JPS63139172A - 4,5−ジヒドロ−6−(6−置換−2−ナフチル)−3(2h)−ピリダジノン誘導体 - Google Patents

4,5−ジヒドロ−6−(6−置換−2−ナフチル)−3(2h)−ピリダジノン誘導体

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JPS63139172A
JPS63139172A JP28803086A JP28803086A JPS63139172A JP S63139172 A JPS63139172 A JP S63139172A JP 28803086 A JP28803086 A JP 28803086A JP 28803086 A JP28803086 A JP 28803086A JP S63139172 A JPS63139172 A JP S63139172A
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JP
Japan
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hydrogen atom
dihydro
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Application number
JP28803086A
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English (en)
Inventor
Zenji Tsukamoto
塚本 善次
Koji Kosegi
小瀬木 幸司
Hiroyuki Takehara
竹原 広幸
Yasuhiro Ishizuka
石塚 泰博
Yoshio Asaumi
浅海 芳夫
Hideya Yaginuma
柳沼 英哉
Makoto Sato
誠 佐藤
Toshihiro Yamada
山田 敏廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORISHITA SEIYAKU KK
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
MORISHITA SEIYAKU KK
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗血栓薬として有用な新規4.5−ジヒドロ
−6−(6−置換−2−ナフチル)−3(2H)−ピリ
ダジノン誘導体に関する。
〔従来の技術〕
特開昭50−93984には2本発明化合物と構造類似
の置換アリール−4,5−ジヒドロ−3(2H)−ピリ
ダジノンが開示されている。しかし1本発明化合物ない
しその抗血栓作用について何ら示唆するところはない。
〔本発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、抗血栓薬として薬効、安全性ともに優
れた新規化合物を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の4,5−ジヒドロ−6−(6−置換−2−ナフ
チル)−3(2H)−ピリダジノン誘導体は、一般式〔
I〕 〔式中 R1は水素原子、低級アルキル基、又はフェニ
ル基を示す。R2は水素原子、炭素数1から18のアル
キル基1式−(CH2) mR’  (mは1から3の
整数を示し R3はカルボキシル基。
エトキシカルボニル基、ハロゲン原子、2位が置換され
ていることもあるフェニル基若しくはフェノキン基、又
は4位が置換されていることもあるフェニルチオ基を示
す。)で表わされるアルキル(式中、nは1から3の整
数を示し、R4とR5は同−又は相異って水素原子、炭
素数1から6のアルキル基、エトキシカルボニルメチル
基、2位又は4位が置換されていることもあるフェニル
基。
2位が置換されていることもあるベンジル基、2−ヒド
ロキシエチル基、又はピリジル基を示す。
)で表わされるアミノカルボニルアルキル基を示す。〕
で表わされる。
一般式[1〕において、具体的には、R′は水素原子、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基又はフェニ
ル基が例示できる。また、R2は水素原子、メチル基、
エチル基、プロピル基、1−メチルプロピル基、2−メ
チルプロピル基、ペンチル基、ヘキシル基、オククデシ
ル基、3−クロルプロピルL  3−ブロムプロピルL
  2−クロルベンジルL2−(2−エトキンカルボニ
ルフェニル)エチル基、3−フタルイミドプロピル基、
3−(2−オキソベンツキサゾリン−1−イル)フロビ
ル基、3−(4−メチルフェニルチオ)プロピル基、エ
トキシカルボニルメチル基。
3−エトキンカルボニルプロピル基、3−カルボキシプ
ロピル基、N−(2,2−ジメチルエチル)アミノカル
ボニルメチル基、N、N−ジヘキシルアミノ力ルポニル
メチル基、N−エトシキ力ルポニルメチルアミノ力ルポ
ニルメチル基、N−シクロへキシル−N−メチルアミノ
カルボニルメチル基、N、N−ジシクロへキシルアミノ
カルボニルメチル基、N−フェニル−N−エチルアミノ
カルボニルメチル基、N、N−ジベンジルアミノカルボ
ニルメチル基、N−(2−エトキンカルボニルフェニル
)アミノカルボニルメチル基、N−(4−エトキシカル
ボニルフェニル)アミノカルボニルメチル基、3−(N
−シクロへキシル−N−メチルアミノカルボニル)プロ
ピル基、3−(N、 N−’;’シクロへキシルアミノ
カルボニル)プロピルL l [:N−(2−ヒドロキ
シエチル)−N−シクロへキシルアミノカルボニルメチ
ル基/14.3− (N−フェニル−N−エチルアミノ
カルボニル)プロピル基、3− [:N−(2−ヒドロ
キシエチル)−N−フェニルアミノ力ルポニル〕プロピ
ル基、又は3− [:N−(2−ピリジル)アミノコプ
ロピル基を例示できる。
本発明化合物〔I〕即ち以下に示す[Ia〜C]は、以
下に示す反応式−1〜3の方法により容易に製造できる
〔反応式−1〕 く式中 R1は前記と同じ意義を示し R2は水素原子
、メチル基を示す。) 化合物(Ia)は、r−オキソナフチル酪酸誘導体〔■
〕 〔モノジットゴーサル、ジャーナルオブ オーガニ
ック ケミストリー、25巻、1856 (1960)
)とヒドラジンヒトラードを用いて環化させることによ
って得られる。ヒドラジンヒトラードとの閉環反応には
、メタノール。
エタノール、フロパノール等の低級アルコール類。
ジオキサン、テトラヒドロフラン等の脂環式エーテル類
、N、N−ジメチルホルムアミド、 N、 N−ジメチ
ルアセタミド等のN、N−ジアルキルアミド類、又は水
等の不活性溶媒が使用される。反応温度は、60〜20
0℃、好ましくは80〜120℃の温度において行われ
る。化合物〔■〕とヒドラジンヒトラードの混合割合は
1通常、化合物〔■〕1モルに対して1〜5モルのヒド
ラジンヒトラードを使用することができ、好ましくは1
〜1,2モルを使用するのが有利である。
〔反応式−2〕 〔式中 R1は水素原子、又は低級アルキル基を示す。
R2は、前記一般式〔工〕のR2(水素原子を除く)と
同意義を示す。Xは、塩素、臭素。
又はヨウ素を示す。〕 前記反応式−2で示されるようにナフチルピリダジノン
誘導体(Ib)は、化合物[Ia)と種々のハロゲン化
アルキル誘導体を常法により脱ハロゲン化反応に付して
得ることができる。この脱ハロゲン化水素反応は、塩基
性化合物を脱ハロゲン化水素剤として用いて行われる。
例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリ
ウム。
炭酸す) IJウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩
基、トリエチルアミン、ピリジン、ジメチルアニリン、
1,8−ジアザビシクロ[:5.4.0:]−7−ウン
デセン(DBU>などの有機塩基があげられる。本反応
に用いられる溶媒としては9例えばメタノール、エタノ
ール、プロパツール、ブタノール等のアルコール類、テ
トラヒドロフラン。
ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル等の
エーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルフオ
キシド等の非プロトン性溶媒などがあげられる。反応温
度は5通常室温〜200℃、好ましくは50〜150℃
で行われ。
反応時間は1時間〜30時間であるが、好ましくは1〜
15時間である。化合物〔丁a〕とハロゲン化アルキル
の使用割合は、とくに限定されず広い範囲内で選択され
るが1通常は前者に対して後者を等モル−5倍モル使用
され、好適には等モル−2倍モル使用するのが有利であ
る。
〔反応式−3〕 (式中、R’ 、R’ 、R’およびnは前記一般式C
IIの場合と同じ意義を示す。〕 また1本化合物〔Ic〕で示される化合物は反応式−3
に示す方法で得ることができる。すなわち、化合物(I
b)と種々のアミン誘導体とを通常のアミド縮合反応に
付して得ることができる。
アミド縮合反応として1例えば(Δ)活性エステル化法
、すなわちカルボン酸[Ib)を、P−ニトロフェニル
エステル、N−ヒドロキシコハク酸イミドエステル、■
−ヒドロキンベンゾトリアゾ−ルエステル等の活性エス
テルとし、これにアミンを反応させる方法、(B)カル
ボジイミド法。
カルボン酸〔Ib〕にジシクロへキシルカルボジイミド
、カルボニルジイミダゾール等の脱水素剤の存在下に脱
水縮合させる方法、(C)混合酸無水物法、すなわちカ
ルボン酸[:Ib〕にアルキルハロカルボン酸を反応さ
せて混合酸無水物とし。
これにアミンを反応させる方法、(D)その他の方法と
して、カルボン酸〔Ib〕を無水酢酸等の脱水剤により
カルボン酸無水物とし、これにアミンを反応させる方法
、カルボン酸〔Ib〕と低級アルコールとのエステルに
アミンを反応させる方法、カルボン酸〔Ib〕の酸ハロ
ゲン化物すなわちカルボン酸ハライドとしアミンを反応
する方法等を挙げることができる。これらのうちで好ま
しくは、混合酸無水物法を使用するのが有利である。
混合酸無水物法において使用されるアルキルハロカルボ
ン酸としては、クロルギ酸メチル、クロルギ酸エチル、
プロムギ酸メチル、プロムギ酸エチル、クロルギ酸イソ
ブチル等があげられる。混合酸無水物は通常のショツテ
ン・バーマン反応により得られ、これを単離することな
くアミンと反応させることにより目的とする化合物〔I
C〕を得ることができる。ショツテン・バーマン反応は
通常塩基性化合物存在下に行われ、用いられる塩基性物
質としては1例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム
、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム。
炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基、
トリエチルアミン、ピリジン、N、N−ジメチルアニリ
ン、DBUなどの有機塩基があげられる。反応温度は1
通常−20〜100℃、好ましくは0〜室温下において
行われ1反応時間は5分〜10時間であるが、好ましく
は5分〜2時間である。得られた混合酸無水物とアミン
の反応は。
−20〜100℃、好ましくは10〜50℃の温度で行
われ2反応時間は5分〜10時間、好ましくは5分〜5
時間の条件下に行われる。また2水反応は一般に溶媒中
で行われ、使用される溶媒としては、塩化メチレン、ク
ロロホルム、ジクロルエクン等のハロゲン化炭化水素類
、ベンセン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコー
ルジメチルエーテル等のエーテル類、酢酸メチル。
酢酸エチル等のエステル類、N、N−ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルフオキシド、ヘキサメチルリン酸ト
リアミド等の非プロトン性の溶媒などがあげられる。カ
ルボン酸〔Ib〕、アルキルハロカルボン酸及びアミン
の使用割合は2通常等モルずつ使用されるが、カルボン
酸に対してアルキルハロカルボン酸及びアミンを1〜1
.5倍モル使用するのが有利である。
本発明化合物〔I〕を医薬として使用する場合。
経口的にも非経口的にも投与することができる。
化合物〔I〕の投与量は患者の年齢1体重、状態或いは
疾患の程度などにより異なるが2通常1日当りの投与量
は5〜200mg、好ましくは10〜500mgである
更に2本発明化合物〔I〕は1通常の経口、又は非経口
投与に適した賦形剤との混合物の形で用いることもてき
る。このような賦形剤としては。
例えばデキストロース、シヨ糖、ラクトース、グルコー
ス、塩化ナトリウム、ゼラチン、デンプン。
ステアリン酸マグネシウム、クルク、植物油などをあげ
ることができる。又、剤型として錠剤、顆粒剤、糖衣錠
、カプセル剤、丸剤等の固形剤であってもよい。これら
の製剤は殺菌し、及び/又は安定化剤、湿潤化剤、乳化
剤等の補助剤を含むものであってもよい。
次に本発明を実施例をあげて説明する。
〔実施例1〕 4.5−ジヒドロ−6−(6−メドキシー2−ナフチル
)−3(2H)−ピリダジノン4−(6−メドキシー2
−ナフチル)−4−オキソ酪酸4.7gとヒドラジンヒ
トラード1.2gをエタノール5Qmlに加え、攪拌下
6時間加熱還流した。冷機、析出した結晶を濾取し、ジ
オキサンより再結晶して融点223−234℃を示す無
色針状晶4.2g(収率82.7%)を得た。
元素分析  C+ s H14N 202として理論値
(%) :  C,?0.87 ; If、 5.51
 ; N、 11.02実測値(%) :  C,70
,77、H,5,23; N、 10.91゜■Rシ:
″:巳”  c m−’ :  1700 (C=O)
NMR(DMSO−d6 )δ:2.53(2H。
t、J=8Hz 、C4−H)、3.09 (2H,t
J=8H,、C3−H)、3.93 (3H,s、。
CH3) 、 7.18〜7.44 (2H,m、 A
r−H)、7.80〜8.10 (3)(、m、Δr−
H)、8゜18 (IH,S、Δr−H)、10.81
 (IH。
S、NH)、Mass (m/z):254 (M+)
実施例1に従い、実施例2〜6の化合物を得た。
得られた化合物及びその分析データを一括して第1表に
記載する。
〔実施例7〕 4.5.−ジヒドロ−6−(6−(3−クロルプロポキ
シ)−2−ナフチル)−3(2H)−ピリダジノン 4.5−ジヒドロ−6−(6−ヒドロキシ−2−ナフチ
ル)−3(2H)−ピリダジノン24g。
1−ブロム−3−クロルプロパン17.3g、水酸化カ
リウム6.7gを水80m1とイソプロパノール320
m1中に加え、攪拌下4時間加熱還流した。反応液を水
中に注ぎ析出した結晶を濾取し、水洗後、ジオキサンか
ら再結晶して融点195〜196℃を示す無色針状晶1
4g(収率44゜2%)を得た。
元素分析  C+7H+7CI N202として理論値
(%) : C,64,45; H,5,37; N、
 8.85゜実測値(%) : C,64,59; H
,5,51; N、 8.64゜I Rv :::4”
  c m−’ : 1689 (C=O)NMR(D
MSO−d6)δ:2.26(2H。
q、J=6H,、CH2CH2CH2)、2.51(2
H,t、、J=8Hz 、C4−H)、3.04 (2
H,t、J=8Hz 、C3−H)、3.82 (2H
: t、J=6)(2、CH2C1)、4.20 (2
H,t、 J=6Hz 、 0CH2’ ) 、 7.
06−7.36 (2H,m、 Ar−H) 、 7.
68−8.14 (4H,m、Ar−H)、10.88
 (IH,S、NH)。
Mass (m/z);316 (M+)。
〔実施例8〕 4、゛5−ジヒドロ−6−(6−(3−エトキシカルボ
ニルプロポキシ)−2−ナフチル]−3(2H)−ピリ
ダジノン 4.5−ジヒドロ−6−(6−ヒドロキシ−2−ナフチ
ル)−3(2H)−ピリダジノン24g。
4−ブロム酪酸エチル19.5 g 、および炭酸カリ
ウム16.5 gをジメチルホルムアミド150m1と
アセトニトリル250m1の混液に加え、攪拌下3時間
加熱した。冷却後不溶物を濾別し、溶媒を留去して得ら
れた結晶をエタノールから再結晶して融点150−15
1℃の無色針状晶22g(収率62.1%)を得た。
元素分析  C20822N204 として理論値(%
) : C,6’1.8[) ; )I、 6.21 
; N、 7.91゜実測値(%’) : C,67,
70; H,6,09、N、 7,76゜1Rv ::
;、:01c m−’: 1720 (C=O)、 1
660 (C=O)NNR(DMSO−d6)δ:1.
20(3H。
t、J=7H,、CH2CH3)、2.09 (2H。
q、 J=7Hz 、 CH2C82CH2) 、 2
.52(4H,m、C<−H,CH2C○)、3.08
(2H,t、J=8H2、C3−H)、4.10  (
4H,m、0CH2、○CH2CH3)、7.10−7
.40  (2H,m、  Ar−H)  、  7.
74−8.24(4H,m、Ar−H)、10.95 
 (LH,S。
NH)。
Mass  (m/z):354  (M”  )。
実施例7に従い、実施例9〜18の化合物を合成した。
得られた化合物及びその分析データを一括して第2表に
記載する。
〔実施例19〕 4.5−ジヒドロ−6−(6−(N−シクロへキシル−
N−メチルカルバモイルメトキシ)−2−ナフチル〕−
3(2H)−ピリダジノン4.5−ジヒドロ−6−(6
−ヒドロキシ−2−ナフチル)−3(2H)−ピリダジ
ノン2.4 g 。
N−シクロへキシル−N−メチル−2−クロルアセトア
ミド1.9g及び炭酸カリウム1.6gをアセトニトリ
ル5Qml、ジメチルホルムアミド30m1の混液に加
え、100℃、2時間加熱した。
冷却後不溶物を濾別し、溶媒を留去して得られた結晶を
エタノールから再結晶して融点209〜211℃の無色
針状晶2.9g(収率738%)を得た。
元素分析  C23H27N 303 として理論値(
%) : C,70,23; H,6,87; N、 
10.69実測値(%) : C,70,35; H,
6,95; N、 10.511Rv:xシ01cm−
1°1695 (C=O)、 1650 (C判)NM
R; (DMSO−d6’)δ:1.0〜19(10H
,m、(CH,)=、)、2.52 (2H,t。
J=8H2,C4−H)、2.83 (3H,a、J−
14H2、NCH3)、3.08 (2H,t、J=8
Hz 、 Cs  H) 、3.4〜4.5 (IH,
br。
CH−N>、4.94 (2H,d、J=4H,。
C)(2) 、 7.14 7.36 (2H,m、Δ
r−H) 、 7.68−8.22 (4H,m、 A
r−H) 、  10.94 (IH,S、NH)。
Mass (m/z):393 (M” )。
実施例19に従い、実施例20〜29の化合物を合成し
た。得られた化合物及びその分析データを一括して第3
表に記載する。
〔実施例30〕 4,5−ジヒドロ−6−[:6−3−カルボキシプロポ
キシ)−2−ナフチル:] −3(2H)−ピリダジノ
ン 4.5−ジヒドロ−6−C6−(3−エトキシカルボニ
ルプロポキシ)−2−ナフチル〕−3(2H)−ピリダ
ジノン22gを水100m1.エタノール100m1に
水酸化ナトリウム3gを溶解した液に加え、4時間加熱
還流、冷機、濃塩酸pH3とし析出晶を濾取し、ジメチ
ルホルムアミド−エタノールから再結晶して融点228
〜232℃の無色板状晶15g(収率46%)を得た。
元素分析  C+ e H+ a N 204として理
論値く%) : c、 66.26 ; l(、5,5
2; N、 8.59゜実測値(%) : C,66,
35、H,5,71、N、 8.36゜I Rv:、:
:”  c m−’: 1705 (C=O)、 16
60 (C=O)NMR(DMSO−d6 )δ:2.
0?(2H。
q 、 J= 7 Hz 、 CH2C其2 CH2)
、 2.50(4H,m、 C4H,CH2CO) 、
 3.07 (2H,t、 J=8Hz 、 C5−H
) 、 4.09 (2H,t、J=7H2、○CH2
>  、7.08〜7.40  (2H,m、  Ar
−H)  、  7.72−8.22  (4H,m、
Ar−H)、10.85  (IH,S、NH)、12
.74  (IH,br、C00H)。
Mass  (m/z):326  (M”  >。
〔実施例31〕 4.5−ジヒドロ−6−[6−(3−N−シクロへキシ
ル−N−メチルカルバモイルブトキシ)−2−ナフチル
)−3(2H)−ピリダジノン4.5−ジヒドロ−6−
[:6− (3−カルボキシプロポキシ)−2−ナフチ
ル)−3(2H)−ピリダジノン3.2gとDBUL7
gをクロロホルム53m1に加え、室温攪拌下にクロル
ギ酸イソブチル1.4 m lを滴下、1時間攪拌後、
N−シクロへキシル−N−メチルアミン1.4gを室温
Ji拌押下滴下、さらに3時間攪拌をつづける。反応液
をIN水酸化ナトリウム溶液、希塩酸、水で順次洗浄し
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去して得た結晶
をエタノールから再結晶して融点159〜160℃の無
色粉末1.8g(収率42.8%)を得た。
元素分析  C25H3+N303として理論値(%)
 : C,71,26; H,7,36; N、 9.
86゜実測値(%) : C,71,43; H,7,
51; N、 9.77゜I Rv==01c rn−
’ 1700 (C=O)、 1625 ((1:=0
)NMR(DMSO−d6)δ: 0.80〜1.90
(10H,m、   (C1H2)s  、  2.0
 6  (2H,Q  。
J=7H2、CH2C82CH2) 、 2.30〜2
゜70 (4H,m、 C4H,CH2Co) 、2.
76.3H,d、J=8H,、CH3N)、3.07(
2H,t、J=7H2,C5−H)、3.40〜4.5
0(IH,br、  C)(−N) 、 4.15 (
2H,t、J=7H2,NCH2)、7.10−7.4
0 (2I(、m、Δr−H) 、 7.70−8.3
0 (4H,m、Δr−H)、10.90 (IH,S
、NH)。
Mass  (m/z)  +421  (M”  )
実施例31に従い、実施例32〜36の化合物を合成し
た。得られた化合物及びその分析データを一括して第4
表に記載する。
第4表 製剤例1 有効物質           50mg乳糖    
         200mg結晶セルロース    
    40mgステアリン酸マグネシウム    5
mg上記上記物を常法に従って混合し、打錠することに
より1銑中主薬50mgを含有する錠剤を作製する。
製剤例2 有効物質           50mg乳糖    
         90mgとうもろこし澱粉    
   60mgタルク            30m
gステアリン酸マグネシウム   10mg上記混合物
を常法に従って造粒し、顆粒剤とする。
製剤例3 有効物質           10mg溶解補助剤(
所望により使用)   適量塩化ナトリウム(所望によ
り使用) 適量注射用蒸留水           1
m1弱計1ml 上記成分を常法に従って混合し、アンプル充填後、滅菌
することにより注射用アンプルを作製す薬理実験 〔I〕血小板凝集抑制作用: 本発明化合物の血小板凝集抑制作用をボーンの方法CG
、V、R,Born、Nature  927−929
頁(1962年)〕により測定した。
すなわち、クエン酸加ウサギ血液を採取し、遠心分離操
作により血小板濃度の高い血漿(PPP)および血小板
濃度の低い血漿(PPP)を得た。
ついで、ジメチルスルホオキシドに溶解した被検化合物
1.5μmをPRP270μmに加え37℃で1分間イ
ンキュベーションした後、コラーゲン又はADPを加え
凝集を惹起した。血小板凝集はNKKヘマトレーザーで
測定し、被検化合物の50%抑制濃度(ICso、μM
)は濃度抑制率曲線から求めた。
なお、対照薬としてアスピリンを用いた。代表例の結果
を第5表に示す。
第5表 =28− 〔2〕急性毒性試験 被検薬を0.5%カルボキシメチルセルロース溶液に懸
濁し1体重20〜25gのDDY系雄性マウス(1群1
0匹)に経口投与して、投与後7日間の累積死亡率から
50%致死量(LDso>を算出した。代表例の結果を
第6表に示す。対照薬として用いたアスピリンの結果に
ついても併記する。
第6表 〔発明の効果〕

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、低級アルキル基、又はフェ
    ニル基を示す。R^2は水素原子、炭素数1から18の
    アルキル基、式−(CH_2)_mR^3(mは1から
    3の整数を示し、R^3はカルボキシル基、エトキシカ
    ルボニル基、ハロゲン原子、2位が置換されていること
    もあるフェニル基、若しくはフェノキシ基、又は4位が
    置換されていることもあるフェニルチオ基を示す。)で
    表わされるアルキル基、又は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1から3の整数を示し、R^4とR^5は
    同一又は相異って水素原子、炭素数1から6のアルキル
    基、エトキシカルボニルメチル基、2位又は4位が置換
    されていることもあるフェニル基、2位が置換されてい
    ることもあるベンジル基、2−ヒドロキシエチル基、又
    はピリジル基を示す。 )で表わされるアミノカルボニルアルキル基を示す。〕
    で表わされる4,5−ジヒドロ−6−(6−置換−2−
    ナフチル)−3(2H)−ピリダジノン誘導体。
  2. (2)一般式〔 I 〕において、R^1が水素原子であ
    り、R^2が炭素数1から6のアルキル基を示す特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)一般式〔 I 〕において、R^1が水素原子であ
    り、R^2が式−(CH_2)_mR^3(mは1から
    3の整数を示し、R^3がカルボキシル基又はエトキシ
    カルボニル基を示す。)で表わされる特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。
  4. (4)一般式〔 I 〕において、R^1が水素原子を示
    し、R^2が式▲数式、化学式、表等があります▼ (nは1から3の整数を示し、R^4とR^5は同一又
    は相異って炭素数1から6のアルキル基、エトキシカル
    ボニル基又はピリジル基を示す。)で表わされる特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。
  5. (5)一般式〔 I 〕において、R^1が水素原子を示
    しR^2が(N−メチル−N−シクロヘキシル)アミノ
    カルボニルメチル基である特許請求の範囲第4項記載の
    化合物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5063227A (en) * 1988-01-23 1991-11-05 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Quinazoline-substituted pyridazinone derivatives having cardiotonic activity
WO2001077076A1 (fr) * 1999-06-02 2001-10-18 Torii Pharmaceutical Co., Ltd. Nouveaux derives de naphtalene
US7605172B2 (en) 2004-08-23 2009-10-20 Wyeth Thiazolo-naphthyl acids
US7754747B2 (en) 2004-08-23 2010-07-13 Wyeth Llc Oxazolo-naphthyl acids

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