JPH057784A - トリプルロールクラツシヤー - Google Patents
トリプルロールクラツシヤーInfo
- Publication number
- JPH057784A JPH057784A JP3184097A JP18409791A JPH057784A JP H057784 A JPH057784 A JP H057784A JP 3184097 A JP3184097 A JP 3184097A JP 18409791 A JP18409791 A JP 18409791A JP H057784 A JPH057784 A JP H057784A
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- roll
- main
- crusher
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- peripheral surface
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一基のクラッシャーによって原料を所望の微
細な粒径にまで圧砕することが可能なトリプルロールク
ラッシャーを得ることを目的とする。 【構成】 クラッシャー本体1に回転可能に軸支した主
ロール5と、該主ロール5の外周面一側部に円周方向に
間隔を置いて設けた上ロール6と下ロール7を設け、か
つ、該上ロール6と下ロール7を夫々前記クラッシャー
本体1に対して揺動可能に支持したバランサーフレーム
8に回転可能に軸支し、更に、該バランサーフレーム8
を前記上ロール6及び下ロール7と反対側で前記主ロー
ル5の中心軸と平行な枢軸9に揺動可能に支持すると共
に、常時バネ12により主ロール5側に付勢した。
細な粒径にまで圧砕することが可能なトリプルロールク
ラッシャーを得ることを目的とする。 【構成】 クラッシャー本体1に回転可能に軸支した主
ロール5と、該主ロール5の外周面一側部に円周方向に
間隔を置いて設けた上ロール6と下ロール7を設け、か
つ、該上ロール6と下ロール7を夫々前記クラッシャー
本体1に対して揺動可能に支持したバランサーフレーム
8に回転可能に軸支し、更に、該バランサーフレーム8
を前記上ロール6及び下ロール7と反対側で前記主ロー
ル5の中心軸と平行な枢軸9に揺動可能に支持すると共
に、常時バネ12により主ロール5側に付勢した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粘土瓦用の粘土等、
粒状或いは塊状の原料を圧砕して粉状化するためのロー
ルクラッシャーにある。
粒状或いは塊状の原料を圧砕して粉状化するためのロー
ルクラッシャーにある。
【0002】
【従来の技術】従来より、粒状或いは塊状の原料を圧砕
して粉状化するための装置として、一対のロールを設
け、該ロール間に原料を挟みつけながら通過させること
によって圧砕し粉状化する、所謂、ダブルロールクラッ
シャーは周知である。
して粉状化するための装置として、一対のロールを設
け、該ロール間に原料を挟みつけながら通過させること
によって圧砕し粉状化する、所謂、ダブルロールクラッ
シャーは周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のダブルロールク
ラッシャーでは、粒状或いは塊状の原料を圧砕して一挙
に所望の粒径まで微細に粉砕して粉状化するすることが
できないため、図3に示す如く、原料粘土Aを配合機B
によって所望の成分に配合した後、2基のダブルロール
クラッシャー20a,20bによって圧砕するようにし
たもの、或いは、図4に示す如く、3基のダブルロール
クラッシャー20a,20b,20cによって圧砕する
ようにしたもの、若しくは、それ以上のダブルロールク
ラッシャーによって繰り返し圧砕することにより所望の
粒径にまで粉砕している。
ラッシャーでは、粒状或いは塊状の原料を圧砕して一挙
に所望の粒径まで微細に粉砕して粉状化するすることが
できないため、図3に示す如く、原料粘土Aを配合機B
によって所望の成分に配合した後、2基のダブルロール
クラッシャー20a,20bによって圧砕するようにし
たもの、或いは、図4に示す如く、3基のダブルロール
クラッシャー20a,20b,20cによって圧砕する
ようにしたもの、若しくは、それ以上のダブルロールク
ラッシャーによって繰り返し圧砕することにより所望の
粒径にまで粉砕している。
【0004】このため、ダブルロールクラッシャーを複
数基設けなければならず、広い設置面積を必要とする。
また、ダブルロールクラッシャー間で材料の受け渡しを
しなければならず、そのために必要な中継ぎコンベヤ等
の受け渡しのための装置も設けなければならない。
数基設けなければならず、広い設置面積を必要とする。
また、ダブルロールクラッシャー間で材料の受け渡しを
しなければならず、そのために必要な中継ぎコンベヤ等
の受け渡しのための装置も設けなければならない。
【0005】更に、瓦用粘土の場合、適度な湿り気が必
要なため、予め調湿しているが、中継ぎコンベヤ等で移
送している途中で大気に触れると水分が蒸発するので、
水分を補給しなければならないと共に、水分の蒸発度合
いが大気中の湿度によって一定せず、水分の補給量の加
減が難しく、調湿の安定した成品粘土を得るのが難しか
った。
要なため、予め調湿しているが、中継ぎコンベヤ等で移
送している途中で大気に触れると水分が蒸発するので、
水分を補給しなければならないと共に、水分の蒸発度合
いが大気中の湿度によって一定せず、水分の補給量の加
減が難しく、調湿の安定した成品粘土を得るのが難しか
った。
【0006】この発明は、前記したような従来の装置の
不具合を一挙に解決することを目的とするものである。
不具合を一挙に解決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上部
に投入ホッパ2を有し、かつ、下部に排出ホッパ3を有
するクラッシャー本体1に回転可能に軸支した主ロール
5と、該主ロール5の外周面一側部に円周方向に間隔を
置いて設けた上ロール6と下ロール7を有し、該上ロー
ル6と下ロール7を夫々前記クラッシャー本体1に対し
て揺動可能に支持したバランサーフレーム8に回転可能
に軸支し、かつ、該バランサーフレーム8を前記上ロー
ル6及び下ロール7と反対側で前記主ロール5の中心軸
と平行な枢軸9に揺動可能に支持すると共に、常時バネ
12により主ロール5側に付勢したこと、更に望ましく
は、前記主ロール5の外周面に摺接する分散用スクレー
パ15を上ロール6と下ロール7との間に位置するよう
に配設したこと、また、前記上ロール6及び/又は下ロ
ール7の外周面に円周方向の溝18を形成したことによ
り、従来複数基のダブルロールクラッシャーによって繰
り返して圧砕しなければ所望の粒径まで微細に粉状化す
るすることができなならなかったものを一基のクラッシ
ャーで所望の粒径まで粉状化するすることが可能なトリ
プルロールクラッシャーを得ることができる。
に投入ホッパ2を有し、かつ、下部に排出ホッパ3を有
するクラッシャー本体1に回転可能に軸支した主ロール
5と、該主ロール5の外周面一側部に円周方向に間隔を
置いて設けた上ロール6と下ロール7を有し、該上ロー
ル6と下ロール7を夫々前記クラッシャー本体1に対し
て揺動可能に支持したバランサーフレーム8に回転可能
に軸支し、かつ、該バランサーフレーム8を前記上ロー
ル6及び下ロール7と反対側で前記主ロール5の中心軸
と平行な枢軸9に揺動可能に支持すると共に、常時バネ
12により主ロール5側に付勢したこと、更に望ましく
は、前記主ロール5の外周面に摺接する分散用スクレー
パ15を上ロール6と下ロール7との間に位置するよう
に配設したこと、また、前記上ロール6及び/又は下ロ
ール7の外周面に円周方向の溝18を形成したことによ
り、従来複数基のダブルロールクラッシャーによって繰
り返して圧砕しなければ所望の粒径まで微細に粉状化す
るすることができなならなかったものを一基のクラッシ
ャーで所望の粒径まで粉状化するすることが可能なトリ
プルロールクラッシャーを得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1及び図2によ
り説明する。 図1に示す如く、1はクラッシャー本体
で、上部に投入ホッパ2を、また、下部に排出ホッパ3
を夫々有しており、かつ、中間部は断面矩形の箱状に形
成されている。
り説明する。 図1に示す如く、1はクラッシャー本体
で、上部に投入ホッパ2を、また、下部に排出ホッパ3
を夫々有しており、かつ、中間部は断面矩形の箱状に形
成されている。
【0009】そして、クラッシャー本体1の上部には、
電磁フィーダ4が、その排出口が前記投入ホッパ2の上
部に位置するように装着されている。従って、電磁フィ
ーダ4に供給された原料Aは、該電磁フィーダ4によっ
て定量宛投入ホッパ2に供給されるようになっている。
電磁フィーダ4が、その排出口が前記投入ホッパ2の上
部に位置するように装着されている。従って、電磁フィ
ーダ4に供給された原料Aは、該電磁フィーダ4によっ
て定量宛投入ホッパ2に供給されるようになっている。
【0010】また、前記クラッシャー本体1の中間部に
は、主ロール5が図示しない軸受を介して回転可能に軸
支されている。そして、該主ロール5の外周面に隣接し
て、該主ロールよりも小径の上ロール6と下ロール7
が、主ロール5の円周方向に間隔を置いて略上下に配設
されている。即ち、上ロール6と下ロール7は、主ロー
ルの中心を通る縦軸を挟んで一方の側に位置して設けら
れている。
は、主ロール5が図示しない軸受を介して回転可能に軸
支されている。そして、該主ロール5の外周面に隣接し
て、該主ロールよりも小径の上ロール6と下ロール7
が、主ロール5の円周方向に間隔を置いて略上下に配設
されている。即ち、上ロール6と下ロール7は、主ロー
ルの中心を通る縦軸を挟んで一方の側に位置して設けら
れている。
【0011】前記上ロール6と下ロール7は、側面から
見て逆コ字状に形成されたバランサフレーム8に、夫々
その両端を回転可能に軸支されている。そして、該バラ
ンサフレーム8は、前記上ロール6と下ロール7の反対
側の中間部を、前記主ロール5の中心軸と平行な枢軸9
に軸支された、所謂、ヤジロベーヒンジによって支持さ
れている。
見て逆コ字状に形成されたバランサフレーム8に、夫々
その両端を回転可能に軸支されている。そして、該バラ
ンサフレーム8は、前記上ロール6と下ロール7の反対
側の中間部を、前記主ロール5の中心軸と平行な枢軸9
に軸支された、所謂、ヤジロベーヒンジによって支持さ
れている。
【0012】この枢軸9は、前記クラッシャー本体1を
固定している架台10の支柱10aに連結ロッド11を
介して固定されている。そして、連結ロッド11には、
一端を前記支柱10aに当接し、他端を前記バランサー
フレーム8に当接したコイルバネ12が嵌合されてい
る。
固定している架台10の支柱10aに連結ロッド11を
介して固定されている。そして、連結ロッド11には、
一端を前記支柱10aに当接し、他端を前記バランサー
フレーム8に当接したコイルバネ12が嵌合されてい
る。
【0013】なお、このコイルバネ12は板バネでもよ
い。また、このバネ12は必ずしも連結ロッド11に嵌
合しなくてもよく、連結ロッド11の周囲に複数個等配
してもよいことはいうまでもない。
い。また、このバネ12は必ずしも連結ロッド11に嵌
合しなくてもよく、連結ロッド11の周囲に複数個等配
してもよいことはいうまでもない。
【0014】したがって、前記バランサーフレーム8
は、枢軸9を架台10の支柱10aに連結している連結
ロッド11をロックナット13によって固定することに
より、主ロール5側への移動は拘束されているが、前記
上ロール6及び下ロール7に加わる力が不均一なった場
合、枢軸9を回転中心として回転(揺動)できるように
なっている。なお10bは、バランサーフレーム8の下
面と架台10の上面との間に挿入された弾性緩衝材であ
る。
は、枢軸9を架台10の支柱10aに連結している連結
ロッド11をロックナット13によって固定することに
より、主ロール5側への移動は拘束されているが、前記
上ロール6及び下ロール7に加わる力が不均一なった場
合、枢軸9を回転中心として回転(揺動)できるように
なっている。なお10bは、バランサーフレーム8の下
面と架台10の上面との間に挿入された弾性緩衝材であ
る。
【0015】14a,14b,14cは仕切り兼用の掻
き落としスクレーパで、夫々一端を前記クラッシャー本
体1に固定され、他端を主ロール5,上ロール6及び下
ロール7の表面に摺接しており、前記投入ホッパ2に供
給された原料Aが直接排出ホッパ3から排出されるのを
防止すると共に、主ロール5,上ロール6及び下ロール
7の表面に付着した圧砕された原料を掻き落とす。
き落としスクレーパで、夫々一端を前記クラッシャー本
体1に固定され、他端を主ロール5,上ロール6及び下
ロール7の表面に摺接しており、前記投入ホッパ2に供
給された原料Aが直接排出ホッパ3から排出されるのを
防止すると共に、主ロール5,上ロール6及び下ロール
7の表面に付着した圧砕された原料を掻き落とす。
【0016】また、15は分散用スクレーパで、前記上
ロール6と下ロール7との間に位置して主ロール5の表
面に摺接させて設けられており、主ロール5と上ロール
6とによって圧砕された原料Aを一旦主ロール5の表面
から掻き落として分散させた後、再度主ロール5と下ロ
ール7との間に供給することによって圧砕効果を高めて
いる。
ロール6と下ロール7との間に位置して主ロール5の表
面に摺接させて設けられており、主ロール5と上ロール
6とによって圧砕された原料Aを一旦主ロール5の表面
から掻き落として分散させた後、再度主ロール5と下ロ
ール7との間に供給することによって圧砕効果を高めて
いる。
【0017】16は減速機付き駆動モータで、前記架台
10上に固定されており、チェーン17を介して主ロー
ル5、上ロール6及び下ロール7を駆動する。なお、こ
の主ロール5と、上ロール6及び下ロール7は回転方向
が逆になっている。
10上に固定されており、チェーン17を介して主ロー
ル5、上ロール6及び下ロール7を駆動する。なお、こ
の主ロール5と、上ロール6及び下ロール7は回転方向
が逆になっている。
【0018】また、前記上ロール6と下ロール7の何れ
か一方或いは双方には、図2に示す如く、円周方向に多
数の溝18を形成し、上下のロール6,7に付着した原
料の除去効率を高めている。
か一方或いは双方には、図2に示す如く、円周方向に多
数の溝18を形成し、上下のロール6,7に付着した原
料の除去効率を高めている。
【0019】なお、前記主ロール5と上ロール6及び下
ロール7の周速比は1:1.2乃至1.3位が望まし
く、回転数は等しいので、主ロール5の周長を上ロール
6及び下ロール7の約1.2乃至1.3倍としている。
ロール7の周速比は1:1.2乃至1.3位が望まし
く、回転数は等しいので、主ロール5の周長を上ロール
6及び下ロール7の約1.2乃至1.3倍としている。
【0020】
【作用】減速機付き駆動モータ16により主ロール5、
上ロール6及び下ロール7を回転すると共に、電磁フィ
ーダ4により原料Aを定量宛投入ホッパ2に供給する。
投入ホッパ2に供給された原料Aは、まず、主ロール5
と上ロール6との間に供給され、一度目の圧砕を受け
る。
上ロール6及び下ロール7を回転すると共に、電磁フィ
ーダ4により原料Aを定量宛投入ホッパ2に供給する。
投入ホッパ2に供給された原料Aは、まず、主ロール5
と上ロール6との間に供給され、一度目の圧砕を受け
る。
【0021】この時、主ロール5と下ロール7との間に
は未だ原料Aが供給されていないため、バネ12は専ら
上ロール6から反力を受けることになり、バランサフレ
ーム8は枢軸9を中心として主ロール5と上ロール6と
の間隔を押し広げる方向(反時計方向)に回転(揺動)
する。
は未だ原料Aが供給されていないため、バネ12は専ら
上ロール6から反力を受けることになり、バランサフレ
ーム8は枢軸9を中心として主ロール5と上ロール6と
の間隔を押し広げる方向(反時計方向)に回転(揺動)
する。
【0022】そして、主ロール5と上ロール6とによっ
て圧砕された原料Aが所定の量に達し、主ロール5と下
ロール7との間にも供給されると、前記した上ロール5
を押し広げようとする力に加えて、下ロール7を押し広
げようとする力が作用し、前記バネ12は両者の反力を
受けることになり、バランサフレーム8は前記とは逆に
枢軸9を中心として時計方向に回転されることになる。
て圧砕された原料Aが所定の量に達し、主ロール5と下
ロール7との間にも供給されると、前記した上ロール5
を押し広げようとする力に加えて、下ロール7を押し広
げようとする力が作用し、前記バネ12は両者の反力を
受けることになり、バランサフレーム8は前記とは逆に
枢軸9を中心として時計方向に回転されることになる。
【0023】即ち、バランサフレーム8は上ロール6の
受ける力と、下ロール7の受ける力がバランスするよう
に枢軸9を中心として揺動回転する。なお、瓦用粘土を
圧砕する場合、主ロール5と上ロール6との隙間は約1
mm、主ロール5と下ロール7との隙間は約0.3mm
位が望ましく、この調節のために予め、バランスフレー
ム8を軸支する枢軸9の位置は調節できるようになって
いる。
受ける力と、下ロール7の受ける力がバランスするよう
に枢軸9を中心として揺動回転する。なお、瓦用粘土を
圧砕する場合、主ロール5と上ロール6との隙間は約1
mm、主ロール5と下ロール7との隙間は約0.3mm
位が望ましく、この調節のために予め、バランスフレー
ム8を軸支する枢軸9の位置は調節できるようになって
いる。
【0024】このようにして、投入ホッパ2に供給され
た原料Aは、主ロール5と上ロール6との間、及び主ロ
ール5と下ロール7との間で二度圧砕されて所望の粒径
の成品粘土が得られる。
た原料Aは、主ロール5と上ロール6との間、及び主ロ
ール5と下ロール7との間で二度圧砕されて所望の粒径
の成品粘土が得られる。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、主ロールと上ロール
及び下ロールの三本のロールを備えた一基のクラッシャ
ーにより、従来、複数基のダブルロールクラッシャーに
より多段階圧砕を行わなければ得られなかった微細な粒
径の成品粘土を得ることができる。また、一基のクラッ
シャーのみで圧砕を完了するので、複数基のクラッシャ
ーを用いた場合には必要となる中継ぎコンベヤ等の受け
渡し装置が不要であると共に、受け渡し中に粘土が大気
に接触するということもなく、調湿の安定した成品粘土
を得ることが可能である。等の効果を有する。
及び下ロールの三本のロールを備えた一基のクラッシャ
ーにより、従来、複数基のダブルロールクラッシャーに
より多段階圧砕を行わなければ得られなかった微細な粒
径の成品粘土を得ることができる。また、一基のクラッ
シャーのみで圧砕を完了するので、複数基のクラッシャ
ーを用いた場合には必要となる中継ぎコンベヤ等の受け
渡し装置が不要であると共に、受け渡し中に粘土が大気
に接触するということもなく、調湿の安定した成品粘土
を得ることが可能である。等の効果を有する。
【図1】本発明の実施例を示す側断面図である。
【図2】本発明のロール配置をを示す斜視図である。
【図3】従来のダブルロールクラッシャーによる工程図
である。
である。
【図4】従来のダブルロールクラッシャーによる工程図
である。
である。
【符号の説明】
1 クラッシャー本体
2 投入ホッパ
3 排出ホッパ
5 主ロール
6 上ロール
7 下ロール
8 バランサーフレーム
9 枢軸
12 バネ
15 分散用スクレーパ
18 溝
Claims (3)
- 【請求項1】 上部に投入ホッパを有し、かつ、下部に
排出ホッパを有するクラッシャー本体に回転可能に軸支
した主ロールと、該主ロールの外周面一側部に円周方向
に間隔を置いて設けた上ロールと下ロールを有し、該上
ロールと下ロールを夫々前記クラッシャー本体に対して
揺動可能に支持したバランサーフレームに回転可能に軸
支し、かつ、該バランサーフレームを前記上ロール及び
下ロールと反対側で前記主ロールの中心軸と平行な枢軸
に揺動可能に支持すると共に、常時バネにより主ロール
側に付勢したことを特徴とするトリプルロールクラッシ
ャー。 - 【請求項2】 主ロールの外周面に摺接する分散用スク
レーパを上ロールと下ロールとの間に位置するように配
設したことを特徴とする請求項1記載のトリプルロール
クラッシャー。 - 【請求項3】 上ロール及び/又は下ロールの外周面に
円周方向の溝を形成したことを特徴とする請求項1記載
のトリプルロールクラッシャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184097A JPH057784A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | トリプルロールクラツシヤー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184097A JPH057784A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | トリプルロールクラツシヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057784A true JPH057784A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16147343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184097A Pending JPH057784A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | トリプルロールクラツシヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057784A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000056458A1 (en) * | 1999-03-19 | 2000-09-28 | Psp Engineering, A.S. | Middle pressure multi-roll press for milling of granular materials |
JP2002018298A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-22 | Arai Kikai Seisakusho:Kk | 原料米のロール粉砕機 |
WO2003092895A1 (en) * | 2002-05-02 | 2003-11-13 | Psp Engineering, A.S. | Mill for milling of granular material |
CN107115918A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-09-01 | 徐州市诚信破碎机械厂 | 一种液压复合辊式破碎机 |
CN108966863A (zh) * | 2016-08-04 | 2018-12-11 | 漳州龙文区信创友工业设计有限公司 | 一种耐磨损的秸秆破碎的方法 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3184097A patent/JPH057784A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000056458A1 (en) * | 1999-03-19 | 2000-09-28 | Psp Engineering, A.S. | Middle pressure multi-roll press for milling of granular materials |
JP2002018298A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-22 | Arai Kikai Seisakusho:Kk | 原料米のロール粉砕機 |
WO2003092895A1 (en) * | 2002-05-02 | 2003-11-13 | Psp Engineering, A.S. | Mill for milling of granular material |
CN108966863A (zh) * | 2016-08-04 | 2018-12-11 | 漳州龙文区信创友工业设计有限公司 | 一种耐磨损的秸秆破碎的方法 |
CN107115918A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-09-01 | 徐州市诚信破碎机械厂 | 一种液压复合辊式破碎机 |
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