JPH0576074A - 遠方監視装置 - Google Patents

遠方監視装置

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JPH0576074A
JPH0576074A JP23780091A JP23780091A JPH0576074A JP H0576074 A JPH0576074 A JP H0576074A JP 23780091 A JP23780091 A JP 23780091A JP 23780091 A JP23780091 A JP 23780091A JP H0576074 A JPH0576074 A JP H0576074A
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JP
Japan
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station device
slave station
master station
measurement
measurement data
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JP23780091A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Noguchi
博史 野口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各地に点在する子局装置内に実時間の時計部を
なくすることにより、保守時の省力化を図ると共に、親
局装置に接続され、帳票などを作成するデータ処理装置
を占有稼働させないようにすることにより、資源の有効
活用を図る。 【構成】子局装置11における計測量1a〜1mのサン
プリングタイミングを、親局装置20のポーリング実行
時に親局装置20から与えられる計測サンプリングイン
ターバルデータを元に子局装置11内で生成する。さら
に、親局装置20内にハードディスク記憶部207を設
けて、各子局装置からの計測データパケットを格納し、
また、外部に接続されるデータ処理装置30からの計測
データ要求時にハードディスク記憶部207内の計測デ
ータパケットをデータ処理装置30へ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加入者電話回線網を伝
送路とする遠方監視装置に係り、特に各地に点在する計
測量のデータを集中監視し、帳票などを作成するに好適
なデータロガー機能を備えた遠方監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加入者電話回線網を伝送路とする
データロガー機能を備えた遠方監視装置は、加入者電話
回線網の使用料金が単位時間の度数料金制であることか
ら、むやみに通信回数を増やさないようにして加入者回
線網の使用料金を節約することを目的として、各地に点
在する子局装置に実時間を計時する時計部を設け、その
時計部からの時刻データを元に特定のインターバル、例
えば、毎正時おきに、計測信号を入力し、その時点の時
刻データと計測データをメモリに蓄積して、親局装置か
らのポーリング時に蓄積していた時刻データと計測デー
タを一括して親局装置へ伝送していた。また、親局装置
は、ポーリングによって得られた時刻データ付きの計測
データを外部に接続されたデータ処理機能へ転送してい
た。これにより、外部のデータ処理装置では帳票作成な
どのデータ処理を行い、所定の機能を得ていたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の遠方監視
装置では、各地に点在する子局装置に実時間を計時する
時計部を有していることから、その時計部の停電保護と
してバッテリーを必要であった。このことは、子局装置
が設置される場所は通常、無人であることが一般的であ
り、有寿命部品であるバッテリーのメンテナンスに要す
る手数が大きかった。また、時計部には通常、誤差を有
するため、定期的に時計部を校正しなければならず、メ
ンテナンス性に問題点があった。
【0004】また、子局装置に蓄積される計測データに
は時刻データが付随しているため、データを格納するメ
モリエリア並びに親局装置へ伝送する通信データ量が増
大するという問題点があった。
【0005】さらに、親局装置に伝送された計測データ
から帳票作成などのデータ処理を行うデータ処理装置
は、例えば、パーソナルコンピュータなどの汎用コンピ
ュータが用いられている。しかしながら、親局装置から
転送される計測データを受信するために、パーソナルコ
ンピュータなどの汎用コンピュータは常時、遠方監視装
置のデータ処理装置専用として稼動しておく必要があ
り、資源の有効活用の阻害要因となるという問題点があ
った。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を解決するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、子局装置が計測量を入力し、計測データとしてメモ
リへ蓄積するタイミングを親局装置のポーリング実行時
に与えられる時間インターバルデータを元に生成するよ
うにさせ、さらに、親局装置には子局装置からの計測デ
ータパケットを格納するハードディスク記憶部を設け
て、加えて、ハードディスク記憶部に格納された計測デ
ータパケットを外部に接続されたデータ処理装置へ転送
できるようにしたものである。
【0008】
【作用】親局装置が1つあるいは複数の子局装置にポー
リングを行う際に、子局装置が計測量を入力し、計測デ
ータとしてメモリエリアに格納する時間インターバル、
例えば、1時間といったデータを子局装置に自動設定す
る。子局装置は、ポーリングを受けた時点から設定され
た計測時間インターバルの計時を開始し、計時がタイム
アップすると、計測量を入力し、計測データをメモリエ
リアに蓄積すると同時に計測時間インターバルの計時を
再開始する。この際、計測データには、ポーリングを受
けてから、何回目のインターバル計時後の計測データか
を識別するサンプリング番号を付随させておく。子局装
置は次にポーリングを受けるまでこの動作を繰り返し行
う。
【0009】親局装置は実時間を計時する時計部の時刻
データを元に別途設定されたポーリング時刻になるとポ
ーリングを行う。このポーリングによって子局装置から
親局装置へ伝送されるデータは、子局装置のメモリエリ
アに蓄積された一括のサンプリング番号付き計測データ
パケットである。したがって、実時刻付きの計測データ
パケットよりもデータ量は少ない。親局装置は、ポーリ
ング実行タイミングと計測時間インターバルにより、計
測データに付随されたサンプリング番号を実時間に変換
する処理を行い、実時間付きの計測データパケットにす
る。
【0010】また、親局装置に設けたハードディスク記
憶部には、複数子局装置分の実時間付きの計測データパ
ケットが格納される。また、外部に接続されるパーソナ
ルコンピュータなどのデータ処理装置は帳票作成など計
測データを用いて作業を行う時のみ、親局装置に設けた
ハードディスク記憶部にアクセスし、実時間付きの計測
データパケットを読み出す。これにより、データ処理装
置は常時、遠方監視装置に占有される必要はない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2,図
3,及び図4を用いて説明する。
【0012】図2は、この種の遠方監視装置の全体構成
図を示したものである。子局装置11には計測量信号1
a〜1mが入力されており、また、伝送線により加入者
電話回線網40に接続されている。同様に子局装置12
〜1Nについても計測量信号2a〜2m,Na〜Nmが
それぞれ入力され、伝送線により加入者電話回線網40
にそれぞれ接続されている。親局装置20は伝送線によ
り加入者電話回線網40に接続され、子局装置11,1
2〜1Nと通信を行う。また、親局装置20には、例え
ば、パーソナルコンピュータなどのデータ処理装置30
が接続され、データ処理装置30は親局装置20からの
計測データにより帳票作成などを行う。
【0013】次に、図1により本発明の一実施例の子局
装置11及び親局装置20の構成を説明する。子局装置
11の動作制御は制御演算部111によって行われてい
る。制御演算部111はファームウェアプログラムを含
むマイクロプロセッサで構成されている。計測量信号1
a,1b〜1mは、例えば流量積算信号、水位信号など
が入力され、計測入力部112によりサンプリングされ
る。計測量信号1a,1b〜1mをサンプリングするタ
イミングは制御演算部111によって与えられるが、そ
の元となる起動は周期計時タイマ113によって発せら
れる。サンプリングされた計測データは、何回目のサン
プリング値なのかを識別するためにサンプリング番号が
付加されてメモリ部114に格納される。この時、前回
格納したメモリ部のアドレスから加算更新したアドレス
に格納し、計測データを蓄積する。図3にメモリ部11
4に蓄積された計測データパケットの一例を示す。サン
プリング番号の後に信号No.,計測データを1a,1b
〜1mに対応する順序に格納されている。この計測デー
タパケットは、親局装置20からのポーリングによって
親局装置20へ伝送される。送受信制御部115,変復
調部116,網制御部117は、加入者電話回線網40
を介して親局装置20と通信を行うことを可能にしてい
る。
【0014】親局装置20は、制御演算部201,実時
間計時の時計部202,バッテリー203,設定部20
4,データ処理装置用インターフェイス部205,ハー
ドディスク記憶部用インターフェイス部206,ハード
ディスク記憶部207,送受信制御部208,変復調部
209,網制御部210によって構成されている。親局
装置20全体の動作制御は制御演算部201によって行
われる。制御演算部201はファームウェアプログラム
を含むマイクロプロセッサで構成されている。設定部2
04は遠方監視装置の運転に必要なパラメータを設定す
る部位であり、例をあげると、子局装置11,12〜1
Nへポーリングをかける時刻あるいは周期などの設定、
子局装置11,12〜1Nの計測サンプリングインター
バルの設定、子局装置11,12〜1Nの電話番号の設
定などがある。実時間計時用の時計部202はバッテリ
ー203により停電保護されており、制御演算部201
は、時計部202の年,月,日,時,分,秒のデータ及
び設定部204のポーリング時刻あるいは周期などのデ
ータを参照することにより、子局装置11,12〜1N
へのポーリング実行タイミングを生成する。ここで、制
御演算部201がポーリングを実行する際、子局装置1
1,12〜1Nに対して計測データ要求を行うととも
に、以後の計測サンプリングインターバルデータも伝送
する。また、子局装置11,12〜1Nはこれに応答し
て、図3に示す計測データパケットを伝送する。前記に
述べたように、子局装置からの計測データパケットには
実時間データがなく、サンプリング番号が付加されてい
るため、制御演算部201は、次のような算出方法でサ
ンプリング番号からサンプリング時刻を求める。
【0015】 (サンプリング時刻)=(サンプリングインターバル)×(サンプリング番号) +(前回のポーリング時刻) …(数1) これによって、制御演算部201は図4に示すような実
時間データ付きの計測データパケットの構成が可能とな
る。尚、送受信制御部208,変復調部209,網制御
部210は加入者電話回線網40を介して子局装置1
1,12〜1Nと通信を行うことを可能にしている。
【0016】図4に示される計測データパケットは、ハ
ードディスク記憶部用インターフェイス部206を介し
てハードディスク記憶部207に格納され、保存され
る。
【0017】次に、外部に接続されているデータ処理装
置30により帳票などを作成する場合は、データ処理装
置30から親局装置20に対して計測データパケットの
要求をデータ処理装置用インターフェイス部205を介
して行われる。この要求に対して制御演算部201は、
ハードディスク記憶部207内の計測データパケットを
読み出し、インターフェイス部205を介してデータ処
理装置30へ転送する。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、各地に点在する子局装
置に実時間計時用の時計部がないため、通常、無人状態
で運転されることが一般的な子局装置に対して、時計部
の定期的な校正を行うために子局装置を巡回する必要も
なく、また、時計部の停電保護用としてのバッテリーも
不要となり、有寿命部品であるバッテリー交換もなく、
メンテナンス性にすぐれた遠方監視装置が提供できる。
【0019】また、子局装置が蓄積する計測データには
実時間データを付随させる必要がなく、子局装置のメモ
リエリア並びに親局装置への通信量を低減させることが
できる。
【0020】さらに、親局装置に設けたハードディスク
記憶部に計測データパケットを記憶させ、外部に接続さ
れるデータ処理装置から計測データパケットの読み出し
が可能となることから、データ処理装置を遠方監視装置
専用として常時、稼働おく必要がなく、資源の有効活用
が可能となるような遠方監視装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における遠方監視装置の構成
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における遠方監視装置の全体
構成図である。
【図3】本発明の一実施例における遠方監視装置の子局
装置が蓄積する計測データパケットの構造を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例における遠方監視装置の親局
装置に設けたハードディスク記憶部に格納される計測デ
ータパケットの構造を示す図である。
【符号の説明】
11…子局装置No.1、12…子局装置No.2、1N…
子局装置No.N、20…親局装置、30…データ処理装
置、40…加入者電話回線網、111…子局装置の制御
演算部、112…子局装置の計測入力部、113…子局
装置の周期計時タイマ、114…子局装置のメモリ部、
115…子局装置の送受信制御部、116…子局装置の変
復調部、117…子局装置の網制御部、201…親局装
置の制御演算部、202…親局装置の実時間計時用時計
部、203…親局装置のバッテリー部、204…親局装
置の設定部、205…親局装置のデータ処理装置用イン
ターフェイス部、206…親局装置のハードディスク記
憶部用インターフェイス部、207…親局装置のハード
ディスク記憶部、208…親局装置の送受信制御部、2
09…親局装置の変復調部、210…親局装置の網制御
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの親局装置と1つあるいは複数の子局
    装置とから成り、加入者電話回線網を伝送路とする遠方
    監視装置において、子局装置には計測対象からの計測信
    号を入力する計測入力部と、特定の時間インターバルを
    生成する手段と、前記時間インターバル毎に計測入力部
    からの計測データを蓄積するメモリエリアを備え、ま
    た、親局装置には実時間を計時する時計部と、1つある
    いは複数の子局装置に蓄積された計測時間インターバル
    毎の計測データパケットをポーリングによって収集する
    手段と、前記ポーリング実行タイミングを設定する手段
    を備え、さらに子局装置の計測時間インターバルを親局
    装置からのポーリング実行時に親局装置から自動設定さ
    せるようにしたとを特徴とする遠方監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1の遠方監視装置において、親局装
    置に各子局装置からの計測時間インターバル毎の計測デ
    ータパケットを格納するハードディスク記憶部を設け、
    ハードディスク記憶部に格納された計測データパケット
    を外部のデータ処理装置へ転送可能にしたことを特徴と
    する遠方監視装置。
JP23780091A 1991-09-18 1991-09-18 遠方監視装置 Pending JPH0576074A (ja)

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JP23780091A JPH0576074A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 遠方監視装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011089678A1 (ja) * 2010-01-22 2011-07-28 パナソニック株式会社 電力収集装置、電力計測装置及び電力収集方法

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