JPH07185Y2 - 竪型ローラミル - Google Patents

竪型ローラミル

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Publication number
JPH07185Y2
JPH07185Y2 JP1535189U JP1535189U JPH07185Y2 JP H07185 Y2 JPH07185 Y2 JP H07185Y2 JP 1535189 U JP1535189 U JP 1535189U JP 1535189 U JP1535189 U JP 1535189U JP H07185 Y2 JPH07185 Y2 JP H07185Y2
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JP
Japan
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coal
hardness
hydraulic
roller mill
vertical roller
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Application number
JP1535189U
Other languages
English (en)
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JPH02108739U (ja
Inventor
正紀 田尻
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、石炭ボイラ用微粉炭機等に適用される竪型ロ
ーラミルに関する。
〔従来の技術〕
従来の竪型ローラミルでは、ローラの粉砕荷重をバネに
てかけるバネ式のものと、油圧でかける油圧式のものが
あり、油圧式の場合は荷重量はロールのリフト量に対応
させるか処理量にのみ対応させていた。
従来の石炭粉砕用の竪型ローラミルの一例を第4図によ
つて説明する。ミル内に給炭管1を通つて供給された原
炭は駆動装置3により廻つている椀状のテーブル2と荷
重装置5により粉砕荷重が加えられているローラ4とに
より粉砕され微粉となる。微粉となつた石炭は、空気に
より分級器6へ吹き上げられ、分級された後吐出管7を
通つてミル外へ搬出され図示しないボイラへ供給され
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の竪型ローラミルにおいて、荷重装置5がバネであ
る場合には、一度所定の処理量、石炭硬さに合せてバネ
圧縮量を設定すると、硬さの違う石炭では所定の容量が
処理できなくなる欠点があつた。
また、バネに代えて油圧で荷重を加える場合において
も、所定の処理量、石炭硬さにのみ対応させていたた
め、硬さの違う石炭ではバネを用いた場合と同様の欠点
があつた。
従つて、従来の竪型ローラミルでは石炭の硬さによりミ
ルの運転範囲が決まり、石炭の硬さが変ると、第5図に
示すように、ボイラの運転範囲とミルの運転範囲がマツ
チングしない場合が生じる。
本考案は、上記の従来の竪型ローラミルの欠点を解決し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、回転するテーブルと同テーブルに油圧荷重に
より押し付けられテーブルの回転に付随して回転するロ
ーラとの間に材料を噛み込んで粉砕する竪型ローラミル
において、ローラに作用する油圧の調整装置及び材料の
硬さに応じた粉砕荷重と材料処理のパターンを記憶し上
記油圧調整装置を制御する装置を備えた。
〔作用〕
石炭処理量と粉砕荷重の関係のパターンを材料の硬さに
合せ複数作成してこれを油圧の調整装置を制御する装置
に記憶させ、材料の硬さに適した油圧−材料処理量のプ
ログラムを選択して、油圧の調整装置を制御することに
よつて、材料の硬さが変つても必要な量の材料を処理す
るようにミルが運転される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第3図によつて説明す
る。
本実施例においては、テーブルの荷重装置として油圧シ
リンダを用いた点を除いては、第4図に示す竪型ローラ
ミルと同じ構成を有しており、第1図において同一の部
分は第4図におけると同一の符号が付せられていて、そ
の説明を省略する。なお、第1図中上記油圧シリンダに
は符号5が付せられている。
本実施例では、給炭量の信号が入力される油圧指示装置
10が設けられ、同油圧指示装置10には、第2図に示すよ
うに、処理する石炭の材料の硬さに応じて粉砕荷重と石
炭処理量の関係のパターン1〜3が記憶されている。油
圧シリンダ5へ圧油を供給する油圧ユニツト8と油圧シ
リンダ5の間の配管12には油圧調整装置9が設けられて
おり、同油圧調整装置9には油圧指示装置10からの信号
が入力され、同装置10によつて制御されるようになつて
いる。
本実施例では、処理される石炭の硬さによつて、油圧指
示装置10で第2図に示されるパターン〜のいずれか
が選択される。同油圧指示装置10には、給炭量の信号が
入力され、これによつて選択されたパーターンに従つて
給炭量に相当する処理量が得られるような粉砕荷重信号
が油圧指示装置10から油圧調整装置9に入力され、油圧
シリンダ5の油圧が調整される。
従つて、油圧シリンダ5によつてローラ4に加えられる
油圧荷重は、給炭量(処理量)と石炭硬さとに応じた大
きさとなる。これによつて、第3図に示すように、石炭
の硬さに変動があつてもミルの運転範囲をボイラ運転範
囲にマツチさせることができ、ボイラに適当な量の粉砕
された石炭がボイラに供給されることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、石炭等の材料の硬さが
変わつても、材料の硬さに応じた粉砕荷重を実現するこ
とができ、常に必要な量の材料を処理するように竪型ロ
ーラミルの運転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図は同実施
例における粉砕荷重と石炭処理量とのパターンの一例を
示すグラフ、第3図は同実施例による石炭硬さと石炭処
理量の関係を示すグラフ、第4図は従来の竪型ローラミ
ルの一例の縦断面図、第5図は上記従来の竪型ローラミ
ルにおける石炭硬さと石炭処理量の関係を示すグラフで
ある。 2…椀状テーブル、4…ローラ、5…油圧シリンダ、6
…分級器、8…油圧ユニツト、9…油圧調整装置、10…
油圧指示装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するテーブルと同テーブルに油圧荷重
    により押し付けられテーブルの回転に付随して回転する
    ローラとの間に材料を噛み込んで粉砕する竪型ローラミ
    ルにおいて、ローラに作用する油圧の調整装置及び材料
    の硬さに応じた粉砕荷重と材料処理量のパターンを記憶
    し上記油圧調整装置を制御する装置を備えたことを特徴
    とする竪型ローラミル。
JP1535189U 1989-02-14 1989-02-14 竪型ローラミル Expired - Lifetime JPH07185Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1535189U JPH07185Y2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14 竪型ローラミル

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JP1535189U JPH07185Y2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14 竪型ローラミル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02108739U JPH02108739U (ja) 1990-08-29
JPH07185Y2 true JPH07185Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=31227330

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JPH02108739U (ja) 1990-08-29

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