JPH0576315U - 傘構造 - Google Patents

傘構造

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Publication number
JPH0576315U
JPH0576315U JP2535192U JP2535192U JPH0576315U JP H0576315 U JPH0576315 U JP H0576315U JP 2535192 U JP2535192 U JP 2535192U JP 2535192 U JP2535192 U JP 2535192U JP H0576315 U JPH0576315 U JP H0576315U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rainwater
umbrella
umbrella body
receiver
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2535192U
Other languages
English (en)
Inventor
学 坂本
晃 桑原
Original Assignee
池田物産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
Priority to JP2535192U priority Critical patent/JPH0576315U/ja
Publication of JPH0576315U publication Critical patent/JPH0576315U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 傘本体から雨水が床部に滴り落ちることがな
く、この床部を濡らすことはない傘構造を提供すること
である。 【構成】 傘本体1の支柱部2の先端部に、傘本体1を
折り畳んで下げた場合に傘本体1の幌部4を伝わって落
下する雨水aを受ける雨水受け6を設けて、幌部4を折
り畳んで傘本体1を下げた場合、幌部4に付着した雨水
aをこの幌部4を伝い雨水受け6に入れて、傘本体1か
らの雨水aが床部に滴り落ちることをなくす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は傘の付着した雨水を床に落下させないようにした傘構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
一般に、傘構造の傘本体34は、図10に示すように支柱部30に骨組み31 により保形された幌部32を折り畳み可能に取り付けた構成であり、支柱部30 の基部には取手33が取り付けてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、傘本体34を折り畳んで下げた場合に傘本体34の幌部32を伝 わって落下する雨水を受けることができず、このために、傘本体34から雨水a が床部35に滴り落ちて、この床部35を濡らすという問題点があった。
【0004】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、傘本体から雨水が床部に滴り落ちることがなく、この床部を濡らすこと はない傘構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、傘本体の支柱部の先端部に、傘本体 を折り畳んで下げた場合に傘本体の幌部を伝わって落下する雨水を受ける雨水受 けを設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、幌部を開いた状態(傘をさした状態)で雨水を受け、この 幌部を折り畳んで傘本体を下げた場合、幌部に付着した雨水はこの幌部を伝い雨 水受けに入り、この雨水受け内に溜まる。したがって、傘本体から雨水が床部に 滴り落ちることがなく、この床部を濡らすことはない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1乃至図3に本考案に係わる傘構造の一実施例を示す。図面中1は傘本体で あり、この傘本体1は支柱部2に骨組み3により保形された幌部4を折り畳み可 能に取り付けた構成であり、支柱部1の基部には取手5が取り付けてある。
【0009】 そして、前記支柱部1の先端部には雨水受け6が設けてある。この雨水受け6 は水受け容器7を備えており、この水受け容器7はその開口部8を前記幌部4側 に対向させてその中央部に支柱部1に先端が位置するようにしてこの支柱部1の 先端部に取り付けてある。そして、前記水受け容器7内にはスポンジのような水 吸収部材9が収容してある。
【0010】 次に作動を説明する。幌部4を開いた状態(傘をさした状態)で雨水を受け、 この幌部4を折り畳んで図1に示すように傘本体1を下げた場合、幌部4に付着 した雨水aはこの幌部4を伝い雨水受け6の水受け容器7内に入り、水吸収部材 9に吸収される。したがって、傘本体1から雨水aが床部に滴り落ちることがな く、この床部を濡らすことはない。
【0011】 また、前記傘本体1をさした時は図3に示すように雨水受け6の水受け容器7 内で水吸収部材9により吸収された雨水aは少しづつ流れ出すために雨水aの滴 りが気になることはない。
【0012】 図4および図5に本考案の傘構造における雨水受けの他の実施態様を示す。こ の雨水受け6は水受け容器7を備え、この水受け容器7はその開口部8を前記幌 部4側に対向させてその中央部に支柱部1に先端が位置するようにしてこの支柱 部1の先端部に取り付けられ、そして、前記水受け容器7内にはスポンジのよう な水吸収部材9が収容してある構成は上記の一実施態様の雨水受け6と同構成で あるが、水吸収部材9の表面9aが支柱部1側に向かって傾斜した円錐面に成さ れている点が異なる。
【0013】 このように、水吸収部材9の表面9aが支柱部1側に向かって傾斜した円錐面 に成されているために、前記傘本体1をさした時に水吸収部材9により吸収され た雨水aは表面9aの円錐面を伝わって支柱部1に沿うて流れ幌部4に沿うよう になり、少しづつ流れ出す。このために雨水aの滴りが気になることはない。
【0014】 図6に本考案の傘構造における雨水受けの他の実施態様を示す。この雨水受け 6は水受け容器7を備え、この水受け容器7はその開口部8を前記幌部4側に対 向させてその中央部に支柱部1に先端が位置するようにしてこの支柱部1の先端 部に取り付けられ、そして、前記水受け容器7内にはスポンジのような水吸収部 材9が収容してある構成は上記の一実施態様の雨水受け6と同構成であるが、水 受け容器7の端面部に重り部材10を取り付けた点が異なる。この重り部材10 を取り付けることにより、傘本体1を傘たてに入れるとこの傘本体1が自立する 。
【0015】 また、重り部材10をマグネットにすることにより、傘立ての底部が鉄系材料 に場合、マグネットの吸着により自立を確実にすることができる。
【0016】 図7乃至図9に本考案の傘構造における雨水受けの他の実施態様を示す。この 雨水受け6は水受け容器7を備え、この水受け容器7の開口縁部は内側に湾曲し ていて水受け部11に成されており、水受け容器7の底部中央には孔12が形成 してある。この孔12には外側からロッド13が挿入してあり、このロッド13 の端部にはフランジ部14が形成してある。そして、水受け容器7内においてロ ッド13にはバルブ15とスプリング16とが装置してあって、前記ロッド13 を傘本体1の支柱部2の先端2aに挿入固着して、この先端2aと前記バルブ1 5とに間に前記スプリング16を位置させてこのスプリング16のばね力でバル ブ15を水受け容器7の底部に圧接して前記孔12を閉じている。また、前記支 柱部2の先側はその中間部から先端2aにかけてその径が徐々に太くなるラッパ 形を成している。
【0017】 上記の雨水受け6においては、幌部4を開いた状態(傘をさした状態)で雨水 を受け、この幌部4を折り畳んで傘本体1を下げた場合、幌部4に付着した雨水 aはこの幌部4を伝い雨水受け6の水受け容器7内に入り、この水受け容器7内 に溜まる。したがって、傘本体1から雨水aが床部に滴り落ちることがなく、こ の床部を濡らすことはない。
【0018】 また、前記傘本体1をさした時は図8に示すように水受け部11内にほとんど の雨水aが溜まり、その後、傘本体1を揺らすことにより雨水aは少しづつ流れ 出すために雨水aの滴りが気になることはない。
【0019】 また、幌部4を折り畳んで傘本体1を下げた場合、水受け容器7内に雨水aが 溜まっているが、この溜まり水を外に出す場合には、水受け容器7の縁を縁石等 に押し付けてスプリング16に抗して移動して前記孔12を開口してこの孔12 から雨水aを出す。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、傘本体の支柱部の先端部に、傘本体を折り畳 んで下げた場合に傘本体の幌部を伝わって落下する雨水を受ける雨水受けを設け たから、幌部を開いた状態(傘をさした状態)で雨水を受け、この幌部を折り畳 んで傘本体を下げた場合、幌部に付着した雨水はこの幌部を伝い雨水受けに入り 、この水受け内に溜まる。したがって、傘本体から雨水が床部に滴り落ちること がなく、この床部を濡らすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる傘構造の側面図である。
【図2】図1A部の詳細断面図である。
【図3】本考案に係わる傘構造の傘本体を開いた場合の
側面図である。
【図4】本考案の傘構造における雨水受けの他の実施態
様を示す断面図である。
【図5】傘本体を開いた場合の雨水受けにおける作用説
明図である。
【図6】本考案の傘構造における雨水受けの他の実施態
様を示す断面図である。
【図7】本考案の傘構造における雨水受けの他の実施態
様を示す断面図である。
【図8】傘本体を開いた場合の雨水受けにおける作用説
明図である。
【図9】同雨水受けにおける雨水排出の作用説明図であ
る。
【図10】従来の傘構造の斜視図である。
【符号の説明】
1 傘本体 2 支柱部 4 幌部 6 雨水受け

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘本体の支柱部の先端部に、傘本体を折
    り畳んで下げた場合に傘本体の幌部を伝わって落下する
    雨水を受ける雨水受けを設けたことを特徴とする傘構
    造。
JP2535192U 1992-03-27 1992-03-27 傘構造 Pending JPH0576315U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2535192U JPH0576315U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 傘構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2535192U JPH0576315U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 傘構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0576315U true JPH0576315U (ja) 1993-10-19

Family

ID=12163448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2535192U Pending JPH0576315U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 傘構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0576315U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101450058B1 (ko) * 2013-07-05 2014-10-16 박정윤 우산받침캡
KR101975364B1 (ko) * 2018-09-04 2019-05-07 곽기관 빗물받이용 우산캡

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101450058B1 (ko) * 2013-07-05 2014-10-16 박정윤 우산받침캡
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