JPH0577366B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0577366B2 JPH0577366B2 JP63080608A JP8060888A JPH0577366B2 JP H0577366 B2 JPH0577366 B2 JP H0577366B2 JP 63080608 A JP63080608 A JP 63080608A JP 8060888 A JP8060888 A JP 8060888A JP H0577366 B2 JPH0577366 B2 JP H0577366B2
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- JP
- Japan
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- electrode
- water
- underwater
- electric screen
- nozzle
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 235000015170 shellfish Nutrition 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、魚介類の遊泳を規制するための電気
スクリーンを発生する電気スクリーン発生方法に
関する。
スクリーンを発生する電気スクリーン発生方法に
関する。
従来では、この種電気スクリーンを発生する場
合、複数本の電極棒をほぼ等間隔に配列すると共
に各電極棒間を電気的に接続して電極列を構成
し、このような複数の電極列を水中において互い
に平行に配設し、隣接する2つの電極列にそれぞ
れ異なる電位を与えて各電極列間に電位差に基づ
く電界強度の電気スクリーンを発生するようにし
ている。
合、複数本の電極棒をほぼ等間隔に配列すると共
に各電極棒間を電気的に接続して電極列を構成
し、このような複数の電極列を水中において互い
に平行に配設し、隣接する2つの電極列にそれぞ
れ異なる電位を与えて各電極列間に電位差に基づ
く電界強度の電気スクリーンを発生するようにし
ている。
また、前述した電極列の代わりに複数の電極板
を水中において互いに平行に配設し、各電極板間
に電気スクリーンを発生する方法もある。
を水中において互いに平行に配設し、各電極板間
に電気スクリーンを発生する方法もある。
したがつて、このような電気スクリーンに魚介
類が侵入すると、魚介類は電気的刺激を受けて忌
避行動をとり、電気スクリーンを遊泳通過するこ
とができなくなり、魚介類の遊泳を遮断すること
が可能になる。
類が侵入すると、魚介類は電気的刺激を受けて忌
避行動をとり、電気スクリーンを遊泳通過するこ
とができなくなり、魚介類の遊泳を遮断すること
が可能になる。
ところが、従来技術にあつては、電極棒あるい
は電極板といつた複数の建造物を水中において構
築する必要があるため、その強度が問題となり、
特に流速が激しい水中の場合、電極棒、電極板を
所定位置に直立状態等で平行に保持しておくこと
が困難となり、大掛りな建造物とならざるを得
ず、設置作業も潜水作業に依存する割合が多く、
大変な作業になる欠点がある。
は電極板といつた複数の建造物を水中において構
築する必要があるため、その強度が問題となり、
特に流速が激しい水中の場合、電極棒、電極板を
所定位置に直立状態等で平行に保持しておくこと
が困難となり、大掛りな建造物とならざるを得
ず、設置作業も潜水作業に依存する割合が多く、
大変な作業になる欠点がある。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題
点に留意してなされたものであり、その目的とす
るところは、水中における建造物を極力少なくし
得る電気スクリーン発生方法を提供しようとする
ものである。
点に留意してなされたものであり、その目的とす
るところは、水中における建造物を極力少なくし
得る電気スクリーン発生方法を提供しようとする
ものである。
前記目的を達成するために、本発明における電
気スクリーン発生方法では、水中もしくは水中底
部に配設された水中電極と、その上方の水面上よ
り液体を連続的に注水するノズル電極とにそれぞ
れ異なる電位を与え、両電極間の水中に、前記ノ
ズル電極と水面との間の液体を介して、魚介類の
遊泳を規制する電気スクリーンを形成することを
特徴としている。
気スクリーン発生方法では、水中もしくは水中底
部に配設された水中電極と、その上方の水面上よ
り液体を連続的に注水するノズル電極とにそれぞ
れ異なる電位を与え、両電極間の水中に、前記ノ
ズル電極と水面との間の液体を介して、魚介類の
遊泳を規制する電気スクリーンを形成することを
特徴としている。
ノズル電極より液体を連続的に水面上に注水
し、水中電極とノズル電極とにそれぞれ異なる電
位を与えると、両電極間の電位差の電圧がノズル
電極から水面までの注水液体及び水面から水中電
極までの水中に印加され、該水中に電気スクリー
ンが形成される。
し、水中電極とノズル電極とにそれぞれ異なる電
位を与えると、両電極間の電位差の電圧がノズル
電極から水面までの注水液体及び水面から水中電
極までの水中に印加され、該水中に電気スクリー
ンが形成される。
つぎに、本発明の実施例につき、図面を参照し
て説明する。
て説明する。
まず第1図は基本構成を示し、1は水中底部に
配設されたほぼ水平な水中電極、2は水中電極1
の上方の水面上に注水口を下方に向けて配設され
たノズル電極であり、循環水ポンプ3により吸水
管4を介して吸水された水が送水管5を通してノ
ズル電極2に案内され、該ノズル電極2より水面
上に水が連続的に注水される。
配設されたほぼ水平な水中電極、2は水中電極1
の上方の水面上に注水口を下方に向けて配設され
たノズル電極であり、循環水ポンプ3により吸水
管4を介して吸水された水が送水管5を通してノ
ズル電極2に案内され、該ノズル電極2より水面
上に水が連続的に注水される。
6は直流電源であり、正電源端子がノズル電極
2に接続されると共に、負電源端子が水中電極1
に接続されて接地されており、両電極1,2にそ
れぞれ異なる電位が与えられる。
2に接続されると共に、負電源端子が水中電極1
に接続されて接地されており、両電極1,2にそ
れぞれ異なる電位が与えられる。
したがつて、ノズル電極2からの注水状態で両
電極1,2にそれぞれ異なる電位が与えられるこ
とにより、両電極1,2間の水中においてノズル
電極2と水面との間の注水柱を介して電場が形成
され、電気スクリーンが発生する。
電極1,2にそれぞれ異なる電位が与えられるこ
とにより、両電極1,2間の水中においてノズル
電極2と水面との間の注水柱を介して電場が形成
され、電気スクリーンが発生する。
そして、前記水中電極1とこの上方に位置する
ノズル電極2との組合せは、形成しようとする電
気スクリーンの長さに応じた数だけ配列される。
ノズル電極2との組合せは、形成しようとする電
気スクリーンの長さに応じた数だけ配列される。
第2図は、このような複数の水中電極1とノズ
ル電極2との組合せによつて形成された水中電場
の状態を示したものである。
ル電極2との組合せによつて形成された水中電場
の状態を示したものである。
図中の7はノズル電極2より水面上に注水され
た水の注水断面を示すものであり、当該各断面位
置に仮想電極が設置された如く、水中において対
向する電極が上下に配置された場合と同様の等電
位分布が形成され、各電極1,2間の水中に電気
スクリーンが発生する。
た水の注水断面を示すものであり、当該各断面位
置に仮想電極が設置された如く、水中において対
向する電極が上下に配置された場合と同様の等電
位分布が形成され、各電極1,2間の水中に電気
スクリーンが発生する。
ここで、第2図のA−A′断面位置における電
界強度は、電極1,2との対向位置を最大にして
魚介類の遊泳規制方向に連続的に(無段階)に変
化する特性を示し、魚介類が電極位置に近づくに
連れ電界強度が連続的に高くなり、魚介類の忌避
行動を促進できることになる。
界強度は、電極1,2との対向位置を最大にして
魚介類の遊泳規制方向に連続的に(無段階)に変
化する特性を示し、魚介類が電極位置に近づくに
連れ電界強度が連続的に高くなり、魚介類の忌避
行動を促進できることになる。
第3図は前述したような電気スクリーンの適用
例を示すものであり、水力発電所等の取水口8に
対し、鮎等の魚介類の侵入防止用として電気スク
リーンを発生するようにしたものである。なお、
9は取水口8内に該取水口8を塞ぐように装着さ
れた鋼製スクリーンであり、漂流物捕獲用であ
る。
例を示すものであり、水力発電所等の取水口8に
対し、鮎等の魚介類の侵入防止用として電気スク
リーンを発生するようにしたものである。なお、
9は取水口8内に該取水口8を塞ぐように装着さ
れた鋼製スクリーンであり、漂流物捕獲用であ
る。
なお、前述の水中電極1は水中底部に限らず、
必要に応じて水中における所定高さに配置するよ
うにしてもよい。
必要に応じて水中における所定高さに配置するよ
うにしてもよい。
以上説明したように、本発明の電気スクリーン
発生方法によると、水中電極とこの上方のノズル
電極との間に電圧を印加し、ノズル電極と水面と
の間の注入液体を介して水中に電場、すなわち電
気スクリーンを発生させるようにしたので、水中
における建造物として水中電極のみを設ければ良
くなり、水中における電極設置作業が簡単にな
り、しかも、この水中電極は水平状態で設置され
ることが多く、流速の激しい水中においても容易
に設置することができる。
発生方法によると、水中電極とこの上方のノズル
電極との間に電圧を印加し、ノズル電極と水面と
の間の注入液体を介して水中に電場、すなわち電
気スクリーンを発生させるようにしたので、水中
における建造物として水中電極のみを設ければ良
くなり、水中における電極設置作業が簡単にな
り、しかも、この水中電極は水平状態で設置され
ることが多く、流速の激しい水中においても容易
に設置することができる。
特に、実施例のように、設置電位の水中電極を
水中底部に配設する構造を採れば、電気スクリー
ン発生用の電極が水中に突出せず、事実上の無形
バリヤが形成できることになる。
水中底部に配設する構造を採れば、電気スクリー
ン発生用の電極が水中に突出せず、事実上の無形
バリヤが形成できることになる。
図面は本発明の電気スクリーン発生方法の1実
施例を示し、第1図は基本構成を示す断面図、第
2図は本発明により発生した電気スクリーンの等
電位分布及び電界強度特性の説明図、第3図は本
発明の適用例を示す断面図である。 1……水中電極、2……ノズル電極。
施例を示し、第1図は基本構成を示す断面図、第
2図は本発明により発生した電気スクリーンの等
電位分布及び電界強度特性の説明図、第3図は本
発明の適用例を示す断面図である。 1……水中電極、2……ノズル電極。
Claims (1)
- 1 水中に魚介類の遊泳を規制する電気スクリー
ンを発生する電気スクリーン発生方法において、
水中もしくは水中底部に配設された水中電極と、
該水中電極の上方の水面上より液体を連続的に注
水するノズル電極とにそれぞれ異なる電位を与
え、前記両電極間の水中に前記ノズル電極と水面
との間の液体を介して前記電気スクリーンを形成
することを特徴とする電気スクリーン発生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080608A JPH01253199A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 電気スクリーン発生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080608A JPH01253199A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 電気スクリーン発生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01253199A JPH01253199A (ja) | 1989-10-09 |
JPH0577366B2 true JPH0577366B2 (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13723043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63080608A Granted JPH01253199A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 電気スクリーン発生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01253199A (ja) |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63080608A patent/JPH01253199A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01253199A (ja) | 1989-10-09 |
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