JPH0576184A - スイツチング電源制御回路 - Google Patents

スイツチング電源制御回路

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Publication number
JPH0576184A
JPH0576184A JP3232733A JP23273391A JPH0576184A JP H0576184 A JPH0576184 A JP H0576184A JP 3232733 A JP3232733 A JP 3232733A JP 23273391 A JP23273391 A JP 23273391A JP H0576184 A JPH0576184 A JP H0576184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit
inverter
control circuit
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP3232733A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Takahashi
恭 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0576184A publication Critical patent/JPH0576184A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スイッチング電源回路の投入時に発生するサー
ジ電圧がインバータ用トランジスタに印加されるのを避
けるためにサージ電圧を抑制する。 【構成】DC電源回路11とインバータ電源回路6と制
御回路部1とから構成されるスイッチング電源制御回路
において、制御回路部1に備えられたDC電源制御回路
22とインバータ制御回路23とに相異なる投入遅延時
間及び相違なる遮断時間を設定することができる遅延時
間設定回路24を有する。 【効果】インバータ用トランジスタに印加されるサージ
電圧を抑制することにより、耐電圧の低いトランジスタ
を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源制御回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチング電源制御回路は図3
に示すように、DC電源回路11とインバータ電源回路
6と制御回路部21とDC電源12、負荷13とから構
成されている。なお、従来回路は、スイッチング電源の
投入時にDC電源回路11とインバータ電源回路6と同
時に動作を開始し、スイッチング電源の遮断時にDC電
源回路11とインバータ電源回路6とが同時に動作を停
止している。図3においてDC電源回路11は、チョッ
パー用トランジスタ2、転流ダイオード3、チョークコ
イル4、コンデンサ5から構成されている。インバータ
電源回路6は、インバータ用トランジスタ7,8、トラ
ンス9、整流回路10から構成されている。制御回路部
21はDC電源制御回路22、インバータ制御回路23
から構成されている。
【0003】従来の回路の動作について図4も参照して
説明する。電源オン信号aがDC電源制御回路22、イ
ンバータ制御回路23に入力されると、DC電源制御回
路22は、DC電源回路11の直流出力電圧gが一定に
なるようにパルス幅制御されたパルス信号cを送出する
(図4のパルス信号c)。インバータ制御回路23はオ
ン時間一定、オン時間とオフ時間の時間比が50%以下
であるパルス信号d、eをそれぞれ出力する(図4のパ
ルス信号d、e)。ただし、パルス信号c、及びd、e
のパルス幅が定常状態に達するまでにそれぞれ時間t
1、t2を要する(図4参照)。
【0004】DC電源回路11の入力電圧fは、パルス
信号cで駆動されるチョッパー用トランジスタ2でスイ
ッチングされ、転流ダイオード3、チョークコイル4、
コンデンサ5で平滑される。インバータ用トランジスタ
7,8は、パルス信号d,eで交互に駆動され、DC電
源回路11の直流出力電圧gを交流に変換する。交流電
圧はトランス9の一次側から二次側に伝達され、整流回
路10で整流され、負荷13に印加される。電源オン信
号aが停止すると、DC電源制御回路22インバータ制
御回路23から出力されていたパルス信号c、d、eが
停止し、このことによりDC電源回路11、インバータ
電源回路6が停止する。ただし、パルス信号c及びd、
eのパルス信号が停止するまでにそれぞれ時間t3、t
4を要する(図4参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスイッ
チング電源回路では、電源回路の投入時にDC電源回路
11とインバータ電源回路6が同時に動作を開始するの
で、インバータ用トランジスタ7,8を駆動するパルス
信号d,eのパルス幅が一定のパルス幅に安定する前に
トランス9のセンタータップにDC電源回路の出力電圧
gが印加されるために、トランス9に不平衡な励磁電流
が流れて逆起電力を生じ、それがサージ電圧としてイン
バータ用トランジスタ7,8に印加される。一方、電源
回路の遮断時にDC電源回路1とインバータ電源回路6
とが同時に動作を停止するために、電源遮断直後にコン
デンサ5はDC電源回路の出力電圧gで充電されてお
り、トランジスタ2,7,8,ダイオード3の漏れ電流
により徐々に放電する。従って、コンデンサ5が完全に
放電されていない状態で電源回路が再投入され、インバ
ータ用トランジスタ7,8が動作し始めれと、トランス
9に上述の場合よりもさらに大きな逆起電力が生じ、大
きなサージ電圧がインバータ用トランジスタ7,8に印
加される。これらのサージ電圧のために、インバータ用
トランジスタ7,8には電源回路の投入時の、定常状態
に比べて高い電圧に耐え得る素子を必要とするという欠
点があった。
【0006】本発明の目的は、電源回路の投入時に、イ
ンバータ用トランジスタに印加されるサージ電圧を抑制
するスイッチング電源制御回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング電
源制御回路は、DC電源回路と、前記DC電源回路の直
流出力を交流に変換し、トランスの2次元側に伝達する
インバータ電源回路と、前記DC電源回路にチョッパパ
ルス電圧を供給するDC電源制御回路と、前記インバー
タ電源回路にインバータパルス電圧を供給するインバー
タ制御回路とを備えたスイッチング電源制御回路におい
て、前記DC電源制御回路と前記インバータ制御回路と
に相異なる電源投入遅延時間、及び相異なる電源遮断遅
延時間を設定する遅延時間設定回路を有する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図、図2は本実
施例を説明するタイミングチャートである。図1におい
て図3の従来のスイッチング電源制御回路と同一の符号
は同一の箇所と機能を有している。
【0009】図1において24は遅延時間設定回路で、
DC電源制御回路22、インバータ制御回路23に、相
異なる投入遅延時間、及び相異なる遮断遅延時間をもっ
た制御信号h、iを出力する。図2に示すように、制御
信号hは電源オン信号aの立上がりを投入遅延時間t5
だけ遅らせた信号で、立下がりには遅延時間を持たな
い。信号iは電源オン信号aの立下がりを遮断遅延時間
t6だけ遅らせた信号で、立上がりには遅延時間を持た
ない。ここでt5はt2より長く、t6はt3より充分
長く設定している。電源回路の投入時に、信号hの立上
がりが信号iよりt2以上遅れ、従って、チョッパー用
トランジスタ2を駆動するパルス信号cがインバータ用
トランジスタ7,8を駆動するパルス信号d,eよりt
2以上(すなわち、t5>t2)遅れて出力し始めるこ
とにより、パルス信号d,eのパルス幅が一定のパルス
幅に安定する前にはトランス9のセンタータップに電圧
が印加されない。従ってインバータ用トランジスタ7,
8に大きなサージ電圧が印加されることはない。
【0010】一方、電源回路の遮断時に、信号iの立下
がりが信号hよりt3以上(すなわち、t6>t3)遅
れ、従って、インバータ用トランジスタ7,8を駆動す
るパルス信号d,eがチョッパー用トランジスタ2を駆
動するパルス信号cよりt6だけ遅れて停止することに
より、コンデンサ5に充電されていた電荷はインバータ
電源回路6を介して負荷13で消費され、DC電源の出
力電圧gを十分低い値に押えることが出来る。従って、
電源回路が再投入されてもインバータ用トランジスタ
7,8に大きなサージ電圧が印加されることがない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、DC電源
回路とインバータ電源回路とに相異なる投入遅延時間、
及び相異なる遮断遅延時間を設定する遅延時間設定回路
を備えることにより、電源回路の投入時に、インバータ
回路を構成するトランジスタに印加されるサージ電圧を
抑制することができる。したがってインバータ回路を構
成するトランジスタとして、低耐電圧のトランジスタを
使用することができるので、装置の小型化、信頼性の向
上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例のタイミングチャートである。
【図3】従来のスイッチング電源制御回路のブロック図
である。
【図4】従来例のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 制御回路部 2,7,8 トランジスタ 3 転流ダイオード 4 チョークコイル 5 コンデンサ 9 トランス 10 整流回路 11 電源回路 12 DC電源 13 負荷 22 DC電源制御回路 23 インバータ制御回路 24 遅延時間設定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DC電源回路と、前記DC電源回路の直
    流出力を交流に変換し、トランスの2次元側に伝達する
    インバータ電源回路と、前記DC電源回路にチョッパパ
    ルス電圧を供給するDC電源制御回路と、前記インバー
    タ電源回路にインバータパルス電圧を供給するインバー
    タ制御回路とを備えたスイッチング電源制御回路におい
    て、前記DC電源制御回路と前記インバータ制御回路と
    に相異なる電源投入遅延時間、及び相異なる電源遮断遅
    延時間を設定する遅延時間設定回路を有することを特徴
    とするスイッチング電源制御回路。
  2. 【請求項2】 前記遅延時間設定回路が前記DC電源回
    路への電源投入時間を前記インバータ電源回路への電源
    投入時間より所定時間遅延させ、前記インバータ電源回
    路の電源遮断時間を前記DC電源回路の電源遮断時間よ
    り所定時間だけ遅延させることを特徴とする請求項1記
    載のスイッチング電源制御回路。
JP3232733A 1991-09-12 1991-09-12 スイツチング電源制御回路 Pending JPH0576184A (ja)

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JP3232733A JPH0576184A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 スイツチング電源制御回路

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JPH0576184A true JPH0576184A (ja) 1993-03-26

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ID=16943930

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JP3232733A Pending JPH0576184A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 スイツチング電源制御回路

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JP (1) JPH0576184A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148471A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Shihen Tech Corp 高電圧電源装置
JP2012005224A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Yokogawa Electric Corp 絶縁電源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148471A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Shihen Tech Corp 高電圧電源装置
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000905