JPH0577801U - 自動車用照明灯 - Google Patents

自動車用照明灯

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JPH0577801U
JPH0577801U JP2350392U JP2350392U JPH0577801U JP H0577801 U JPH0577801 U JP H0577801U JP 2350392 U JP2350392 U JP 2350392U JP 2350392 U JP2350392 U JP 2350392U JP H0577801 U JPH0577801 U JP H0577801U
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lamp
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JP2350392U
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久雄 谷畑
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アイピーエフ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドランプ1の内部にポジションランプ8
を取付ける場合、少ない部品でより簡単に取付けでき、
しかも見栄えのよいものを得ることを目的とする。 【構成】 リフレクタとレンズからなる筐体内にガラス
バルブを取付けてなる自動車用ヘッドランプにおいて、
前記筐体の内部に位置したガラスバルブの金属ソケット
部に、ポジションランプを取付けたアダプタを接着剤に
て貼着してなるものである。この場合、金属ソケット部
に予めガラスバルブを取付け、前記アダプタにランプ孔
を穿設し、このランプ孔に、前記ガラスバルブを遊嵌し
つつアダプタを前記金属ソケット部に貼着するようにし
てもよいし、また、アダプタに、ガラスバルブとポジシ
ョンランプとを予め取付けた後、このアダプタを金属ソ
ケット部に貼着するようにしてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ヘッドランプの筐体の内部にポジションランプを内蔵した自動車用 照明灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車の前端部のランプは図9に示すように、夜間に点灯するヘッド ランプ1の他に、薄暮や霧のときに点灯するスモールランプ34や方向指示ラン プ38などが取付けられている。 また、ヨーロッパでは、スモールランプ34が取付けられていない場合が多い ので、その代りにヘッドランプ1の筐体内にポジションランプ8を内蔵し、薄暮 灯として利用している。ヘッドランプ1のリフレクタ2の面積が大きいので、ス モールランプ34よりも明るくて目立つという利点がある。
【0003】 従来より、ヘッドランプ1内にポジションランプ8を取付ける場合、図8に示 すようにポジションランプ8のホルダー9の後部に、細巾の金属板をリング状に 折曲した取付け金具20を一体に固着し、この取付け金具20を、金属ソケット 部5の前面側に形成されている円筒形段部11に巻きつけ、ビス21とナット2 2で、取付け金具20の両端を締め付け固定するようになっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、取付け金具20を複雑に折曲する作業、取付け金具20にソケット 39を取付けるための作業などの他、ビス21で取付ける作業もあって、作業能 率が悪いだけでなくて、取付け金具20、ソケット39、ビス21、ナット22 など、部品点数が多く、また、取付け金具20の両端の突出部分をビス21とナ ット22で取付けるので見栄えもよくなかった。 本考案は、ヘッドランプ1の内部にポジションランプ8を取付ける場合、少な い部品でより簡単に取付けでき、しかも見栄えのよいものを得ることを目的とし たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、リフレクタとレンズからなる筐体内にガラスバルブを取付けてなる 自動車用ヘッドランプにおいて、前記筐体の内部に位置したガラスバルブの金属 ソケット部に、ポジションランプを取付けたアダプタを接着剤にて貼着してなる ことを特徴とする自動車用照明灯である。
【0006】
【作用】
ガラスバルブ6と金属ソケット部5とアダプタ7との組立順序を説明する。 アダプタ7のポジションランプ用ホルダー9に、接着、ねじ込みなどの適宜の 方法でポジションランプ8を取付けておく。 ここで、金属ソケット部5にガラスバルブ6を予め取付けてある場合には、前 記アダプタ7のバルブ孔16にガラスバルブ6を遊嵌して金属ソケット部5とア ダプタ7とを無機質接着剤19で貼着する。 金属ソケット部5にガラスバルブ6が予め取付けられていない場合には、ガラ スバルブ6をアダプタ7に取付け、これを金属ソケット部5の前端部に嵌合して 無機質接着剤19にて貼着する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 まず、図1ないし図4により本考案の第1実施例を説明する。この第1実施例 では、ガラスバルブ6が予め金属ソケット部5に取付けられており、その後にポ ジションランプ用アダプタ7を取付けるものである。 リフレクタ2の前面には、レンズ3が気密に固着されてランプ筐体が構成され 、また、リフレクタ2の中心の開口部には、金属ソケット部5とガラスバルブ6 からなるランプバルブ4が取付けられ、さらに、図示しないゴム製の保護カバー が被せられている。
【0008】 前記金属ソケット部5は円筒体17の後端に、端子26を取付けるための絶縁 体25が挿入固着され、また、前記円筒体17の前端に、ガラスバルブ6を差し 込むバルブ保持孔41を穿設した金属アダプタ36が固着されている。また、前 記円筒体17の外周部の中間位置にリフレクタ2に嵌合するための鍔部27が溶 着されている。金属アダプタ36のバルブ保持孔41に、ガラスバルブ6の後端 の扁平部18を差し込み、ガラスバルブ6の3本のリード線24は金属ソケット 部5の絶縁体25の孔を通して端子26に溶着するか、または半田にて固着する 。
【0009】 つぎに、7は、セラミックからなるポジションランプ用アダプタで、このアダ プタ7は、外周に、円筒体17に嵌合する筒部28が設けられ、中心にガラスバ ルブ6を遊嵌するバルブ孔16が形成され、さらに、前記バルブ孔16の下部に 位置してポジションランプ8の取付けられるホルダー9が設けられ、ポジション ランプ8とガラスバルブ6とは略水平になるように取付けられる。ポジションラ ンプ8に固着された電源コード10とアースコード29は、前記筒部28の孔3 0を通して導出されている。
【0010】 金属アダプタ36のバルブ保持孔41に、ガラスバルブ6の後端の扁平部18 を差し込み、ガラスバルブ6の3本のリード線24は金属ソケット部5の絶縁体 25の孔を通して端子26に溶着するか、または半田にて固着する。 このように構成されたアダプタ7のホルダー9には、後述する方法でポジショ ンランプ8が取付けられた後、金属ソケット部5に予め固着されたガラスバルブ 6を、バルブ孔16に遊嵌するようにしてアダプタ7を被せる。そして、アダプ タ7と金属アダプタ36とを無機質接着剤19にて固着する。
【0011】 ポジションランプ8をアダプタ7のホルダー9に取付けるには、以下のような 3種類の方法が考えられる。 図4の(a)は接着剤を用いて固定する例で、電源コード10とアースコード 29とを予め接続したポジションランプ8を、アダプタ7の取付け孔31に挿入 し、挿入部分を接着剤42で固定する。
【0012】 図4の(b)はピンの係止により固定する例で、取付け孔31の内部に導電性 金属のケース12を嵌合固着し、その内部にバネ13と、電源コード10に接続 した端子板14と、短絡防止用の絶縁版23とを組み込む。アースコード29は 導電性金属のケース12に接続して外部へ導出する。 また、ポジションランプ8の口金部分には2個の突部32を180度の間隔で 設け、前記導電性金属のケース12には前記突部32を係止するための縦溝とこ れに連通する横溝からなる係止溝33をそれぞれ設ける。 このような構造において、突部32が縦の係止溝33に合わせて、ポジション ランプ8をバネ13に抗して奥深く挿入し、止まったところで横溝の係止溝33 に沿って回転し係止する。この例ではポジションランプ8の着脱が可能である。
【0013】 図4の(c)はねじ込み式にしたもので、アダプタ7の取付け孔31の内部に 、ねじ筒35を固着し、ねじ筒35にはアースコード29を直接接続し、また、 電源端子26には絶縁版23を介して電源コード10を接続する。取付け孔31 の内部にねじ溝37を施す。この例ではポジションランプ8の着脱が可能である 。
【0014】 つぎに、本考案の第2実施例を図5ないし図7に基づいて説明する。 この例では、前記金属ソケット部5に、アダプタ7を無機質接着剤19により 予め嵌合固着し、その後に、ガラスバルブ6の後端を、アダプタ7の長方形のバ ルブ保持孔43に嵌合取付けるものである。すなわち、アダプタ7のバルブ保持 孔43に、ガラスバルブ6の後端の扁平部18を差し込み、アダプタ7を金属ソ ケット部5の円筒体17の前端部に嵌合して無機質接着剤19にて固着する。 このとき、ガラスバルブ6の3本のリード線24は金属ソケット部5の絶縁体 25の孔を通して端子26に溶着するかまたは半田にて固着する。また、アダプ タ7にポジションランプ8を取付ける。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、リフレクタとレンズからなる筒体にランプバルブを取付けてなる自 動車照明灯において、リフレクタに取付けられたランプバルブの金属ソケット部 に、ポジションランプ用アダプタを接着剤で取付けたので、組立に必要な部品が 少なく、組立が簡単で、なおかつ見栄えもよい。
【0016】 また、このポジションランプはスモールランプに連動されており、スモールラ ンプのスイッチを入れると同時に点灯される。ポジションランプの光は、ヘッド ランプのリフレクタの反射を利用することができるので、反射の面積が大きく、 薄膜灯としての効果が高い。 なお、ポジションランプを着色すると、さらに目立ち易いので、霧用など、目 的に応じた利用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動車用照明灯の第1実施例を示
す縦断断面図である。
【図2】第1図における横断断面図である。
【図3】第1図におけるアダプタの正面図である。
【図4】ポジションランプの異なる取付け例を示す拡大
断面図である。
【図5】本考案による自動車用照明灯の第2実施例を示
す縦断断面図である。
【図6】第5図における横断断面図である。
【図7】第5図におけるアダプタの正面図である。
【図8】従来のポジションランプの取付け例を示す分解
斜視図である。
【図9】本考案を自動車に取付けた状態を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1…ヘッドランプ,2…リフレクタ,3…レンズ,4…
ランプバルブ,5…金属ソケット部,6…ガラスバル
ブ,7…アダプタ,8…ポジションランプ,9…ホルダ
ー,10…電源コード,11…円筒形段部,12…導電
性金属のケース,13…ばね,14…端子板,16…バ
ルブ孔,17…円筒体,18…扁平部,19…無機質接
着剤,20…取付け金具,21…ビス,22…ナット,
23…絶縁板,24…リード線,25…絶縁体,26…
端子,27…鍔部,28…筒部,29…アースコード,
30…孔,31…取付け孔,32…突部,33…係止
溝,34…スモールランプ,35…ねじ筒,36…金属
アダプタ,37…ねじ溝,38…方向指示ランプ,39
…ソケット,41…バルブ保持孔,42…接着剤,43
…バルブ保持孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフレクタとレンズからなる筐体内にガ
    ラスバルブを取付けてなる自動車用ヘッドランプにおい
    て、前記筐体の内部に位置したガラスバルブの金属ソケ
    ット部に、ポジションランプを取付けたアダプタを接着
    剤にて貼着してなることを特徴とする自動車用照明灯。
  2. 【請求項2】 金属ソケット部に予めガラスバルブを取
    付け、前記アダプタにランプ孔を穿設し、このランプ孔
    に、前記ガラスバルブを遊嵌しつつアダプタを前記金属
    ソケット部に貼着するようにした請求項1記載の自動車
    用照明灯。
  3. 【請求項3】 アダプタに、ガラスバルブとポジション
    ランプとを予め取付けた後、このアダプタを金属ソケッ
    ト部に貼着するようにした請求項1記載の自動車用照明
    灯。
JP1992023503U 1992-03-19 1992-03-19 自動車用照明灯 Expired - Lifetime JP2574622Y2 (ja)

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JP2574622Y2 JP2574622Y2 (ja) 1998-06-18

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