JPH0578233A - 薬物含有粒剤 - Google Patents
薬物含有粒剤Info
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- JPH0578233A JPH0578233A JP3361158A JP36115891A JPH0578233A JP H0578233 A JPH0578233 A JP H0578233A JP 3361158 A JP3361158 A JP 3361158A JP 36115891 A JP36115891 A JP 36115891A JP H0578233 A JPH0578233 A JP H0578233A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0019—Injectable compositions; Intramuscular, intravenous, arterial, subcutaneous administration; Compositions to be administered through the skin in an invasive manner
- A61K9/0024—Solid, semi-solid or solidifying implants, which are implanted or injected in body tissue
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L31/00—Materials for other surgical articles, e.g. stents, stent-grafts, shunts, surgical drapes, guide wires, materials for adhesion prevention, occluding devices, surgical gloves, tissue fixation devices
- A61L31/14—Materials characterised by their function or physical properties, e.g. injectable or lubricating compositions, shape-memory materials, surface modified materials
- A61L31/16—Biologically active materials, e.g. therapeutic substances
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M31/00—Devices for introducing or retaining media, e.g. remedies, in cavities of the body
- A61M31/002—Devices for releasing a drug at a continuous and controlled rate for a prolonged period of time
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L2300/00—Biologically active materials used in bandages, wound dressings, absorbent pads or medical devices
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】生物学的に不活性なプラスチック粒子の中に1
種またはそれ以上の薬物が放出可能な形で均一に分散さ
れて存在しており、その粒子の複数個を、連結手段とし
ての糸又は針金を介して連続して連結し、こうして形成
された粒子鎖の末端域において、粒子を連結手段に固定
するための固定手段を備えている薬物含有粒剤。 【効果】上記の粒剤は、一方において各種薬物の組合せ
可能性を提供し、他方においてはその他の吸収性材料用
の担体として各種の組合せの可能性を提供し、これによ
り例えば放射性同位元素の使用による局所限定された治
療が可能となる。
種またはそれ以上の薬物が放出可能な形で均一に分散さ
れて存在しており、その粒子の複数個を、連結手段とし
ての糸又は針金を介して連続して連結し、こうして形成
された粒子鎖の末端域において、粒子を連結手段に固定
するための固定手段を備えている薬物含有粒剤。 【効果】上記の粒剤は、一方において各種薬物の組合せ
可能性を提供し、他方においてはその他の吸収性材料用
の担体として各種の組合せの可能性を提供し、これによ
り例えば放射性同位元素の使用による局所限定された治
療が可能となる。
Description
【0001】本発明は生物学的に不活性なプラスチック
粒子中に、1種またはそれ以上の薬物が放出可能な形で
均一に分散されて存在し、その粒子の複数個が連結手段
としての糸又は針金(金属線)を介して一緒に連結され
ている薬物含有粒剤に関する。
粒子中に、1種またはそれ以上の薬物が放出可能な形で
均一に分散されて存在し、その粒子の複数個が連結手段
としての糸又は針金(金属線)を介して一緒に連結され
ている薬物含有粒剤に関する。
【0002】ビーズ形態の抗生物質含有製剤は西ドイツ
国公開特許出願第2,320,373号公報に記載され
ており、このビーズは糸または針金により一緒に連結さ
れている。この形式の抗生物質含有補助剤は骨手術、特
に外傷後骨髄炎の処置に広く使用されている。このため
には糸または細いワイヤーにより一緒に連結したビーズ
を骨髄炎を発症した腔に入れる。
国公開特許出願第2,320,373号公報に記載され
ており、このビーズは糸または針金により一緒に連結さ
れている。この形式の抗生物質含有補助剤は骨手術、特
に外傷後骨髄炎の処置に広く使用されている。このため
には糸または細いワイヤーにより一緒に連結したビーズ
を骨髄炎を発症した腔に入れる。
【0003】既知の助剤を用いると、粒剤を骨髄腔に挿
入する必要がある場合に、各粒子が相互に堅固に連結し
て抗張力はあるが抗圧縮力に乏しいために問題が生じ
る。数個の粒子だけが必要な場合には、入手できる粒子
のうちから必要な粒子をピンセット等により分離する必
要があり、この操作は比較的時間がかかる操作である。
入する必要がある場合に、各粒子が相互に堅固に連結し
て抗張力はあるが抗圧縮力に乏しいために問題が生じ
る。数個の粒子だけが必要な場合には、入手できる粒子
のうちから必要な粒子をピンセット等により分離する必
要があり、この操作は比較的時間がかかる操作である。
【0004】ビーズ形態は比較的小さい表面積を有する
ので、その表面上だけでしか生じない薬物の放出は比較
的低い。
ので、その表面上だけでしか生じない薬物の放出は比較
的低い。
【0005】支持材料を挿入して保有するため外部に対
して開口した挿入用空間を持ち、この支持体中に抗生物
質が含有されている接骨用補助具の提供が西ドイツ国特
許第2,806,609号明細書に記載されている。こ
の提案によると、特定の方法で形成された接骨用補助具
が必要であり、または既知の接骨用補助具を用いる場合
に、挿入用に利用できる空間を使用前にペースト状の抗
生物質含有ポリメタアクリレートまたはポリアクリレー
トで充填しなければならない。このためには、補助具を
使用する前にポリメタアクリレートまたはポリアクリレ
ートを固化する時間が必要である。この形式の処置で
は、投薬量のコントロールが困難である。
して開口した挿入用空間を持ち、この支持体中に抗生物
質が含有されている接骨用補助具の提供が西ドイツ国特
許第2,806,609号明細書に記載されている。こ
の提案によると、特定の方法で形成された接骨用補助具
が必要であり、または既知の接骨用補助具を用いる場合
に、挿入用に利用できる空間を使用前にペースト状の抗
生物質含有ポリメタアクリレートまたはポリアクリレー
トで充填しなければならない。このためには、補助具を
使用する前にポリメタアクリレートまたはポリアクリレ
ートを固化する時間が必要である。この形式の処置で
は、投薬量のコントロールが困難である。
【0006】さらにまた、この取扱い方法は時間が掛り
過ぎ、特別の成分のために、新しい補助具の使用が著し
く困難になっている。
過ぎ、特別の成分のために、新しい補助具の使用が著し
く困難になっている。
【0007】本発明は西ドイツ国特許第2,320,3
73号明細書にそれ自体記載されているような薬物含有
粒剤のデザインを、たとえば挿入に際して取扱いが容易
であり、そして身体組織、身体腔、傷等からまた容易
に、確実にそして完全に除去でき、これらを傷または骨
髄腔に粒剤を直接使用するために、また粒剤を既知の接
骨用補助具または植込材と組合せて使用するために施用
できるように、改良するという目的を有する。
73号明細書にそれ自体記載されているような薬物含有
粒剤のデザインを、たとえば挿入に際して取扱いが容易
であり、そして身体組織、身体腔、傷等からまた容易
に、確実にそして完全に除去でき、これらを傷または骨
髄腔に粒剤を直接使用するために、また粒剤を既知の接
骨用補助具または植込材と組合せて使用するために施用
できるように、改良するという目的を有する。
【0008】本発明の目的は、請求の範囲に記載された
薬物含有粒剤により達成される。
薬物含有粒剤により達成される。
【0009】本発明は生物学的に不活性なプラスチック
粒子の中に1種またはそれ以上の薬物が放出可能な形で
均一に分散されて存在しており、その粒子の複数個を、
連結手段としての糸又は針金を介して連続して連結し、
こうして形成された粒子鎖の末端域において、粒子を連
結手段に固定するための固定手段を備えていることを特
徴とする薬物含有粒剤を提供するものである。
粒子の中に1種またはそれ以上の薬物が放出可能な形で
均一に分散されて存在しており、その粒子の複数個を、
連結手段としての糸又は針金を介して連続して連結し、
こうして形成された粒子鎖の末端域において、粒子を連
結手段に固定するための固定手段を備えていることを特
徴とする薬物含有粒剤を提供するものである。
【0010】本発明の外科用薬物含有粒剤においては、
各粒子を糸または針金により一緒に連結されている。こ
れは一方で、たとえば傷口においてそれらの位置が相互
におき変わらないような抗圧縮力で挿入することを可能
にし、しかも他方で、特に接続する組織がすでに間隙に
生長している場合に、各粒子がその糸または針金によ
り、身体腔内部または骨髄腔内で、引き離されることが
ないような抗張力を有するように、堅固に相互連結され
ているので、粒剤を問題なく傷口から取出すことを可能
にする。
各粒子を糸または針金により一緒に連結されている。こ
れは一方で、たとえば傷口においてそれらの位置が相互
におき変わらないような抗圧縮力で挿入することを可能
にし、しかも他方で、特に接続する組織がすでに間隙に
生長している場合に、各粒子がその糸または針金によ
り、身体腔内部または骨髄腔内で、引き離されることが
ないような抗張力を有するように、堅固に相互連結され
ているので、粒剤を問題なく傷口から取出すことを可能
にする。
【0011】接骨用補助具の円形開口部、たとえば骨副
木のねじ等のための挿入用開口部と組合せる場合に、粒
子の形を多角形、好ましくは6角形にデザインし、この
ような粒子をこれらの利用できる円形開口部に挿入で
き、しかも同時に、この場合に活性薬物が粒子から効果
的に放出されうるように粒子の表面積をできるだけ大き
くすることが好ましい。
木のねじ等のための挿入用開口部と組合せる場合に、粒
子の形を多角形、好ましくは6角形にデザインし、この
ような粒子をこれらの利用できる円形開口部に挿入で
き、しかも同時に、この場合に活性薬物が粒子から効果
的に放出されうるように粒子の表面積をできるだけ大き
くすることが好ましい。
【0012】特に有利な態様では、本発明による薬物含
有粒剤はまた歯科手術に使用でき、この場合には、粒子
が歯の領域に用意された、または存在する、または生じ
た孔に難なく挿入できるように十分に小さくデザインす
る。また作動ねじ等用の接骨用補助具が通常有するソケ
ットを薬物含有粒剤で充填することも本発明により可能
であり、既知粒剤の用途分野の拡大が本発明により可能
になる。
有粒剤はまた歯科手術に使用でき、この場合には、粒子
が歯の領域に用意された、または存在する、または生じ
た孔に難なく挿入できるように十分に小さくデザインす
る。また作動ねじ等用の接骨用補助具が通常有するソケ
ットを薬物含有粒剤で充填することも本発明により可能
であり、既知粒剤の用途分野の拡大が本発明により可能
になる。
【0013】すでに前記した利点に加えて、非常に小さ
い単位に分割できるが、比較的大規模な方法で製造で
き、従って正確なバッチ制御が可能である、非常に小さ
い粒子の製造が本発明の提案により可能になる。
い単位に分割できるが、比較的大規模な方法で製造で
き、従って正確なバッチ制御が可能である、非常に小さ
い粒子の製造が本発明の提案により可能になる。
【0014】細かく、薄くそして短い針金の形の薬物含
有粒剤の製造はコントロールの必要可能性がなく、また
この種の粒剤を取り扱うことができるものでもない特殊
な製造方法、たとえば作業現場で、問題なく可能であ
り、しかも前記したこれらの問題の全部が本発明による
工夫および本発明による提案により最も有利な方式で解
消される。
有粒剤の製造はコントロールの必要可能性がなく、また
この種の粒剤を取り扱うことができるものでもない特殊
な製造方法、たとえば作業現場で、問題なく可能であ
り、しかも前記したこれらの問題の全部が本発明による
工夫および本発明による提案により最も有利な方式で解
消される。
【0015】粒子が挿入空隙にくさび留めされることに
よって接骨材料に堅固に固定された様式で収容されるこ
とにより、接骨補助具への堅固なくさび留め、およびた
とえば組織炎症の予防または治療用に個別に挿入された
抗生物質含有プラスチック粒子の除去が接骨補助剤の一
般的除去により確実に達成される。この薬物含有粒剤の
場合に、厚くて堅固な接続組織カプセルにより固着させ
ることは不可能である。
よって接骨材料に堅固に固定された様式で収容されるこ
とにより、接骨補助具への堅固なくさび留め、およびた
とえば組織炎症の予防または治療用に個別に挿入された
抗生物質含有プラスチック粒子の除去が接骨補助剤の一
般的除去により確実に達成される。この薬物含有粒剤の
場合に、厚くて堅固な接続組織カプセルにより固着させ
ることは不可能である。
【0016】従って、他の場合にはさらに必要であっ
て、組織内に自由に存在する従来既知の鎖状物の場合に
は最高に注意深い外科技術を用いてさえも多くの場合に
完全には不可能である切開による除去を回避することが
できる。
て、組織内に自由に存在する従来既知の鎖状物の場合に
は最高に注意深い外科技術を用いてさえも多くの場合に
完全には不可能である切開による除去を回避することが
できる。
【0017】粒剤を単独で、すなわち植込材または接骨
補助具に堅く固定することなく、使用する場合に、粒子
が少なくとも一端でテーパー形を示すようにデザインす
ることにより、身体組織中へのすべり込みが従来既知の
ビーズ体に比較して良好に確保され、これらの手段によ
り、組織からの粒子の除去が容易にそして安全になり、
したがって粒子の断片を組織内に残すことなく粒子を完
全に除去できる。
補助具に堅く固定することなく、使用する場合に、粒子
が少なくとも一端でテーパー形を示すようにデザインす
ることにより、身体組織中へのすべり込みが従来既知の
ビーズ体に比較して良好に確保され、これらの手段によ
り、組織からの粒子の除去が容易にそして安全になり、
したがって粒子の断片を組織内に残すことなく粒子を完
全に除去できる。
【0018】回転楕円形状のものもまた大きい薬物放出
用面積を提供する。
用面積を提供する。
【0019】本発明を以下に図面を用いて説明する。図
1は薬物含有粒子が挿入用針金または糸を介して連結さ
れている状態を示す。この図には、2種の異なる形を有
する粒剤の態様が示されている。
1は薬物含有粒子が挿入用針金または糸を介して連結さ
れている状態を示す。この図には、2種の異なる形を有
する粒剤の態様が示されている。
【0020】図1に示されている本発明の一実施態様に
おいて、粒子1が連結手段4により連結されている。粒
子それら自体は順次に連続物質としてまたは接着により
一緒に連結されていてもよい。このような粒子鎖の末端
域には連結手段4を、保持手段5により鎖状体全体を引
き出すときおよび粒子を相互に分離するときに、粒子が
離れないように、最初の粒子と最後の粒子とは連結手段
により固定されている。
おいて、粒子1が連結手段4により連結されている。粒
子それら自体は順次に連続物質としてまたは接着により
一緒に連結されていてもよい。このような粒子鎖の末端
域には連結手段4を、保持手段5により鎖状体全体を引
き出すときおよび粒子を相互に分離するときに、粒子が
離れないように、最初の粒子と最後の粒子とは連結手段
により固定されている。
【0021】図2には本発明の一実施態様として、粒子
が回転楕円体の形状を有すものが例示されている。この
場合に、粒子は、上記の固定手段を組合せることのでき
る針金または糸により一緒に連結されている。この場合
の表面はビーズ形状のものに比較して著しく拡大され
る。
が回転楕円体の形状を有すものが例示されている。この
場合に、粒子は、上記の固定手段を組合せることのでき
る針金または糸により一緒に連結されている。この場合
の表面はビーズ形状のものに比較して著しく拡大され
る。
【0022】本発明による粒剤は一方において、各種薬
物の組合せ可能性を提供し、しかも他方においてその他
の吸収性材料用の担体として、各種の組合せの可能性を
提供し、これにより、たとえば放射性同位元素の使用に
よる局所限定された治療が初めて可能になる。
物の組合せ可能性を提供し、しかも他方においてその他
の吸収性材料用の担体として、各種の組合せの可能性を
提供し、これにより、たとえば放射性同位元素の使用に
よる局所限定された治療が初めて可能になる。
【図1】図1は、本発明の一実施態様として、粒子1が
連結手段4により連結されており、その粒子鎖の末端域
において連結手段4を、保持手段5により固定している
状態を示す図である。
連結手段4により連結されており、その粒子鎖の末端域
において連結手段4を、保持手段5により固定している
状態を示す図である。
【図2】図2は、本発明の一実施態様として、粒子が回
転楕円体の形状を有し、その粒子が、針金または糸によ
り一緒に連結されている状態を示す図である。
転楕円体の形状を有し、その粒子が、針金または糸によ
り一緒に連結されている状態を示す図である。
【符号の説明】 1 粒子 4 連結手段 5 保持手段
Claims (18)
- 【請求項1】 生物学的に不活性なプラスチック粒子の
中に1種またはそれ以上の薬物が放出可能な形で均一に
分散されて存在しており、その粒子の複数個を、連結手
段としての糸又は針金を介して連続して連結し、こうし
て形成された粒子鎖の末端域において、粒子を連結手段
に固定するための固定手段を備えていることを特徴とす
る薬物含有粒剤。 - 【請求項2】 前記粒子が多角形として形成されている
ことを特徴とする、請求項1に記載の薬物含有粒剤。 - 【請求項3】 前記粒子が純球形ないしその変形の形状
を有することを特徴とする、請求項1に記載の薬物含有
粒剤。 - 【請求項4】 前記粒子が円柱形状を示すことを特徴と
する、請求項1に記載の薬物含有粒剤。 - 【請求項5】 前記粒子が円錐形状を示すことを特徴と
する、請求項1に記載の薬物含有粒剤。 - 【請求項6】 前記粒子が板状に形成されていることを
特徴とする、請求項1に記載の薬物含有粒剤。 - 【請求項7】 前記粒子の1つまたはそれ以上の表面が
凹形に形成されていることを特徴とする、請求項1に記
載の薬物含有粒剤。 - 【請求項8】 前記粒子の1つまたはそれ以上の表面が
凸形に形成されていることを特徴とする、請求項1に記
載の薬物含有粒剤。 - 【請求項9】 前記粒子が回転楕円体として形成されて
いることを特徴とする、請求項1に記載の薬物含有粒
剤。 - 【請求項10】 前記粒子が放出可能な1種またはそれ
以上の薬物を含有する吸収性材料により部分的にまたは
完全に取り巻かれていることを特徴とする、請求項1に
記載の薬物含有粒剤。 - 【請求項11】 前記粒子が外部に開口した表面または
場所を有し、これらの開口部が放出可能な1種またはそ
れ以上の薬物を含有する吸収性または非吸収性材料を受
け入れるに適していることを特徴とする、請求項1に記
載の薬物含有粒剤。 - 【請求項12】 前記粒子が放射性同位元素を受容する
ための場所を有することを特徴とする、請求項1に記載
の薬物含有粒剤。 - 【請求項13】 1種またはそれ以上の放射性同位元素
を受容するための場所が身体の外部から装填することが
でき、医療使用中には、放射性同位元素と身体組織との
間の材料接触が確実に排除されていることを特徴とす
る、請求項1に記載の薬物含有粒剤。 - 【請求項14】 薬物が抗菌活性を有する物質よりなる
ことを特徴とする、請求項1に記載の薬物含有粒剤。 - 【請求項15】 薬物が抗生物質のグループから選ばれ
た物質から構成されることを特徴とする、請求項1に記
載の薬物含有粒剤。 - 【請求項16】 薬物が抗ウイルス活性を有する物質か
らなることを特徴とする、請求項1に記載の薬物含有粒
剤。 - 【請求項17】 薬物が組織腫瘍に対し活性である物質
からなることを特徴とする、請求項1に記載の薬物含有
粒剤。 - 【請求項18】 異なる効果を有する薬物を組合せて使
用することを特徴とする、請求項1に記載の薬物含有粒
剤。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19813110805 DE3110805A1 (de) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | "pharmakahaltiges koerperchen und seine verwendung als medizinisches und chirurgisches hilfsmittel" |
DE19813127696 DE3127696A1 (de) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | "pharmakahaltiges koerperchen und seine verwendung als medizinisches und chirurgisches hilfsmittel" |
PCT/DE1982/000048 WO1982003174A1 (en) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Corpuscles containing drugs and use thereof in medecine and surgery |
AT84113793T ATE40645T1 (de) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Pharmakahaltige koerperchen. |
AT84113794T ATE44459T1 (de) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Pharmakahaltige koerperchen. |
JP57500999A JPS58500353A (ja) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | 薬物含有粒剤およびその医療用および外科用補助剤 |
DE8484113793T DE3279436D1 (de) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Corpuscules containing medicaments |
EP84113794A EP0157910B1 (de) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Pharmakahaltige Körperchen |
DE8484113794T DE3279806D1 (de) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Corpuscules containing medicaments |
DE8282900791T DE3267744D1 (en) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Corpuscles containing drugs and use thereof in medecine and surgery |
AT82900791T ATE16764T1 (de) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Pharmakahaltiges koerperchen und seine verwendung als medizinisches und chirurgisches hilfsmittel. |
EP84113793A EP0157909B1 (de) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Pharmakahaltige Körperchen |
EP82900791A EP0074368B1 (de) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | Pharmakahaltiges körperchen und seine verwendung als medizinisches und chirurgisches hilfsmittel |
JP3361158A JPH0578233A (ja) | 1981-03-19 | 1991-12-24 | 薬物含有粒剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19813110805 DE3110805A1 (de) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | "pharmakahaltiges koerperchen und seine verwendung als medizinisches und chirurgisches hilfsmittel" |
DE19813127696 DE3127696A1 (de) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | "pharmakahaltiges koerperchen und seine verwendung als medizinisches und chirurgisches hilfsmittel" |
JP3361158A JPH0578233A (ja) | 1981-03-19 | 1991-12-24 | 薬物含有粒剤 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57500999A Division JPS58500353A (ja) | 1981-03-19 | 1982-03-10 | 薬物含有粒剤およびその医療用および外科用補助剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578233A true JPH0578233A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=27189223
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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