JPH0578250A - 肝炎または膵炎の予防・治療剤 - Google Patents

肝炎または膵炎の予防・治療剤

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JPH0578250A
JPH0578250A JP31300291A JP31300291A JPH0578250A JP H0578250 A JPH0578250 A JP H0578250A JP 31300291 A JP31300291 A JP 31300291A JP 31300291 A JP31300291 A JP 31300291A JP H0578250 A JPH0578250 A JP H0578250A
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JP
Japan
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group
hepatitis
pancreatitis
halogen atom
lower alkyl
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JP31300291A
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English (en)
Inventor
Kunio Nakahara
邦夫 中原
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】肝炎または膵炎の予防・治療剤を提供する。 【構成】一般式(I)で表わされる化合物またその医薬
として許容される塩を有効成分として含有する薬剤。 〔式中、Rは置換基を有していてもよい低級アルキル
基、Rは水素原子、Rまたは式で示されるN−アル
キレンピリジニウム基であり、Yは−CH−CH
またはオルト−フェニレン基であり、nは0.1または
2である〕 (式中、Aは低級アルキレン基、Xはハロゲン原子を意
味する)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下記一般式(I)で
示される化合物またはその医薬として許容される塩を有
効成分として含有する肝炎および膵炎の予防・治療剤に
関するものであり、医療の分野で利用される。
【0002】
【従来の技術】この発明の下記の一般式(I)で示され
る化合物は公知物質であり、抗PAF作用などの薬理活
性を有することが知られている(たとえば特開平3−4
7175号)が肝炎および膵炎に対する抑制作用をもつ
ことは知られていない。
【0003】
【発明の構成】この発明は、一般式(I) [式中、Rは適当な置換基を有していてもよいアル
(低級)アルキル基、Rは水素原子、適当な置換基を
有していてもよい低級アルキル基または式 る)で表わされる基、nは0、1または2、Yは−CH
−CH−または で示される化合物またはその医薬として許容される塩を
有効成分として含有することを特徴とする肝炎および膵
炎の予防・治療剤に関する。
【0004】化合物(I)の医薬として許容される塩は
慣用の無毒性の塩であって、例えば、アルカリ金属塩
(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等)およびアルカ
リ土類金属塩(例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩
等)などの金属塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩
(例えば、トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、
ピリジン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、
N,N′−ジベンジルエチレンジアミン塩等)、有機酸
との塩(例えば、酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メ
タンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、ギ酸塩、ト
ルエンスルホン酸塩、トリフルオロ酢酸塩等)、無機酸
との塩(例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸
塩等)、アミノ酸(例えば、アルギニン、アスパラギン
酸、グルタミン酸、リジン等)との塩などが挙げられ
る。
【0005】この明細書の以上の記載ならびに以下の記
載において、この発明の範囲に含まれる種々の定義の適
当な例ならびに説明について次に詳細に述べる。「低
級」とは、特に明記ない限り、炭素原子1ないし6個を
意味する。「低級アルキル基」ならびに「アル(低級)
アルキル基」における「低級アルキル部分」の適当な例
としては、炭素原子1ないし6個を有する直鎖状または
分枝鎖状のもの、例えば、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、se
c−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、t−ペンチ
ル基、ヘキシル基などが挙げられる。
【0006】「適当な置換基を有していてもよいアル
(低級)アルキル基」における「置換基」の適当な例と
しては、ハロゲン原子(例えば、塩素、臭素、フッ素お
よびヨウ素)、低級アルコキシ基(例えば、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブ
トキシ基、イソブトキシ基、t−ブトキシ基、ペンチル
オキシ基、t−ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基
等)、低級アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル
基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、t
−ペンチル基、ヘキシル基等)などが挙げられる。「ア
ル(低級)アルキル基」における「アリール部分」の適
当な例としては、フェニル基、ナフチル基などが挙げら
れる。
【0007】「適当な置換基を有していてもよい低級ア
ルキル基」における「置換基」の適当な例としては、ジ
(低級)アルキルアミノ基(例えば、ジメチルアミノ、
ジエチルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ジプロピルア
ミノ、ジブチルアミノ、ジ(t−ブチル)アミノ、ジペ
ンチルアミノ、ジヘキシルアミノ等)、適当な置換基を
有していてもよい複素環基、ハロゲン原子などが挙げら
れる。
【0008】「複素環基」の適当な例としては、窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子を
少なくとも1個有するものであり、飽和または不飽和、
単環式または多環式複素環基が挙げられ、好ましい複素
環基としては、窒素原子1ないし4個含む3ないし6員
の不飽和複素単環基、例えば、ピロリル基、ピロリニル
基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、ピリ
ミジニル基、ピラジニル基、ピリダジニル基、トリアゾ
リル基(例えば、4H−1,2,4−トリアゾリル基、
1H−1,2,3−トリアゾリル基、2H−1,2,3
−トリアゾリル基等)、テトラゾリル基(例えば、1H
−テトラゾリル基、2H−テトラゾリル基等)など、窒
素原子1ないし4個を含む3ないし6員の飽和複素単環
基(例えば、ピロリジニル基、イミダゾリジニル基、ピ
ペリジノ基、ピペラジニル基等)、窒素原子1ないし5
個を含む不飽和縮合複素環基、例えば、インドリル基、
イソインドリル基、インドリジニル基、ベンズイミダゾ
リル基、キノリル基、イソキノリル基、キノキサリニル
基、ナフチリジニル基、フタラジニル基、インダゾリル
基、ベンゾトリアゾリル基、テトラゾロピリダジニル基
(例えば、テトラゾロ[1,5−b]ピリダジニル基
等)など、酸素原子1ないし2個および窒素原子1ない
し3個を含む3ないし6員の不飽和複素単環基、例え
ば、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、オキサジア
ゾリル基(例えば、1,2,4−オキサジアゾリル基、
1,3,4−オキサジアゾリル基、1,2,5−オキサ
ジアゾリル基等)など、酸素原子1ないし2個および窒
素原子1ないし3個を含む3ないし6員の飽和複素単環
基(例えば、モルホリニル基等)、酸素原子1ないし2
個および窒素原子1ないし3個を有する不飽和縮合複素
環基(例えば、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾオキサジ
アゾリル基等)、硫黄原子1ないし2個および窒素原子
1ないし3個を含む3ないし6員の不飽和複素単環基、
例えば、チアゾリル基、チアジアゾリル基(例えば、
1,2,4−チアジアゾリル基、1,3,4−チアジア
ゾリル基、1,2,5−チアジアゾリル基等)など、硫
黄原子1ないし2個または窒素原子1ないし3個を含む
3ないし6員の飽和複素単環基(例えば、チアゾリジニ
ル基等)、硫黄原子1ないし2個および窒素原子1ない
し3個を含む不飽和縮合複素環基(例えば、ベンゾチア
ゾリル基、ベンゾチアジアゾリル基等)などの含窒素複
素環基などが挙げられ、前記複素環基はハロゲン原子
(例えば、塩素、臭素、フッ素およびヨウ素)、低級ア
ルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ
基、t−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、t−ペンチル
オキシ基、ヘキシルオキシ基等)、低級アルキル基(例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−
ブチル基、ペンチル基、t−ペンチル基、ヘキシル基
等)などの適当な置換基を有していてもよい。
【0009】「ハロゲン原子」の適当な例としては、塩
素、臭素、フッ素およびヨウ素が挙げられる。「低級ア
ルキレン基」の適当な例としては、メチレン基、エチレ
ン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチ
レン基、ヘキサメチレン基などが挙げられる。
【0010】化合物(I)の好ましい例は以下の通りで
ある。Rは1ないし3個(より好ましくは1ないし2
個)の置換基を有していてもよいアル(低級)アルキル
基(より好ましくはアル(C−C)アルキル基)で
あり、そのアリール部分はフェニル基およびナフチル基
からなる群より選ばれ、置換基はハロゲン原子、低級ア
ルコキシ基(より好ましくはC−Cアルコキシ基)
および低級アルキル基(より好ましくはC−Cアル
キル基)からなる群より選ばれる。Rは水素原子;ジ
(低級)アルキルアミノ基(より好ましくはジ(C
)アルキルアミノ基)、ハロゲン原子および複素環
基(より好ましくはピリジル基、モルホリニル基、チア
ゾリル基、キノリル基またはキノキサリニル基)からな
る群より選ばれる置換基を1ないし3個(より好ましく
は1ないし2個)有していてもよい低級アルキル基(よ
り好ましくはC−Cアルキル基)であり、前記複素
環基はハロゲン原子、低級アルコキシ基(より好ましく
はC−Cアルコキシ基)および低級アルキル基(よ
り好ましくはC−Cアルキル基)からなる群より選
ばれる置換基を1ないし3個(より好ましくは1ないし
ン基(より好ましくはC−Cアルキレン基)、Xは
ハロゲン原子を意味する。]で表わされる基である。n
は0、1または2である。
【0011】この発明の化合物(I)またはその医薬と
して許容される塩は肝炎および膵炎に対する抑制作用を
有し、肝炎および膵炎の予防・治療剤の有効成分として
有用である。この発明の肝炎および膵炎の予防・治療剤
は、肝炎おび膵炎の予防および治療に有効である。
【0012】さらに、化合物(I)またはその医薬とし
て許容される塩は抗PAF作用を有し、ショック(例え
ば、エンドトキシンショック、アナフィラキシーショッ
ク、麻酔ショック、心原性ショック、傷害性ショック、
出血性ショック、成人性呼吸促迫症候群等)、アレルギ
ー症状(例えば、(気管支)喘息、アトピー性皮膚炎、
じん麻疹、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、実
験的アレルギー性脳脊髄炎等)、血栓性疾患(例えば、
血栓症、DIC(汎発性血管内血液凝固症候群)、虚血
性疾患(例えば、虚血性心疾患、虚血性脳疾患等)、
(特発性)血小板減少性紫斑病、心筋梗塞、狭心症
等)、自己免疫疾患(例えば、リウマチ等)、膠原病
(例えば、慢性関節リウマチ、SLE(全身性エリテマ
トーデス)、びらん性関節炎、皮膚筋炎、多発性筋炎、
リウマチ熱、結節性多発動脈炎、強皮症等)、炎症(例
えば、(糸球体)腎炎、腹膜炎、乾鮮等)、感染症(例
えば、敗血症、腹腔内膿症、胆道感染症等)、潰瘍(例
えば、消化器潰瘍(胃潰瘍)、潰瘍性大腸炎等)、動脈
硬化、悪液質、浮腫(例えば、肺水腫等)、肝硬変、腸
閉塞、腎症、臓器移植時の拒絶反応、DIC(汎発性血
管内血液凝固症候群)またはショック等の高度の進行に
よって起こるいろいろな臓器不全(例えば、肺不全、腎
不全、肝不全、消化管出血等)等の予防および治療さら
に避妊(例えば排卵抑制、着床阻害等)にも有効であ
る。
【0013】これらの有効成分である化合物(I)また
はその医薬として許容される塩はそれ自体をそのまま投
与することもできるが、一般には、医薬として許容され
る種々の製剤組成物として投与される。製剤組成物の剤
形の例としては、例えば溶液、乳濁液、懸濁液、カプセ
ル剤、顆粒剤、散剤、錠剤、シロップ剤等の経口剤、軟
膏剤、点眼剤、点鼻剤等の外用もしくは局所投与剤、注
射剤、坐剤等が挙げられる。これらの製剤組成物は例え
ば蔗糖、でんぷん、マンニット、ソルビット、乳糖、ぶ
どう糖、セルロース、タルク、燐酸カルシウム、炭酸カ
ルシウム等の賦形剤、セルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、ポリプロピルピロリド
ン、ゼラチン、アラビヤゴム、ポリエチレングリコー
ル、蔗糖、でんぷん等の結合剤、例えばでんぷん、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルでんぷ
ん、炭酸水素ナトリウム、燐酸カルシウム、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム、クエン酸カルシウム等の
崩壊剤、例えばステアリン酸マグネシウム、タルク、ラ
ウリル硫酸ナトリウム等の滑沢剤、例えばクエン酸、メ
ントール、グリシン、ソルビトール、オレンジ末等の矯
味剤、例えば安息香酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウ
ム、メチルパラベン、プロピルパラベン等の保存剤、例
えばクエン酸、クエン酸ナトリウム、エデト酸ナトリウ
ム、酢酸等の安定剤、例えばメチルセルロース、ポリビ
ニルピロリドン、ステアリン酸アルミニウム等の懸濁
剤、例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース等の分
散剤、例えば水等の溶剤、例えば塩酸等の溶解剤、例え
ばモノステアリン酸ナトリウム等の乳化剤、例えばレモ
ンエッセンスプレミヤ等の着香剤、例えば塩化ベンザル
コニウム等の防腐剤、例えばカカオ脂、ポリエチレング
リコール、マイクロクリスタリンワックス、サラシミツ
ロウ、流動パラフィン、白色ワセリン等の基剤等を用い
て、常法により製剤化される。
【0014】この発明の製剤組成物の投与量は患者の年
令、体重、症状、投与法などにより異なるが、通常、そ
の有効成分である化合物(I)またはその医薬として許
容される塩を1回当り1〜300mgの範囲内で、好ま
しくは5〜100mgの範囲内で、経口投与または非経
口投与される。
【0015】次に、この発明の化合物(I)またはその
医薬として許容される塩が肝炎および膵炎に対して優れ
た抑制作用を示すことを試験例により説明する。 試験化合物 (1S,6S)−1−フェニルメチル−10−(3−ピ
リジルメチル)−11−オキソ−7−チア−10−アザ
スピロ[5.6]ドデカン7,7−ジオキシド(以下、
試験化合物と略称)
【0016】CDE膵炎に対する作用 この研究には、3週令の雌性ICRマウスを使用した。
これらのマウスは入手後実験当日まで普通飼料で飼育し
た。膵炎惹起の為に、コリン欠乏、エチオニン0.5%
添加飼料(CDE食)を2日間与え、その後普通飼料に
切り換え3日間飼育した。マウスはCDE食を与える前
に群分けした。試験化合物は実験の開始から4日間−日
に2回腹腔内投与した−死亡率は、実験開始後7日まで
の死亡例数により求めた。
【0017】ガラクトサミンによって誘発された急性肝
炎に対する作用 この研究には7週令の雄性ウイスターラットを使用し
た。これらのラットに400mg/kgのD−ガラクト
サミンを腹腔内注射した。24時間後採血し、肝細胞壊
死の示標として、血清グルタミン酸ピルビン酸トランス
アミナーゼ(GPT)と血清グルタミン酸オキサル酢
酸トランスアミナーゼ(GOT)を生化学的分析機器
によって測定した。試験化合物をD−ガラクトサミン投
与の3時間前と3時間後に経口投与した。
【0018】試験例3:急性毒性 試験化合物(1000mg)(5%メチルセルロースに
懸濁)をラット(雄、雌)それぞれ5匹ずつに1日1
回、週7日、2週間経口投与したが途中死亡例は認めら
れなかった。
【0019】以下に本発明を実施例により説明する。
【0020】実施例1 下記処方中の成分を常法に従って混合して点滴用注射剤
を得る。 注射剤(点滴用製剤)の処方内容
【0021】実施例2 下記処方中の成分を常法に従って混合し、圧縮して錠剤
を得る。 錠剤の処方内容
【0022】実施例3 下記処方中の成分を常法に従って混合し、軟膏剤を得
る。 軟膏剤の処方内容
【0023】実施例4 下記処方中の成分を常法に従って混合し、シロップ剤を
得る。 シロップ剤の処方内容
【0024】実施例5 下記処方中の成分を常法に従って混合し、点鼻剤および
点眼剤を得る。 点鼻剤および点眼剤の処方内容 試験化合物の代わりに(1S,6S)−1−フェニルメ
チル−10−(3−ピリジルメチル)−11−オキソ−
7−チア−10−アザスピロ[5.6]ドデカン7,7
−ジオキシド塩酸塩を用いて、実施例1〜5と同様の製
剤を得る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 [式中、Rは適当な置換基を有していてもよいアル
    (低級)アルキル基、Rは水素原子、適当な置換基を
    有していてもよい低級アルキル基または式 で表わされる基、nは0、1または2、Yは−CH
    CH−または 塩を有効成分として含有することを特徴とする肝炎また
    は膵炎の予防・治療剤。
  2. 【請求項2】 Rは1ないし3個の置換基を有してい
    てもよいアル(低級)アルキル基であり、そのアリール
    部分はフェニル基およびナフチル基からなる群より選ば
    れ、置換基はハロゲン原子、低級アルコキシ基および低
    級アルキル基からなる群より選ばれる、Rは水素原
    子;ジ(低級)アルキルアミノ基、ハロゲン原子および
    複素環基からなる群より選ばれる置換基を1ないし3個
    有していてもよい低級アルキル基であり、前記複素環基
    はハロゲン原子、低級アルコキシ基および低級アルキル
    基からなる群より選ばれる置換基を1ないし3個有して
    ゲン原子を意味する)で表わされる基である請求項1に
    記載の肝炎または膵炎の予防・治療剤。
  3. 【請求項3】 Rは水素原子;ジ(低級)アルキルア
    ミノ基、ハロゲン原子および複素環基から選ばれる置換
    基を1ないし3個有していてもよい低級アルキル基であ
    り、前記複素環基はピリジル基、モルホリニル基、チア
    ゾリル基、キノリル基およびキノキサリニル基からなる
    群より選ばれ、この複素環基はハロゲン原子、低級アル
    コキシ基および低級アルキル基からなる群より選ばれる
    置換基 級アルキレン基、Xはハロゲン原子を意味する)で表わ
    される基である請求項2に記載の肝炎または膵炎の予防
    ・治療剤。
  4. 【請求項4】 (1S,6S)−1−フェニルメチル−
    10−(3−ピリジルメチル)−11−オキソ−7−チ
    ア−10−アザスピロ[5.6]ドデカン7,7−ジオ
    キシドまたはその塩酸塩である請求項3に記載の肝炎ま
    たは膵炎の予防・治療剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7612099B2 (en) 2005-12-01 2009-11-03 Hoffmann-La Roche Inc. Vinylogous acid derivatives
US7705034B2 (en) 2006-10-13 2010-04-27 Hoffmann-La Roche Inc. Vinylogous acid derivatives
US9561231B2 (en) 2012-06-12 2017-02-07 Abbvie Inc. Pyridinone and pyridazinone derivatives

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