスの端面にネジ孔が加工されてもよく、該ネジ孔はハウジング先端カバー7、後端カバー10を取り付けるときに使用されるボルト11と噛み合うように接続され、上端にある2つの押し当てボスと下端にある2つの押し当てボスの間に、上から下へスチールシート33、制限ブロック及びスチールシート39が順次設置され、制限ブロックは、内部にキー溝37が設置され、且つ回転軸末端14の外縁で製造されたキーブロック38により回転軸に伴って運動する。
1.弾性制限機構は、図6、7に示される構造のとおり、スチールシート33、39と制限ブロック35を含み、スチールシートが独立してハウジング内の上端又は下端に設置されてもよく、上端と下端に同時に設置されてもよく、次に、上端と下端に同時に設置された場合を例にして説明し、ハウジング内の四隅にそれぞれ押し当てボス32が設置され、該押し当てボスの端面にネジ孔が加工されてもよく、該ネジ孔はハウジング先端カバー7、後端カバー10を取り付けるときに使用されるボルト11と噛み合うように接続され、上端にある2つの押し当てボスと下端にある2つの押し当てボスの間に、上から下へスチールシート33、制限ブロック及びスチールシート39が順次設置され、制限ブロックは、内部にキー溝37が設置され、且つ回転軸末端14の外縁で製造されたキーブロック38により回転軸に伴って運動する。
ハウジング内の上端又は下端にスチールシートが設置された場合、制限ブロックのスチールシートに向く上端面又は底面と制限ブロックの両側端面との接続部が、いずれも円弧状遷移部36として形成され、2つの円弧状遷移部の間にデプレッション34が形成され、該デプレッションにより、円弧状遷移部の加工が容易になるとともに、制限ブロックの重量を低減させる。
図6に示されるように、正常に作動する場合、スチールシートは平坦状態に保持され、制限ブロックは両方の間に位置し、三輪自転車がカーブする場合、図7に示される状態のように、メインビームの後端の回転軸は制限ブロックを連動して回転させ、三輪自転車が左折すると、制限ブロックは反時計回りに回転し、上端面の右側と底面の左側にある2つの円弧状遷移部はそれぞれ上端と下端にある2つのスチールシートを押し当てて変形させ、スチールシートが平坦状態へ回復する傾向があることから、三輪自転車のカーブが終了すると、メインビームの後端は徐々に元の位置に戻り、制限ブロックは、スチールシートの作用下で、押し当てる前の位置へ回復して、次第に図6に示される状態になる。
2.弾性制限機構は、図8に示される構造を有し、第1項に比べて、スチールシートはハウジング内の左側又は後側のうちのいずれか1箇所又は2箇所に設置され、制限ブロックのスチールシートに近い表面と制限ブロックの上端面及び底面の接続部が、いずれも円弧状遷移部として形成される点で、異なる。それ以外、制限ブロックの運動、スチールシートの押し当てによる変形及び回復などの過程はすべて第1項と同様である。
スチールシートの変形量又は制限ブロックの回転角度の調整し易さから、ハウジングに少なくとも1つの当接棒8が噛み合うように設置されてもよく、図2〜8に示されるように、当接棒は、ハウジングの上端に設置され、その数が2つであり、外縁に雄ネジが加工されるとともに、ハウジングの上端面内と噛み合い、当接棒の外縁にロックナットがさらに套設され、図7に示されるように、当接棒が特定位置と噛み合うとき、ロックナットもハウジングの上端面に締め付けられ、このとき、上端にあるスチールシートは、上へ変形するときに、当接棒の下端面に当接され、それによって、スチールシートの変形量が調整される。
勿論、当接棒は、ハウジングの上端に取り付ける以外、下端にあるスチールシートの変形量を調整するためにハウジングの底面に取り付けてもよく、又は、両方ともに設置されてもよい。さらに、ハウジングの2つの側面に設置され、ハウジングに伸び込んだ端部で制限ブロックの両側端面を当接させることによって、制限ブロックの回転角度が調整されることも可能である。
当接棒で回転角度を調整する以外、安全性を向上させるために、メインビームの後端の回転限界位置が設置され、具体的に、図1、2、3、5に示されるように、メインビームの後端に前板21が設置され、ハウジングの先端にあるスリーブの外縁に後板5が設置され、後板に、前板の端部に向けて前板の対向位置に設置されたスライド溝25に挿入される制限ボス22が取り付けられるように構成し、スライド溝の大きさが一定であるため、制限ボスがスライド溝内に摺動するときに、スライド溝の両側端部の内縁により制限されて、このように、制限ボスのスライド溝での制限摺動により、メインビームの後端の回転時の両側の限界回転角度が制限される。
上記制限ボスの構造以外、下記構造を取りうる。前板に、後板の端部に向けて後板の対応位置に設置されたスライド溝に挿入される制限ボスが取り付けられ、制限ボスのスライド溝内の制限摺動により、メインビームの後端が回転するときにメインビームの後端の回転角度が制限される。
乗るときに、メインビームの後端と横ビームの間の相対回転を必要としない場合、上記構造に固定構造を増設することができ、具体的に、図1、2、3、5に示されるように、前板の先端面の上端に前向きのケーシング3が設置され、ケーシング内で制限摺動可能な固定レバー1がケーシング内に設置され、該固定レバーは、ケーシングを伸び出した先端がケーブル24又はワイヤーを介してスパナスイッチに接続され、後端6が後板の対応位置に設置された孔26に挿入され、ケーブル又はワイヤーは、スパナスイッチが両端へ移動するとき、固定レバーの後端を孔に挿入又は脱出させ、固定レバーの後端が孔に挿入されると、メインビームの後端と横ビームを相対静止に保持し、固定レバーの後端が孔から脱出したとき、メインビームの後端と横ビームを相対回転させるように構成される。
上記制限摺動構造は、図5に示されるとおりである。ケーシングの後端が前板の対応位置に設置されたネジ孔30に噛み合うように嵌設され、該ネジ孔の後端に、内径が僅かに小さい後孔31が設置され、ケーシング内に、ケーシングの先端開口部28の内径よりも僅かに大きい円状孔29が設置され、固定レバーの外縁に雄ネジ27が加工され、固定レバーの先端外縁に、制限ナット2が噛み合うように套設され、固定レバーは、ケーシングの開口部から貫入した後、円状孔、後孔を経た後、貫通した大外径の後端6が後板の対応位置にある孔に挿入され、スリーブと末端の間にある固定レバーの外縁に、圧縮ばね4が套設される。
スパナスイッチは、2つの稼動位置があり、運動端が一方の稼動位置へ移動されるとき、ケーブル又はワイヤーは引っ張られて、固定レバーの後端を孔から引き出し、この場合、固定レバーの後端とケーシングは圧縮ばねを圧縮させ、前板と後板は接続されていない分離状態になり、すなわち、メインビームの後端は、回転軸、制限ブロックを連動して横ビームと相対回転し、運動端が他方の稼動位置に移動されるとき、ケーブル又はワイヤーは緩んで、固定レバーの後端は圧縮ばねの付勢力の作用下で孔に挿入され、前板と後板は接続された制限状態になり、すなわち、メインビームの後端は、回転軸、制限ブロックを連動して横ビームと相対静止するようになる。
上記スパナスイッチとして、市販される類似機能を有する車用スイッチ、たとえば、変速車が変速調整のために使用されるスパナなどが使用できる。
本考案では、ハウジング内の上端と下端にそれぞれ1つのスチールシートが設置され、2つのスチールシートの間に制限ブロックが設置され、該制限ブロックは、キー溝とキーブロックの嵌合によりメインビームの後端にある回転軸に伴って運動し、制限ブロックは、回転軸に伴って回転するときに、スチールシートを押し当てて変形させ、スチールシート自体は平坦状態へ回復する傾向があり、且つスチールシート又は制限ブロックは、当接棒により制限されて、最大変形量を調整でき、さらに、制限ボスによりメインビームの後端の限界回転角度を調整でき、また、固定レバーによりメインビームの後端と横ビームを相対静止に保持することができ、上記各構造が互いに協力して作動することによって、制限機構とロック機構は一体化され、且つ運動を必要とする部材はハウジング内に密閉され、ハウジングを確実にシールし、グリースなどの潤滑油が充填されると、長期間にわたり安定的に作動でき、耐用年数が長く、構成が簡単で、制限効果が高く、三輪自転車の使用安定性、安全性が確保される。
Claims (9)
- メインビームの後端とリアフレームの横ビームとを備える三輪自転車のリアビーム制限支持装置であって、
前記横ビームにハウジングが設置され、該ハウジング内に弾性制限機構が設置され、前記メインビームの後端に設置された回転軸がハウジング内に伸び込んで弾性制限機構に接続され、該弾性制限機構は前記回転軸の回転角度を制限することを特徴とする三輪自転車のリアビーム制限支持装置。 - 前記弾性制限機構は、スチールシートと制限ブロックを含み、前記スチールシートはハウジング内の上端又は下端のうちのいずれか1箇所又は2箇所に設置され、前記制限ブロックは前記回転軸のハウジング内に位置する外縁に套設され、回転軸とともにその軸線周りに回転するときに、前記スチールシートを押し当てて変形させ、変形したスチールシートは前記制限ブロックを押し当てる前の位置へ回復させることを特徴とする請求項1に記載の三輪自転車のリアビーム制限支持装置。
- 前記弾性制限機構は、スチールシートと制限ブロックを含み、前記スチールシートはハウジング内の左側又は後側のうちのいずれか1箇所又は2箇所に設置され、前記制限ブロックは前記回転軸のハウジング内に位置する外縁に套設され、回転軸とともにその軸線周りに回転するときに、前記スチールシートを押し当てて変形させ、変形したスチールシートは前記制限ブロックを押し当てる前の位置へ回復させることを特徴とする請求項1に記載の三輪自転車のリアビーム制限支持装置。
- 制限ブロックのスチールシートに近い表面と制限ブロックの両側端面との接続部が、いずれも円弧状遷移部として形成されることを特徴とする請求項2に記載の三輪自転車のリアビーム制限支持装置。
- 制限ブロックのスチールシートに近い表面と制限ブロックの上端面及び底面との接続部が、いずれも円弧状遷移部として形成されることを特徴とする請求項3に記載の三輪自転車のリアビーム制限支持装置。
- 前記ハウジングに少なくとも1つの当接棒が設置され、ボルトは、ハウジング内に伸び込んで、スチールシートの変形の大きさ又は制限ブロックの回転角度を制限することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の三輪自転車のリアビーム制限支持装置。
- メインビームの後端に前板が設置され、ハウジングに後板が設置され、前板に、後板の端部に向けて後板の対応位置に設置されたスライド溝に挿入される制限ボスが取り付けられ、制限ボスのスライド溝内の制限摺動により、メインビームの後端が回転するときにメインビームの後端の回転角度が制限されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の三輪自転車のリアビーム制限支持装置。
- メインビームの後端に前板が設置され、ハウジングに後板が設置され、後板に、前板の端部に向けて前板の対応位置に設置されたスライド溝に挿入される制限ボスが取り付けられ、制限ボスのスライド溝内の制限摺動により、メインビームの後端が回転するときにメインビームの後端の回転角度が制限されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の三輪自転車のリアビーム制限支持装置。
- 前記前板の先端面の上端に前向きのケーシングが設置され、ケーシング内で制限摺動可能な固定レバーがケーシング内に設置され、該固定レバーは、ケーシングを伸び出した先端がケーブル又はワイヤーを介してスパナスイッチに接続され、後端が前記後板の対応位置に設置された孔に挿入され、前記ケーブル又はワイヤーは、スパナスイッチが両端へ移動されたときに、固定レバーの後端を前記孔に挿入又は脱出させ、固定レバーの後端が孔に挿入されると、メインビームの後端と横ビームを相対静止に保持し、固定レバーの後端が孔から脱出したとき、メインビームの後端と横ビームを相対回転させることを特徴とする請求項7又は8に記載の三輪自転車のリアビーム制限支持装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201821207559 | 2018-07-28 | ||
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3220388U true JP3220388U (ja) | 2019-03-07 |
Family
ID=65628893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003299U Active JP3220388U (ja) | 2018-07-28 | 2018-08-27 | 三輪自転車のリアビーム制限支持装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3220388U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115042903A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-09-13 | 宁波维伦智能科技有限公司 | 一种底盘以及倒三轮车 |
-
2018
- 2018-08-27 JP JP2018003299U patent/JP3220388U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115042903A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-09-13 | 宁波维伦智能科技有限公司 | 一种底盘以及倒三轮车 |
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