JP2574622Y2 - 自動車用照明灯 - Google Patents

自動車用照明灯

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JP2574622Y2
JP2574622Y2 JP1992023503U JP2350392U JP2574622Y2 JP 2574622 Y2 JP2574622 Y2 JP 2574622Y2 JP 1992023503 U JP1992023503 U JP 1992023503U JP 2350392 U JP2350392 U JP 2350392U JP 2574622 Y2 JP2574622 Y2 JP 2574622Y2
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glass bulb
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position lamp
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JP1992023503U
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JPH0577801U (ja
Inventor
久雄 谷畑
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アイピーエフ株式会社
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ヘッドランプの筐体の
内部にポジションランプを内蔵した自動車用照明灯に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の前端部のランプは図9
に示すように、夜間に点灯するヘッドランプ1の他に、
薄暮や霧のときに点灯するスモールランプ34や方向指
示ランプ38などが取付けられている。また、ヨーロッ
パでは、スモールランプ34が取付けられていない場合
が多いので、その代りにヘッドランプ1の筐体内にポジ
ションランプ8を内蔵し、薄暮灯として利用している。
ヘッドランプ1のリフレクタ2の面積が大きいので、ス
モールランプ34よりも明るくて目立つという利点があ
る。
【0003】従来より、ヘッドランプ1内にポジション
ランプ8を取付ける場合、図8に示すようにポジション
ランプ8のホルダー9の後部に、細巾の金属板をリング
状に折曲した取付け金具20を一体に固着し、この取付
け金具20を、金属ソケット部5の前面側に形成されて
いる円筒形段部11に巻きつけ、ビス21とナット22
で、取付け金具20の両端を締め付け固定するようにな
っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、取付け金具
20を複雑に折曲する作業、取付け金具20にソケット
39を取付けるための作業などの他、ビス21で取付け
る作業もあって、作業能率が悪いだけでなくて、取付け
金具20、ソケット39、ビス21、ナット22など、
部品点数が多く、また、取付け金具20の両端の突出部
分をビス21とナット22で取付けるので見栄えもよく
なかった。本考案は、ヘッドランプ1の内部にポジショ
ンランプ8を取付ける場合、少ない部品でより簡単に取
付けでき、しかも見栄えのよいものを得ることを目的と
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、リフレクタと
レンズからなる筐体内にガラスバルブを取付けてなる自
動車用ヘッドランプにおいて、前記筐体の内部に位置し
たガラスバルブの金属ソケット部に、ポジションランプ
を取付けたアダプタを接着剤にて貼着してなることを特
徴とする自動車用照明灯である。
【0006】
【作用】ガラスバルブ6と金属ソケット部5とアダプタ
7との組立順序を説明する。アダプタ7のポジションラ
ンプ用ホルダー9に、接着、ねじ込みなどの適宜の方法
でポジションランプ8を取付けておく。ここで、金属ソ
ケット部5にガラスバルブ6を予め取付けてある場合に
は、前記アダプタ7のバルブ孔16にガラスバルブ6を
遊嵌して金属ソケット部5とアダプタ7とを無機質接着
剤19で貼着する。金属ソケット部5にガラスバルブ6
が予め取付けられていない場合には、ガラスバルブ6を
アダプタ7に取付け、これを金属ソケット部5の前端部
に嵌合して無機質接着剤19にて貼着する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、図1ないし図4により本考案の第1実施例
を説明する。この第1実施例では、ガラスバルブ6が予
め金属ソケット部5に取付けられており、その後にポジ
ションランプ用アダプタ7を取付けるものである。リフ
レクタ2の前面には、レンズ3が気密に固着されてラン
プ筐体が構成され、また、リフレクタ2の中心の開口部
には、金属ソケット部5とガラスバルブ6からなるラン
プバルブ4が取付けられ、さらに、図示しないゴム製の
保護カバーが被せられている。
【0008】前記金属ソケット部5は円筒体17の後端
に、端子26を取付けるための絶縁体25が挿入固着さ
れ、また、前記円筒体17の前端に、ガラスバルブ6を
差し込むバルブ保持孔41を穿設した金属アダプタ36
が固着されている。また、前記円筒体17の外周部の中
間位置にリフレクタ2に嵌合するための鍔部27が溶着
されている。金属アダプタ36のバルブ保持孔41に、
ガラスバルブ6の後端の扁平部18を差し込み、ガラス
バルブ6の3本のリード線24は金属ソケット部5の絶
縁体25の孔を通して端子26に溶着するか、または半
田にて固着する。
【0009】つぎに、7は、セラミックからなるポジシ
ョンランプ用アダプタで、このアダプタ7は、外周に、
円筒体17に嵌合する筒部28が設けられ、中心にガラ
スバルブ6を遊嵌するバルブ孔16が形成され、さら
に、前記バルブ孔16の下部に位置してポジションラン
プ8の取付けられるホルダー9が設けられ、ポジション
ランプ8とガラスバルブ6とは略水平になるように取付
けられる。ポジションランプ8に固着された電源コード
10とアースコード29は、前記筒部28の孔30を通
して導出されている。
【0010】金属アダプタ36のバルブ保持孔41に、
ガラスバルブ6の後端の扁平部18を差し込み、ガラス
バルブ6の3本のリード線24は金属ソケット部5の絶
縁体25の孔を通して端子26に溶着するか、または半
田にて固着する。このように構成されたアダプタ7のホ
ルダー9には、後述する方法でポジションランプ8が取
付けられた後、金属ソケット部5に予め固着されたガラ
スバルブ6を、バルブ孔16に遊嵌するようにしてアダ
プタ7を被せる。そして、アダプタ7と金属アダプタ3
6とを無機質接着剤19にて固着する。
【0011】ポジションランプ8をアダプタ7のホルダ
ー9に取付けるには、以下のような3種類の方法が考え
られる。図4の(a)は接着剤を用いて固定する例で、
電源コード10とアースコード29とを予め接続したポ
ジションランプ8を、アダプタ7の取付け孔31に挿入
し、挿入部分を接着剤42で固定する。
【0012】図4の(b)はピンの係止により固定する
例で、取付け孔31の内部に導電性金属のケース12を
嵌合固着し、その内部にバネ13と、電源コード10に
接続した端子板14と、短絡防止用の絶縁版23とを組
み込む。アースコード29は導電性金属のケース12に
接続して外部へ導出する。また、ポジションランプ8の
口金部分には2個の突部32を180度の間隔で設け、
前記導電性金属のケース12には前記突部32を係止す
るための縦溝とこれに連通する横溝からなる係止溝33
をそれぞれ設ける。このような構造において、突部32
が縦の係止溝33に合わせて、ポジションランプ8をバ
ネ13に抗して奥深く挿入し、止まったところで横溝の
係止溝33に沿って回転し係止する。この例ではポジシ
ョンランプ8の着脱が可能である。
【0013】図4の(c)はねじ込み式にしたもので、
アダプタ7の取付け孔31の内部に、ねじ筒35を固着
し、ねじ筒35にはアースコード29を直接接続し、ま
た、電源端子26には絶縁版23を介して電源コード1
0を接続する。取付け孔31の内部にねじ溝37を施
す。この例ではポジションランプ8の着脱が可能であ
る。
【0014】つぎに、本考案の第2実施例を図5ないし
図7に基づいて説明する。この例では、前記金属ソケッ
ト部5に、アダプタ7を無機質接着剤19により予め嵌
合固着し、その後に、ガラスバルブ6の後端を、アダプ
タ7の長方形のバルブ保持孔43に嵌合取付けるもので
ある。すなわち、アダプタ7のバルブ保持孔43に、ガ
ラスバルブ6の後端の扁平部18を差し込み、アダプタ
7を金属ソケット部5の円筒体17の前端部に嵌合して
無機質接着剤19にて固着する。このとき、ガラスバル
ブ6の3本のリード線24は金属ソケット部5の絶縁体
25の孔を通して端子26に溶着するかまたは半田にて
固着する。また、アダプタ7にポジションランプ8を取
付ける。
【0015】
【考案の効果】本考案は、リフレクタとレンズからなる
筒体にランプバルブを取付けてなる自動車照明灯におい
て、リフレクタに取付けられたランプバルブの金属ソケ
ット部に、ポジションランプ用アダプタを接着剤で取付
けたので、組立に必要な部品が少なく、組立が簡単で、
なおかつ見栄えもよい。
【0016】また、このポジションランプはスモールラ
ンプに連動されており、スモールランプのスイッチを入
れると同時に点灯される。ポジションランプの光は、ヘ
ッドランプのリフレクタの反射を利用することができる
ので、反射の面積が大きく、薄膜灯としての効果が高
い。なお、ポジションランプを着色すると、さらに目立
ち易いので、霧用など、目的に応じた利用が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動車用照明灯の第1実施例を示
す縦断断面図である。
【図2】第1図における横断断面図である。
【図3】第1図におけるアダプタの正面図である。
【図4】ポジションランプの異なる取付け例を示す拡大
断面図である。
【図5】本考案による自動車用照明灯の第2実施例を示
す縦断断面図である。
【図6】第5図における横断断面図である。
【図7】第5図におけるアダプタの正面図である。
【図8】従来のポジションランプの取付け例を示す分解
斜視図である。
【図9】本考案を自動車に取付けた状態を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1…ヘッドランプ,2…リフレクタ,3…レンズ,4…
ランプバルブ,5…金属ソケット部,6…ガラスバル
ブ,7…アダプタ,8…ポジションランプ,9…ホルダ
ー,10…電源コード,11…円筒形段部,12…導電
性金属のケース,13…ばね,14…端子板,16…バ
ルブ孔,17…円筒体,18…扁平部,19…無機質接
着剤,20…取付け金具,21…ビス,22…ナット,
23…絶縁板,24…リード線,25…絶縁体,26…
端子,27…鍔部,28…筒部,29…アースコード,
30…孔,31…取付け孔,32…突部,33…係止
溝,34…スモールランプ,35…ねじ筒,36…金属
アダプタ,37…ねじ溝,38…方向指示ランプ,39
…ソケット,41…バルブ保持孔,42…接着剤,43
…バルブ保持孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21M 3/02 B60Q 1/18

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフレクタとレンズからなる筐体内にガ
    ラスバルブを取付けてなる自動車用ヘッドランプにおい
    て、前記筐体の内部に位置したガラスバルブの金属ソケ
    ット部に、ポジションランプを取付けたアダプタを接着
    剤にて貼着してなることを特徴とする自動車用照明灯。
  2. 【請求項2】 金属ソケット部に予めガラスバルブを取
    付け、前記アダプタにランプ孔を穿設し、このランプ孔
    に、前記ガラスバルブを遊嵌しつつアダプタを前記金属
    ソケット部に貼着するようにした請求項1記載の自動車
    用照明灯。
  3. 【請求項3】 アダプタに、ガラスバルブとポジション
    ランプとを予め取付けた後、このアダプタを金属ソケッ
    ト部に貼着するようにした請求項1記載の自動車用照明
    灯。
JP1992023503U 1992-03-19 1992-03-19 自動車用照明灯 Expired - Lifetime JP2574622Y2 (ja)

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JPH0577801U JPH0577801U (ja) 1993-10-22
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