JPH057739A - 渦巻ろ過装置とそれを用いる方法 - Google Patents

渦巻ろ過装置とそれを用いる方法

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JPH057739A
JPH057739A JP3028365A JP2836591A JPH057739A JP H057739 A JPH057739 A JP H057739A JP 3028365 A JP3028365 A JP 3028365A JP 2836591 A JP2836591 A JP 2836591A JP H057739 A JPH057739 A JP H057739A
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JP
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stage
filtration
concentrate
modules
flow
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JP3028365A
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Jr Clyde W Fulk
クライド・ダブリユ・フアルク、ジユニア
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Koch Separation Solutions Inc
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Koch Membrane Systems Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/02Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
    • B01D61/12Controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/10Spiral-wound membrane modules
    • B01D63/101Spiral winding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/10Spiral-wound membrane modules
    • B01D63/12Spiral-wound membrane modules comprising multiple spiral-wound assemblies

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の融通性及び圧力と流量の制御性を従来
の貫流方式より大きくし、コストを従来の再循環方式よ
り相当に低減できるろ過装置を提供することである。 【構成】 第1段と第2段が直列に接続され、各段には
複数のろ過モジュールが並列流を作るように配列されて
いる。第1段からの濃縮液が第2段の供給原料となり、
第2段の濃縮液の一部分が第1段の供給原料流へ再循環
される。フイードポンプと再循環ポンプが適当な流れ制
御装置と弁と一緒に、ろ過装置内の圧力と流量の両方に
ついて制御を行う手段となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にいえばろ過技術
に関するものであり、さらに詳しくいえば多段階を用い
るろ過装置の効率を上げる方法と装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この発明を渦巻ろ過膜及び渦巻膜を含む
モジュールを特に参照して説明するが、この発明は多重
モジュールが用いられる他の形式のろ過に適用できると
理解されるべである。
【0003】代表的渦巻ろ過モジュールが1981年1
1月17日認可の米国第4,301,013号に示され
て説明されている。渦巻ろ過膜がそれらの高い表面対体
積比、低い残留液体積及び大体均一な流れパターンの結
果として多くの利点を持っている。渦巻膜が酪農産業に
おいてチーズ乳清の濃縮及び流体乳製品の他の分離可能
な成分の分離と濃縮に用いられるもののような限外ろ過
プロセスにおいて特に有用である。
【0004】代表的渦巻ろ過装置は、穴あき中央管の周
りに巻かれてハウジングの中に囲われた渦巻膜を用いて
いる。普通はモジュールとしても知られている多重渦巻
膜が単一のハウジングの中に直列に結合されており、一
つ以上のハウジングもまたろ過プロセスを行うために一
つに結合されてもよい。
【0005】多段ろ過装置において用いることのできる
ろ過モジュールのための二つの周知の配置は、いわゆる
「貫流」概念又は「クリスマスツリー」設計及び「再循
環」設計である。
【0006】周知の「貫流」設計において、各々が中に
多重モジュールを配置されている複数のハウジングが並
列な関係で置かれ、供給ストリームがハウジングを通る
並列な流れによって導かれる。次にハウジングからの濃
縮液は、通常前の段よりハウジングの数の少ない第2段
へ送られる。供給原料は、再び第2段のハウジングを通
る並列流れによって導かれ、この段からの濃縮物は第3
段へ導かれる。第3段は第2段よりハウジングの数が少
なく、ハウジングの数は、最後の濃縮に達するまで、逐
次の段ごとに連続して減らされる。最後の二つのハウジ
ングからの濃縮物は最終製品である。この特定の設計
は、理論的には多段ろ過装置を作動させる最も効率的な
手段であるが、それは代りの送り速度を処理するための
多様性に限界がある。また、ろ過媒質の透過度が使用中
に減少するので、補うために装置圧力を大きくすること
が必要である。圧力が増加するにつれて、流量は装置の
持っている限界のために減少し、それによって逆効果の
状態を作ることがある。したがって、この装置を通るあ
らかじめ定めた直交流速度を保つ目的は、一つの要因を
別の要因と折衷させることを通じて部分的にのみ満たさ
れる。
【0007】多重モジュールを用いるろ過装置のもう一
つの周知の設計が「再循環」設計といわれている。再循
環ろ過装置のための代表的な装置が図面の第1図に示さ
れ以下に非常に詳細に説明する。
【0008】簡単にいえば、直列に再循環する設計は各
段に付随した再循環ポンプを用い、各段からの濃縮液の
一部分を同じ段の供給ストリームへ再循環する。再循環
設計は圧力と流量を制御するのに非常に柔軟性を与える
が、また追加のポンプエネルギーを必要とするので価格
が高くなる。
【0009】図1を参照すると、前述のようにこれは従
来技術のろ過装置のための再循環段直列設計の略図であ
る。この装置は総括的に数字10で表わされ、四つの同
一の再循環段を備え、各段は総括的に数字12によって
表わされている。各段12は供給ストリーム液体の並列
な流れに合わせるように並列に配列された複数のハウジ
ング又は容器14を備えている。各ハウジングは図示さ
れていないが、ハウジングの中で直列に接続されてい
る。三つのモジュール16を含んでいる。供給ライン1
8がそれぞれのハウジングを通る並列流にして液体供給
ストリームを導くために各ハウジング14を接続されて
いる。各ハウジング14からの透過液は適当な導管(図
示なし)を通って主透過液運搬ライン20へ導かれる。
各ハウジング14からの濃縮液出力は次の段のための供
給ストリームラインとして働くライン24及び再循環ポ
ンプ28と結合それた再循環ライン26に分かれる濃縮
液運搬ライン22へ導かれる。ろ過装置10への供給ス
トリームは再循環ライン26ト34を介して結合されて
いるフイードポンプ32と結合された供給ライン30を
介して流される。もちろん、適当な弁又は制御装置(図
示なし)がろ過装置10を完成するために用いられると理
解すべきである。図1の再循環段直列設計は、供給ライ
ン30、ポンプ28及び32並びにライン34及び18
を通して多重ハウジング14ヘ液体を導入することによ
って透過液分と濃縮液分に分離されるべき液体を送るこ
とによって動作する。ハウジング14の中で、透過液
は、個々のモジュール16を半径方向に通過し、濃縮液
は軸方向に移動する。濃縮液の一部分がライン22及び
24を経て次の段へ行き、濃縮液の残りは、ライン26
とポンプ28を介して供給ライン18ヘ再循環する。こ
の装置は圧力ヘッド及び体積をポンプ28と32を介し
て変えることができる結果として(「貫流」設計と比較
するとき)圧力と流量についての制御が改良される。し
かし各段のための循環ポンプ及び関連の弁と制御装置を
持つ必要があるために、再循環段直列設計の価格は比較
的高い。前述の装置の1例が図1に示されている。段ご
とに並列な6ハウジングが三つのモジュールを各ハウジ
ング内で直列にして用いられる。合計で4段が示されて
いる。4段の各々に一つのポンプと関連の弁及び制御装
置が第1段に原料を送るポンプのほかに普通必要であ
る。
【0010】
【発明が解決しよとする課題】したがって、本発明の主
な目的は、従来技術の貫流設計で可能なより大きな融通
度と圧力と流量についての大きな制御を可能にし、なお
従来の技術の再循環設計を越えるかなりの費用節約を与
える多段ろ過装置のための方法と装置を提供することで
ある。
【0011】本発明の重要な一つの目的は、直列に配列
された二つ以上の段を有することによって貫流多段ろ過
装置の利点を達成するが、また貫流ストリームを用いる
ことによって貫流設計の利点の幾つかを達成する装置と
方法を提供することである。また本発明の一つの目的は
ハードウエアコストが装置の圧力より容量によってより
多く影響されるので、装置の流量を大きくするよりずっ
と少ない費用で装置の圧力を大きくできるハードウエア
設計パラメータを利用することによって多段ろ過装置に
おける効率を大きくできることである。
【0012】なお本発明のもう一つの目的は従来技術を
特徴づけたように各段の後に再循環するのではなく、再
循環の前に多重段を直列に結合することによって従来の
多段直列再循環装置よりずっと低いコストで働く多段ろ
過装置を提供することである。 本発明のその他の目的
は添付図面を参照して読むとき以下の説明から明らかに
なるであろう。
【0013】
【実施例】図2に示され数字36によって総括的に表わ
されるている本発明の装置を次に参照すると、この装置
には数字38及び40によって表わされた二つの段があ
る。段38は、並列関係に配置された複数のハウジング
14を備え、各ハウジングは三つのモジュール16を中
に含んでいる。各ハウジングはそれぞれの入口に接続さ
れた供給ライン44を有する供給マニホルド42によっ
て原料を供給される。ハウジング14に含まれた三つの
モジュール16からの透過液は透過液ライン46を経て
それぞれのハウジングからのライン46のすべてと結合
された本管48へ導かれる。
【0014】各ハウジング14からの濃縮液出力は、ラ
イン50を経てそれぞれのハウジングからのすべてのラ
イン50と結合された濃縮液マニホルド52へ送られ
る。マニホルド52からは第2段40のハウジング14
に原料を供給する複数のライン54が出ている。
【0015】図2を見て容易に明らかなように、第2段
40は二つ少ないハウジング14が並列になっているこ
とを除いて第1段38と同じである。明瞭にするため
に、第2段の透過液本管は数字48aで表わされてい
る。第2段40のための濃縮液マニホルドは数字52a
で表されている。戻りライン56がマニホルド52aか
ら再循環ポンプ58へ伸びている。製品出口ライン60
が戻りライン56を通って動かない濃縮液の部分を除
き、このラインを経て装置から去る濃縮液の量を制御す
る制御弁62を備えている。再循環ポンプ58からの出
力は、接続ライン64を通って供給マニホルド42へ動
かされる。第2の制御弁62が接続ライン64を通過す
る液体の量を変えるのに用いられている。
【0016】供給ライン66がライン70を経て再循環
ポンプ58に接続されたフイードポンプ68ヘ被分離液
を導入する。第3の制御弁62がフイードポンプ68か
らの出力を制御するためにライン70に置かれている。
第1の流れ制御装置Cがラ。イン70の中の弁62を
通る流量を監視し、制御ライン72を経てライン60の
弁62を通る流れを監視する第2の制御装置Cへ接続
されている。
【0017】次に図3を参照すると、ハウジング14が
断面詳細図で示されている。簡単にするために、単一の
モジュール16だけがハウジング内に示されているが、
実際には通常多重モジュールが任意のどのハウジング1
4の中にも存在することに注意されたい。ハウジング1
4にある穴の真ん中を通して管壁にある複数の穴76を
特徴とする透過液パイプ74が取付けられている。パイ
プ74の周りには、編んだ不活性材料から成る膜スペー
サ80によって分離されている巻回物を有する多層の適
当な膜78から成っていてもよいろ過材料が巻かれてい
る。ハウジング14の一端にはライン44からの液体給
送を受ける適当な穴(図示なし)が設けられている。も
ちろん、供給ライン44の所在場所はハウジング14の
入力側のどこであってもよいことが理解されるべきであ
る。ハウジング14の出口端にあるもう一つの穴(図示
なし)が前述の方法で濃縮液マニホルド接続する濃縮液
出力ライン50と通じている。フイルタ媒質と穴76を
通過する透過液は、次のモジュールの隣接した透過液パ
イプと通ずるか又は接続部内の最終モジュールの場合に
透過液を本管48を通して遠隔処理場所に運ぶ透過液ラ
イン46と通じているパイプ74の中に集められてい
る。
【0018】動作について述べると、濃縮液分と透過液
分とに分離されるべき液体を含む流体供給ストリームが
供給ライン66を経てフイードポンプ68ヘ、したがっ
て、再循環ポンプ58と供給マニホルド42ヘ送られ
る。弁62は、ポンプ58と68を通して流れを制御す
るのに用いられ、一方、製品出口ライン60に置かれた
第3の弁62を用いてシステム内の圧力を取り出されつ
つある製品の量を制限することによってさらに制御でき
る。制御装置C及びCは、フイードライン70及び
製品出口ライン60にある弁62を通る流れを監視し、
ろ過装置の両側にあるフイードライン70と製品出口ラ
イン60との間の圧力流量の比を一定に保つように設計
されている。第3の弁62(ライン64にある)はろ過
装置の入力側における流量と圧力を制御装置C及びC
と独立に制御できるようにする。被分離液がろ過装置
38の第1段に導かれ、そこで供給ストリームが分けら
れて、並列流れで同時に第1段モジュール14を通過す
る。被分離液は各ハウジング14にあるろ過モジュール
16を通過し、ろ過モジュールにおいて透過液は、ろ過
媒質を半径方向に通過して透過液パイプ74の中に入
り、濃縮液はろ過媒質を軸方向に通過してハウジングの
遠い端から出る。透過液がそれをさらに処理するために
遠隔の場所へ運ぶ本管48の集められる。各ハウジング
14からの濃縮液がライン50を経て取り除かれ、ライ
ン50において濃縮液マニホルド52ヘ導かれる。
【0019】第2段40はまた複数のハウジング14を
もっているが、第1段におけるハウジングの数より少な
い(例において二つ少なく示されている)。ハウジング
の数の減少は、透過分を埋め合せることによって適当な
横流速度を保つ。第1段38からの濃縮液は、第2段0
のための供給原料を形成し、ライン54を経て第2段ハ
ウジングニ導入される。図2に示されているように、第
2段におけるハウジング14もまた供給液がハウジング
を通って同時に並列に流れるように配置されている。第
2段のハウジングは、事実上、第1段の対応するハウジ
ングト直列に接続され、被分離液を透過液分にさらに濃
縮することが第1段について既に述べ他のと同じやり方
で第2段において起こる。
【0020】第2段からの透過液がライン46を経て第
1段本管48と接続されている本管48aへ送られる。
第2段のハウジング14からの濃縮液がライン56と6
0に分かれる第2段濃縮液マニホルド52aへライン5
0を経て導かれる。濃縮液の一部分がライン60を経て
取り除かれ、その後の処理のための遠隔の場所へ導かれ
る。残りの濃縮液は、ライン56と再循環ポンプ58を
経て再循環する。貫流設計及び再環設計の特徴の組合わ
せを採用することによって、装置の効率を高めるハード
ウエア経済学を利用するかなりの効率が得られる。この
増加した効率は、図1及び図2を比較することによって
最もよく理解される。図1に例示された従来技術のろ過
装置10が本発明のろ過装置36と同じ数のろ過モジュ
ール16を持っていることに注意されたい。ポンプの費
用はポンプの圧力ヘッドではなくポンプの流量容量によ
って最も影響されるので、従来の再循環ポンプ28より
流量容量及び圧力定格がわずかに大きいだけである単一
の再循環ポンプ58を用いることができる。本発明によ
って示唆された構成に従うモジュールを配列することに
よって、図1に示された四つの再循環ポンプの28のう
ちの三つを完全に除去する。それ以上の節約が各再循環
段と関連するはずの弁制御装置及びその他のハードウエ
アの費用をなくすことによって実現される。
【0021】本発明のろ過装置はまた、従来技術の「貫
流」設計と比較するときかなりの動作効率を示す。その
理由はフイードポンプ68と再循環ポンプ58を組合わ
せて利用すると、圧力と流量を独立に制御し、単一のポ
ンプだけで可能であるよりずっと広い動作範囲の流量と
圧力を持つことができるからである。
【0022】本発明はまた液体を透過液分と濃縮液分に
ろ過し、横並びの関係で配置された複数の第1のろ過モ
ジュールを備えて、それらのモジュールを並列流れで通
過する供給ストリームを受けることを含む方法を含むこ
とがわかるであろう。複数の第1段モジュールからの濃
縮液は、第1段モジュールと直列に、かつ互いに並列に
なって配置された複数の第2段モジュールへ送られ、濃
縮液が第2段のモジュールを並列流れで進むようにす
る。第2段からの濃縮液は、濃縮液が最小の供給ストリ
ームに結合する手段へ一部分再循環される。供給ストリ
ームの通過段階と再循環段階との両方の間これらの二つ
の段階を実行するとき、装置にかかる一定の流れ圧力を
保つように液体流量を検知することが好ましい。
【0023】装置経済学は、本発明の装置と方法が普通
は二つのろ過段を備え、各々の段が二つの段の間で直列
に結合された複数のモジュールを並列に備えているよう
なものになっているが、再循環工程を実行する前に追加
の段を直列に結合することは、本発明の範囲内である。
【0024】1ハウジング当りのモジュールの数及び1
段当りのハウジングの数を特定のろ過装置の使用に合わ
せるように変えることができることもまた理解すべきで
ある。二つの隣接ハウジング14を一つのハウジングか
らの透過液パイプを次のハウジングにある透過液パイプ
に直接に行くように直列に接続できることも述べておく
必要がある。次に、第1段の二つの端のハウジングは、
第2段のための一つ以上の供給パイプへ直接に結合され
る濃縮液出力ラインを持つことができよう。
【0025】上述のことから、本発明は、これまでに述
べたすべての目的ならびに本発明を商業的用途に利用す
るときに明らかになる見込みのあるその他の利点を達成
するのによく適応される一つであることがわかるであろ
う。
【0026】開示した発明の2、3の特徴及び副組合わ
せが有用であり他の特徴や副組合わせを参照することな
しに用いることができることがわかるであろう。これは
特許請求の範囲内によって考えられその範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術において周知である再循環段直列設
計の略図である。
【図2】 本発明の特徴を組入れたシステム設計の略図
である。
【図3】 ハウジング又は容器の中に囲われた代表的ろ
過モジュールの拡大断面図である。
【符号の説明】
14 ハウジング 16 モジュール 36 ろ過装置 38 段 40 第2段 42 供給マニホルド 44 透過液ライン 52,52a 濃縮液マニホルド 58 再循環ポンプ 62 制御弁 68 フイードポンプ 76 穴 78 膜 80 膜スペーサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体供給ストリームを濃縮液分と透過液
    分とに分離するろ過装置であって、該装置が 貫流する前記流体供給ストリームの並列流れに対して横
    並びの関係に配置された複数のろ過モジュールを備え、
    前記モジュールの各々が入口、濃縮液出口及び透過液出
    口を有する第1段と、 互いに並列に接続された複数のろ過モジュールを備える
    第2段と、 前記第1の段のモジュールを前記第2の段のモジュール
    へポンプを通さずに直接に結合する手段と、 前記第1段及び第2段に前記流体供給ストリームを押し
    通す手段と、 前記濃縮液の一部分を前記第2の段から前記第1の段へ
    再循環させる手段を備えて成ることを特徴とするろ過装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2の段にあるモジュールの数が前
    記第1の段にあるモジュールの数より少ないことを特徴
    とする請求項1に記載のろ過装置。
  3. 【請求項3】 前記流体供給ストリームを押し通す前記
    手段が第1のポンプ手段を備え、前記濃縮液の一部分を
    再循環させる前記手段が第2のポンプ手段を備え、また
    前記第1及び第2の両方のポンプ手段を通る流量を検知
    する手段を設けられ、前記検知手段が前記第1及び第2
    のポンプ手段の流量の間の比を一定に保つ手段を備え、
    さらに前記第1及び第2のポンプ手段の一方を通る流れ
    を前記流量を検知する手段と関係なく制御する流量制御
    手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のろ
    過装置。
  4. 【請求項4】 前記モジュールの各々が渦巻ろ過膜を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載のろ過装置。
  5. 【請求項5】 流体供給ストリームを濃縮液分と透過液
    分に分離するろ過装置であって、該装置が 並列な関係に配置され、各々が中に受けられる少なくと
    も一つの渦巻膜モジュールを備え、さらに入口、濃縮液
    出口及び透過液出口を備えている複数の第1のハウジン
    グ部材を備えた第1段と、 前記第1のハウジング部材へ前記流体供給ストリームを
    導入する手段と、 互いに並列な関係に配置された複数の第2のハウジング
    部材を備えた第2段と、前記第1段及び第2段に前記流
    体供給ストリームを押し通す手段と、 前記第2の段のハウジングからの濃縮液の一部分を前記
    第1の段のハウジングヘ再循環する手段とを備え、 前記第2のハウジング部材の数が前記第1のハウジング
    部材の数より少なくとも一つ少なく、前記第2のハウジ
    ングの各々が入口、濃縮液出口及び透過液出口を有し、 前記第2のハウジングの各々が中に受けられる少なくと
    も一つの渦巻膜モジュールを有することを特徴とするろ
    過装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも二つの分離可能な成分から成
    る液体をろ過する方法であって、該方法が 横並びに並んだ複数の第1のろ過モジュールを用意する
    工程と、 前記液体の供給ストリームを前記第1のろ過モジュール
    に並列流れで通す工程と、 前記第1のろ過モジュールからの濃縮液をポンプを通す
    ことなく直接に複数の第2のろ過モジュールヘ送る工程
    と、 前記第2のろ過モジュールからの濃縮液の一部分を前記
    液体供給ストリームへ再循環させる工程とを備え、 前記第2のろ過モジュールが貫流する前記濃縮液の並列
    流れを送るように横並びの関係に配置されていることを
    特徴とするろ過方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の複数のろ過モジュールの数が
    前記第1の複数のろ過モジュールの数より小さいことを
    特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記並列流れで通す工程と再循環させる
    工程の両方の間の液体の流量を検知して二つの工程が行
    われるとき事実上一定の流量を保つ工程を含むことを特
    徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記並列流れで通す工程と前記再循環さ
    せる工程との少なくとも一方の間前記一定流量を維持す
    る工程と関係なく液体の流れを制御する工程を含むこと
    を特徴とする請求項8に記載の方法。
JP3028365A 1990-02-22 1991-02-22 渦巻ろ過装置とそれを用いる方法 Pending JPH057739A (ja)

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US483391 1983-04-08
US07/483,391 US4988445A (en) 1990-02-22 1990-02-22 Spiral wound filtration system and method of utilizing same

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JPH057739A true JPH057739A (ja) 1993-01-19

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EP (1) EP0443257A1 (ja)
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CA (1) CA2032459A1 (ja)

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WO2011052537A1 (ja) * 2009-10-27 2011-05-05 三井造船株式会社 マニホールド構造
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