JPH0576333U - 組立式収納庫 - Google Patents

組立式収納庫

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JPH0576333U
JPH0576333U JP1680492U JP1680492U JPH0576333U JP H0576333 U JPH0576333 U JP H0576333U JP 1680492 U JP1680492 U JP 1680492U JP 1680492 U JP1680492 U JP 1680492U JP H0576333 U JPH0576333 U JP H0576333U
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JP
Japan
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wall
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planar
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Withdrawn
Application number
JP1680492U
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English (en)
Inventor
英昭 寺原
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要に応じて収納スペースが容易に確保で
き、かつ空間を有効に活用できる撤去可能な組立式収納
庫の提供。 【構成】 壁体10の表面に略箱状に組立られる組立式収
納庫100 の面状部材101が、この壁体10の内部に形成さ
れている収容部に収容される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は組立式収納庫に関し、屋外等で使用する物置などに利用できる。
【0002】
【背景技術】
従来より、物品を収納しておくために、建物には作り吊式の棚、戸棚、引出し 、押入などが設けられるが、これらのみでの収納に限界があるときには、室内の 収納家具あるいは屋外の物置といった収納設備が設置される。
【0003】 これらの別途設置式の収納設備は、通常室内の床面や屋外の敷地などに載置さ れるものが一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前述のような別途設置式の収納設備は、別途設置であるから必要な 時にすぐに得られないことがある。 また、これらの収納設備は通常箱状になっているため嵩が大きく、輸送時や据 え付け時等の取扱いが不便であるという問題がある。 さらに、収納物が減った場合など、撤去して別の所に仕舞っておく等の処置が 難しいため、室内の床面や屋外の敷地等を無駄に占有してしまうという問題があ る。
【0005】 本考案の目的は、必要に応じて収納スペースが容易に確保でき、かつ空間を有 効に活用できる撤去可能な組立式収納庫を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、壁体の表面に略箱状に組立られる面状部材と、前記壁体内に形成さ れて前記面状部材を収容可能な収容部とを含み構成されることを特徴とする。 ここで、前記収容部は壁体の反対側表面に連通されていることが望ましい。
【0007】
【作用】
このような本考案においては、壁体の表面に略箱状に組立られる面状部材が前 記壁体内に形成された収容部に収容されるので、不用なときには分解収容して床 面や敷地を無駄に占有することがなくなる。 また、収容部から面状部材を取り出すことで容易に組立設置することが可能と なり、必要に応じてすぐに収納スペースが確保できることになり、これらにより 前記目的が達成される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1において、住宅用建物の壁体10には本考案に基づく組立式収納庫100 が設 置されている。 組立式収納庫100 は、壁体10の表面11に略箱状に組立られる面状部材101 を有 し、壁体10の内部に形成されて面状部材101 を収容可能な収容部102 を備えてい る。
【0009】 面状部材101 は、屋根用部材103 、床面用部材104 、正面部材105 、中心に縦 方向の折れ目を有する側面部材106 とを含み構成されている。 この屋根用部材103 には支持用枠112 が収納側に取り付けられ、組立後の正面 部材105 と側面部材106 は支持用枠112 に当接することでその状態を保持できる ようになっており、床面用部材104 には収納庫足113 が備わっていて下方(図4 中F方向)に延ばすことで床面用部材104 及び収納物を支えるような構成となっ ている。 また、これらの屋根用部材103 と床面用部材104 の収納側と反対側の面は壁体 10の表面11と同様な色あるいは模様を備えている。
【0010】 収容部102 は、前記面状部材101 を収容する収容空間107 を有する箱状とされ 、部材出入口108 により壁体10の表面11に開口され、この開口から面状部材101 を出入りさせることができるように構成されている。
【0011】 ところで、面状部材101 は以下のような係合関係をそれぞれ有している。 すなわち、壁体10の部材出入口108 周縁の上側に当たる部分と屋根用部材103 との間、及び壁体10の部材出入口108 周縁の下側に当たる部分と床面用部材104 との間は、それぞれ蝶番等により折り畳み可能に係合されている。 また、壁体10の収容空間107 の一番奥(部材出入口108 と反対側)の周縁の横 側に当たる部分と側面部材106 との間、及び側面部材106 と正面部材105 との間 も、蝶番等により折り畳み可能に係合されている。 さらに、側面部材106 は、中心に縦方向の折れ目を有しているが、この部分に も蝶番等が備えられていて折り畳み可能に構成されている。
【0012】 また、正面部材105 は組立式収納庫100 の扉となっていて、ここから組立式収 納庫100 に収納された収納物を取り出すようになっており、さらに収容部102 は 収納物取出し口109 により壁体10の反対側の表面12に連通されていて、ここから も扉110 を開けて収納物を取り出せるようになっている。
【0013】 このような本実施例の組立式収納庫100 は、以下のようにして壁体10の表面11 に組立設置される。 先ず、図2には、組立式収納庫100 の面状部材101 を収容部102 に収容した状 態の水平断面(a)と縦断面(b)とが示されている。 この状態においては、面状部材101 は、全て壁体10の内部に収容されている。 収容部102 の収容空間107 の一番奥には、その中央を縦方向にくの字形に折り 曲げられて畳まれた側面部材106 が収容されていて、この手前には正面部材105 、さらに手前には屋根用部材103 および床面用部材104 が収容されている。 この収容された状態では、屋根用部材103 および床面用部材104 は壁体10の表 面11となっている。
【0014】 次に、図3には、組立式収納庫100 の組立途中の状態の水平断面(a)と縦断 面(b)が示されている。 図1および図3において、面状部材101 を収容部102 から引き出すには、屋根 用部材103 を図中A方向に、床面用部材104 を図中B方向に直角以上に開いてお き、正面部材105 を側面部材106 とともに図中X方向に引っ張る。 すると、図中C、D、E方向に各々が開き所定の状態に組み立てられる。
【0015】 最後に、図4には、組立式収納庫100 の組立設置後の状態の水平断面(a)と 縦断面(b)が示されている。 図1および図4において、前述のように、直角以上に開かれた屋根用部材103 は正面部材105 と側面部材106 を所定の状態に組立てた後にこれらの端縁の上に 被せる。そして、この屋根用部材103 に備えられた支持用枠112 により組立後の 正面部材105 と側面部材106 は所定の状態に保持される。 また、直角以上に開かれた床面用部材104 はその内部から収納庫足113 を下方 (図中F方向)に延ばすことにより、正面部材105 と側面部材106 の下側端縁に 接続され、所定の状態となる。 なお、以上の組立設置手順と逆順をたどれば、分解収容手順となる。
【0016】 このような本実施例によれば、壁体10の表面11に略箱状に組立られる面状部材 101 が前記壁体10の内部に形成された収容部102 に収容されるので、不用なとき には分解収容して床面や敷地を無駄に占有することがなくなる。 また、収容部102 から面状部材101 を取り出すことで容易に組立設置すること ができるので、必要に応じてすぐに収納スペースが確保できる。 さらに、組立式収納庫100 は分解収容されるので、輸送時や据え付け時等の取 扱いが箱状であるために不便であるという不都合を解消できる。 とくに、壁体10を含む建物がユニット式の工業化住宅であれば、組立式収納庫 100 もユニット化することができ、さらに工場組付けしておくことで施工を容易 にすることができる。
【0017】 また、壁体10の反対側の表面12と収容部102 が収納物取出し口109 により連通 されているので、壁体10の反対側から収納物を取り出すことができる。
【0018】 また、屋根用部材103 の収納側には支持用枠112 が取り付けられているので、 略箱状に組み立てられた面状部材101 は所定の状態を保持することができる。 さらに、屋根用部材103 と床面用部材104 の収納側と反対側の面を壁体10の表 面11と同様な色あるいは模様としておくことで、収容時の違和感をなくすことが できる。
【0019】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば以下に示すよう な変形等も本考案に含まれるものである。 例えば、前記実施例では、屋根用部材103 と床面用部材104 が収容時の壁面10 の表面11を兼ねているが、別途の収容部102 用の扉を壁体10に設けてもよい。
【0020】 また、前記実施例の側面部材106 は、中央で縦方向に折れ曲がるような構成と なっているが、一部材で構成されてもよく、3個以上の部材により折れ曲がるよ うに構成されてもよい。 さらに、他の面状部材101 も、前記実施例のとおりに構成されている必要はな く、要するに組立設置した時に面状に形成され、収容部102 に分解収容すること ができるように構成されていればよい。
【0021】 また、収納物取出し口109 の大きさは、収容部102 からある程度の大きさの収 納物が取り出せれば任意の設定としてよい。 さらに、収納物取出し口109 および扉110 は、壁体10の反対側から収納物を取 り出す必要がなければ、必ずしも備わっている必要はない。
【0022】 また、前記実施例では、正面部材105 を組立式収納庫100 の扉としたが、他の 面状部材101 を扉としてもよく、例えば屋根用部材103 を上方に開くようにして もよい。 また、収納物取出し口109 が備わっていれば、外側からの出し入れ用の扉の役 割を果たす面状部材101 はなくてもよい。
【0023】 また、面状部材101 は蝶番等により各々が係合され、あるいは壁体10の各部分 と係合されているが、これらは係合しないで収容部102 に収容されていてもよい 。 さらに、床面部材104 は、壁体10が設置される地面あるいは床にその役割を持 たせれば、なくてもよい。
【0024】 また、前記実施例では、面状部材101 は複数の薄板状の部材となっているが、 図5や図6に示す組立式収納庫200 、300 の例のように、シャッター部材201 、 301 を延ばすことにより面状部材が形成されてもよい。
【0025】 また、図7に示す組立式収納庫400 の例のように、収容部402 に収容されてい る複数の枠状部材401 を用い、これをいわゆるテレスコピックに引き出して壁体 10から突出させることにより面状部材が形成されてもよい。
【0026】 さらに、収容部102 の部材出入口108 は、前記実施例のように壁体10の表面11 にある必要はなく、図8に示す組立式収納庫500 の例のように、壁体10の端面に 収容部502 の部材出入口508 が備わっていてもよい。
【0027】 また、本考案の壁体10は、建物の外壁、室内の壁、廊下の壁、あるいは隣の敷 地との境界の壁等いずれのものであってもよい。
【0028】 また、面状部材101 の材質は、木材、ステンレス材等適宜選択してよく、壁体 10の材質も、木材、石材、金属材、無機質等いずれのものであってもよい。
【考案の効果】
以上に述べたように本考案によれば、壁体の表面に略箱状に組立られる面状部 材が前記壁体内に形成された収容部に収容されるので、不用なときには分解収容 して床面や敷地を無駄に占有しないようにすることができるうえ、収容部から面 状部材を取り出すことで容易に組立設置することができるため、必要に応じてす ぐに収納スペースが確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】前記実施例の分解収容時の状態を示す断面図。
【図3】前記実施例の組立設置途中の状態を示す断面
図。
【図4】前記実施例の組立設置後の状態を示す断面図。
【図5】本考案の変形例を示す概略斜視図。
【図6】本考案の変形例を示す概略斜視図。
【図7】本考案の変形例を示す概略斜視図。
【図8】本考案の変形例を示す概略斜視図。
【符号の説明】
10 壁体 100,200,300,400,500 組立式収納庫 101 面状部材 102 収容部 109 収納物取出し口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁体の表面に略箱状に組立られる面状部
    材と、前記壁体内に形成されて前記面状部材を収容可能
    な収容部とを含み構成されることを特徴とする組立式収
    納庫。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した組立式収納庫におい
    て、収容部は壁体の反対側表面に連通されていることを
    特徴とする組立式収納庫。
JP1680492U 1992-03-27 1992-03-27 組立式収納庫 Withdrawn JPH0576333U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1680492U JPH0576333U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 組立式収納庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1680492U JPH0576333U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 組立式収納庫

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Publication Number Publication Date
JPH0576333U true JPH0576333U (ja) 1993-10-19

Family

ID=11926343

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JP1680492U Withdrawn JPH0576333U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 組立式収納庫

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JP (1) JPH0576333U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020192116A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 パナソニック株式会社 宅配ボックス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19960606