JPH0578149U - 発電所保護装置 - Google Patents

発電所保護装置

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JPH0578149U
JPH0578149U JP1537092U JP1537092U JPH0578149U JP H0578149 U JPH0578149 U JP H0578149U JP 1537092 U JP1537092 U JP 1537092U JP 1537092 U JP1537092 U JP 1537092U JP H0578149 U JPH0578149 U JP H0578149U
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power
power plant
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independent
plant protection
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Application number
JP1537092U
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English (en)
Inventor
睦 野田
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発電所2基所内単独及び系統単独時に発生す
るパワースイングを防止する発電所保護装置を得る。 【構成】 タービンがトリップ状態でない事及び発電機
が逆電力状態になった事をとらまえ、当該発電所を系統
から切り離す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、発電所を保護・制御する発電所保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は゛火力原子力発電″(Vol 35, No 1)に示された従来の発電機インター ロックを示す図であり、図において、1は系統に関係する事故を検知する保護継 電器、2は発電所内の事故を検知する保護継電器、3は保護継電器信号により必 要な動作を行なわせるロジック部、4は保護動作の内容である。
【0003】 次に動作について説明する。保護継電器1によって系統に関係する事故を検知 し、ロジック3にて、保護動作4として系統側遮断器を切とし、系統側と発電所 とを切り離す。又、保護継電器2によって発電所内事故を検知した場合、ロジッ ク3にて、保護動作4として系統側遮断器切及び発電機界磁遮断器切等発電機ト リップとさせる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の発電機インターロックは以上のように構成されているので、発電所2基 同時所内単独及び系統単独時に、発電所間で電力の授受が生じるケースが有り、 この場合ある発電所にとっては逆電力状態となり、保護継電器(発電機逆電力) が作動し、タイマーによる一定時間後発電機をトリップさせてしまうという問題 があった。
【0005】 この考案は上記のような課題を解決するためになされたものであり、発電所が 所内単独・系統単独時における逆電力状態が生じても発電機をトリップさせるこ となく、所内単独状態を維持させる発電所保護装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案に係る発電所保護装置は、発電所が所内単独時・系統単独時における パワースイングを検知する手段と本パワースイングを防止する手段とを設けたも のである。
【0007】
【作用】
この考案における発電所保護装置は、2機同時所内単独時・系統単独時におけ る該当発電所の逆電力状態を検知し、発電機がトリップに至る前に当該発電所を 独立させ、パワースイングを防止する。
【0008】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の実施例1を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の実施例1による発電所保護装置を示すブロック図である。図 において、1aは発電機逆電力継電器、1bは主蒸気止め弁全閉信号、1cは非 常遮断油圧低信号、3aは発電機逆電力継電器1aの信号を受けて発電機トリッ プさせるタイマー、3bは発電機逆電力継電器1aの信号を受けて発電機トリッ プ前に遮断器開させるタイマー、3cは主蒸気止め弁全閉信号1bと非常用遮断 油圧低信号1cの信号が両方とも作動していず、タービン側が健全(トリップし ていない)事を示す信号、3dはタイマー2b、信号2eにより遮断器開条件が 確立したかを確認するロジックである。
【0009】 次に動作について説明する。発電所2基所内単独又は系統単独事象となった場 合、タービン側は健全状態で有り主蒸気止め弁が閉でなく、及び非常遮断油圧も 低下していない。この状態においてパワースイングが生じ当該発電所が逆電力状 態になった場合には系統側遮断器(主変圧器遮断器)を開とし、当該発電所を系 統から独立させる。これにより当該発電所の逆電力状態は解消させ又他方の発電 所も所内負荷にのみ給電する状態となりパワースイングが解消される。
【0010】 実施例2. また、実施例1では、発電機逆電力状態を逆電力継電器を用いて検知する事で 説明したが、図2に示すようにガバナ弁全閉信号であってもよく、上記実施例と 同様の効果を奏する。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、発電所2基所内単独及び系統単独時の発電 所間パワースイングによる発電所トリップを未然に防止出来るという効果がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示す発電所保護装置のブ
ロック図である。
【図2】この考案の実施例2を示す発電所保護装置のブ
ロック図である。
【図3】従来の発電機インターロック図である。
【符号の説明】
1 系統関連保護継電器 2 発電所関連保護継電器 3 ロジック部 4 保護動作の内容

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電所のタービン側がトリップ状態で無
    い事を意味する信号と当該発電所が逆電力状態で有る事
    を示す信号とを用いて当該発電所を系統から切り離すこ
    とを特徴とする発電所保護装置。
JP1537092U 1992-03-24 1992-03-24 発電所保護装置 Pending JPH0578149U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6339424A (ja) * 1986-08-01 1988-02-19 株式会社日立製作所 受変電設備の保護装置
JPH01186114A (ja) * 1988-01-21 1989-07-25 Mitsubishi Electric Corp 並列運転保護装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6339424A (ja) * 1986-08-01 1988-02-19 株式会社日立製作所 受変電設備の保護装置
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